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シネマジャーナルのサイトは下記に移転いたしました。 http://www.cinemajournal.net/ このページは下のURLに移りました。 http://www.cinemajournal.net/jouei/index.html (2005.06.01) |
●公開中/開催中
『酔画仙』
『故郷(ふるさと)の香り』
『1リットルの涙』
『運命を分けたザイル』
『マシニスト』
『ソン・フレール−兄との約束−』
『MAKOTO』
『アイ・アム・デビッド』
『ICHIGEKI 一撃』
『Uボート 最後の決断』
『火星人メルカーノ』
『にがい涙の大地から』
『レクイエム』
『香港国際警察/NEW POLICE STORY』
『失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン』
『シャーク・テイル』
『ビューティフル・デイズ』
『永遠のハバナ』
『微笑みに出逢う街角』
『バンジージャンプする』
『サマリア』
『恋の風景』
『隣人13号』
『フレンチなしあわせのつくり方』
『コーヒー&シガレッツ』
『真夜中の弥次さん喜多さん』
『BEAT KIDS ビートキッズ』
「韓流シネマ・フェスティバル2005」
『インファナル・アフェアIII 終極無間』
『レジェンド 三蔵法師の秘宝』
『愛の神、エロス』
『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』
『シャウト オブ アジア』
『PTU』
『村の写真集』
『さよなら、さよならハリウッド』
『キャビン・フィーバー』
『ベルリン、僕らの革命』
『ウィスキー』
『ヘアスタイル』
『わが家の犬は世界一』
『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
『英語完全征服』
『ベアテの贈りもの』
『平成職人の挑戦』
『バタフライ・エフェクト』
『KARAOKE−人生紙一重−』
「駅前シリーズぜんぶ上映!【前編】」
『ブルー・レクイエム』
『桃色 Colour Blossoms』
『美しい夜、残酷な朝』
●2005年5月21日〜
『ザ・インタープリター』
『30年のシスターフッド』
●2005年5月28日〜
『初恋のアルバム〜人魚姫のいた島〜』
『マイ・ブラザー』
『彼女を信じないでください』
『ミリオンダラー・ベイビー』
『チャレンジ・キッズ ―未来に架ける子どもたち』
●2005年6月4日〜
『バス174』
『ドイツ映画祭2005』
●2005年6月11日〜
『夢の中へ』
『トラブル IN ベガス』
『50回目のファーストキス』
●2005年6月15日〜
『第13回フランス映画祭 横浜2005』
●2005年6月18日〜
『楳図かずお 恐怖劇場』
『ザ・リング2』
「フラッシュバック/フラッシュフォワード:過去への視線」
●2005年6月25日〜
『ワンナイト イン モンコック 旺角黒夜』
『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』
『ダニー・ザ・ドッグ』
●2005年7月以降
『マイ・ファーザー』
『逆境ナイン』
『ヴェラ・ドレイク』
『恋する神父』
『おまけつき新婚生活』
『ヒトラー 〜最期の12日間〜』
| 公開中/開催中 |
●『酔画仙』
監督:イム・グォンテク
脚本:イム・グォンテク、 キム・ヨンオク 製作・企画 イ・テウォン 撮影:チョン・イルソン
出演:チェ・ミンシク、アン・ソンギ、ソン・イェジン、キム・ヨジン、ユ・ホジョン、ハン・ミョング、チョン・テウほか
2002年/韓国/1時間59分/ビスタサイズ/ドルビーSRD/原題CHIHAWSEON/ R-18
時は朝鮮時代末期。 酒と女を愛し、神業のような筆遣いで絵を描き上げたという伝説の画家 「張承業/チャン・スンオプ」をチェ・ミンシクが演じる。 貧しい子供だったスンオプの才能を見出し、生涯の師となる学者にアン・ソンギ。 韓国きっての演技派の二人に、 本作が映画デビューとなったソン・イェジン、ユ・ホジョンらの女優が花を添える。
底辺の生活から宮廷画家までのぼりつめ、 三大画家の一人と呼ばれながらもその生涯が謎に包まれているスンオプ。 破天荒に生きた彼を演じるため、ミンシクは減量ならぬ増量に励んだそうで貫禄たっぷり。
提供:新日本映画社/配給:エスパース・サロウ/後援:韓国大使館文化部
スンオプが淡い恋心を抱くお屋敷の娘を演じるソン・イェジンがみずみずしい。 アン・ソンギはさすがの品格。カメラが画家の眼になったように画面の風景も美しく、 また壮大。
「酔画仙」と称されるスンオプの最期は明らかでなく、 仙人になったとも言われている。映画のラストに注目。
第55回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞作品
第28回セザール賞最優秀外国語映画賞ノミネート
第23回青龍賞最優秀作品賞・監督賞・撮影賞
★東京での上映は終了しています。詳しい上映情報は公式HPをご覧ください。
| 2004年1月29日〜 |
●『故郷(ふるさと)の香り』(原題 『暖 ヌアン』)
監督:フォ・ジェンチイ
脚本:チウ・シー
撮影:スン・ミン
音楽:サン・パオ
原作:モォ・イエン「白い犬とブランコ」2003 NHK出版刊
出演:グオ・シャオドン、リー・ジア、香川照之ほか
小さな山村にジンハー(グオ・シャオドン)が10年ぶりに帰ってきた。大学を出て、北京の役所に勤めている彼は、恩師の揉め事の解決にやってきたのだ。街へ戻ろうと したとき、かつて恋人だったヌアン(リー・ジア)に出会ってしまう。約束を果たさなかったジンハーは思わず、「恨んでいないか」と聞くのだった。
『山の郵便配達』、『ションヤンの酒家(みせ)』と、続けて作品が公開されたフォ・ジェンチイ監督の最新作。
昨年の東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、東京グランプリと最優秀男優賞(香川照之)に輝きました。
美しい山の風景の中で、叶わなかった初恋とよみがえってくる数々の思い出が語られます。抑えた演技のグオ・シャオドン、きりりと清楚なリー・ジアも良いですが、言 葉の不自由な純朴な男ヤーバを演じる香川照之が出色。(白)
公式 HP >> http://www.furusatono.com
★東京での上映は終了しています。詳しい上映情報は公式HPをご覧ください。
*シネジャ60号、「2003年東京国際映画祭」の特集に、グランプリを受賞したこの『暖 ヌアン』のティーチインとミーティングの取材報告があります。
| 2005年2月5日〜 |
●『1リットルの涙』
監督:岡村 力
脚本:山本文太、田中貴大
制作:オールアウト
主題歌:「空へ」加藤郁子
挿入歌:「グライダー」大森洋平
原作「1リットルの涙」木藤亜也著、「いのちのハードル」木藤潮香著 エフエー出版
出演:大西麻恵、かとうかずこ、鳥居かほり、芦川よしみ、松金よね子、浜田光夫ほか
中学3年の亜也は「脊髄小脳変性症」という難病にかかる。反射的に身体のバランス をとり、素早くなめらかに動くことに必要な神経細胞が変化していき、ついには消え てしまうというものだ。身体がふらつくのから始まって、やがては喋ることや動くこ とがだんだんできなくなってゆく。主治医から説明を聞いた亜也は日記をつけ、この 病気を背負って生きてゆく決心をする。「そう言えるようになるまでには、少なくと も1リットルの涙が必要だった(日記より)」
こういう病気があることを映画を観て初めて知りました。映画初主演の大西麻恵は同じ症例の方のビデオを繰り返し見たり、養護学校で身をもって体験、役作りをしたといいます。迫真の演技。 観客はしだいに病状が進んで行くのを見守る形になり、これが辛くて泣けてしまいます。病気と闘った本人と支えてきた周りの方々を思うと、泣いてるだけでいいのかとはたと考えます。もすこし人に優しくしようっと。気丈な母を演じたかとうかずこも良かったです。(白)
2004年/日本/98分/アメリカンヴィスタ
配給:1リットルの涙上映委員会
★東京での上映は終了しています。詳しい上映情報は公式HPをご覧ください。
公式 HP >> http://www.allout.co.jp/
●『運命を分けたザイル』
監督:ケヴィン・マクドナルド 『ブラック・セプテンバー/五輪テロの事実』 アカデミー賞ドキュメンタリー長篇賞受賞
原作:ジョージ・シンプソン 「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」 岩波現代文庫
出演:ブレンダン・マッキー、ニコラス・アーロン、オリー・ライアル、ジョー・シ ンプソン、サイモン・イェーツ、リチャード・ホーキング
1985年、英国人登山家ジョー・シンプソンとパートナーのサイモン・イエーツはアン デス山脈にある、標高6,600メートルの難関、シウラ・グランデ峰の西壁登頂に成功 する。しかし下山途中に壮絶な嵐に見舞われる。視界ゼロ、体感温度マイナス60℃の 悪条件の中、足場が崩れてジョーは滑落し、片足を骨折してしまう。山での骨折は死 を意味する。激痛で自らを支えることすら出来ないジョーを生還させるべく、果敢に 救出を試みるサイモンだったが、ジョーの体はバランスを崩し、標高6,400メートル の氷の絶壁で宙吊りになってしまった。
これは実話です。俳優の演じるシーンの間に、ジョーとサイモンの二人が交互に当時の様子を語ります。
生還するのだとわかっていても、遭難のシーンがとてもリアルでなんとも言いようのない不安や恐ろしさを感じました。誇張も脚色もしていない「真実の物語」なのだという迫力に押されました。山の風景は素晴らしく美しいです、が、ああ怖かった・・・。(白)
2003年/イギリス/カラー/1時間47分/ヴィスタサイズ/ドルビーSRD
配給:アスミック・エース
2004年 イギリス・アカデミー賞 最優秀英国映画賞受賞
2004年 第17回東京国際映画祭 特別招待作品
★東京での上映は終了しています。詳しい上映情報は公式HPをご覧ください。
公式 HP >> http://unmei-zairu.com/
| 2005年2月12日〜 |
●『マシニスト』
監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:スコット・コーサー
出演:クリスチャン・ベイル、ジェニファー・ジェイソン・リー
機械工(マシニスト)のトレバーはこの1年眠ることができず、誰もがその存在を危ぶむほどやせ細っていた。眠れぬ夜には、娼婦のスティービーの部屋に行くか、 空港のカフェに行って優しいウェイトレスのマリアと話すことが慰めとなっていた。ある日、冷蔵庫に不気味な紙が貼られているのを見つける。いったい誰が? 何のために?それからというもの、工場には謎の男アイバンが現れたり、同僚が事故で腕を切断したりと、奇妙なことが起こり始める。トレバーは誰かが 自分を罠に掛けようとしているのではないかと感じ、真相を探り始めるのだが、、、
宣伝の仕方が恐怖映画のようで、また『ソウ SAW』のように怖いのかしらと思って観に行ったが、全然違っていた。確かに、クリスチャン・ベイルのやせっぷりは驚異的で恐い。語り口もサスペンス&ホラーなのだが、怖いと言うより「なんでこうなってるの?」という謎解きへの関心の方が高まる。(梅)
公式 HP >> http://www.365sleepless.com
2004年 サンダンス映画祭ワールドプレミア出品作品
2004年 ベルリン国際映画祭正式出品作品
2004年 ニューシャテル国際ファンタスティック映画祭 最優秀作品賞主要2部門受賞
2004年/スペイン・アメリカ合作/スコープ/SRD/102分
配給:東芝エンタテインメント
★東京での上映は終了しています。詳しい上映情報は公式HPをご覧ください。
●『ソン・フレール−兄との約束−』
監督:パトリス・シェロー(『王妃マルゴ』『インティマシー/親密』)
出演:ブリュノ・トデスキーニ、エリック・カラヴァカ、モーリス・ガレル
ブルターニュの荒涼とした海を見つめる二人の兄弟。「生きた証にお墓は海辺に大理 石で簡素なものを」と、不治の病に冒された兄トマは、弟リュックに頼む。同性愛の 弟とはいつの頃からか疎遠になっていたが、死を目前にして、弟に助けを求めた兄・・ ・。
12キロもの減量で死期を迎えた人物をリアルに演じたトデスキーニ。いつもは考えま いとしている「死」というものが、誰にでも訪れるものであることを感じさせてくれ る。が、見終わったときに沸き起こるのは、不思議なすがすがしさだ。人生とは、愛 とは、家族の絆とは・・・ 演劇・オペラ・映画に奇抜な才能を発揮するパトリス・ シェローが、静かに人生を描いた珠玉の作品。(咲)
公式 HP >> http://www.moviola.jp/son-frere/
第53回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)受賞
2003年/フランス/35mm/1:1.85/カラー/90分/ドルビーサラウンド
配給:クレストインターナショナル、ムヴィオラ
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
→ Web版特別記事 パトリス・シェロー監督 1月19日 来日記者会見レポート
| 2005年2月19日〜 |
●『MAKOTO』
監督・脚本:君塚良一
原作:郷田マモラ「MAKOTO」講談社刊
音楽:川井憲次
撮影:林淳一郎
製作総指揮:平井文宏
主題歌「夢の真ん中」、挿入歌「胸の言葉」:河口恭吾
キャスト:東山紀之、和久井映見、哀川翔、室井滋、ベッキー、河合美智子、小堺一機、中島啓江、別所哲也、佐野史郎、武田鉄也ほか
法医学研究所の監察医、白川真言(まこと)には特殊な能力があった。子供の頃から 死んだ人の霊が見えるのだ。彼らはこの世に強い想いを残して死に、その想いを愛す る者に伝えるまで消えることはない。真言は自分の力に苦しみつつも、生きている者 に伝えるのが自分の仕事であると考えていた。妻の絵梨も彼の支えだったが、多忙す ぎる真言と心がすれ違いはじめる。
TVドラマ「ずっとあなたが好きだった」、「踊る大捜査線」など、映画では『パラ サイト・イブ』、『恋人はスナイパー』の脚本を手がけた君塚良一の初監督作品。舞台が続いている東山は14年ぶりの映画出演となった。自分の能力と妻(和久井映見) との愛の狭間で苦しむ主人公を熱演。脇を固める俳優たちも個性派揃い。
監察医として解剖するだけではわからない、遺体の抱える痛みや秘密を解き明かしていくところが面白い。最初の幼い娘とシングルマザー(河合美智子)のパートが泣かせる。何か出てきそうな研究室や暗い物陰、それと対照的に明るい青空の下の公園、 海岸・・・雪の降るシーンも綺麗だった。(白)
2005年/シネマスコープ/カラー/DTSステレオ/1時間55分公式 HP >> http://makoto-movie.jp/pc.html
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
劇場窓口にて「想いが伝わるアロマお香つき前売り鑑賞券」発売中!¥1300です。
●『アイ・アム・デビッド』
モナコ映画祭:最優秀女優賞受賞、最優秀新人賞受賞
サンディエゴ映画祭:最優秀作品賞受賞、最も有望な俳優賞受賞
監督・脚本:ポール・フェイグ
原作:アン・ホルム
キャスティング:ピッパ・ホール、シャイラ・ルビン
撮影監督:ロマン・オーシン
キャスト:ベン・ティバー、ジム・カヴィーゼル、ジョーン・プロウライト、ヒリストヴ・ショッポ
ブルガリアの強制収容所で暮らしていた12歳のデビッドは、ある男の指示に従って収容所を脱走し、ベルギーへと向かう。 収容所での極限の生活しか知らない彼にとって、外の世界は初めて経験する事ばかりで、旅は緊張と苦難の連続。 しかし人の優しさに触れるのもまた初めてのことだった。多くの幸運な出会いと経験の中で、少しずつ人を信じる事と笑顔を取り戻していくデビッド。そして旅の果てには、奇跡が待っていた。
原作はデンマークで1963年に出版され、主にヨーロッパやアメリカでベストセラーになった児童小説。従って、当時の厳しい時代背景を踏まえつつも、非常にファンタスティックな内容だ。舞台がブルガリア、イタリア、スイスなのにセリフが英語(アメリカ映画だからね) なのが納得いかないが、役者の良さが補って余りある。主人公を演じるベン・ティバーは本作が映画デビュー。彼を得たことがこの映画の 最大の功績では?また、デビッドの親子ほども年の離れた友人ヨハン役のジム・カヴィーゼルは、本作での演技が『パッション』の キリスト役を射止めるきっかけになったそうだ。そして、デビッドが出逢う優しい老婦人ソフィー役のジョーン・プロウライトがとても良い。(梅)
2004年/アメリカ/93分/ドルビーSDR/ビスタ/カラー/原作:角川文庫刊
宣伝:日本ヘラルド映画アートハウス・チーム+ルビコン
提供:日本ヘラルド映画、ポニーキャニオン、テレビ東京 / 配給:日本ヘラルド映画日本ヘラルド HP >> http://www.herald.co.jp
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
