〜 鄭州 1/30・ 1/31 〜
少林寺から約2時間、午後7時ごろ、鄭州に着いた。
← 鄭州の長距離バスターミナル
*鄭州*
鄭州は、鉄道、高速道路ともに中国の交通の枢軸となっている地方都市である。鄭州駅では、春節の時に、一日で約20万人もの利用客があり、このことからも利用率の高さを測り知ることができる。 だから、私たちも、洛陽から北京の鉄道チケットは買えなかったけれども、鄭州からのチケットはどうにか買えることができたのだ。
バスを降り、 駅前からホテルまでタクシーで行こうとすると、タクシー運転手はメーター料金ではなく、非合法な料金をふっかけてきた。 「
連休で人が多い。道も込むから、どのタクシーも行ってやくれないよ」と…。 あまりに信じられない料金だったので、乗るのをやめ、 別のタクシーを拾うとするが、なかなかつかまらない。 この日もすごく寒い中を観光していた上に、バスの中も暖房がほとんど効いていなかったので、体は冷え切っていた・・・。 強い風の中、タクシーをさがすのはかなり辛いものがあった(笑)。
輪タクが来たので、輪タクに乗ろうとしたら、輪タクにもふっかけてこられた。運転手はおばさんだったのだが、 むちゃくちゃ嫌な感じな人だった。 値段交渉して少しはまけてもらったが、 タクシーで行くよりもかなり高くついた。 駅前は、やはり人と車で混雑していたので、輪タクでホテルまで行ったのは正解ではあった。
無事ホテルに到着。
今日もまた「1.5ツ星」ホテル(笑)。
部屋は普通だが、やはり寒い…。 家族4人部屋で、エアコンが二つついていたが、効かない…。 「北京の暖かい部屋が恋しい・・・」、北京の生活の有難さが分かった。
夕食を食べに行き(やっぱりこのレストランも、お客さんはダウンを着て食事をしていた)、明日の朝は早いので、早めに就寝。
鄭州という街は、人が多く、それに、人も冷たく感じた…。 決して住みたいと思える場所ではなかった…。
次の朝、、、午前5時半起床。
午前7時半発の、 「動車(新幹線のような列車)」=「和諧号」に乗って北京へ戻るためだ。
午前6時にホテルをチェックアウト。
幸いにもタクシーがすぐにひろえ、駅に着く。

駅前のケンタッキーで、朝食・・・。
日ごろ、ファーストフード店にはあまり行かないので、「おかゆセット」があるとは知らなかった…。
朝食を終え、鄭州駅へ・・・
ここも、関口さんが訪れた駅だ。
さすがに交通で栄えている場所だけあって、朝から人だらけ…。

中国の駅は、チケットが無ければ駅舎に入れない。
入り口で、チケットを提示しX線での荷物検査がある。
無事駅舎に入れても、今度は乗る列車が発車直前にならないと、ホームにも入れない。(どの列車でもこういうシステムになっている)

ホームに行くまで待っている場所は、「候車室」と言う。

「候車室」に入るときも、チケットを確認される。
← 日本とは違い女性の駅員さんが目立つ。
↓ 「候車室」にて
← これが、「動車」と呼ばれている「和諧号」。
「CRH」とも呼ばれ、「CRH」は「China Railway High-speed」の略で、日本語に訳せば、中国鉄道高速列車、となる。
関口さんも、上海→南京間をこの列車に乗っていますが、実は、この列車は関口さんが乗られたときくらい(2007年、5月くらい)に開通したばかり。
これまで中国の鉄道では、最高時速は160キロだったのが、この新型高速列車の導入によって200キロ以上となったそうだ。
実は、この列車導入については政治的な問題がちらほら(笑)と、あったようだ。
CHRは4種類ほどあり、国外の技術を導入して、主に中国で生産している。その機種によって生産協力をしている国が違う。
「CRH1」は、カナダ・ボンバルディア社、
「CRH3」は独シーメンス社、
「CRH5」は仏アルストム社、
私の乗ったのは「CRH2」で、日本の長野新幹線「はやて」、「あさま」などとして活躍するE2系電車(川崎重工業)である。
今でこそ、CRH2型は「青島の中国企業が日本の川崎重工の技術を導入して製造した」と中国政府は明らかにしているが、この列車が開通しはじめたころの発表では、「国産化された列車」と述べるだけで、どの国の技術移転を受けたかなど詳細を明らかにしなかった。
しかし、中国の新聞社が「日本企業と共同で生産したもの」と報じ、またイギリスの新聞社も「日本の新幹線をベースに改造を加えたもの」と報じたことから、中国のインターネット上では、一体「国産なのか外国の車両を改造したものか」という議論が巻き起こったようだ。
当時は、日本の首相のイメージも悪く、日中関係は決してよい状態ではなかった。もし、日中関係が良かったならば、「日本の新幹線をベースに製造した」という事実が、早いうちから明らかにされただろう。だけど、反日感情が強かった頃には、「中国の高速鉄道には、日本の新幹線を受け入れるな」という世論が強く、ネット上で反対の署名活動までが行われたために、高速鉄道の建設は技術的な問題というより、政治的な問題になってしまっていたようだ。
「どこの国の技術を導入したか・・・?」と考えるまでも無く、洗面所には思いっきり「日本語」が…(笑)。 見たら、すぐ分かるやんっっ!!(笑)

乗り心地は、 日本の新幹線とほぼ同じ(川崎重工の技術協力だから当たり前か(笑))。 座席は「グリーン車」と同じだったので、快適だった。
しかし、私の中国人の友人は、この「和諧号」を嫌う人が多い。 彼女たちは、フランス産のに乗ったのだが、「揺れがきつくて、気分が悪くなった。寝台の方が絶対にいい」と言っている。 確かに、私たちが乗ったのは5時間だったので苦痛はなかったが、彼女は9時間(上海〜北京間)も乗ったらしいので、長時間乗るのなら寝台の方がいいかもしれない。
(右上写真) 社内でも女性の車掌さんが目立つ…。 中国鉄道では「インスタントラーメン」が欠かせないので、お湯のサービスは不可欠だ。
ちなみに、、、この「和諧号」は、在来線の線路を走っているようで、、、ここが、日本の新幹線と大きく違うところ。事故が無いことを願うばかりだ…。
車内から見た「朝焼け」。

鄭州から5時間、、、
北京西駅に到着・・・。
内容がかなり濃かった(笑)この旅も、これで終わり…。
いろんな経験ができ、十分に楽しめましたが、とにかく寒かった…(笑)。
幸いなことに、家族の誰一人として風邪はひかなかった。
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