12/01-12/02
ミディ・ピレネー特集のおまけ...初夏の特集はこちら
1路線しかないメトロ
| ゲームじゃないんだから...。質問に答えたらお金を入れてもいいよ,はないでしょう。英語版もなにもこんなに小さくしなくたっていいじゃない...しくしく。 |
Toulouseにも1路線だけ地下鉄があり(2つめはまだ工事中),新しく,きれい,快適,ホームの2重ドア完備。ロンドンの地下鉄とは大違い。もちろん全て運転手任せ安全装置無しの英国 RailTrack と,「TGV vs 新幹線」の飽くなき(良い意味としておこう)競争をしているフランス国鉄を一緒にしてはいけないが...。
幹線のToulouse Matabiau(マタビオ)駅は,ルーヴル美術館のミニチュア版のようなきれいな駅である。情報筋によると,ここの女性用トイレは一見の価値ありらしい。バスターミナルとは兼ねていないので,大学にバスで行くにはバス路線の集まっている(ターミナルという感じではない)Esquirol(エスキロル)にメトロで出る。マタビオ駅からMetroの表示を頼りに3分ほど歩くとMarengo SNCF(ここも幹線の駅のひとつらしい)に着くのでそこで切符を買う。
メトロとバスは同一切符でOK,結局Zone 1だけで市街部はどこにでも行ける。ロンドンのZONE 1-2みたいなもんである。横にオフィスが有り,そこでも切符は買える。ンービリエット...これはイタリアーノだ...単純にアンティケスィルヴプレでOKなはずだが,自販機の国・日本から来て切符自販機が使えないとは情けないではないか。そこで冒頭のようなことになったのである。
まず v を押さないと作業を開始しない。切符の種類を聞いてくるのでzone1の普通切符らしい1を選択。7.50フランの表示が画面に広がる。営団より安いななどと思いつつ10Fコインを入れようとすると受け付けない。別にEXACT MONEY ONLYではないのに。ロンドンや東京のように後ろに行列はないので落ち着いてスロットをのぞき込むと2本のツメがしっかり閉じてるではないか!こちらはお金を払おうとしてるのに。気を取り直して画面をよーくみるとさらに質問をされているような気がする。****(MAX=5)という文字が点滅しているがもちろんフランス語はわからない(特に書かれると全くダメ)。Maxというのは世界共通最大値,ということは枚数を訪ねているに違いないと解釈して1を入力。おめでとうございます!スロットが開きました。ようやく10Fを投入して切符を購入。これを大学の連中に話すとみんな知らないという。まあ車通勤が多いから無理もないが...。
エスキロルはキャピトル広場より気に入っている。広すぎず小さな店がごちゃっとしていて吉祥寺のような感じ。ちょっと歩くとポンヌフに出て美しい川辺を楽しめる。メトロの出口からBusの表示に従って表へ出れば,そこにバス停が3つならんでいる。別に区別はきちんとしていないので,なんとなく来たバスの中から番号を選んで乗り込み,メトロの切符のまま刻印(タイムカードをおす具合)すればOKだ。ただ,同じ番号で2箇所に行く(私の乗ったno.2がそう)のもあるので行き先も確認したほうが良い。日本のバス同様番号と行き先は大きく頭に表示されている。
英国のバスと違い,ちゃんと各駅にバス停で止まるし,構内放送で「次は...」とやってくれるのでとても安心。大学の入り口が終点なのだが,そこまで来て路頭に迷ってしまった。筑波大なみの大きさで,表示はすべて略号になっている。計5名に質問しつつ研究室に到着すると,見慣れた装置と見慣れないオシロスコープ,前回書いた別人のように見える楽しそうな妹分が待っていた。
あやしいフランス語
本当はとても不安だったので妹分とマタビオ駅で待ち合わせしようかなと思っていたのだ。彼女の家の電話も聞いてあるし...。彼女の両親は元イタリアンで,英語は全く話せない。「セ,***(自分の名前)。ジュヴードレパルレアヴェク***(彼女の名前)?」。完璧だ。が,彼女はいなかった。
聞き取れたわけではない。「ネ」と「パ」が聞こえたから否定文,モンタバンにかけたのにトゥールーズという単語が出てきたからまだトゥールーズにいるらしい。「ジュヴォア(I see.)」と合いの手を入れると,さらに家の人は話し続け,今度は「ドゥマン」という言葉が耳に入る。これはアドゥマンのドゥマン,ドゥマーニ,明日だ。明日どうせ会えますから...つまり英語で..., anyway...的なことを言いたかったが「ダコ(OK)」しか出なかった。これ以上聞き取ってるふりはできないので「メルシ,アヴォア」でおしまい。