監督:レオン・ポーチー
脚本:トレヴァー・ミラー
出演:スティーブン・セガール、アイダ・ノヴァクスカ、マット・シュルツ、アグニェシュカ・ヴァグネル
ウイリアム・ランシングは政府機関のエージェントだったが、任務に疲弊して一人山中で暮らしている。ボランティア組織を通じて知り合った、ポーランドの孤児院の少女イレーナとの文通に安らぎを見出していた。利発なイレーナに暗号を教えたり、希望を持って強く生きるよう書き送っていたが、突然連絡が途絶えてしまう。ランシングはワルシャワの孤児院を訪ねるが、院長は国際的な人身売買に加担しており、イレーナは組織によって連れ去られた後だった。
これは思っていたのと違うテイストでした。え?と監督を見たらレオン・ポーチー (香港の名作『風の輝く朝に』監督です)ではありませんか!まあ、びっくり。ハリ ウッド進出してこんな作品を作っていたのね。今までセガールが主演してきた「沈 黙」シリーズより、アクションが少なめで人との関わりの描写が多いです。(白)
“熱い男の祭典”アクション3連発作品の第2作。
ウェズリー・スナイプス主演の『アウト・オブ・タイム』が第1弾(未見)。1月29日より。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムの『レクイエム』が第3弾となる(後述)。
2004年/アメリカ/1時間25分/ビスタサイズ/ドルビーSR
配給:ギャガ・コミュニケーションズ 配給協力:リベロ公式 HP >> http://www.action-movie.jp/ichigeki/
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
●『Uボート 最後の決断』(In Enemy Hands)
監督:トニー・ジグリオ
脚本:トニー・ジグリオ、ジョン・E・ディーバー(原作)
出演:ウィリアム・H・メイシー、ティル・シュバイガー、スコット・カーン、トーマス・クレッチマン、ローレン・ホリールネ・ヘゲルほか
第2次大戦中、ヒトラーはUボートの建造を急がせた。ウルフパックと呼ばれたこの Uボート群は、1942年までに約1000隻の船を沈め、連合軍に大きな打撃を与えてい た。1943年、米軍の潜水艦ソードフィッシュは、Uボートを討つべく大西洋に出航す る。ランド艦長、チーフのネイトら10数名が乗り込んでいたが、高い伝染力を持つ髄 膜炎が発症する。不安がつのる中、Uボートに遭遇し、魚雷が命中したと喜んだ一瞬 のちにはこちらも被弾。生き残った乗組員は浸水した艦を捨てて脱出を図る。
冒頭、ネイトが妻のレイチェルに「生きて帰ってくる」と約束するシーンがある。日 本映画だと「お国のためにりっぱに戦って来い」と送り出すところだ。軍備、物資か らして負けていた日本は双方が死を覚悟しなければならなかった。本音は同じだった としても、口に出せない雰囲気であったに違いない。
この映画はソードフィッシュの乗組員たちが救助されてからが話のメインなる。実話 にもとづいているのか、創作なのか記されていないが、過酷な状況の下、兵士たちの 戦いは壮絶なものだったのは想像に難くない。Uボート乗組員は3万余いたが、2万8 千名が還らなかったという。アメリカ、ドイツの演技派俳優たちの演じるエピソード の一つ一つに泣けてしまい、戦争はいやだとつくづく思った。Uボートのヨナス艦長 を演じたテイル・シュヴァイガーがいい。(白)
2003/アメリカ映画/カラー/98分/シネマスコープ/ドルビーデジタル
公式 HP >> http://www.uboat-sk.jp
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
| 2005年2月26日〜 |
●『火星人メルカーノ』
監督:ホアン・アンティン
脚本:ホアン・アンティン、ラウタロ・ヌネス・デ・アルコ
南米アルゼンチン発、ラテン・アニメーション!
火星で平和に暮らしていたメルカーノは、ある日ペットの火星犬を地球から来た火星探査機によって殺されてしまう。 その復讐のために地球へと向かったメルカーノが降り立ったのはブエノスアイレス。地球でインターネットを経由してフリアン という男の子と友達になるが、フリアンの父はメルカーノが創ったネット上のバーチャル世界を利用して一儲けを企てる。
2002/アルゼンチン/75分/35mm・デジタルBcam/1:1.85/カラー
配給:アップリンクアップリンク HP >> http://www.uplink.co.jp
UPLINK FACTORYにて5月1日から11日まで上映
●『にがい涙の大地から』
海南友子監督作品
第二次世界大戦が終わり、日本軍が中国を撤退するとき、秘密裏に遺棄してきた毒ガスや砲弾によって被害を受けた人の数は、約2000人と言われている。
そのうち、60人くらいの人に取材し、実情を捉えたのがこのドキュメンタリーです。障害を負ったり、後遺症に苦しんでいたり、家族総出で働いても治療費がなかな か払い切れなかったりで、被害者本人だけでなく家族にも大きな負担がかかっている状況を、海南監督のカメラは写し出す。
被害を受けたことで人生が大きく変わってしまった人々の姿を、日本人としてはしっかり見なくてはならないと思います。ぜひ、上映会場に足をお運びください。(宮)
★上映スケジュール
■4月16日(土)東京平和映画祭 於 オリンピック記念青少年センター大ホール
5月6日(金) 中野ZERO視聴覚室 主催 日中友好協会中野支部
詳しい上映スケジュールはこちら->http://www014.upp.so-net.ne.jp/kanatomoko/page005.html
この作品はシネマジャーナル63号で紹介しています。公式 HP >> http://kanatomoko.jp.todoke.net/
この作品上映と同時に、海南監督の下記の作品も上映されます。
『マルディエム彼女の人生に起きたこと』
この作品は、太平洋戦争中、インドネシアで日本軍の従軍慰安婦にさせられたマルディエムさんを追ったドキュメンタリーです。今、NHKの番組「問われる戦時性暴力」の改編のことが問題になっていますが、この番組でも扱われた、民衆法廷「女性国際戦犯法廷」にも参加したマルディエムさんの、従軍慰安婦であった過去の状況を検証しています。(宮)
| 2005年3月5日〜 |
●『レクイエム』
監督:フィリップ・マルチネス
脚本:フィリップ・マルチネス、ローン・フェルー、ミック・ディヴィス
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、リサ・キング、ヴァレリー・ティアン、アンソニー・フレッドジョン、クロード・エルナンデス、ダニー・コーフ、サイモン・ヤム、フィリップ・タンほか
裏の世界で生きてきたベン・アーチャーは、愛する妻と息子との平穏な生活を願って いた。仲間に足を洗いたいと告げたその晩、ソーシャル・ワーカーをしている妻シン シアが中国人少女を連れ帰ってきた。その少女キムはチャイニーズ・マフィアのボ ス、スン・クアンに母親を殺され密入国して来たのだったが、追っ手に居場所を突き 止められてしまう。ベンの息子ニコラとキムは辛うじて逃げることができたが、シン シアと彼女の養父母は惨殺され、ベンは復讐を誓うのだった。
“熱い男の祭典”アクション3連発作品の第3作。
妻の鎮魂のために復讐に燃える男をJ=C・ヴァン・ダムが演じている。マルセイユ ・マフィア対チャイニーズ・マフィアの戦いでもあるせいか、陰惨な暴力場面が多く R−15指定となっている。
ヴァン・ダム1960年ベルギー生まれ、サイモン・ヤム1954年香港生まれ、6歳年上の サイモンのほうがお肌つやつや、ずっと若く見える。派手なアクションやカーチェイ ス場面は、南アフリカで撮影されたそうだ。仮面ライダー(古っ)ばりのバイクアク ションも多々。16歳以上の人も真似してはいけません。(白)
2004年/アメリカ映画/1時間30分/ビスタサイズ/ドルビーSR
配給:ギャガ・コミュニケーションズ 配給協力: リベロ
公式 HP >> http://www.action-movie.jp/
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
●『香港国際警察/NEW POLICE STORY』
監督:ベニー・チャン
製作:ベニー・チャン、ジャッキー・チェン、ソロン・ソ、バービー・タン
脚本:アラン・ユエン
出演:ジャッキー・チェン、ニコラス・ツェー、ダニエル・ウー、チャーリー・ヤン、ディブ・ウォン、アンディ・オン、シャーリーン・チョイ、テレンス・イン、ココ・チャンほか
路地裏で泥酔し倒れているチャン(ジャッキー・チェン)は香港警察の敏腕警部だっ た。1年前、残忍な犯罪集団の罠に陥り、大切な部下や友人を一人、また一人と目の 前で亡くしたのだ。婚約者ホーイー(チャーリー・ヤン)の弟もその戦いで殺されて しまっていた。そんな彼の前に「巡査1667」と名乗るシウホン(ニコラス・ ツェー)が現れ、チャンに立ち直って欲しいと懸命に説得する。一方、犯罪集団の ジョー(ダニエル・ウー)から再び警察への挑戦状がたたきつけられる。
ハリウッドへ進出していたジャッキー・チェンが、英皇集団(EEG)と共同で設立 したJCE(=ジャッキー・チェン・エンペラー)ムービーズの第一回作品。’85に ジャッキー自らが監督・主演した『ポリス・ストーリー/香港国際警察』をさらにス ケールアップしたのが本作。興行収入は5000万元を超え、香港・中国合作映画史上歴 代NO.1の記録を作った。 この映画の中のジャッキーは決してスーパーヒーローではなく、力及ばず助けられず 一人生き残って泣き、挫折して酒を飲む生身な人間を演じている。コミカルな部分は めっぽう明るいニコラスとシャーリーンが受け持ち、若いっていいわねーとおばさんな感想。同じく若いがダークな部分は、ダニエルやテレンスなど正邪どちらもOKな 若手が集合。昔の作品のようにスカッと楽しいところだけじゃないのは、20年たって世の中複雑になってきたからか?思わず力が入ってしまうカーチェイスや、目をつぶりたくなる高所でのアクション満載。(白)
2004/香港・中国合作/124分/スコープサイズ/字幕:岡田壮平
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンX東宝東和提供/東宝東和配給
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
公式 HP >> http://www.hongkong-police.com/
●『失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン』
提供:成龍(ジャッキー・チェン)
監督:張婉[女亭](メイベル・チャン)
撮影:黄岳泰(アーサー・ウォン)
出演:陳志平(チェン・ジーピン)<=房道龍(ファン・ダオロン)>、成龍(ジャッキー・チェン)<=房仕龍(ファン・シーロン)>
ナレーション:狄龍(ティ・ロン)
今や世界的アクションスターのジャッキー・チェン。彼はとても親孝行なことでも知られている。 しかし、両親にはその彼も知らない秘密があった。母の病気をきっかけに父が語り始めた彼らの過去。それは二人の壮絶な人生 の物語であり、またここ100年あまりの中国人民の歴史そのものだった。
今年1本目の映画から凄いものを観てしまった感じだ。何しろジャッキーの両親の人生が半端なく波瀾万丈で、その生き延びるために何でもし、何処へでも行く強さに只々感心した。この不屈の精神はしっかり息子ジャッキーに受け継がれているようだ。
母の過去について多少言及が甘いのは、何か問題が有ったのかしら。父の若い頃の写真を見ると、なかなかいい男だけど眼が怖いし(^^;)。 それにしても、中国の近代史に関わる映画を観ると日本人としては身の置き所がないといつも感じる。この映画でも父が日本軍に捕まったときに見せられた処刑シーンの描写が生々しく、辛かった。(梅)
中国(香港)映画/2003年/96分/ヴィスタ/ドルビーSRD/中国語
宣伝:フリーマン 提供:ハピネット・ピクチャーズ、マグザム 配給:マグザム
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
配給会社マグザム HP >> http://www.maxam.jp/index.html
●『シャーク・テイル』
監督:ヴィッキー・ジェンソン、ビポ・パージェンロン、ロブ・レターマン
製作総指揮:ジェフリー・カッツェンバーグ
音楽:ハンス・ジマー
声の出演:ウィル・スミス 、ロバート・デ・ニーロ 、レネー・ゼルウィガー 、ジャック・ブラック 、アンジェリーナ・ジョリー、マーティン・スコセッシほか
海底の町に住むオスカー(ウィル・スミス)は、 ホエール・ウオッシュで働くお調子者の小さな魚。 なにかと世話を焼くアンジー(レネー・ゼルウィガー)の恋心にも気づかず、 ハイソな暮らしを夢見ている。
一方、大ボス鮫ドン・リノ(ロバート・デ・ニーロ)は気弱な息子レニー (ジャック・ブラック)が悩みの種だ。 実はレニーはベジタリアンで小魚1匹食べられないのだった。カラフルな魚たちが、ポップな音楽に乗って繰り広げる一騒動。 超豪華なキャストの面々に表情やしぐさがそっくり!! たぶんアメリカ受けするギャグも多いのでしょう。
2004年/アメリカ/ドリームワークスアニメーション提供/カラー/1時間30分/ヴィスタ・サイズ
『ファインディング・ニモ』より大人向け, 若いカップルのデートにぴったりかも。(白)
モーション・ピクチャー・サウンドトラック発売中
★2005年3月5日より丸の内ルーブル他 全国松竹・東急系にて拡大ロードショー
配給:アスミック・エース http://www.asmik-ace.co.jp/cinema/index.html
公式 HP >> http://sharktale.jp/
●『ビューティフル・デイズ』
監督:ルディ・スジャルウォ
プロデューサー:リリ・リザ、ミラ・レスマナ
音楽:メリー・グスロウ&アント・フッド
出演:ディアン・サストロワルドヨ(『囁く砂』)、ニコラス・サプトラ、ラディア・シェリル、ティティ・カマル
チンタは詩を書くのが好きな明るい17歳の女の子。学校には4人の親友がいて、一緒に新聞部をやっている。今年も校内の作詞コンテストで優勝間違いなしと目されていたが、意外にも優勝したのはランガという少年だった。それ以来、チンタはランガのことが気になってしかたがないが、彼は他人を容易に寄せ付けず、二人は何かと喧嘩になる。しかし一冊の本がきっかけで、急速に惹かれあうようになる。一方、ランガと親しくなるほど親友たちとの関係がぎくしゃくし始め、チンタは悩むのだった。
なんだか年甲斐もなく、ボロボロ泣きながら観てしまいました。主人公たちがすごーく裕福なのがちょっと気になるのですが、「青春」が「初恋」が、 もうキラッキラ輝いています。映画の中で「詩が恋のきっかけだなんて、まるで70年代の恋愛映画みたいだ」とセルフつっこみ入れてますが、ちょっと今の日本じゃ考えられないようなピュアさ加減。でも、それが良いのです。ランガ役のニコラス君もリバーフェニックス似のいい面構えだし。青春をとうに過ぎた人も、まっただ中の人もきっと楽しめますよ。(梅)
一昨年バレンタインデーに公開され、250万人を動員したというインドネシア映画 史上最大のヒット作。これまで日本で上映されたインドネシア映画のイメージを覆 し、青春を楽しみ、恋や人生に悩む等身大の高校生の姿を見せてくれる。・・・が、 学校に自家用車を運転して行く姿には、いくら日本人駐在員がメイドを雇うお国柄と はいえ、ほんとかな?と思い、駐在経験者のインドネシア通の方に聞いてみたとこ ろ、まさにこの映画は富裕層の高校生そのものの姿とのこと。
詩については、アラビア文学やペルシア文学でも、詩がとても豊かなので、同じイスラーム圏のインドネシアでもその傾向があるのかと思ったのだが、かつては盛んだっ たけど、今は残念ながらそうでもないらしい。映画の中で詩をモチーフに使って、美しいインドネシア語の語彙の豊かさを語っているのは、監督の失われつつある伝統文化への思いなのだろう。 (景山)公式 HP >> http://www.beautifuldays.jp/
2002年/インドネシア/カラー/1:1.85ビスタ/ドルビーSR/112分
配給:エデン
東京での上映は終了しています。詳しい上映スケジュールは公式HPをご覧下さい。
| 2005年3月12日〜 |
●『永遠のハバナ』(原題 SUITE HABANA)
監督 : フェルナンド・ペレス
撮影監督 : ラウル・ペレス・ウレタ
音楽 : エデシオ・アレハンドロ、エルネスト・シスネロス
障害を持つ子供。街角でピーナッツを売る老女。家族を残しアメリカへ向かう男。 ダンサーを夢見る青年。みんなささやかな夢をかかえて生きている。 音と映像だけで作り上げた愛すべき街「ハバナの物語」が誕生した。 『ハロー、ヘミングウェイ』の名匠フェルナンド・ペレス監督が描き出したハバナの人々の現実。 宣伝がなかったにもかかわらず、ハバナでは30万人を動員し、 観客の口コミで1本のフィルムがすり切れるまで上映された。
2003/キューバ、スペイン/35ミリ/カラー/84分
提供・配給:Action Inc.
