★ケース1
・・・・・・小学5年生 (女の子)
うちは1歳の時からコンスタントに、年一回レントゲンをとっています。
(現在、小学校5年生の女の子です。)
これまでずっと骨年齢が実際の年齢を上回ったことはありません。
2歳〜5歳くらいの幼児期には、半年〜1歳くらい下回っていました。
小学校4年の時に 身長がぐんと伸びて、やっと年齢相当となりました。
主治医は骨年齢の診断をする時、レントゲンと同じ大きさの、とても大きな本を持ってきて、説明をしてくれます。
その本には、一才ごとの実物大のレントゲン写真が載っています。
これが2歳の標準の写真、そしてこれが3歳・・・
だからちょうど今、2歳半くらいになりますね。
なんていう調子です。とてもわかりやすかったです。
いちがいに、2歳進んでいるといっても、10歳の2歳と、たった3歳の2歳では、
ずいぶん違う気がします。
3歳で2.5歳進んでいるとなると、2倍ちかく進んでいることになりますよね。
この薬のわずかなさじ加減は、とても微妙なものです。
うちの子は背が低いのをとても気にするようになったので、
4年のとき、背を伸ばすため、許容範囲ギリギリまで薬を減らしました。
その結果、急激に身長が伸びました。
その反面、体調が悪くなり、学校に行けない日が多くなり、一年で30日も学校を
欠席してしまいました。
(これも承知の上でしたが・・・)
ある程度背が伸びたので、今は元の量に戻しています。
薬のさじ加減がいかに大切であるかを、痛感したできごとでした。
(注:小さい時にこんなことをするのは、良くないと思います。安定している
小学校中学年〜高学年の頃、何を優先するかで一時的に薬の量を調節しました。
・・・でも、これも本当はお勧めできることではないかもしれません。)
主治医に確認をしたところ、とても不思議な話しなのですが、
「薬が足りなくて成長が進みすぎる」というのも
「薬が多すぎて成長が進みすぎる」というのも
どちらも正しいそうです。
骨年齢を見る場合、まず大切なのは、薬による日頃のコントロールがどれだけ出来ているかという事です。
17OHPの値とACTHの値がしっかりコントロールできている状態かどうかで、違ってくるというのです。
★薬が足りなくて男性ホルモンが押さえきれず成長が進んでしまう場合。
★薬が多すぎて、その副作用によって成長が進んでしまう場合
なので、何が原因で成長が進んでいるのかを把握しないと、
まったく逆の処置をしてしまうことになります。
今までの血液検査のデータと骨のレントゲンを総合的に判断して、最適な薬の量を決めてもらうことが大切だと思います。
骨年齢に関して・・・
4月にとったレントゲンと一年前にとったレントゲン、さらに標準の子のレントゲン写真が載っている本、この3つを見ながら説明をうけました。
すると、両方の親指の第2間接のすぐ外側に米粒大の白い点が出来かけていました。これが出来はじめるのが、10歳8ヶ月頃。
うちの子は今10歳4ヶ月。
この骨1点だけを見るとそうなのですが別の場所の骨はもう少し進んでいたりするのです。(たとえば、手首の一番外側の骨の先の隙間が10歳8ヶ月では、もう少しあいているのに、うちの子はつまってつながった感じになっています。)
ということは、骨年齢というのは、どの骨も同時に成長するのではなく、場所によって、ばらつきがあるということですね。
だから骨の一部分だけで判断するのではなく、総合的に判断する必要があることがわかります。