少しはフレンチの勉強をしようと思っているのだが,文字にかかれると全く分からなくなる。複数形は英語同様sをつけるのだが,読まない。つまりお話するだけなら区別はない。隣の単語とつながる音が多いので「フレーズ丸ごと」の方が簡単なのである。数は有名な90=4x20+10をはじめ複雑怪奇。もう九九のように覚えていくしかない。
自信があるのはRの音。英国人と比較して,という前置きつきだが褒めてもらえる。宿泊先がGround Rond(大丸,英国のラウンダバウトの巨大版みたいなもの)の近く,というのも「上達したでしょ〜」のノリ。英語より区別をつけやすいのでついクセになる。
本当の音はこのダウンロード型サイトで,便利なフレーズ集は各国語そろったこちらのサイトで御確認下さい。両方ともほんとに使えます。
相性の問題
見かけはオシロスコープの方がオムッぽいので彼だろうか。特注ソフトウェア(彼女)との相性の問題なのである。彼女は一生懸命話しかけても彼はえっ?という感じ。お互いまだ会って間もないからねえ〜。一応なんとか並んで歩いてもらうようにしたが,なぜ歩けるようになったのか研究職という名の営業担当には分からない。
「一応の応急措置はできていると思いますが,まだ根本的な解決とはいえません」...「技術の者に問い合わせてみます」...Email往復...「やはりこのタイプ全てで同様の症状が確認されております」...「現在,この新機種への対応を始めておりますのでもう少々お待ち下さい。ええ,来年初頭にはなんとか。」「もし緊急の案件をおかかえでしたら,私どもの設備で測定させていただきますので,試料をお渡しいただけますか?御指定の条件で測定し結果を即お送りいたします。ええ,外部には公表いたしませんとも」...ということだ。この手の英語は自分でも驚くほど流暢になった。
I'll miss...
妹分も半年後にはPhDを取って英国からおさらばである。公園で話しながら,英国のなにをmissするだろうね...という話になった。適当な日本語はなんだろうか。恋しく思うではちょっと甘ったるいし。後でロンドン通信の質問箱にでも入れておこう。ここの伝言板は滞在中日本語で英国の愚痴を言える貴重な場所だった。
彼女の答えは Air 空気です。Toulouseは車が多く,大気汚染が進んでいるので,きれいな空気をmissする。これは本当。驚くことにロンドンでも空気はきれいなのだ。山が無くて風が強いので汚れた空気は全て海外へ...というのが彼女の解釈である。あとは何もないという。仕事があれば英国以外どこにでも行くそうだ。
私はAirもだが,Ryanairはもっと,ヨーロッパ各国にちょこっと行かれる便利さは本当にすばらしい。あとは一面の緑と道端の花,夏の長い日照時間,臭くないパスチャライズドのミルク(これは日本では高価)...くらいか。私は今後も仕事以外の観光で英国に来たくなることは多分ないだろう。ロンドンなら住んでも良い気がする。まあ毎年いやでも会議で来るけど。
英国いなか生活の行方
この週報もそろそろおしまいだ。次は最終号帰国準備編になるだろう。出張に役立つと思われるリンク,英国滞在を始める方の心の準備しか有効な再利用はできそうもない。帰国するとすぐ正月休みになるので,ちまちまと分類しようかと考えている。画像は絵日記風のページにまとめ本編は軽くしようと思っている。
そのまま続行中の感じを続けていらっしゃるサイト(英国見聞録),環境の変化がひとめで分かるサイト(daily honya)...帰国後の続け方は様々である。この場で...釈明しとかなきゃ。ほとんど日記のほとんどはalmost dailyのalmost部分をパクって日本語訳したわけじゃないです。ホントに。偶然なんです。ロンドン日誌愛読時にも私「ほとんど日記」で書いてましたから。意味も私の場合,いい加減な響きをもつ「コレってほとんど***だよね〜」のほとんどです。
ミディピレネーに行くぞ
なんだイタリア経由でいけるじゃないのトゥールーズ!恐怖のマルペンサ空港にアリタリアへ飛んで...そこで2日はほしいな...そしてToulouseにレジョナルエアで直行できる。あまり好きでないパリ経由なんかよりよっぽど楽しそう。アムステルダム経由がきっと安いのだろうけど,この際イタリアだ許してしまおう。
メールを送るほどでもないけどひとこと言いたい,という時にはこちらのページをお使い下さい。こうしたらちょっとはまともな紀行文風になるんじゃない?という御提案もお願いします。
帰国準備編 |