★2005年3月12日から ユーロスペースにてレイトロードショー
●『微笑みに出逢う街角』
監督・脚本:エドアルド・ポンティ
音楽:ズビグニェフ・プレイスネル
出演:ソフィア・ローレン、ミラ・ソルヴィーノ、デボラ・カーラ・アンガー、ジュラール・ドパルデュー、マルコム・マクダウェル
若い頃フィレンツェで絵を学ぶ夢を果たせなかった主婦オリビア。父の才能を受け継ぎ、世界的な写真家としての成功を約束されたナタリア。 国際的チェリストのキャサリン。3人の女性はそれぞれ心に悩みを抱え、その事を家族にさえ相談できないでいる。しかし大きな痛みをともないながらも、 彼女たちは自らの問題に向き合う。かつての笑顔を取り戻すために。
同じ街に住むけれど、全く関係のない女性3人の物語が平行に進み、最後の最後に交差します。世代も問題も三者三様ですが、同じように家族との関係に悩みつつも真摯に向き合って、自分の幸せのために新しい一歩を踏み出す姿は、観る者に勇気を与えます。 (梅)公式 HP >> http://www.hohoemini.com
原題:Between Strangers/2002年/カナダ・イタリア合作/98分/カラー/1:1.66ヴィスタ/ドルビー・ステレオ
配給・宣伝:アルシネテラン
★2005年5月7日から20日までユーロスペースにてモーニングショウ決定
| 2005年3月19日〜 |
●『バンジージャンプする』
監督:キム・デスン
出演:イ・ビョンホン、イ・ウンジュ
2001年作品
2001年のファンタスティック映画祭で上映されて以来、公開を熱望してきた 『バンジージャンプする』が、とうとう公開されることになった。最近の韓流ブーム の中、「美しき日々」の放映で、一気に日本での人気が急上昇したイ・ビョンホンの 主演作だが、5年前の作品である。しかし、今、観ても古くはない。韓国の映画やド ラマお得意の、すれ違いと再会、復活というストーリーが展開する。そして、時空を 飛び越える。
一目ぼれした相手がどこの誰かもわからなくて捜すところから始まり、やっと相手 をみつけるけれど、なかなか想いが伝わらない。そんなもどかしさから想いが伝わ り、これでめでたしめでたしかと思うと、どんでん返しがあって、一気に不幸になっ てしまう。そして、また再会?するという二重三重の展開で、観客の興味をひきつけ る。
運命と縁、輪廻、転生などを扱った作品だが、イ・ビョンホンはこの作品の中で、 女性にうぶな大学生の役を演じたかと思うと、17年後は魅力たっぷりの教師に変身 し、演じ分けている。彼の困惑する姿が、美しくもありコメディタッチでもある。何 に困惑するかは観てのお楽しみ。これを観れば、彼の人気がさらにアップすることは 確実だろう。まぶしいほどのイ・ビョンホンがここにいる。 また、恋人役を演じるイ・ウンジュは、『虹鱒』(シネマジャーナル本誌48号で 紹介)、『永遠の片想い』『ブラザーフッド』(本誌61号で紹介)などに出演した 清純派の女優。清楚な雰囲気で、イ・ビョンホン演じるイ・ソンウが一目ぼれする女 性にふさわしい。雨の日、イ・ソンウの傘にイ・ウンジュ演じるテヒが飛び込んでき て、イ・ソンウは一目ぼれしてしまう。でも、それは偶然のことではなかった… これからという女優さんだと思うのに、残念ながらつい最近、自殺してしまったこ とが悔やまれる。
高校生役のヨ・ヒョンスは、とまどいながらも先生の愛を受け止める、明るい青年 を演じている。いまどきの高校生は、携帯がないとすごせないらしい。この作品が撮 影された5年前には、韓国はすでに学生のあいだでも携帯が必需品だったのかなあ? 監督のキム・デスンは、『ホワイト・バッジ』から映画界に入り、イム・グォンテ ク監督のもとで『風の丘を越えて〜西便制』『太白山脈』『祝祭』『春香伝』などの 作品に参加している。
タイトルの由来は最後にわかる。監督はこのタイトルに、時空を飛び越えた人の想 いを重ねているのかもしれない。(宮)
公式 HP >> http://www.bungee.jp/
★新宿武蔵野館にて上映中
*シネジャ54号に 『バンジージャンプする』関連記事が掲載されています。 本作品上映期間中(3/26〜4/8(予定))、 銀座テアトルシネマで 54号を販売しています。
| 2005年3月26日〜 |
●『サマリア』
監督・脚本:キム・ギドク(『春夏秋冬そして春』『悪い男』)
出演:クァク・チミン、ハン・ヨルム、イ・オル(『純愛中毒』)
ヨジンとチェヨンはヨーロッパ旅行に行くために、援助交際をしてお金を貯めている。チェヨンはインドの伝説の娼婦パスミルダ気取りで、 売春になんの屈託もないが、ヨジンは心の底ではその行為を嫌い、チェヨンを買う男たちを憎んでいる。しかしチェヨンの身を案じ、見張り役をしていた。 ある日、一瞬見張りを怠った隙に、警察の取り締まりがチェヨンのいるホテルに入ってしまった。逃げ場を失ったチェヨンは、ホテルの窓から飛び降りて、 笑みを浮かべたまま死んでしまう。ヨジンはその笑顔を守るため、客の男たちに会い、お金を返す決心をする。しかし、ヨジンがホテルで男と会っている姿を、 ヨジンの父は偶然見かけ、大変なショックを受けてしまう。
観ている間中、涙は出ないのにずっと胸がキリキリと痛かった。美しい映像と音楽と少女たち。なのに、そこに描かれる人間の行為は罪深く、引き返せない悲劇へと突き進んでいく。以前よりも暴力描写の過激さは無くなったが、心に突き刺さる鋭さは以前と変わらず、どんどん凄い監督になっている。(梅)
公式 HP >> http://www.samaria.jp/
第54回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞作品
2004年/韓国/ヴィスタ/SRD/95分
提供:ハピネット・ピクチャーズ、東芝エンタテインメント、テレビ東京、テレビ大阪
配給:東芝エンタテインメント
★恵比寿ガーデンシネマにて3/26(土)公開決定!
この映画のノベライズ「サマリアの少女」が3月18日に発売されます。また、キム・ギドクのオフィシャル・ブック 「キム・ギドクの世界〜野生あるいは贖罪の山羊」が3月26日に発売されます。
★『サマリア』公開記念、荒木経惟氏撮り下ろしミニ写真展 「アラーキーとサマリアの少女たちの美しく切ない旅」★
■日時:3月26日(土)- 4月23日(土)
■会場:ブック1st渋谷店 1F (正面入り口スペース)
■展示物:アラーキー撮影のパネル(半切サイズ×10枚程度)/「サマリア」場面写真とポスター
【同時開催:「サマリア」関連書籍フェア/ノベライズ(アドニス書房刊)、オフィシャル・ブック(白夜書房刊)】
世界三大映画祭制覇目前!今最も勢いに乗るキム・ギドク監督。
彼の日本での人気と影響力は計り知れない広がりを見せているが、かねてから、ギドク監督作品のファンであった天才カメラマン・アラーキーこと荒木 経惟氏が、1月下旬に来日を果たした『サマリア』主演女優のクァク・チミンとハン・ヨルムのふたりに惚れ込み、渋谷のホテルの一室で撮影を敢行した。 「少女たちの友情が招いた残酷で美しい物語」である『サマリア』の世界が見事に再現されたその写真が上記の概要で展示されることとなっている。
●『恋の風景』
監督:キャロル・ライ
脚本:キャロル・ライ、ライ・ホー
撮影監督:アーサー・ウォン
編集:ダニー・パン
音楽:梅林茂
出演:カリーナ・ラム、リウ・イェ、イーキン・チェン
製作:Filmko Entertainment & NHK
協力:NHKエンタープライズ21
プロデューサー:スタンリー・クワン、アーサー・ウォン、上田信
イラストレーション:幾米(ジミ?)
エンドテーマ曲:「戀之風景」カレーナ・ラム
マン(カレーナ・ラム)は病死した恋人サム(イーキン・チェン)の描いた絵を持って、 香港から青島/チンタオを訪れる。サムの残した日記を1Pずつ書き写しながら、 絵の中の風景を捜し歩くマン。郵便配達のシャオリエ(リウ・イェ)はそんな彼女と出会い、 風景探しを手伝うと約束する。シャオリエと過ごすうちに、 サムとの思い出が薄らいでいくのに動揺したマンは、 シャオリエと距離を置こうとするのだった。
『金魚のしずく』で監督デビューを飾った香港のキャロル・ライ監督の第2作。 監督のたっての願いで台湾の絵本作家幾米(ジミ?)がイラストレーションを描きおろした。 この10枚の作画を元にラストのアニメーションが完成。 喪失と再生の静かなドラマにジミーの絵がぴったり。(白)
2003年/カラー/香港+中国+日本+フランス合作/ヴィスタサイズ/1時間45分
http://www.koi-no-fuukei.com/
配給: テレシス インターナショナル+ユーロスペース
3月26日(土)より ユーロスペースにてロードショー
| 2005年4月2日〜 |
●『隣人13号』
監督:井上靖雄
脚本:門肇
撮影:河津太
効果:笠松広司
音楽:北里玲二
エンディング・テーマ:「はがれた夜」平川地一丁目
原作:井上三太(幻冬舎コミックス刊)
出演:中村獅童、小栗旬、吉村由美、新井浩文、石井智也、松本実、三池崇史(特別出演)ほか
村崎十三(小栗旬)はいじめられッ子だったが一見穏やかな青年に成長した。 しかし彼の中には凶暴な別人格「13号」(中村獅童)が巣食っていた。 子供時代の十三をいじめた赤井トール(新井浩文)は、 同じ建設現場にいたが彼を覚えてもいなかった。 トールの妻のぞみ(吉村由美)はそんな繋がりを知るよしもなく、 階下に住む十三に子連れで挨拶にくる。
かつての悲しみや怒りが沸騰したとき「13号」は十三を押しのけて現れ、 意のままに暴れまわるのだった。中村獅童の写真と『13日の金曜日』 を思い出させるデザインのチラシにビビりながら試写にいきました。 記者会見で「好感度が下がるので観て欲しくない」と語ったというだけあって、 ビジュアルも中身も恐いキャラクターです。こんな隣人は願い下げ。
2004年/日本/ 35mm/115分/DTSステレオ 製作:メディア・スーツ アミューズソフト販売 制作:ピクス
10年も前に発表したという原作ですが、 なんだか最近の事件を彷彿とさせて背筋が寒くなります。
メガホンをとったのは映画作品は初という井上靖雄監督。 アーティストが選ぶ「撮ってもらいたい日本のミュージック・クリップ監督」 にランクインしているのだとか。 母親としては、ん?と思う場面がありましたが、最後まで緊張感を持って見せるのは、 監督の手腕と俳優の力でしょう。 (白)
配給・宣伝:メディア・スーツ
http://www.rinjin13.com/
★4月2日(土)より シネクイント、シネリーブル池袋ほか公開予定
●『フレンチなしあわせのみつけ方』
監督・脚本:イヴァン・アタル
製作:クロード・ベリ
音楽:レディオ・ヘッド、エルヴィス・プレスリー、ベルベット・アンダーグラウンド、ヘンリー・マンシーニ 他
出演:シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル、アヌーク・エーメ、アラン・シャバ、エマニュエル・セニエ 他
ヴァンサンは車のディーラーで悪友が2人いる。彼らが集まるといつも話題は女のこと。ジョルジュは妻のナタリーといつも大げんかして、その愚痴をこぼし、フレッドは毎日違う美女と遊んで独身を謳歌しているかと思いきや、彼は結婚したくてしかたない。ヴァンサンには友人2人から羨まれるような素敵な妻ガブリエルがいるのだが、実は愛人もいる。そのことをガブリエルは薄々感じているが、夫を問いつめる事ができないでいた。彼女はなんとか関係を修復したいと努力する一方で、CDショップで出逢った素敵な男性に胸をときめかせるのだった。
実生活でも夫婦のシャルロット・ゲンズブールとイヴァン・アタルが、『僕の妻はシャルロット・ゲンズブール』に続いて監督と主演をしています。シャルロットが演じるのはとても古風な女性。夫の浮気を確信しているのに、証拠がないからと問いつめる事をしないで、自分に出来ることから改善しようとしていきます。ところが夫の方は「どっちも愛してるんだ」なんて言ってる始末。多分に男の側の理想と幻想が入っていると感じます。でも、イヴァンはシャルロットをきっと本当に愛しているのでしょう。彼女はとても素敵に撮られています。
劇中ガブリエルがときめく男性の役で、ちょっとびっくりな俳優が登場します。彼女がドキドキするのがよーく解る人です。是非、劇場でご確認を!
