妊娠の判明と同時にデカドロン治療を開始しているので診断に際しては以下のようにする。
すなわち、デカドロン治療はホルモン分泌を抑制するので絨毛採取3日前より、
羊水採取4日前より一時的にデカドロン投与を中止して検体を採取する。
絨毛採取は9〜11週に、羊水穿刺は13〜16週に行う。
DNAが採取できたならば、Y染色体成分としてのSRYなどの検出を行い、
男性と判定したならば、その時点でデカドロン治療を中止する。
女児ならば継続する。
絨毛組織中ステロイド含有を測定し、17OHP,1000ng/g wt weight 以上ならば
CAHを疑う。
羊水浮遊細胞は 培養継代し、生存の確実なプレートのアガールごと
DNA 検査に役立たせる(Y成分やCYP21など)事が可能である。
これは絨毛が採取できない場合に有用である。
羊水中17OHP濃度は10ng/ml 以上の時CAHを強く疑うことができる