9/06-9/12


アカデミックライティング
ギリシャの会議まで,新留学生向けの英語(というより授業)補習コースに参加している。レスター大の主要部門である博物館学や美術史の学生が多い。そのためかわからないが,「図書館をうまく使って文献調査をし,それをまとめる」というのがアカデミックライティングのレッスン。エンジニアの世界でいうところのフィージブルスタディーである。

当然,調査報告でも批評を加えることによって論文になるところが,私たちとは全く違う。こういうものは「解説記事」あるいは「解説論文」と呼ばれるだろう。技術系の論文では本が参考文献になるということはあまりない。あってもイントロから引っ張ったものに適当によさそうな本をあげておくとか。その呼び方だが,彼らはReferencesとBibliographyを区別している。前者は本当に引用(図や一節をひく)したもので,後者は参考にした程度だそうだ。

私も当然課題提出をしなければならない。あと1週間で国際会議に行くので,その準備もしなければならない。そこで,今ある所属研究室の日本語ホームページを英訳する,ということで片づけることにした。

セミナースキル
上記が読み書きで,このプレゼン練習が話す練習である。要するに発表と討論をミニサイズで練習させてくれるコースで「私の一番好きな仕事:プレゼン」の英語の練習である。これは本当に面白い。授業が面白いのではなく,リアクションが各国様々だからだ。先日は「検閲制度」についてのディベートで,エジプト人の女の子は必要との姿勢を最後まで貫き,イスラム派閥の谷間で心をどこにおいてよいのかわからない子供たちに犯罪映画などは絶対にみせられない,とたどたどしいながら演説し,私たちは先生も含めて納得させられてしまった。

英語を学習する
毎日山ほど知らない単語に出会う。技術論文しか読まないし,書かないため例えばreproducabilityなんていう単語はappleと同じくらいファミリアーなのに,blurbなんて単語は知らなかった。耳から覚えたrelevantのような単語はこんな簡単な綴りなのに書けなかったりする。日常生活に支障はない,自分の分野の会議ではこわがらずに質問できる,ヨタ話にはなんとか参加できるという程度ではピアノでいうとバイエル青本の真ん中あたりか。というようなことをぶつぶつ言っていたら「ピアノはしらないけど電話で欲しいものをゲットしたじゃないか」とバイクおじさんのトニーがなぐさめてくれる。彼は毎日1個ずつインフォーマルなフレーズを教えてくれるが,それは「ゴミの中にいるブタみたいに幸せそうだ」とかそういう妙なものが多い。

博物館学
博物館学ならイギリスは最適だと思う。世界中からモノをあつめて自分のもののように見せびらかすのは大得意な国だとクラスで話すと,エジプト人が盗んだんだとつなげ,ギリシャ人が一番いいものを持っていく...とつなげる。もちろん笑いながらなので国際紛争にはならないが。日本人学生はその博物館学だそうだ。でも結局2-3分くらいしか話す機会がなかった。

前の週

日記目次

Top Page

実験準備

Bookmark

次の週