しかしフランスの男たちって、集まると本当にあんな風に女の話ばっかりしてるのかしらん。アホや(笑)。(梅)公式 HP >> http://www.gaga.ne.jp/french/
2004/フランス/カラー/シネスコ/DOLBY SR-SRD-DTS
配給:ギャガ・コミュニケーションズ、アニープラネット 宣伝:アニープラネット
★4月2日よりシネ・アミューズ他全国順次ロードショー
●『コーヒー&シガレッツ』COFFEE AND CIGARETTES
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
撮影:フレデリック・エルムズ
美術:マーク・フリードバーグ
出演:ロベルト・ベニーニ/スティーヴン・ライト/ジョイ・リー/サンキ・リー/スティーヴ・ブシェミ /イギ-・ポップ/トム・ウェイツ/ジョー・リガノ/ヴィニー・ヴェラ/ヴィニー・ヴェラ・ジュニア/ルネ・フレンチ/E・J・ロドリゲス/アレックス・デスカス/イザック・デ・バンコレ/ケイト・ブランシェット/メグ・ホワイト/ジャック・ホワイト/アルフレッド・モリーナ/スティーヴ・クーガン/GZA/RZA/ビル・マーレイ/ビル・ライス/テイラー・ミード
=コーヒーを一杯 タバコを一服 会話を楽しむ 人生を楽しむ=
人生は、コーヒーとタバコに集約される?ジム・ジャームッシュが18年に渡って撮りためた、 コーヒーとタバコにまつわる愛すべき11本のショート・ストーリー。 コーヒーを飲みながら、タバコを吸いながら、様々な登場人物たちが、どうでも良さそうで、 良くない、でもひとくせある会話を繰りひろげていく。え?ふふん、ニヤニヤ、やっぱりね、ふむ〜・・・などなどこの掌編は様々に楽しめる。 あっははではなく、唇のはしっこがちょっと上がる笑い。それぞれの役者が自分を演じているが、 ストーリーはフィクション。ケイト・ブランシェット、 アルフレッド・モリーナ&スティーヴ・クーガンの二つが特に好き。(白)
2003/アメリカ//97分/モノクロ/ヨーロピアンヴィスタ/ドルビーSRD
4月2日(土)よりシネセゾン渋谷ほか全国順次ロードショー
http://coffee-c.com/
http://c-cigarettes.com/
配給:アスミック・エース
●『真夜中の弥次さん喜多さん』
監督・脚本:宮藤官九郎
原作:しりあがり寿
音楽: ZAZEN BOYS
出演: 長瀬智也/中村七之助/小池栄子/阿部サダヲ/柄本佑/森下愛子/岩松了/板尾創路/竹内力/山口智充/清水ゆみ/ARATA/荒川良々/中村勘九郎/生瀬勝久ほか
山ほど映画が作られた「弥次喜多道中記」だが、 これは漫画を原作に人気の役者を取り揃えたにぎやかで楽しい作品。 怒涛のように押し寄せるギャグにしっかりついていかないと、あなたは振り落とされること必至。 人気の脚本家、「くどかん」こと宮藤官九郎の初監督作品。
ひとまず元ネタの「弥次喜多道中記」は忘れて観よう。 のっけから金髪ヤク中の喜多さん(中村七之助)が注射器片手に、 「おいら、リヤルがとんとわからねぇ」と嘆いているし、男気満タンの弥次さん(長瀬智也)、 は「おいら」、喜多さんは「おめえ」と書かれた揃いの寝巻き姿で愛し合っちゃうのだから。 喜多さんのヤク中を治し、 リヤル(誤植ではありません)を探すためのためお伊勢参りに出る二人は、 振り分け荷物に三度笠、スカジャン(虎や鷹の刺繍のジャンパーね)ばりのカッパを翻し、 2ケツのバイクで東海道をぶっ飛ばす・・・あと少しのところで「江戸時代だぞ、歩け!」と撤収、 お江戸に戻されてしまった。全編こんな調子で、奇妙な宿場に泊りながら旅する二人、 さていかがあいなりますやら。(白)
2005年/日本/ヴィスタサイズ/カラー/ドルビーデジタル/2時間4分
4月2日(土)より渋谷シネマライズ、新宿ジョイシネマほか全国順次ロードショー
http://yajikita.com/
監督:塩屋俊
脚本:原田眞人
原作:風野潮「ビート・キッズ」講談社刊
撮影監督:阪本義尚
出演:森口貴大、相武紗季、市道信義、古河弘基、田中康平、杉浦太陽、井上美琴、 余貴美子、豊川悦司、渡辺いっけい、中村雅俊ほか
岸和田出身のエージ(森口貴大)の心にはいつも「だんじり」のリズムが刻まれている。 それはエージの心のビートだ。父(豊川悦司)は昔はだんじりの花形だったが、 落下して怪我を負ってからはギャンブルに興じるヘタレな男になっていた。 大阪に転校してきて、エージは身重の母(余貴美子)を助けて新聞配達をしている。 ある日ブラスバンド部に誘われ、そこで生徒を指導する天才高校生カンノ君に引き合わされる。 カンノ君はナナオという女の子(相武紗季)で、 エージは彼女の命令でドラムをたたくことになった。
大阪の現役高校生バンド “HUNGRY DAYS”が主演する青春“ビート”ムービー。
エージがブラスバンド部でナナオにしごかれながら、マーチングバトルに出場するまでが前半。 バトルのシーンは実際に屈指の実力を持つという、府立淀川工業高校のブラスバンド部が演奏。 『スイングガールズ』ならここで終わるところだが、まだ続く。 ナナオに宿題を出されたエージがロックバンドに加わるのだ。 ようやく「HUNGRY DAYS」のメンバー4人が集まって演奏が聴ける。 映画初出演の彼らはセリフを喋っているときは心もとないが、 演奏が始まるととたんに元気百倍(笑)。 話が二つに分かれてしまった気はするものの、若い子たちが可愛いので許そう。(白)
2005/日本/シネマスコープサイズ/DTSステレオ/1時間55分
配給:松竹/宣伝東芝エンタテインメント
2005年春、池袋シネマサンシャインロードショー 関西先行上映中!
オリジナル・サウンドトラック・アルバム「BEAT KIDS」3・30リリース
http://www.beatkids.com/
| 2005年4月9日〜 |
●☆韓流シネマ・フェスティバル2005☆
4月9日(土)よりシネマスクエアとうきゅうにて開催!
上映スケジュール
■4/9(土)初日
『ピアノを弾く大統領』アン・ソンギ、チェ・ジウ
『ジャングル・ジュース』チャン・ヒョク、イ・ボヌス
『氷雨』キム・ハヌル、イ・ソンジェ、ソン・スンホン
■4/10(日)〜15(金)
『ピアノを弾く大統領』
『ジャングル・ジュース』
『木浦は港だ』チャ・インピョ、チョ・ジェヒョン
■4/16(土)〜22(金)
『コーストガード』チャン・ドンゴン、キム・ジョンハク
『アナーキスト』チャン・ドンゴン、キム・サンジュン
『ジェイル・ブレーカー』ソル・ギョング、チャ・スンウォン
■4/23(土)〜29(金)
『同い年の家庭教師』クォン・サンウ、キム・ハヌル、キム・ジフン
『天国からの手紙』シン・ハギュン、キム・ヒソン
『地球を守れ!』シン・ハギュン、ペク・ユンシク
■4/30(土)〜5/2(月)
『氷雨』
『シングルス』チャン・ジニョン、オム・ジョンファ
『同い年の家庭教師』
■5/3(火)〜6(金)
『氷雨』
『シングルス』
『品行ゼロ』リュ・スンボム、イム・ウンギョン
■5/7(土)〜13(金)
『誰が俺を狂わせるか』イ・ビョンホン、チェ・ジンシル
『ワイルドカード』ヤン・ドングン、チョン・ジニョン
『マイ・ボス マイ・ヒーロー』チョン・ジュノ、チョン・ウンイン
■5/14(土)〜20(金)
『人生の逆転』キム・スンウ、ハ・ジウォン、カン・ソンジン
『ライターをつけろ』キム・スンウ、チャ・スンウォン
『受取人不明』ヤン・ドングン、キム・ヨンミン
■5/21(土)〜26(木)
『ファースト・キス』アン・ジェウク、チェ・ジウ
『オー!ブラザーズ』イ・ジョンジェ、イ・ボムス
『セックス・イズ・ゼロ』イム・チャンジョン、ハ・ジウォン
■5/27(金)最終日
『ファースト・キス』
『オー!ブラザーズ』
『マイ・リトル・ブライド』ムン・グニョン、キム・レウォン
公式 HP >> http://www.spoinc.jp/
2月11日(金)より特別鑑賞券 チケットぴあのみ前売り券販売開始
先行予約*1月27日(木)発売 WEEKLYぴあ(関東版)にて
全席指定 1800円
★スタンプラリー実施★
5作品観たら・・・特製はがき1枚または場面写真5枚セット
10作品・・・・・・・クリアファイルまたは場面写真5枚セット
15作品・・・・・・・マスコミプレス、トートバッグ、場面写真5枚セットのうちどれか1つ
21作品・・・・・・・場面写真7枚セット、特製お楽しみ福袋
配給エスピーオー、宣伝リベロ
| 2005年4月16日〜 |
●『インファナル・アフェアIII 終極無間』
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
撮影:アンドリュー・ラウ
編集:ダニー・パン
音楽:チャン・クォンウィン
キャスト:アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、チェン・ダオミン、ケリー・チャン、チャップマン・トウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、カリーナ・ラウ、サミー・チェンほか
観客を魅了してきた『インファナル・アフェア』がついに完結します。豪華な配役陣 に、きっちりと書き込まれた脚本、ヤンとラウのその後をぜひ劇場で確かめてきま しょう!おっと、その前にIとIIをおさらいしてくだされ。(白)
2003/香港/カラー/118分
http://www.infernal.jp/index_top.shtml
配給:コムストック
4月16日(土)よりロードショー
★豪華ゲストを迎えてのスーパープレミア・ナイト決定★全席指定 (完売したもようです)
■東京エリア
日時:4月11日(月)19:00開場/19:30開演
会場:新宿ミラノ座
■大阪エリア
日時:4月14日(木)18:30開場/19:00開演
会場:梅田ブルク7
お知らせ
インファナル3部作が、キネカ大森にて5月21日よりまとめて上映されます!!
この機会に、再度インファナルワールドを堪能されてはいかがでしょう。
キネカ大森HP-> http://www.cinemabox.com/schedule/omori/asian.html
監督:ピーター・パウ
脚本:ジュリアン・カーボン&ローラン・クルシオー
アクション監督:フィリップ・コク
音楽:ベイジル・ポードゥリス
キャスト:ミシェル・ヨー/ベン・チャップリン/ブランドン・チャン/リチャード・ロクスバーグ/ラン・シャン/ウィンストン・チャオ ほか
華麗なアクロバット芸で人気を誇るパフォーマンス・チーム”ザ・タッチ”。 最大の見世物はイン(ミシェル・ヨー)とトン(ブランドン・チャン) の姉弟が演じる幻想的なアトラクションである。 二人を中心としたこのチームは、ファミリーとして幸せに暮らしていた。 トンの誕生日を祝っているところに、かつてチームの一員だったエリック (ベン・チャップリン)が現れる。彼は3年前突然姿を消して以来、闇の稼業で身を立てていた。 大富豪で骨董収集家のカール(リチャード・ロクスバーグ) のために盗み出した秘宝「敦煌の心臓」が、 恩人であるインの父親が探していたものと知って届けに来たのだった。
ミシェル・ヨーが主演、プロデュースにも参加したファンタジー&アドベンチャー大作。 チンタオ、敦煌、チベットなど美しく壮大なシルクロードを舞台に繰り広げられるエンタテインメント。 久々のミシェルの華麗なアクションをお楽しみください。 名優ラン・シャンが謎の老人役で参加していますが、この作品が遺作となりました。
(白)
2002年/中・香・台/カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/104分
2005年4月16日(土)より新宿トーア、銀座シネパトスにて公開
http://www.nikkatsu.com/movie/legend/index.html
© 2002 by Mythical Films Ltd. & Han Entertainment Ltd.
配給:日活
*本誌64号にミシェル・ヨー記者会見の模様を掲載します。
クイズのお知らせが届きました。
◆クイズに答えてチンタオ旅行が当たる!
『レジェンド─三蔵法師の秘宝─』プレゼントキャンペーン実施!
クイズ:本作のタイトル「レジェンド─○○○○の秘宝─」の○の中に入る文字は?
