北京の生活が長くなるに連れて、しかも、早朝の公園で中国の人たちと一緒に太極拳をしたりしていると、時々自分がエアロビクスのインストラクターをしていたということを忘れそうになっていた・・・。それほどフィットネスと縁の遠い暮らしをしていたということだろう。
だが、引越し後は、住宅地内にあるフィットネスクラブに入会し、少しずつフィットネスに関わりのある生活となっていっている。今日は、中国のフィットネス情報をご紹介したいと思う。
北京市内には、数多くのフィットネスクラブが存在する。日本のフィットネスクラブと同じように比較的大きな企業が経営をしているもの、それに、マンションに設置されているような小さなフィットネスクラブ、さらに、日本の企業が経営をしていて日本のインストラクターやトレーナーがいるところまである。
私が今通っているフィットネスクラブは、中国の企業が経営していて北京市内に何軒もある大手のフィットネスクラブだ。 マシーンはかなり充実していて、ランニングマシーンは50台ほど、それにボディービル専用のマシーンも相当多くのものが設備されている。
プールは25メートル温水プール。 さらに、スタジオレッスンメニューも豊富で、エアロビクス・ラテンエアロ・ヒップホップ・韓国流行ダンス・ベリーダンス・ヨガ・ピラテス・ボールクラスなど日本に劣らないほどの種類がある。
一番重要な料金であるが、
このフィットネスクラブの場合、 年間カード(14ヶ月分使用可能)で施設・レッスンすべて利用できて、 2200元 = 33000円。 安い! 1年間で3万円ちょっとなんて日本では考えられない!! ちなみに、子供(15歳未満)の水泳フリーカード(1年間)で1000元 = 15000円。 これもかなりお得である!
この値段でもかなりお得なのであるが、実は私はもっと安く年間カードをゲットしたのだ。 中国のサイトには、「譲ります」という類のサイトが数多く存在する。その中では ありとあらゆる品物を譲ったり譲ってもらうことができるのだ。 「フィットネスクラブ会員カード」も、もちろんその対象である。それはそれは大勢の人が自分の使わなくなったカードを譲ろうと必死である(笑)。 一旦フィットネスクラブに入会したものの続かない人は結構いるわけで(笑)、、、カードを譲っている人はまさにそういう人なのだ。
実は、私と夫の年間カードは、このようなサイトを使って譲ってくれる人を見つけたのだ。 一見、危険行為に見えるこの「譲ります」。 しかし、カードを譲るときは、フィットネスクラブに一緒に行って、会員名の変更手続きを一緒にしなければならないという規則があるために、フィットネスクラブのスタッフを交えての手続きとなるので騙されるということはまず有り得ないのだ。 だから私もこの手を使って年間カードを安くゲットしたのだ!
ちなみに、私も夫も、年間カード(あと10ヶ月使用可能)を1200元という安さでゲット! すご〜くお得だ(笑)。譲ってくれた中国人もかなり良い人だった。 フィットネスクラブを利用しているような中国人は生活水準もかなり高い方だし、悪質な人は少ないのだろうと感じた。
ということで、私は晴れて?フィットネスクラブに通うことができるようになったのだ(笑)。
次に内部の様子を紹介しよう。
利用者であるが、私が行く午前中は、やはり主婦が多い。 この住宅地に住む70%は韓国人だというので、フィットネスクラブに通う主婦達はほとんどが韓国人だろうと思っていたのだが、実は中国人が殆ど。中国人の家庭は一般的に共働きなのだが、ここは中国の高級住宅地のために働かなくても良い中国人女性(主婦)が多いという証拠なのであろう…。これはまったく予想外のことだった…。時代は変わってきているのだろう。
ジムとプールは、満員ほどではないが、「がらすき」でもない。いつもほどよく利用者がいるし、トレーナーの数も多い。 ランニングマシーンには全機にテレビ付き。
私は最近スタジオのレッスンを受けているのだが、メニューが豊富ではあるが残念ながら内容はかなり乏しい。日本の現代のフィットネス理論にはまだまだ達さないのが事実だ…。 こちらのエアロビクスのレッスンは非常に「安全性に欠けている」。受講者の体を故障させないようなインストラクターの配慮は「一切」無い(笑)。 初心者に対する配慮も「一切」無い。 ただ一つのレッスンを淡々と終わらせている。 難しい動きが沢山出てくるので、受講者はついていけない。 さらに、インストラクターの配慮もなければ、受講者の焦りのようなものも無い(笑)。 動けない人はボ〜っと立ち止まり、自分が動ける部分まで待っている。もしくは自己退場(笑)。ひどいときは、半数以上の受講者が途中退場している(笑)。
インストラクターの様々な配慮がないということも、受講者の様子も、まさに中国の文化だと実感させられる。 中国の学校では、先生は「出来る子」に合わせて授業を進めていくので「出来る子」がのびて、「出来ない子」は落ちこぼれていく・・・まさに「競争社会」だ。 レッスンの中の光景もまさにこの有様(笑)。
これは確かにちょっと冷たくて寂しい気はするし、安全性に欠けていることは問題ではあるが、しかし、私は頑張り過ぎない受講者の姿には一種の感動を覚えている。 たかがエアロビクスのレッスンで必死になる必要は無いし、人と同じことができなくても全く問題は無いのだ。 日本人は「島国」の性質で、人と同じことをしなければ不安になったり、人と同じように出来ないと恥ずかしかったりという気持ちを持っている人が非常に多い。 実際に私もそういう部分はあるし、それに私がレッスンを持っていたときのメンバーさんにもそういう人たちは非常に多かった。 指導者であった私自身も「間違えてもいいですよ〜!」とレッスン中に声を張り上げてメンバーさんをリラックスさせようと思っていたもの、結果としてメンバーさんに「全員同じよう」にきっちりと動いてもらおうとさせていたということも事実である。 繰り返すが、エアロのレッスンを完璧に出来なくても死にはせぬ(笑)。完璧に出来てもお金ももらえない(笑)。 中国人は、ここのところをしっかりと心得ているのだ(笑)。 人と自分が違ってもまったく気にしない! 人と同じでなくてもいい! 自分が自分の体のために楽しくできればそれでいい! 自然体でほんとうに良いことだ! こんな環境でエアロのレッスンを受けていると、私自身も頑張りすぎずにちょうどいい! こういう部分は、日本のフィットネス会には欠けていることだと痛感させられている。
あと、服装も本当に自由。
ジャージ、レオタードはもちろん、ジーパンやスカートで動く人もいる(笑)。 お腹のお肉が「ボンレスハム状態」でもまったく気にせずに大胆なレオタードを着ている人もいる。ブラジャーの紐や胸の部分が見えてもおかまいなし(笑)・・・なんでもありだ(笑)。 さすがに裸はいないが…(笑)。 |
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