カローラ物語―ベストセラーカー2000万台の軌跡



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カローラ物語―ベストセラーカー2000万台の軌跡
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2000万台以上を生産した日本の、というより世界のカローラの足跡を細かく記した一冊

2006年に新型カローラが出て、カローラもとうとう10代目に至った。この本はバブル景気がしぼんでコストダウンを余儀なくされた8代目カローラの丁度1997年のマイナーチェンジ時に発売されたものである。
初代カローラが発売された時はライバルは日産サニーであり、その時はサニーが1000ccなのに対してカローラは1100ccと差をつけてきた。これはその後も続き、カローラが先にレビン系で(今は当たり前のようになった)DOHCを搭載してくると、サニーはやっとでDOHCを遅れて搭載してくるくらいであった。
しかし、現在ではカローラが10代目まで進化したのに対してサニーは途中で消えてしまった。志だけは少々同じだが、全く新型のティーダ系に後を託したのである。これはその当時の日産の苦しい台所事情もあるだろうが、そのティーダもサニーの顧客をそのまま取り込んだと言えばそうではない。
ここが自動車ビジネスの難しい所であるが、閑話休題、この本は名車カローラの8代目マイナーチェンジまでに至る足跡を描いたものである。自動車の進化というものはどんどん続いているから、9代目以降のカローラについての歴史にこだわらなければオススメである。カローラのオーナーには是非読んで欲しい一冊だ(カローラオーナーでクルマ好きは少ないかもしれないが…)。



光人社
トヨタカローラ―日本を代表する大衆車の40年







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