応募期間:4月12日(火)─2005年5月6日(金)16:00まで
応募方法:オフィシャルHPの「ニュース」の中で告知し、
上記期間中に専用応募フォームで応募
http://www.nikkatsu.com/movie/legend/
旅行期間:5月20日(金)─6月30日(木)までに出発
ご招待人数:1組2名様
プレゼント内容:成田⇔チンタオの往復航空券と宿泊2泊分を2名様分
配給/宣伝:日活株式会社 03-5689-1016
〒113-0033東京都文京区本郷3-28-12
宣伝協力/お問い合わせ:シナジー 03-5159-0861
〒104-0061東京都中央区銀座1-14-6 スポニチ銀座ビル3F
●『愛の神、エロス(原題:eros)』
「エロス」を題材にした3人の監督によるオムニバス映画。
音楽:カエタノ・ヴェローゾ
絵画:ロレンツォ・マットッティ
エロスの純愛「若き仕立屋の恋(The Hand)」
監督:王家衛(ウォン・カーウァイ)
出演:鞏俐(コン・リー)、張震(チャン・チェン)
高級娼婦ホアの元に使いに行った新米の仕立屋のチャンは、そこで彼女の手に導かれ強烈な体験をする。それ以来、何年にも渡り彼女を密かに慕いながら、彼女が他の男のために着る美しいチャイナドレスを縫い続ける。
エロスの悪戯「ペンローズの悩み(Equibulium)」
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ロバート・ダウニーJr.、アラン・アーキン
広告マンのペンローズは、何度も見るエロティックな夢に出てくる女性の顔が思い出せずに気になっている。そこで精神分析医のパール医師に夢の分析を依頼するのだが、、、
エロスの誘惑「危険な道筋(The Dangerous Thread of Things)」
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
クリストファー・ブッフホルツ、レジーナ・ネムニ
クリストファーとクロエは結婚生活に行き詰まりを感じ、喧嘩が絶えない。クリストファーはある日、若い魅力的な女性を見かけ、彼女が浜辺の塔に住むと知ると彼女の元を尋ねてみる。そして誘われるままに関係を結ぶ。
この「エロス」に関するオムニバス映画は、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の呼び掛けで実現した。主題だけが与えられ、それぞれの監督は 別々に自由に作品を撮ったので、全く違った観点から撮られた3つの作品が出来上がった。それらを、ロレンツォ・マットッティの美しい絵画と カエタノ・ヴェローゾのセクシーな歌声が一つの作品として紡ぎ上げている。
ソダーバーグとアントニオーニの作品には、女性の裸体が頻繁に出てくるのに対し、王家衛の作品には裸体は全く映らない。にもかかわらず、 最もエロティックに感じるのが王家衛の作品だ。この作品の張震はこれまでの彼とはひと味もふた味も違い、素晴らしい成長ぶりを見せている。 本当に今後の彼の活躍に期待したくなった。(梅)
公式 HP >> http://www.ainokami-eros.com/
2004年ヴェネチア国際映画祭正式招待作品
2004年トロント国際映画祭正式招待作品
2004年/109分/ビスタ/フランス・イタリア・ルクセンブルグ・アメリカ・中国
配給:東芝エンタテインメント 協賛:香港ドラゴン航空
★4月16日よりシネスイッチ銀座、ル・シネマにてロードショー
シネマジャーナル本誌64号の王家衛監督のインタビュー記事を掲載します。
●『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』
監督:キャサリン・ハードウィック
脚本:キャサリン・ハードウィック、ニッキー・リード
撮影:エリオット・デイヴィス
製作 ジェフリー・レヴィ・ヒント、マイケル・ロンドン
音楽:マーク・マザースボウ
キャスト:エヴァン・レイチェル・ウッド、ニッキー・リード、ホリー・ハンター、 ジェレミー・シスト、ブラディ・コーベット、デボラ・カーラ・アンガーほか
トレーシーは兄のメイソン、美容師の母メラニーと暮らしている13歳の女の子。離 婚した父親は新しい家庭を持っていて、母親にもボーイフレンドがいる。成績も良 く、母親に詩を読んで聞かせるのが好きなトレーシーだったが、学校でダサいとから かわれて以来、人気者のエヴィに憧れるようになる。エヴィのグループはおしゃれの ために万引きをし、派手に遊びまわっていた。トレーシーはエヴィといつも一緒に出 歩き、急激に変わってゆく。
脚本は当時13歳だったニッキー・リードが自分の体験を書いたストーリーを元にし ている。本作では自身の投影であるトレーシーでなく、彼女が憧れる小悪魔のような エヴィを演じている。母親役のホリー・ハンターはこの作品の製作総指揮もつとめて いる。2003年のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。『ピアノ・レッス ン』で主演女優賞を受賞した1993年以来、10年ぶり4度目のノミネートとなっ たが受賞は『コールドマウンテン』のレニー・ゼルウィガー。
アメリカの少女達が進んでいるのか(色っぽすぎ)私が遅れてるのか、内容はかなり 過激で母親気分になってしまった。大人への階段を上るというより、転落していく感 じの急ぎっぷりなのだ。行動はともかく、身体と心のバランスが取れない時期の危う さはよくわかる。13歳よりも少し上の方が共感できるんじゃないのかなぁ。日本も ここまで進んで(?)しまってるの?(白)
2003/アメリカ・イギリス/100分
配給:20世紀フォックス
★4月16日〜5月13日、シブヤ・シネマ・ソサエティにてロードショー公開
シネマジャーナル本誌63号にキャサリン・ハードウィック監督のインタビュー記事が掲載されています。
| 2005年4月23日〜 |
●『シャウト オブ アジア』
監督:玄 真行
出演:カン・サネ、忌野清志郎、MARIE、ジョーイ・アヤラ、グレース・ノノ、スランク、ユン・ドヒョン・バンド、アリラン
TVドキュメンタリー番組でギャラクシー賞ほか数々の受賞歴のある玄真行監督の初の映画作品。 韓国のトップシンガーソンライター、カン・サネがアジアで活躍するミュージシャンを訪ねる旅に出る。 韓国・日本・フィリピン・インドネシア・中国でで歌を発信する彼らと、カン・サネは新しい歌を作り出していく。
この映画で初めて聞いたカン・サネの歌、92年に発表した「ラグヨ(だってさ)」。 朝鮮戦争のとき、北から南に逃げてきてそのまま故郷へ帰れなくなった両親を歌っている。 「死ぬまでにたった一度だけでも行けたらいいな・・・だってさ」というものだ。 1曲を聞いただけでも胸がいっぱいになってしまった。ラストソングの 「HANA(ひとつ)」ができ上がるまで、様々なドラマを観せてもらった。 この機会を逃さず、たくさんの方が劇場へ足を運んでくださいますように。(白)
カン・サネ
MARIE
ライブ風景
忌野清志郎
製作:MEDEX KOREA/東京ビデオセンター
配給:東京ビデオセンター
2005年/ハイビジョンシネマ/127分/韓国・日本共同製作
2005「シャウトオブ アジア」製作委員会
4月23日(土)より渋谷シネ・ラ・セットにてロードショー!
http://www.tvc-net.com/shas/satop.html
Web版特集記事『シャウト オブ アジア』カン・サネ インタビューもご覧ください。
●『PTU』
製作・監督:ジョニー・トウ
脚本:パトリック・ヤウ、アウ・キンイー
撮影:チェン・シウキョン
音楽:チュン・チーウィン
出演:サイモン・ヤム、ラム・シュー、マギー・シュウ、ルビー・ウォン、レイモンド・ウォンほか
PTU(Police Tactial Unit)=香港警察特殊機動部隊
その任務は夜の街をパトロールし、犯罪から町の安全を守ること。 ホー隊長(サイモン・ヤム)以下、隊員(マギー・シュー、レイモンド・ウォン)たちは パトロールに向かう車の中で強盗事件のニュースを聞く。 武装した4人組は警官一人を射殺し、逃走中だ。 「重要なのは無事に家に帰ること」、と隊員たちは夜の繁華街に降り立つ。
一方レストランでは黒社会組織の一人マーと、 組織犯罪課のサァ刑事(ラム・シュー)が鉢合わせしていた。 マーの手下に車を傷つけられたサァは怒り心頭、後を追いかけるが滑って転び気を失ってしまう。 気がついてみると腰の拳銃がなくなっていた。 協力を求められたホー隊長は、勤務交代の朝まで捜索を手伝うことにする。深夜の尖沙咀 (チムサーチョイ)で、一晩の間につぎつぎと起こる事件。 それを追う警察の3つのチーム=PTU、CID(特捜課)、組織犯罪課に加え、 黒社会や車上荒らし、なぜか自転車に乗った少年までが入り乱れて動く。 全てがラストに向かって突き進むジョニー・トー監督の采配をご覧あれ。 監督が大好きという夜のロケ、ライトに浮かび上がる緊迫感のある画面がクール! 去年の今頃、劇中に登場する「中国冰室」に出かけて、“PTUごっこ”と言いつつ 記念写真を撮ったのでした。(白)
2003年/カラー/香港/シネスコ/SRD/88分
第23回香港電影金像奨 最優秀監督賞 ほか多数受賞
第4回東京フィルメックス特別招待作品
提供:キングレコード 配給: パンドラ
4月23日(土)より ユーロスペースにてロードショー
●『村の写真集』
監督・脚本:三原光尋
写真監修:立木 義浩
音楽:小椋 佳
出演:藤 竜也、海東 健、宮地 真緒、甲本 雅裕、桜 むつこ、吹石 一恵、大杉漣、原田 知世、ぺース・ウー
いずれダムの底に沈む徳島県花谷村。村役場の野原(甲本雅裕)は、消えゆく村の姿 を永遠に残したいと、村の古い写真館の店主 研一(藤 竜也)に村のすべての家族 写真を撮影して「村の写真集」を作ることを依頼する。助っ人には、研一に反発して 東京で見習いカメラマンをしている長男の孝(海東 健)が呼び寄せられた。昔気質 で頑固者の研一は黙々と山道を歩いて一軒一軒訪れ、丁寧に撮影をしていくが、親子 の会話はない。最後の一枚という時、研一は病に倒れてしまう・・・。
実際の写真撮影は徳島県出身の写真家立木義浩が担当したが、藤竜也も旧式のカメ ラを操作できるように必死で練習したそうだ。渋くてダンディというイメージだった 藤竜也も、ちょっぴり老年の域に入った感はあるが、渋い男の魅力は健在。息子役の海東健もいかにもの好青年。恋人が台湾人という設定も、なんだか嬉しい。(監督がアジア好きらしい。)音楽は、のどかな日本の風景にぴったりな小椋佳が担当。 徳島が県をあげて応援して撮影し、徳島ではすでに2004年4月に先行ロードショーを行っている。
以前、ダムに沈んだ村の写真集を見たことがある。二度と見ることのできない村の風景。涙を誘う。でも、二度と見られないのはダムに沈んだ村だけではない。「その時」を一枚に封じ込めることのできる写真って素晴らしい。家族の歴史、友達との思い出・・・自分の成長の記録だ。年を取って被写体になるのを拒むことが多くなったけど、いやがらずに今の自分を残そう。見終わって、家族っていいなぁとも思った。 気持ちを暖かくさせてくれる映画だった。それにしても、息子役の海東君が父親役の藤竜也の後をついて山道を行く姿は、『山の郵便配達』(フォ・ジェンチィ監督)の 劉[火華](リュウ・イエ)ちゃんにそっくりだった。(もちろん顔は全然違うけど!) 父と息子の物言わぬ心のつながりを描いた点で共通点があるからだろう。(咲)
公式 HP >> http://www.murasha.com/
2004年/日本/35mm/111分
製作:「村の写真集」製作委員会(よみうりテレビ、衛星劇場、ワコー、四国放送、ビデオプランニング)
特別協力: 徳島県
協力: スカイマークエアラインズ、虹の橋クリニック、徳島市、池田町、山城町、西祖谷山村、徳島フィルムコミッション
★2005年4月23日より東京都写真美術館ホールにて公開
名古屋シネマスコーレ(陽春)・神戸OSシネフェニックス(陽春)・広島宝塚(陽
春)・梅田OS劇場C.A.P(6月上旬)・高知東宝(初夏)・京都シネマ(初夏)他 全国順次公開予定
★4月23日(土)東京都写真美術館ホールにて、1回目上映終了後(12:55頃を予定) 初日舞台挨拶が行われます。
登壇予定者: 藤 竜也、海東 健、甲本 雅裕、原田 知世、三原光尋監督
●『さよなら、さよならハリウッド』(原題:HOLLYWOOD ENDING)
監督・脚本:ウディ・アレン
プロデューサー:レッティ・アロンソン
製作総指揮:ステファン・テネンバウム
撮影監督:ウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ
キャスト:ウディ・アレン、ティア・レオーニ、トリート・ウィリアムズ、マーク・ライデル、ジョージ・ハミルトン、デブラ・メッシングほか
昔はオスカーを受賞したこともあったのに、今はすっかり落ちぶれてしまった映画監 督ヴァル(アレン)。元妻であるハリウッドのプロデューサーのエリー(レオーニ)の計らいで、エリーの恋人ハル(ウィリアムズ)が製作する大作の監督に抜擢され る。起死回生のチャンスが舞い込んでヴァルは大張り切り。ところがクランクインを控えたある夜、心因性の失明というアクシデントに見舞われる。エージェントのアル (ライデル)は今更やめるわけにはいかないと、撮影現場に目の見えないヴァルを連れて行く。
1935年12月1日、NYブルックリン生まれのウディ・アレン、今年は古希です ね。『何かいいことないか子猫チャン』で映画界デビュー(脚本・出演)したのは 1965年。以来コンスタントに作品を発表しているが日本公開は3年ぶり。アレン の虚実ないまぜの本作はハリウッドの映画制作の裏側を皮肉たっぷりに見せ、ラスト で大笑いさせる。
ウディ・アレン監督演じるヴァルはとってもおかしくてちょっとうざったいです。ご 本人もこんな人なんでしょうかね?(白)
公式 HP >> http://www.nikkatsu.com/movie/sayonara/
2002年カンヌ映画祭オープニング作品
2002/アメリカ/113分/ビスタサイズ/ドルビーデジタル
配給:日活
★恵比寿ガーデンシネマにて4月23日よりロードショー
●『キャビン・フィーバー』
製作・脚本・監督:イーライ・ロス
製作:ローレン・モウス/サム・フローリック/エヴァン・アストロフスキー
脚本:ランディ・パールスタイン
出演:ライダー・ストロング/ジョーダン・ラッド/ジェームズ・デベロ/セリナ・ヴィンセント/ジョーイ・カーン /アリ・ヴァーヴィーン/ジュゼッペ・アンドリュース
ポール、カレン、ジェフ、マーシー、バートの5人は学生生活最後の夏休みを楽しもうと、 森のキャビンを借りていた。気心の知れた仲間と酒、ドラッグ、セックス、 そして残り僅かとなった自由な時間をそれぞれ満喫するつもりでいたが、 彼らの楽しいパーティーに血だらけの男が突然乱入してきたことで一変してしまう。
2002年トロント映画祭クロージング作品。
2002年/アメリカ/93分/カラー/シネマスコープ/ドルビーSR/R-15
監督は、デヴィッド・リンチ監督のショートフィルムの多くをプロデューサーとして 参加してきたイーライ・ロス。本作品が長編映画監督デビュー作となる。
配給:アートポート
4月23日〜シネセゾン渋谷レイトショー、銀座シネパトスロードショー公開
http://www.cabinfever.jp/
| 2005年4月29日〜 |
●『ベルリン、僕らの革命』
ハンス・ワインガルトナー監督
ダニエル・ブリュール(「グッバイ・レーニン」)主演
★"Bunkamuraル・シネマにて4月29日(祝)初日"決定
公式 HP >> http://www.bokuranokakumei.com/
●『ウィスキー』
監督:ウアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール
出演:アンドレス・パソス、ミレージャ・パスクアル、ホルヘ・ボラーニ
ハコボは父から受け継いだ古びた靴下工場を経営している。彼の下では中年女性のマルタが助手として働いている。毎日同じ時間に同じ事を繰り返し、二人は必要最低限の会話しか交わしていない。しかし、ハコボの疎遠になっていた弟エルマンが、 訪ねてくる事になり、ハコボはマルタに弟がいる2,3日の間だけ夫婦のふりをして欲しいと頼む。
