新規ツールバーの作成
最後によく使うスタイルや機能をツールバーに出してしまおう。Wordを自分なりにカスタマイズするのだ。普段使っているツールバーに追加してもかまわないが、この際だからeCTD用に新規のツールバーを作ってしまおう。
”eCTD_template07.doc”を開いて、今回で完成させるので”eCTD_template10.doc”(Ver.1.0のつもり)として保存しておこう。それでは、まず、[ツールバー(T)]から「ユーザー設定(C)...」を選ぼう。
図57 ツールバー(T)からユーザー設定(C)の選択 「ユーザー設定」から[新規作成(N)...]を選択しよう。
図58 ユーザー設定から新規作成(N)... 新しいツールバーの「ツールバー名(T):」を「eCTDツール」とでもしておこうか。「ツールバーを保存するテンプレート(M):」は、”eCTD-template10”だ。くれぐれも”Normal.dot”を選択しないように。
図59 新しいツールバー コマンドの登録
[OK]を押すと、WordのどこかにeCTDツールバーが現れる。「ユーザー設定」の「コマンド」タグを、「分類(G):」のスタイルを選んで「コマンド(D):」の標準を[eCTDツールバー]にドラッグ/ドロップしてみよう。[標準スタイル]がツールバーに登録される。今まで使っていた「書式設定ツールバー」の小窓から標準を探さなくても、このツールバーを使えば楽だ。
図60 eCTDツールに標準スタイルの登録 しかし、「標準スタイル」というのも長すぎる。「標準」いや「標」だけでも十分だろう。そこで、「ユーザー設定」の[選択したボタンの編集(M)]で編集しよう。「名前(N):」の「標準 スタイル」を「標」に変えてしまおう。図61の様になる。ドットでキャラクターなどを作る事が得意な方は、[ボタン イメージの編集(E)...]を選んで、イメージを作ってしまおう。その後、「既存のスタイル(U)」にチェックを入れると、作ったイメージがボタンになる。
よく使うスタイルは、標準、見出し、図表番号、箇条書きだろう。図表番号以外はスタイルからツールバーに登録する。
図61 選択したボタンの編集方法 図表番号を「分類(G):スタイル」から登録してもあまり使い道はない。「分類(G):挿入」から[図表番号...]をツールバーに登録してみよう。このツールバーを使うことで、[挿入(I)]-[図表番号(C)...]を選んだのと同じ事になる。
図62 図表番号は挿入から 最後に、「分類(G):挿入」から[記号と特殊文字...]をツールバーに登録して終わりだ。α、β...などのギリシャ文字など、記号と特殊文字を入力するために使用する。Wordの使い方で説明するが、なるべく単位など英数字で書くものは、英数字フォント(1バイト文字)を使用したい。α、β...、μ、℃、%などは日本語フォントでも準備されているが、後で英訳するとき英数字フォントに直す必要がある。しかし、見分けが付きにくいので変換もれになる。英語環境で2バイト文字が使われている場合、それ以降読めなかったり、ファイルが全く開けなかっらるする場合がある。
また、文書ファイルによって単位の書き方がまちまちでは見栄えが悪い。やはり統一しておきべきだろう。そのため、[記号と特殊文字...]をツールバーに登録しておいた。
図63 記号と特殊文字...の登録 さて、図64のようなツールバーが出来上がったので、適当なところにおいて使おう。また、ここによく使うツールを登録しておいても良いだろう。
図64 eCTDツールバー さあ、これで完成だ。これを使って、試験計画書、報告書、治験統括報告書などのCTD第3部〜第5部の文書用テンプレートと、第2部と第3部の作成用テンプレートを準備すればよい。
非臨床試験の報告書であれば、GLP省令の試験報告書の要件を満たすための項目追加、サインページの追加などが必要だ。
基本テンプレートに表紙を付けた、eCTD仕様のPDFだ。さあ、如何ですかな。
基本テンプレート”eCTD_template10.doc”の完成!!
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