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「第34稿:件名(J):夢について」
差出人:トリ[ame-furi@cross.neo-road.ne.jp] 送信日時: XX/03/31 (木) 11:02
宛先:gokuraku@okidoki.ne.jp
CC:
件名(J):夢について
アナタは僕についてどのくらいのことまで知っているんだろうか?
あえてそれは聞きません。
そして、アナタに言います。
僕は、最近、夢を見るようになりました。
人生における夢とかそういうものではありません。
寝て、みる夢です。
僕はある事件を境に夢を見ることができなくなっていたのです。
それが最近になって見ることができるようになったのです。
しかも、変な夢です。
まるで現実に侵食してくるかのようなリアルな感触を持った夢です。
そこでは、どうやら僕はすごい力を持っているらしいのです。
今まで見ることのできなかった夢を
見ることができるようになったということはどういうことなんでしょうか?
アナタに、もしわかるなら僕に教えてくれませんか?
それと、
僕は別に本音を包み隠す為に礼儀のいい言葉を使っているとは思いません。
アナタの言う通り、普段使う言葉でメールを送ろうとしてみたのですが、
どうやらこれが、僕の使う普段の言葉みたいです。
あるいは、本音を包み隠しているのかもしれません。
無心の内に。
差出人:アタシ[gokuraku@okidoki.ne.jp] 送信日時: XX/04/01 (木) 01:31
宛先:ame-furi@cross.neo-road.ne.jp
CC:
件名(J):アンタへ
なら、アタシもアンタの事をどこまで知っているか...
あえてそのことには触れないでおくわ。
ただ言うなら、その夢のことについては、アタシが全く知らないことね。
だから、アタシに言えることといえば、
今まで見ることのできなかった夢をみることができるようになった
ということは、
アンタが今、その夢を必要としているからじゃないの?
そして、何のために必要としているのか?
その答えはアンタの心の中にあるんじゃないのかしら?
きっとアンタは何者にか、なろうとしている。
変化を望んでいる。
そうじゃないかしらね?
あと、メールを送るときの文については
何もアタシはタメ語を使ってこいって強制したわけじゃないのよ。
アンタが一番使いやすい言葉がそれなら、それでかまわないわ。
だけど、最後に。
無心で行われていることが一番の罪よ、たぶんね。
何においても、まずは自覚なさい。
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