南米の小国ウルグアイが舞台。ウルグアイ映画なんて初めて観た。それもそのはず、この国では映画誕生から60本しか作られていないのだから。 監督が30歳そこそことは思えない。その人間観察眼には老練さすら感じる。 この日、3本目の映画で少々疲れて、席に着いたときには眠気を感じていた。ところが映画が始まると、セリフも少なく、カメラの動きもほとんどなく、 淡々と進むにも関わらず、終始ユーモアが漂っていて、かつちょっと哀しくて、眠気なんて吹き飛んでいた。東京国際映画祭グランプリ作品としてはちょっと地味な感じもするが、間違いなく面白い作品。(梅)
“ウィスキー”それは微笑みをもたらす言葉。単調な毎日に、ある日突然訪れる非日常。地味で実直な工場労働者の彼女の頬が赤くそまり、目も輝く。女は歳に関係なく、華やげるものと、夢と希望を与えてくれた。いつかきっと私にも!? とても 坦々とした映画なのに、観終わったときに思わず拍手を贈りたくなった一作。(咲)
2004年東京国際映画祭 グランプリ・主演女優賞
2004年カンヌ国際映画祭 オリジナル視点賞・国債費評価連盟賞
2004年/ウルグアイ、アルゼンチン、ドイツ、スペイン/94分/1:1.85/ドルビーSRD
提供:ビターズ・エンド+アミューズソフトエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド 宣伝:ムヴィオラ 協力:靴下屋
公式 HP >> http://www.bitters.co.jp/whisky
★4月29日(祝) シネ・アミューズにてロードショー
●『ヘアスタイル』
監督・脚本:岩田ユキ/ハロルド松村/宮野雅之
撮影:佐々木原保志/長谷川明/尾澤篤史
音楽:鈴木博文/沼口健二/土井宏紀/MO'SOME TONEBENDER
出演:浅見れいな、山本浩司、島田洋八、アキ(水玉れっぷう隊)、佐藤哲夫、松尾政寿、派谷恵美ほか
『下妻物語』の中島哲也が初プロデュースしたオムニバスフィルム。 3人の新人監督が3つのストーリーを作り出した。 浅見れいなが一人で、違うヘアスタイルの全く別の主人公3人を演じ分けている。
『おさげの本棚』監督は映像コンテストで受賞多数、岩田ユキ。
古本屋の「鳩胸堂」はエロ書物専門店。気弱な大学生の鹿夫は、 店の娘の鳩子に好意を感じている。鳩子会いたさにせっせと通うが、 古本の埃は鹿夫の喘息を悪化させていた。『アフロアメリカン』監督は16歳のハロルド松村。
SM好きのバーバラとリドリーのカップル。バーバラは料理をしたことがない。 リドリーに「愛がない!」と罵られて、料理上手のネリスに弟子入りする。『マッシュルーム』多数の作品の助監督をへてこれが監督デビュー作、宮野雅之。
高校生の頃憧れていた奥田先輩が事故で記憶喪失になっていた。 私は元彼女で、先輩にふられたせいで自殺未遂をした、と嘘をついてしまった。 楽しい日々がいつまでも続くと思っていたのに・・・。1本目に『バカの箱舟』の山本浩司くんが出ていました。2本目漫画チックです。 3本目、途中長い感じがしました。 お風呂のフタの上に水槽というのはは『OLDK』にもありましたが、定番かな?(白石)
2005年/日本/カラー/ビスタサイズ/1時間22分
製作:ヘアスタイル製作委員会
プロデュース:中島哲也
4月30日(土)より テアトル新宿にてレイトショー
5月21、22、28、29日テアトル池袋にて特別上映決定 モーニングショー
●『わが家の犬は世界一』
監督・脚本:ルー・シュエチャン
製作:ワン・チョンジュン
製作総指揮:フォン・シャオガン、ワン・チョンレイ
撮影:チャン・シーグイ
美術:リュイ・ドン
出演:グォ・ヨウ、ディン・ジャーリー、リー・ビン、リー・キンキン、シア・ユイ、リー・ミン、リー・ビンほか
北京市では1995年から許可なく飼われている犬の一斉取締りを行なっていた。 しかし許可をもらうには高額な登録料がかかるため、 隠れて飼っている場合も少なくなかった。
工場で夜勤労働をしているラオも、こっそりとカーラという犬を飼っている。 口うるさい妻ユイランや反抗的な息子のリアンより、 自分になついているカーラが可愛くてしかたがない。
ある晩、カーラを散歩に連れて出た妻が公安(警察)の取り締まりにあい、 登録証のないカーラは取り上げられてしまった。 翌日の午後4時までに登録料5000元(約7万円)を支払わなければ処分されてしまう。 タイムリミットは18時間!愛犬カーラを取り戻すために、ラオのあの手この手の奮闘が始まった。第6世代の代表監督ルー・シュエチャンの3作目の作品。 頼りない父親を中国きっての演技派俳優のグォ・ヨウが演じ、 壊されていく胡同(古い下町)や闇市場などを愛犬のために右往左往する姿がおかしくも哀しい。 時間がだんだんなくなるのに、グォ・ヨウが飄々としている(あるときはのらりくらり)ので、 こんなんで大丈夫かいと心配になるのだが。あちこちにぴりりと風刺がきいていて、 ニュースや観光では紹介されない北京を面白く見せてもらった。 そうそう、登録料は後に1000元に引き下げられたそうである。(白)
中国/2002/100分/カラー/ビスタサイズ/ドルビーSR/字幕:水野衛子
2003年ベルリン国際映画祭正式出品
2003年香港国際映画祭クロージング作品★4月30日(土)より新宿武蔵野館にてロードショー
http://www.zaziefilms.com/wagayano-inu/
シネマジャーナル本誌64号にルー・シュエチャン監督のインタビュー記事を掲載します。
●『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS)
監督: ブラッド・シルバーリング
製作: ローリー・マクドナルド / ウォルター・F・パークス / ジム・ヴァン・ウィック
原作: レモニー・スニケット「世にも不幸なできごと」シリーズ(草思社刊)
脚本: ロバート・ゴードン
撮影: エマニュエル・ルベツキ
音楽: トーマス・ニューマン
編集: マイケル・カーン.A.C.E
キャスト:ジム・キャリー/メリル・ストリープ/エミリー・ブラウニング/リアム・エイケン/キャサリン・オハラ/ティモシー・スポール/ジェニファー・クーリッジ/ジュード・ロウ(ナレーション)ほか
ボードレール家の三姉弟妹、ヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)、 クラウス(リアム・エイケン)、サニー(カラ&シェルビー・ホフマン)が、 ある日砂浜で遊んでいると、銀行家のポー(ティモシー・スポール)がやってくる。 3人の自宅が全焼し、両親が亡くなったというのだ。3人は一番近い親戚というオラフ伯爵 (ジム・ャリー)の館に預けられることになる。 しかし、強欲なオラフ伯爵が遺産をわがものにしようとしていることに子供達はすぐに気がつくのだった。
オラフ伯爵の役はジム・キャリーのために作られたようなもの。適役! 次々と襲いかかる不幸にもめげない強くて賢い子供たち・・・ それに引き換えおとなたちの間抜けでかっこ悪いことよ。 40ヶ国語に翻訳されてベストセラーとなっている原作は現在13巻(各巻13章)まで発行済み。 本作は1〜3巻分の物語が元になっています。日本では第9巻を6月発売予定。 物語は世界中の子供達に愛されてまだまだ続いています。 映画の続編を切望(早くしないと子供たちが大きくなるよね)。 オープニングとエンディングも凝っているのでぜひお見逃しなく。(白)
アメリカ/カラー/1時間49分/DTS/ドルビーデジタル/
http://fushiawase.jp/
配給:アスミック・エース
5月3日(祝)より丸の内ルーブル 他にて順次公開
◆来日記者会見
ブラッド・シルバーリング監督
長女ヴァイオレット役 エミリー・ブラウニング
長男クラウス役 リアム・エイケン
MC:谷原章介 花束贈呈:安部麻美 ゲスト:いつもここから
●『英語完全征服』
監督:キム・ソンス(『MUSA - 武士 -』)
出演:チャン・ヒョク(『僕の彼女を紹介します』『火山校』)、イ・ナヨン(『フー・アー・ユー?』)
ヨンジュは公務員で窓口業務をしている平凡な女の子だが、妄想と思いこみが激しく、運もファッションセンスもゼロ。職場を代表して嫌々英会話学校の通う羽目になったが、同じクラスのナンパ男ムンスに一目惚れ。 ムンスの方は金髪教師に夢中な上に、他にも女性の陰がちらほら。それでも妄想力全開で猛然とアタックするヨンジュは報われるのか?
日本と同じく英語が苦手な人が多い韓国。その情けない有様にはメチャ親近感を覚えます!そしてヨンジュが「ほとんど使う当てのない英語をなんでそんなに強要されきゃいけないの!」と叫ぶあたりは、韓国のみならずアジア各国の少々クレイジーなまでの英語教育熱を皮肉っていて面白いです。 現実とちゃんと向き合えず、人とのコミュニケーションもちゃんと取れなかった二人が成長するラストも良かった。でも113分はちょっと長いな。(梅)
2003年/韓国/35mm/ヴィスタ/カラー/ドルビーデジタル/113分
配給:アートポート公式 HP >> http://www.eigoseifuku.jp
★5月4日より新宿シネマミラノ他全国ロードショー
●『ベアテの贈りもの』
監督・脚本:藤原智子
撮影:海老根務
編集:黒木宏
音楽:演奏=レオ・シロタ、音響デザイン=山崎宏
製作:『ベアテの贈りもの』製作委員会:赤松良子、岩田喜美枝、落合良、日本映画新社
出演者:ベアテ・シロタ・ゴードン、野村晴一、原田冴子、池野ヒサ子、中村玲子、 前田薫、池田説子、富田玲子、山口みつ子、山口美代子、田中園子、赤松良子、宇野 淑子、石原一子、植木眞砂子、白藤栄子、西村かつみ、正路怜子、井上輝子、緒方貞 子(出演順)
★4月30日(土)より 岩波ホールにて陽春ロードショー!
月〜金 11:30、14:00、18:30
土日祝日 同上 17:00
公式 HP >> http://www.iwanami-hall.com/
2004/日本/ドキュメンタリー/カラー/92分/35mm/ヴィスタサイズ
本誌63号に東京国際女性映画祭上映時の映画紹介掲載
本誌64号に藤原智子監督インタビュー、ベアテ・シロタ・ゴードンさんインタビュー掲載
●『平成職人の挑戦』〜文部科学省・特選(青年向)長編ドキュメンタリー映画〜
監督:乾弘明
製作総指揮:益田祐美子 (『風の絨毯』プロデューサー)
製作:花組+スリー・アローズ・エンターテイメント
後援:岐阜県
飛騨高山の春と秋を彩る祭りが始まったのは江戸時代元禄の頃。大名に莫大な金を貸 すほどの力があった高山の旦那衆は、飢餓や圧政に苦しむ庶民たちに仕事を与える意 図もあって、神に奉納する祭屋台を作らせたという。明治以降は新しい屋台が作られ ることもなく、飛騨の匠の伝統を継ぐ職人たちが腕を振るう機会も少なくなってし まった。
日本・イラン合作映画『風の絨毯』の冒頭にも登場した「飛騨高山まつりの森」の平 成の屋台6台は、現代の職人衆に伝統の技を次世代に伝える機会を与えようと、中田 金太氏が資金を出して総指揮にあたって作ったものだ。職人達が祭り屋台制作に取り 組む真摯な姿を長年にわたり撮り続けた乾弘明氏もまた、伝統の技を後世に伝えたい 一心で初監督作品『平成職人の挑戦』を完成させた。『風の絨毯』では平成の屋台制 作に資金を出す現代の旦那衆を演じた三國連太郎氏が、本作ではナレーションを務め ている。
すでに岐阜県を始め、各地で上映会が開かれていますが、この度、東京で「映画上映 会と特別ゲストのトークショー」が開かれます。
日時: 2005年5月6日(金) 19:00
2005年5月7日(土) 14:00 今野由梨さん、中田金太氏
2005年5月8日(日) 14:00 立松和平氏
場所: 新宿紀伊国屋ホール
新宿駅東口徒歩5分・伊勢丹とアルタの中間(TEL:03-3354-0141)
料金: 前売り 2,000円 当日 2,500円 (パンフレットもしくはリーフレット付)
その他、地方での上映日程等については、HPを参照ください。
公式 HP >> http://www.cinemacafe.net/hida/
| 2005年5月14日〜 |
●『バタフライ・エフェクト』
監督・脚本:エリック・ブレス&J・マッキー・グルーバー
撮影:マシュー・F・レオネッティ
製作:クリス・ベンダー 製作総指揮:トビー・エメリッヒ,アシュトン・カッチャー他
音楽:マイケル・サビー キャスト:アシュトン・カッチャー、メローラ・ウォルターズ、エイミー・スマー ト、ウィリアム・リー・スコット、エリック・ストルツ、エルデン・ヘンソンほか
“バタフライ・エフェクト”とは「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻 が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出すという意 味の“カオス理論”の一つ。
冒頭にこの言葉が画面に現れ、誰かから逃げる男が必死で書き残すメモがアップにな る。「もし誰かがこの手紙を見つけたら、それは僕の計画が失敗した証拠−」
7歳のエヴァンは記憶喪失に陥ることがあった。学校で「将来の夢」の絵を描いてい たとき、母と一緒に過ごしていた午後、幼馴染と遊んだ地下室で・・・。
13歳のエヴァンとケイリー、トミー、レイニーたちは「ちょっとしたいたずら」を したつもりだった。エヴァンの記憶はその瞬間に飛び、母親に説明もできなかった。
レイニーに「君を迎えに来る」と約束し、エヴァンは母と街を出て行く。その後は記 憶がなくなることもなく大学生になっていた。
監督二人(脚本家出身で初監督作品)が練りに練った脚本はいくつもの展開を見せて いく。物語はスピード感溢れ、急に起こる記憶喪失(ブラックアウト)の瞬間は飛び 上がりそうになる(ドキドキ)。白紙状態で観るのがお勧めだが、観終わってからも う一度確かめたくなること請け合い。
主演で製作総指揮にも名を連ねているアシュトン・カッチャーはモデル出身、2003年 度のピープル誌「世界でもっとも美しい50人」に選出されディカプリオを抑えてトップ ページを飾った、という美形。新作も続々待機中の期待の星。(白)
公式 HP >> http://www.butterflyeffect.jp/
2003/アメリカ/カラー/ヴィスタ/SDDSドルビーデジタル/114分
配給:アートポート宣伝:リベロ
★5月14日(土)より 新宿シネマミラノ、東劇、シアター・イメージフォーラム他にてロードショー
監督:辻裕之
脚本:石川雅也/伊藤秀裕/佐藤敏宏
キャスティング・プロデューサー:内藤三郎
撮影:小松原茂
音楽:遠藤浩二
主題歌:「光陰」LIV(UNIVERSAL MUSIC)
原作:大下英司
出演:押尾学、吉岡美穂、宇崎竜童、室井滋、小沢仁志、ベンガル、高田純次、蟹江敬三ほか
声の出演:星野仙一(元・阪神タイガース監督)
1960年代の大阪。 ロカビリーに憧れる大佑(押尾学)は父(宇崎竜童)のコネでやっと入れた証券会社を飛び出し、 ハワイアンバンドに仲間入り。 そこで、弁護士の娘の超お嬢様な洋子(吉岡美穂)に一目惚れする。 しかし洋子は父親(蟹江敬三)妨害にあってデートに来られなかった。 あきらめて武者修行の旅に出る大祐だったが、初心者が食べていけるほど世の中甘くはなかった。 空腹で倒れていたところ、人気歌手の千本木昌夫(千昌夫)に拾われ、司会の仕事にありつける。 自分には千本木のように「人に勇気や喜びを与えられるもの」 がないと痛感した大佑に千本木は言う。 「そろそろ、君も君だけの宝物を探しに出かける頃じゃないかな」と。
いまや世界の共通語となっている「KARAOKE」、 そのカラオケの機械第1号(とてもシンプル)を発明した井上大祐の半生を 魅力溢れるキャストで描いたもの。 お好み焼きやの両親(宇崎竜童、室井滋)、父親の友人のオヤジ達もいい味を出している。 特許申請を思いつかなかったばかりに、巨万の富とは縁がなかった井上氏だが、 米誌「TIME」の「今世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」 にガンジー、毛沢東、昭和天皇とともに選ばれることにもなった。 主題歌は押尾学自身の作詞作曲&自演である。(白)
2005/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビー/113分
配給:エクセレントフィルム/リベロ
宣伝協力:フレスコ
5月14日(土)よりワーナーマイカルシネマズ板橋ほか全国ロードショー
★Web版特別記事: 『KARAOKE−人生紙一重−』完成披露試写会 舞台挨拶
日本映画史に残る名シリーズ全24作品、すべてやります!!
