★遺伝子診断体験・・・ケース2(21水酸化酵素欠損症 女の子)
娘は、生後すぐにいくつかの特有の症状から、おそらくこの病気であろうと告げられました。
副腎過形成には、欠損している酵素の種類などによって、何種類かの病型があり、
その診断を確定するために遺伝子診断が行われました。
結果がでるまでには、1週間を要し、この病気の90%を占めるといわれる21水酸化酵素欠損症と診断されました。
一方、私たち家族は、子供が誕生して1年を迎える頃、担当の小児科の先生の勧めで
家族全員の遺伝子診断を行いました。(血液検査)
まともに実施するとかなりの費用がかかると聞きましたが、各機関のご好意により、
研究対象としていただき、大変助かりました。
結果・・・父親は、保因者・母親は、不明・兄は、保因者(患者とは5歳ちがい)
父親はこの病気の最もポピュラーなタイプの遺伝子とわかり兄もこの遺伝子を受け継いでいました。
この病気となる遺伝子のタイプは数種類あり、その中のよくわかっているものだけで、
およそ90%を占めるそうです。
残りの10%は、まだよく解明されていない遺伝子や突然変異が考えられ、母親(私)はそれにあたるそうです。
この遺伝子診断を始めた頃、ちょうど第3子を妊娠し、その子の出生前診断に役立ちました。