毎年参加している夏のK4-GP。例年は2日間の前半で練習走行、後半で1000`耐久を行いますが、今年は初日に練習走行と共にAT車限定の2時間耐久レースと、通常のレギュレーションで争われる5時間耐久レースが行われ、翌日に1000`耐久レースが行われる日程になりました。ガレージ佐藤は初日のAT限定2時間耐久と2日目の1000`耐久に出場することに決定! セパン24時間耐久で大活躍したミラジーノといつものビートの2台体制で今回のK4-GPに臨みます。
例年のK4-GPでは初日は練習走行のみのため、時間的な余裕があるので、ガレージ佐藤の本拠地であるゆうたんの家から富士スピードウェイが近いこともあって、のんびりムードで出かけますが、今回は初日に練習走行・車検・レースがあるためスケジュールがかなり詰まっています。

そんなこともあって今回はまだ夜が明け切らないうちから行動開始! 前日の内からビートを積みおきしておいた積載車・レーシングジーノ・数台のサポートカーを従えてゆうたんのガレージを出発。

→スピードウェイまでの道中にあるコンビニにはK4-GP参加車輌を荷台に載せた積載車が待機中。東の空も明るくなり始め、慌しい一日の始まりです。
←ゆうたんのガレージを出発して10数分後には富士スピードウェイに到着。

参加エントラントのために開かれた西ゲートの前には入場の順番待ちのクルマが列を作って並んでいます。

周りを見渡して並んでいるクルマのナンバープレートに目をやると、全国各地のナンバーが見られ、K4-GPの人気が全国区であることを再認識させられます。
↑各チーム、入場ゲートをくぐると我先にと急いで自分達のピットへ向かいます。出場マシンを積載車に積んでやって来るチームが多いですが、レーシングカラーを身に纏ったマシンで自走してくるチームもあり、搬入の仕方はチームごと様々。
↑ガレージ佐藤もナンバー付きで自走可能なレーシングジーノを先頭に、ビートを載せた積載車、サポートカーのオプティ1000ターボが続きます。
←初日の14日は時間が来るまではピットに入ることが出来ないため、積載車を停める駐車場が今日一日の「本部」になります。

駐車場に着いて早速ビートを荷台から降ろして練習走行&AT耐久のための準備を始めます。

14日の参加メンバーはAT耐久のドライバーにゆうたん・マルーンのKPGC10さん・マルーンさんのお友達のステージア乗りの方、準備の手伝いにハト戦闘さん・M永さん・ウチのオヤジ・わたくしダークイエローの総勢7名。
↑まだ貼り付けていなかったステッカーをみんなでボディに丁寧に貼り付けていきます。ゆうたんは知り合いの方のマシンにステッカーを貼り付けるお手伝い中。
↑今回出場するにあたっての新たなマシンメイクのコンセプトはズバリ「軽量化、だけど見た目は犠牲にしない!」で、作業をする前の状態でも不要な物は外されていましたが、今回は見えない部分のぜい肉を徹底的に落としてきました。なのでダッシュボードは見た目は普通ですがかなりペラペラになってます。
↑重量バランス最適化とマフラーの取り回し変更で室内に移設されたバッテリー。絶縁のために入れられた半透明の箱はホームセンターで売られている書類ケース。A4サイズがバッテリーの大きさにドンピシャでスマートでカッコイイ!! ちなみに軽量化のためにサイドブレーキは外してしまったので付いてません。
↑今回のK4-GPでは、事故発生時の乗員保護のために両腕の動きを制限するベルトが採用されました…で、早速装着してみるもこいつの正しい使い方がよく分からない(困) 画像は使い方が分からずみんなと四苦八苦するハト戦闘さん。
↑時間に余裕があまりないのでみんなで手分けして準備を進めます。画像はタイヤのエア調整をするマルーンのKPGC10さん。
←お揃いのボディカラーで揃えられたガレージ佐藤・レーシングビート&レーシングジーノ。

1チームで複数台数エントリーしているチームは決して珍しくありませんが、中古車屋さんや修理工場が母体となっていないチームで、ボディカラーまで揃えてエントリーしているチームは少数派のような気がします。

う〜ん、カッコエエなぁ。
↑今年も天候に恵まれたK4-GP。前日同様、暑くなりそうな朝です。リニューアル以前と比べてだいぶ立派になった富士スピードウェイですが、2007年10月のF-1日本GPに向けて各部の改修工事が進められていて、ピットの建物もこれまで屋根の無かった屋上に屋根が設置されて、より便利になっていました。
↑練習走行を開始したガレージ佐藤・レーシングビート。
↑一年に一回、K4-GPの時にしか動かないクルマなので、トラブルが出ないかちょっと心配になりますが、回りの心配をよそにビートは順調に周回数を重ねます。
↑→ひとり3周ずつでピットインしてドライバー交代。「必ず参加した全員がステアリングを握る」というガレージ佐藤ルールに則り、全員が交代で走ってマシンの感触を確かめます。今回はかなり軽量化に気を使ったこともあり、昨年までとはマシンの挙動が異なり、加速・減速・コーナリングの全ての動きが軽く、ドライバーの思った通りに動いてくれるような印象を持ちました。ピットに戻るとゆうたんからマシンに乗った感想を求められるため、自分なりに感じたことをゆうたんに伝えます。
↑ドライバーを交代して再びコースへ戻って行くビート。この後も順調に周回を重ね、ドライバーの全員がステアリングを握り、今回も完走へ向けて確かな手ごたえを感じ取り、無事に練習走行を終了。
↑→ビートの練習走行終了後、場所は変わってAT限定2時間耐久のピットに収まるガレージ佐藤・レーシングジーノ。