しかもそのうち20作品がニュープリントでの上映です。
名匠・豊田四郎による第1作「駅前旅館」から、粋な人情喜劇に仕上げた久松静児時代、 名シリーズとなってノリにのってる佐伯幸三時代まで、 まずは前半の12作品を製作順に上映!後編は9月を予定。
- <会場>
- シネマアートン下北沢 http://www.cinekita.co.jp/
世田谷区北沢1−45−15スズナリ横丁2F
問い合わせ: 03−5452−1400
- <期間>
- 5月14日(土)〜6月10日(金)
各回入替制
- <料金>
- 特別鑑賞1回券:1,000円
当日券:一般・学生 1,200円/シニア 1,000円/会員 900円
2回券:2,000円/3回券:3,000円
※はニュープリント
■5/14(土)〜5/20(金) 1 「喜劇 駅前旅館」(’58)監督:豊田四郎 12:00 2 「喜劇 駅前団地」(’61)監督:久松静児 14:10 ※3 「喜劇 駅前弁当」(’61)監督:久松静児 16:00 土日のみ「喜劇 駅前旅館」17:50も上映
■5/21(土)〜5/27(金) ※4 「喜劇 駅前温泉」(’62)監督:久松静児 12:00 ※5 「喜劇 駅前飯店」(’62)監督:久松静児 14:00 ※6 「喜劇 駅前茶釜」(’63)監督:久松静児 16:00 土日のみ「喜劇 駅前温泉」18:00も上映
■5/28(土)〜6/3(金) ※7 「喜劇 駅前女将」(’64)監督:佐伯幸三 12:00 8 「喜劇 駅前怪談」(’64)監督:佐伯幸三 13:50 9 「喜劇 駅前音頭」(’64)監督:佐伯幸三 15:40 土日のみ「喜劇 駅前女将」17:30も上映
■6/4(土)〜6/10(金) ※10 「喜劇 駅前天神」(’64)監督:佐伯幸三 12:00 ※11 「喜劇 駅前医院」(’65)監督:佐伯幸三 14:00 ※12 「喜劇 駅前金融」(’65)監督:佐伯幸三 16:00 土日のみ「喜劇 駅前天神」18:00も上映
- シリーズ全作品出演
- 森繁久彌、淡島千景、伴淳三郎、フランキー堺
- そのほか準レギュラー
- 三木のり平、森光子、乙羽信子、池内淳子、淡路恵子、 坂本九、山茶花究、沢村貞子、柳家金語楼 など
●『ブルー・レクイエム』(原題:Le Convoyeur)
監督: ニコラ・ブークリエフ( 『アサシン』脚本)
脚本: ニコラ・ブークリエフ / エリック・ベスナール
撮影: セドリック・クラ プロデューサー: リシャール・グランピエール
音響: シリル・モワソン
編集: ジャクリーヌ・マリアニ
美術: ローラン・アレール
音楽: ニコラ・バビー
キャスト:アルベール・デュポン、フランソワ・ベルレアン、ジャン・デュジャルダン、クロード・ペロン、ジュリアン・ボワッスリエほか
現金輸送車の中で、3人の男たちが与太話をしている。輸送車の後方では、一台の高級車がいらつき気味に追い越しをかけようとしていた。その時、突然閃光が走り、現金輸送車が火を噴いた。
この作品、予備知識ゼロで観る事をお奨めします。チラシにはアレックスが何者なのか書かれていますが、それも知らずに観ると、サスペンスフルで非常に面白いです。映画の語り口は寡黙なので、かなり映像に集中する必要がありますが、ブルーを基調とした映像といい、音楽といい、主人公といい、めっちゃ渋い&クールです。久しぶりに非常に良くできたフィルム・ノワールを観られて満足!ハリウッドでこれまたリメイクするらしいですが、この渋さは絶対でないと思う。オリジナルを是非ご覧あれ。(梅)
一人の男が現金輸送会社に警備員として転職してきた。彼の名はアレックス。リストラで失職し、独身、食うためにこの仕事に就いたと言う。しかしこの会社は、今年すでに3回も武装グループによる襲撃を受けており、経営は傾き、間もなくアメリカの大手企業に買収されることになっていた。彼は職場仲間にそれとなく襲撃事件について聞いて回る。ホテルの彼の部屋には、襲撃事件に関する新聞記事や職場仲間のプロフィールなどが壁一面に張られている。彼の目的は何なのか?2003/フランス/95分/カラー/35mm/シネスコ/ドルビーデジタル/DTS
http://www.longride.jp/blue-requiem/
5月14日より シブヤ・シネマ・ソサエティにて公開
5月21日より 吉祥寺バウスシアターにて公開
●『桃色 Colour Blossoms』
監督・脚本:楊凡(ヨン・ファン)
出演:松坂慶子、章小[(草冠)恵](テレサ・チョン)、ハリス(河利秀)、SHO、呉嘉龍(カール・ン)
美麗(メイライ)は不動産屋の職員。謎めいた美女・梅木夫人から売って欲しい部屋があるので見に来て欲しいと依頼される。その部屋は古びているが、数々の調度品が置かれた美しい部屋だった。メイライは部屋に魅了され、密かに入り浸るようになる。ある日、見知らぬ男が突然部屋に入り込んでくる。メイライは一瞬で彼の虜になるが、さらに彼を追って若い美女も現れる。メイライはその部屋で梅木夫人によって、愛欲と愛憎のカオスへと導かれる。それは現実なのか、幻なのか、、、
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(写真提供 シナジー)
香港国際映画祭での上映で観たのですが、まず松坂慶子が役名を美輪明宏演ずる黒蜥蜴の様に名乗ったところで、私は椅子から転げ落ちそうになりました(^^;)。監督は東洋初のオスカー女優「ナンシー梅木」から梅木夫人と名付けたそうです。
梅木夫人は愛する人の愛を得るために、自らの肉体をも変えます。監督は「彼女は運命に屈せず、挑戦し続ける人」と説明します。しかし愛欲は独占欲へ、そして憎しみへと変わり、悲劇的な結末を迎えます。作品全体に虚しさが漂っているのは、監督自身の現在の心境を映しているのでしょうか。
いつもながら何処を切り取ってもポストカードになるような美しい映像です。直接裸体がでるようなシーンはほとんど無いのですが、とてもセクシーに感じます。監督の審美眼は本当に凄いと思う。でもストーリーを真剣に追うと頭の中?だらけになるかもしれません。
謎のカメラマンに扮するSHOは、日本人ですが香港でショーモデルとして活躍している人です。ほとんど喋りませんが、いい男です。また謎の警官を演じる呉嘉龍は、以前ジャッキー・チェン映画など、数々の作品で脇役を務めている呉耀漢(リチャード・ン)の息子です。(梅木)
2004年/カラー/香港/103分/ドルビーデジタル/シネマスコープサイズ
提供:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
配給:シナジー
公式 HP >> http://www.momo-iro.jp/
★5月14日(土)より新宿ピカデリー4、銀座シネパトス、シネマックス千葉
6月4日(土)より立川シネマシティ ほか全国順次ロードショー
特集記事『桃色 colour bloosoms』記者会見もご覧下さい。
●『美しい夜、残酷な朝』
韓国、香港、日本---。 世界が注目するアジア映画界を牽引する3人の映画作家が人間の深い欲望に迫る衝撃の幻想コンピレーション。 あるものは嫉妬に狂い、あるものは永遠の美を求め、またあるものは富に執着する...。 各国で物議をかもした衝撃作が再編集を経て、ついにそのベールを脱ぐ。 (日本ヴァージョンでの劇場公開となります)
日本篇『 box』
監督:三池崇史(『着信アリ』『殺し屋1』)
出演:長谷川京子、渡部篤郎
韓国篇 『cut』
監督:パク・チャヌク(『オールド・ボーイ』『JSA』)
出演:イ・ビョンホン、カン・ヘジョン
香港篇 『dumplings』
監督:フルーツ・チャン(『メイド・イン・ホンコン』『リトル・チュン』)
出演:ミリアム・ヨン、バイ・リン、レオン・カーファイほか
2004/香港・日本・韓国/アメリカンビスタ/124分/ドルビーデジタル/R-15
ノベライズ 『美しい夜、残酷な朝』 行川渉著 (角川書店刊)
配給:角川映画 エンジェル・シネマ
5/14(土)、VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズにて先行ロードショー!
6/4(土)より全国公開!!
| 2005年5月21日〜 |
●『ザ・インタープリター』原題:THE INTERPRETER
監督: シドニー・ポラック
製作: ティム・ビーヴァン / エリック・フェルナー / ケヴィン・ミッシャー
脚本: チャールズ・ランドルフ / スコット・フランク / スティーヴン・ザイリアン
撮影: ダリウス・コンジ
編集: ウィリアム・スタインカンプ
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト:ニコール・キッドマン、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー、イヴァン・アタル、ジョージ・ハリス、マイケル・ライト、クライド草津ほか
アフリカ、マトボ共和国。反政府運動の指導者ゾーラと連れは、朽ちたサッカー場にやってくる。しかしそこにあったのは虐殺された死体の山だった。案内した少年は「いい一日を」と彼らに銃を向ける。
ニューヨーク、国連本部。通訳(インタープリター)として働くシルヴィア・ブルーム(キッドマン)は忘れ物を取りに戻った通訳ブースで、聞きなれない言語を耳にする。彼女の生まれ故郷、マトボ共和国のクー語で「先生は生きてここを出られない」というものだった。のちに元首の暗殺計画と知ったシルヴィアは通報するが、直後から不審なアフリカ人が身辺に現れるようになる。妻を亡くしたばかりで現場に復帰したシークレット・サービスのトビン・ケラー(ペン)はシルヴィアの調査をし、彼女が嘘をついていると直感する。
「言葉vs銃」の戦いを描きたかったという監督の熱意により、この映画は実際に国連本部で史上初めて撮影された。ただし、通訳ブースは狭すぎたため、セットになったという。シドニー・ポラック監督本人がケラーを気遣う上司役で、登場。カメラマンのフィリップ役はシャルロット・ゲンズブールの夫君であるイヴァン・アタル。マトボ共和国は実在せず、アフリカ近代史をもとに造られた仮想の国。また言語学者の協力を得て、スワヒリ語とショナ語によく似たクー語も作り出された。傷を抱えた二人の心が近づいていくのは描かれるが、ありがちなロマンスには流れず、クールな政治的サスペンス作品となっている。(白)
2005/アメリカ/カラー/シネマスコープ/2時間9分/SR/SRD/DTS/SDDS/UIP配給
公式 HP >> http://www.inpri.jp/
★5月21日(土)より有楽座ほかにてロードショー
1970年代の日本のウーマン・リブを生きたおんなたちの語りから、ウーマ ン・リブを伝え、彼女たちが開いてくれた道とその現在の位置を知ろうと つくられたドキュメンタリー作品。
<30年のシスターフッドを観てリブを語るプロジェクト>が送る
勇気のでる連続ビデオ上映+トーク 第二弾!!
★5月21日(土)18:00開場 18:30〜(上映後トークセッション)
<<<昔もリブ!今もリブ!これからもリブ! PART1>>
トーク・北村三津子さん(リブビデオ出演者・介護福祉士)
上映:『30年のシスターフッド 70年代ウーマンリブの女たち』
(制作/ 山上千恵子・瀬山紀子/57分/2004)
場所:PA/F
SPACE(パフスペース)http://www.pafspace.com/
新宿区馬場下町18フェニックスビル3F
TEL: 03-3207-0856
参加費・1000円
いまの自分にどこかで不安を抱えていたり、
いまの世の中にどこかで違和感を感じていたり、
なんだか、思ったままを言える関係がないな、と感じていたり、
自分の居場所がないなと感じている人達に伝えたい
女が一人でたのしく生きていくための道を探ってきた
リブの女たちからのメッセージを。
大丈夫、一人でも生きていける。ビバ・リブ!
