◆重要◆ロンから最後のメッセージ
クラブロンのホームページを立ち上げたのは2001年の夏でした。
水商売を辞め、実家で静かに暮らす日々の中で、私が経験してきた夜の世界のエピソードを色々な人に知ってもらいたい、という思いから、このホームページを立ち上げました。

立ち上げた当初、このホームページは一日500人以上のアクセスがあり、読まれた方からの真摯な感想も多くいただきました。

その後、私は運命的に出会った男性と結婚し、今は子供もいます。
そんな中でこのホームページを運営し続ける意欲は当初より減って行きました。
当サイトを訪れる人も、同じく減って行ったのです。

何度か、ホームページのリニューアルも考えました。
実はこれを書いている数日前までは、「もう一度クラブロンを真剣に運営していこう」と思っていました。

しかし、いつの間にか私の中で、水商売をしていた時代のことは「思い出したくないこと」に変化していました。

それはどうしてでしょうか。
私はホステス時代は一生懸命働いていたつもりです。
そのこと自体を恥じているわけではありません。
むしろ、・・・誇りに思っているのです。

だけど、夜眠りにつく前に、「今度、クラブロンにどんな思い出話を書こう・・・。」と考えを巡らせていると、どんどん悲しくなってくるのです。夜の世界に生きる人々の寂しさ、悲しさ、薄汚さ・・・、思い返すにつけ胸が張り裂けそうになります。

家庭があり、金銭にも恵まれた暮らしをしながら、毎日のように飲みに来ては、夜明けまではしご酒していた某会社の社長。「冷たい家に帰りたくない。寂しい。」と漏らしていたっけ。
二人の子供を女手ひとりで育てていたAちゃん、今はどうしているだろうか。
厳しくて美しかったママは今も元気なんだろうか。

色々と考えてなんだか涙が出そうになり、隣に寝ている小さな我が子の顔を見て、余計辛くなり、やはりもうクラブロンの運営は諦めよう、と決心しました。

今、私は、実を言うと、とても幸せなんです。
尊敬できる主人と出会えたこと、愛する我が子を授かったこと。
まるで時間がゆっくりと流れているようです。
いっそこのまま時が止まればいいと思うほど幸せな暮らしをしていて、もう過去の辛いこと、悲しいこと、思い出したくないのです。
勿論素敵な思い出も沢山ありました。
だけど。今の生活の温かさに比べると、素敵な思い出は遠くかすむような気がします。

そういう身勝手な理由ひとつで、このホームページを締めくくりたいと思います。
クラブロンは私にとって大好きなサイトであったことに違いはないので、このまま形として残しておきたいと思います。

今まで読んで下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。