2007年2月にマレーシアで開催されたK4-GPセパン24時間耐久のためにゆうたんが用意したマシンです。今回のAT車限定レースは、今後のK4-GPで急増するであろうAT車の中からレースで使える車輌を探すためのデータ取りの意味も込められており、そのためボディには使用ATのメーカーのマークと変速の段数がマーキングされています。

ちなみにレーシングジーノも使用エンジンオイルはverityです。
↑外観でセパン戦の時から変わったポイントといえば、このチンスポ。旧車風の雰囲気を損なうことなく、クルマ全体を低くドッシリと見せるチンスポはドレスアップの効果も絶大です。
↑室内はステアリング交換とブースト計や空燃比計が追加されている以外はいたって普通な印象。レギュレーションでノーマルに近いクルマであることが決められているため、セパン戦の時よりもコンペな雰囲気は薄れている印象。
↑クラス分けのステッカーもAT車であることがよく分かるデザイン。セパン戦の時から変更されたマフラーは音量抑え目。マフラーの変更と燃調のリセッティングで、セパン戦の頃よりもかなり燃費が改善されており、他の参加車輌と比較して軽めな車重であることもあって、上位入賞に期待が高まります。
↑そしていよいよスタートの時がやってきました!
↑→スタートの時を今か今かと待つガレージ佐藤・レーシングジーノ。スターティングドライバーはゆうたんです。スタートまでの残り時間が書かれたプレートを持ったキャンギャルのおねえさんも現れて、ますます緊張が高まります! 
どっちでもイイ話ですけど、こういう格好のおねえさんが向こうから歩いてきたりすると目のやり場に困ってしまうのは僕だけ…???
↑そしていよいよスターーート!!
抜群のタイミングで一気に前に出るレーシングジーノ。この後の走りが楽しみになる瞬間です。
←一周回ってホームストレートに戻ってきたレーシングジーノ。こちらの予想をはるかに超えて(ゆうたんは予定通り?!)かなり上位に食い込んで健闘しています。

ストレートでの速さも他を寄せ付けないスピードで、この後のレース展開が本気で期待できそうな予感がしてきました!


↓今回のレポートから、ページ内に動画を設置してみました。
今までは画像とキャプションのみで現場の雰囲気を伝えてきましたが、マシンの走る姿を映像と音声で今まで以上に感じ取って頂けると嬉しいです。
↑AT車のレースということで、普段のK4−GPで見かけるマシンよりも高年式なクルマが多いのが特徴。軽トラックまで走っているのが面白い。ダークイエロー的には三菱アイが好きなので、どれ位の戦闘力があるのか気になるところ。
↑→レーススタートから3週目にはなんと1位を走行することに!周回を重ねるごとにジリジリと2位以下を引き離し、完全に独走体制に入りました。

レギュレーションがノーマル車に近い状態のマシンでの出場を望んでいることもあって、足回り変更と給排気系の交換、燃調のコントロールなどのライトチューンですが、マシンの素性の良さを活かした改造と、的確なドライブでトップを独走し続けます。
↑→ドライバー交代のためにピットインするレーシングジーノ。2時間耐久のため、ドライバー交代はしない方が良い結果を残しやすいですが、みんなで楽しむことに重きを置くスタイルのガレージ佐藤は敢えてドライバーを交代。レース終了までに2回のドライバー交代がありましたが、それが吉と出るか?凶と出るか?
↑ゆうたんの「全開で!!」の声に押されてピットを出て行くマルーンのKPGC10さん。
気をつけて行ってらっしゃーい!!
↑ブッチギリ状態のまま感動のゴーーール!!!…ってレポートするつもりでしたが、レース終了10分前になんと突然のピットイン!…燃料切れです…。

初開催のAT車レース・レーシングジーノのスピードウェイデビュー戦で1位!となるハズがトホホ…。でもこんな風にオチがあるのがガレージ佐藤。「次回は1位でゴール!」と次回のレースに闘志を燃やすのでした。
↑→レースを終えて本部まで戻ってきたジーノとこれからの車検に備えて待機中のビート。
この日、日差しがとても強かったため積載車から他のサポートカーへブルーシートを張って急遽屋根を作りました。例年、一日目は日陰の多い場所で過ごすことが多いせいか、今回の日陰がない状況を誰も予想していなかったため、テントやタープ等を用意していなかったのでした。
↑車検を受ける時間がやってきたので、いつも通りみんなでマシンを押して移動します。
←↑車検場に着いたら早速受付で書類を提出します。受付にいる主催関係者の方々も、作業に追われて慌しい雰囲気です。
↑いよいよお待ちかねの車重の測定の時がやってきました。今回、軽量化をするにあたって目標としていたのは「700sを1sでも良いから切ること!」でした。一体何sが表示されるのか??? 緊張の一瞬です。
↑→車重を測定する機械の上にビートを載せ、測定した数値が画面に表示されるのを待つと…出た〜! なんと690.5sです! 目標としていた700sを約10s下回っています。これにはチームリーダーのゆうたんもニッコリ笑顔で満足の様子。
見た目を犠牲にすることなく、ボディパネル類の素材変更もトランク以外はやっていないことを考えるとなかなかの数値だと思われます。
↑車重の測定が終わったところで次は下回りの点検に入ります。ピットの中で下回りを見ている検査員の方は短時間で多くのマシンを見なければならないため、テキパキと作業をこなしていきます。
↑ここで検査員の方からオイル滲みを指摘されましたが、それ以外は特に問題もなく車検は無事に終了。この後、ビートと荷物ををピットへ仕舞ってこの日の予定はすべて終了。翌日の1000q耐久が楽しみになってきました!
↑周りのチームの積載車に目をやると、一台のトラックに複数台数積んでくるチームが意外と多いことに気付きます。
みんな本気だな〜。