背景:突然訪れた身内の死に多くの遺族は落ち着きを失い、業者任せの仏式の
葬儀を高い費用を払って行なってしまうケースがほとんどである。
日々の生活に苦慮する家庭でさえ、この儀式については避けられない
ものと諦めているのが現状である。
しかし、熱心な仏教信仰者は別として、高価な仏式の葬儀を必要としない
方も実は多いのではなかろうか。
ここでは、多くの方は具体的手法は知らないと思う「3万円で済ませる密葬」
について、その手法を詳しく解説したいと思う。
以下は実際に病院、区役所、公営葬儀会館、公営火葬場に問い合わせて
作成した自分でも使う予定のマニュアルです。
■密葬手順
(身内が病院で死んだ場合のサンプル)
1)身内が病院で死んだら、病院に「死亡診断書」を書いてもらい、
遺体に最低限の処置をしてもらう。(エンジェルセット使用)
(これは黙っていてもやってくれることではあるが)
死亡診断書発行の費用・・・2000円(さいたま市立病院の場合)
2)「さいたま市緑区役所(048-874-1111、時間外048-712-1255)」に
死亡診断書他を持参して死亡届を出し、火葬許可証を交付してもらう。
費用は無料。
他に持参するもの
・国民健康保険証(加入者のみ)
・国民年金手帳(加入者のみ)
・介護保険被保険者証(加入者のみ)
・印鑑(三文判でOK)
2)一時、病院の霊安室にて遺体を保管する。
(なるべく早く火葬場に運ぶ)
3)病院の寝台車を借りて(無理なら自分で車を用意する)
「ひかり会館(048-852-5561)」に棺を買いに行き(サイズ 中で8200円)
病院の霊安室で納棺する。(最低でも2人居ないと納棺出来ない)
※ひかり会館の営業時間は8:30〜17:30なので注意。
4)「大宮聖苑(048-682-2800)」に火葬予約と、霊安室使用の予約をする。
予約が取れ次第、遺体を病院から大宮聖苑の霊安室に運ぶ。
霊安室使用料金(1日):520円
斎場の霊安室と違って、火葬場の霊安室は穴場であり
ほとんど利用されていない。(大宮聖苑場長談)
5)火葬予約時間になったら、霊安室から棺を台車に乗せて運び
火葬をする。火葬料金:7000円
火葬の待ち時間で大宮聖苑内の売店見沼(048-682-3773)に行き
骨壺を買う。
サイズ6寸(標準サイズ)の場合の価格
箱、ふろしき込みの価格:7000円
骨壺単体の場合 :6300円
6寸、7寸ならストックがあるので心配は要らない。
6)火葬が終わったら骨壺に遺骨を納める。
事務所で埋葬許可証を交付してもらって帰る。
お疲れさま、これで密葬の終了です。
■費用計算
1)死亡診断書 2000円(さいたま市立病院)
2)火葬許可証 0円(さいたま市緑区役所)
3)棺(標準サイズ) 8200円(ひかり会館)
4)霊安室使用料 520円(1日)
5)骨壺(6寸(標準)サイズ) 6300円(大宮聖苑内売店見沼)
6)火葬料金 7000円(大宮聖苑 市民12歳以上)
計 24020円
参考:火葬料金は公営の火葬場なら無料にしている所もあります。
■編集後記
やっぱり棺を買いに行くのが結構大変だと思います。荷室の広い車があれば
良いのですが、無い場合はレンタカーなどの利用も考える必要があるかもしれ
ません。それでも葬儀屋経由で最低でも5万円もする棺を買うより良いです。
火葬業務だけを行なう大宮聖苑の霊安室は一般の葬儀の流れを考えれば、
利用頻度は少ないと思っていたのですが、予想的中。良い場所を見付けました。
このマニュアルを使ってイメージトレーニングをしておき、実際に身内の死が
訪れた時にも読者の方は慌てず冷静に行動されることを祈っております。
2004年07月24日(土) 編集者:
火葬場サイト管理人 音無