◇北村三津子さん
大阪の短大で幼児教育学科を修了後、保育所に勤務。そのころから、労働 運動に従事。その後、ウーマンリブ(意識変革をともなう女性解放運動) にであい関西リブ連絡会議で活動後、 さまざまな仕事を経て、現在は東京都内で特別養護老人ホームに勤務。 「リブは女の自己史を語る。個人史はみんな世界遺産になりますよ。 個人史は、すべての女とつながっている。」
公式 HP >> http://homepage2.nifty.com/30yrs-sisterhood/
ビデオ・DVD(価格5000円 ライブラリー価格20000円)発売中
英語字幕版あり
<<ご注文・問い合わせ先>
女たちの歴史プロジェクト
TEL03-3780-4446 FAX03-3780-1748
◇ビバリブ!プロジェクト◆
http://homepage2.nifty.com/30yrs-sisterhood/
問い合わせ先
sisterhood_30nen@mail.goo.ne.jp
シネマ・ジャーナル本誌64号に関連記事を掲載しています。
| 2005年5月28日〜 |
●『初恋のアルバム〜人魚姫のいた島〜』
監督:パク・フンシク
脚本:パク・フンシク、ソン・ヒェジン
原案:クォン・ヒェウォン
撮影:キム・ヤンイル
美術・チョ・グンヒョン
音楽:チョ・ソンウ
キャスト:チョン・ドヨン(若き母チョ・ヨンスン、娘ナヨン)、パク・ヘイル(若き父キム・ジングク)、コ・ドンシム(母)、キム・ボングン(父)ほか
郵便局に勤めるナヨンには恋人がいたが、結婚に踏み切れない。 というのも気の強い母が、人の良いおとなしい父をなじり夫婦仲が険悪なのを見ているせいだった。 海外研修が近づいたある日、父が何も言わずにいなくなってしまった。 ナヨンは楽しみにしていた研修をとりやめ、両親の生まれ故郷の島へ父を探しに出かける。 そこで彼女が出会ったのは、自分そっくりの若き日の母ヨンスン。 30年の時を遡って出会った母は、海女として働く溌剌とした島の娘だった。 ヨンスンが想いを寄せている郵便配達の若者は若き日の父。 二人の交流を見守るうち、ナヨンの心も少しずつ穏やかになっていく。
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チョン・ドヨンが2役を演じているが、少しも違和感がない。 よく似た人がまったく違う性格の二人を演じているように見え、主演女優賞も納得である。 父の若き日を演じるパク・ヘイルは、『殺人の追憶』の容疑者役とは別人のように爽やかな笑顔。 役者さんってすごい。50歳の母親は、ソウルの浴場であかすりの仕事をしているという設定だ。 苦労続きで無理もないのだけれどこの母がおもいきりきついので、 父が蒸発したくなるのもわかる気がする(笑)。
ソウルを訪ねたとき、地元の女の子たちに最近の映画で良かったものは?と聞いたら、 答えがこの『人魚姫(原題)』だった。主なロケ地となった美しい牛島と、 若い二人の初々しい恋に心洗われるような作品。(白)
2004大韓民国映画大賞 女優主演賞、女優助演賞受賞
ゆうばりファンタスティック映画祭2005 ヤングコンペ部門にてグランプリ受賞
2004/韓国/111分/ビスタサイズ/ドルビーSR,SRD
http://www.taki-c.co.jp/hatsukoi/
5月28日より 池袋シネマロサほか 全国主要都市順次公開
◆愛知万博のイベント「コリア映画祭」で5月15日(日)本作の上映が決定!
●『マイ・ブラザー』
監督・脚本:アン・クォンテ
撮影:ファン・ギソク
キャスト:ウォンビン、シン・ハギュン、キム・ヘスク、イ・ボヨンほか
同じ高校の同じクラスになってしまった年子の兄弟、 スンヒョン(シン・ハギュン)とジョンヒョン(ウォンビン)。 身体の弱い兄を溺愛する母に反発し、兄が疎ましく喧嘩にあけくれるジョンヒョン。 成績は良いが内気でおとなしいスンヒョンはそんな弟が羨ましかった。 同じ女の子を好きになってしまった二人は・・・。
ウォンビン兵役前の最後の出演作。「賢兄愚弟」の見本のように勉強は苦手だが、 喧嘩の強いタフガイ(なんだか石原裕次郎みたい・・・ふるっ!) で母親に気にかけてもらえないのが淋しいという男の子。 シン・ハギュンは繊細で気弱、それでも弟が危ないと助けに入るおにいちゃん。 二人とも似合いの役柄だ。
原題は『ウリ ヒョン』で「うちの兄貴」という意味。 ウォンビンのモノローグで始まる。自分の兄弟姉妹を思い出し、ちょっと連絡してみたくなった。 ハンカチ必携。(白)
ユニバーサル作品/UIP配給
2004/韓国/カラー/1時間53分/SRD:SR/ヴィスタビジョン
5月28日(土)シネマスクエアとうきゅうほか全国ロードショー
http://www.my-brother.jp/
●『彼女を信じないでください』Too Beautiful To Lie
監督:ペ・ヒョンジュン
脚本:チェ・ヒデ
撮影:ユン・ホンシク
音楽:チョ・ヨンウク
出演:キム・ハヌル、カン・ドンウォン、ソン・ジェホ、キム・ジヨン、イ・ヨンウンほか
ヨンジュ(キム・ハヌル)は詐欺罪で服役中。姉の結婚式に出ようと、 得意の嘘と泣き落としでまんまと仮釈放となる。 列車で眠っているヨンジュのたまたま向かいの席に座ったのはヒチョル(カン・ドンウォン)。 揺れた拍子に落とした指輪を拾おうと、ヨンジュの足元に手を伸ばすが、 目をさましたヨンジュは「この変態!」と殴る蹴る!! ヨンガンで薬剤師をしているヒチョルは、 恋人にプロポーズしようと母親の形見の指輪を持っていたのだった。 ようやく誤解がとけた後、ヒチョルのポケットの指輪はスリに盗まれてしまう。 ちょうど目撃してしまったヨンジュは自分が疑われないようにと、 スリを追いかけてうまく取り返す。しかしその間に列車は走り出していた。 姉へのプレゼントが入ったバッグを座席においたままだというのに・・・。 ヒチョルに指輪を返しバッグを取り戻そうと、 ヨンジュはヒチョルの家を訪ねてヨンガンへ向かう。
2004/韓国/115分/カラー/ビスタ/ドルビーデジタル
韓国で「恋人にしたい男優NO.1」に選ばれたというカン・ドンウォンの映画デビュー作。 純朴な田舎の若者が女詐欺師に振り回されながら、 二人しだいに心通わせていくというロマンチック・ラブ・コメディ。 天才的なうそつきを演じるのは、『時の香り リメンバー・ミー』、『氷雨』のキム・ハヌル。 清純派のイメージが強かったが、『同い年の家庭教師』に続き、 この作品でもコメディエンヌの才能を発揮している。 みんなが知り合いのような小さな町で、 その場しのぎについた嘘がのっぴきならなくなっていく様がおかしい。 ヒチョルの家族に囲まれて幸せそうなヨンジュ、 Mr.とうがらし(笑)を目指して奮闘する二人、 ほろりとさせられるところもいっぱいのハッピーな作品。 (白)
配給:ハピネット・ピクチャーズ
5月28日(土)よりVIRGIN CINEMAS 六本木ヒルズにて 幸せのロードショー
http://kanoshin.com/<お知らせ>
『彼女を信じないでください』初日舞台挨拶
日時:5月28日(土) 舞台挨拶 初回上映前(10:00〜)
場所:VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズ
登壇予定者:キム・ハヌル、日本人ゲスト
●『ミリオンダラー・ベイビー』
アカデミー賞4部門独占!監督賞・作品賞・主演女優賞・助演男優賞
ゴールデングローブ賞2部門 監督賞・主演女優賞
ほか多数受賞アカデミー賞4部門独占!監督賞・作品賞・主演女優賞・助演男優賞
ゴールデングローブ賞2部門 監督賞・主演女優賞
ほか多数受賞
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ポール・ハギス
原作:F・X・トゥール(「PopeBurns」日本語題「ミリオンダラー・ベイビー」ハヤカワ書房)
撮影監督:トム・スターン
製作:クリント・イーストウッド、ポール・ハギス、アルバート・S・ラディ、トム・ローゼンバーグ
美術:ヘンリー・バムステッド
音楽:クリント・イーストウッド
キャスト:クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン、ヒラリー・スワンク、アンソニー・マッキー、ジェイ・バルチェル、マイク・コルターほか
元ボクサーのスクラップ(モーガン・フリーマン)はダウンタウンの古びたボクシン グ・ジム、「ヒット・ピット」で雑用係として働いている。ボスでトレーナーのフランキー(クリント・イーストウッド)とは現役時代からの付き合い。フランキーはかつて、スクラップの試合を止めずに片目を失明させてしまった罪悪感からすっかり保守的になっていた。
ある日、ボクサーを夢見る31歳のマギー(ヒラリー・スワンク)が訪れ、フランキーに「トレーナーになって」と頼む。けんもほろろに追い返されるが、マギーは諦めず前金を払ってジムに通いつめ、一人深夜まで黙々と練習に励んでいた。熱意を認めたスクラップは、サンドバックの叩き方を教え、フランキーのスピードバックを貸してやるのだった。
フランキーは娘と絶縁状態にあり、毎週書き送る手紙も送り返されている。マギーはトレーラーハウスの家族(これがいないほうがまし、って言いたいくらい)から離れ て、13歳からウエイトレスをしながら全てをボクシングにかけている。スクラップは ジムの片隅で寝起きをしていてやはり家族はない。
半ばまでマギーのサクセスストーリーの形をとりつつ、孤独な人間が少しずつ家族のような情愛を育んでいく過程が丁寧に描かれる。人生からおりてしまったような老トレーナーが、もう一度彼女と一緒に夢を見るようになるのだ。二人はアイルランド系で、フランキーが読んでいる本はゲール語(アイルランド、スコットランドの地方で話されている古くからの言語)。後でマギーに贈るガウンはナショナルカラーの緑色で、アイリッシュハープとゲール語が刺繍されている。フランキーは熱心なカトリック信者でもある(このあたり覚えておいてね)。
ヒラリー・スワンクは、実際にチャンピオンを育てたコーチの元で特訓し、現役女性 ボクサー相手にほんとに強いんじゃないかと思わせる熱演。何度もパンチを受けてしまったそうだ。マギーは凄絶ともいえるけれど、自分の望むことにまっすぐに向かっていて、いっそ爽快!「愛に、打たれる」のキャッチコピーに納得しました。(白)
2004年/アメリカ/133分/カラー/DYS/ドルビーデジタル/字幕:戸田奈津子
★5月28日(土)より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹東急系
配給:ムービーアイ、松竹
公式 HP >> http://www.md-baby.jp/
●『チャレンジ・キッズ ―未来に架ける子どもたち』原題:spellbound
監督・製作・撮影:ジェフリー・ブリッツ
ジェフリー・ブリッツにとって、本作は初めての長編監督作品。 2003年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるも、 残念ながら受賞は『ボウリング・フォー・コロンバイン』に譲ったが、 全米で公開され、540万ドルというドキュメンタリー映画としては異例のヒットを記録した。
原題のSpellboundとは、“スペルに魅せられて”という意。 アメリカには「スペリング・ビー(Spelling Bee)」と呼ばれる、 子どもたちが単語の綴りを競う競技大会があって、 全米最大のスポーツチャンネルESPNで実況されるなど、皆が知っている催しだという。 第一回が1925年というから、かれこれ80年の歴史があることになる。 移民で成り立つ国アメリカ社会。様々な国から移民してきた人たちに、 英語に慣れ親しんで貰おうと、スペルをゲームにしたとも言われる。 毎年900万人もの子どもたちが参加し、 地区大会をトーナメント方式で勝ち抜いてきた精鋭約250名が決戦の地ワシントンD.C.に集まり、 たった一人のチャンピオンを目指す。 出題者が発音する単語を、耳を研ぎ澄ませて聴き取り、綴りを答えるのだが、 一つでもアルファベットを間違えたらドロップアウト。 言葉の意味と語源を質問する権利はあるが、 47万語ともいわれるリストの中から出題される単語に正確に答えるには、 相当の集中力と精神力が必要だろう。映画を観ている方も手に汗握ってしまう。
本作は、1999年第72回大会に挑んだ子どもたち8人を追ったもの。シングルマ ザーに育てられたアフリカ系少女アシュレー、メキシコからの不法移民で英語が 話せない父親をもつアンジェラ・・・。白人、黒人、インド系、メキシコ系など と、民族も宗教も家庭環境も様々な子どもたちとその家族の人間模様が語られ る。印象的だったのは、移民して一代で成功したインド人の富豪の父を持つ美少 年ニール。彼は、紅茶で有名なインド北東部の町「ダージリン」がわからなく て、チャンピオンまであと一歩というところで脱落してしまう。父親のなんとも 複雑な顔!なにしろ父親はこの大会を目指す彼のために、フランス語やラテン語 の家庭教師までつけたのに、皮肉なことに故国の地名で引っかかってしまったの だから。 チャンピオンになれるたった一人を除いて、こうして皆、脱落していくのだが、 子どもたちの顔はすがすがしい。それは、目標に向かって必死に勉強したという 満足感なのだろう。何かに打ち込めるって、素晴らしい!(咲)
2003年/アメリカ/上映時間97分 ![]()
©2002 Blitz/Welch Productions
配給: ハピネット・ピクチャーズ/パンドラ
文部科学省選定(少年・青年・成人・家庭向け)
◆上映スケジュール
5月28日(土)より東京都写真美術館ホール
7月9日(土)より名古屋シネマスコーレ
7月16日(土)より大阪シネ・ヌーヴォ
他順次、全国ロードショー予定
東京都写真美術館でのトークイベント
◇5月28日(土)1回目上映前
ヤンキー先生こと義家弘介先生、写真美術館に来場!
◇5月29日(日)1回目上映終了後
ゲスト:代々木ゼミナール 西きょうじ先生
「“苦手”を“楽しむ”に変える英語学習」
◇6月8日(水)1回目上映終了後
ゲスト:女子プロゴルファー横峯さくらさんの父、横峯良郎さん
「喧嘩するほど仲がいい〜娘さくらとの19年間〜」
公式 HP >> http://www.pan-dora.co.jp/challenge/
| 2005年6月4日〜 |
