Equation of time

「 ケーシング 」

さて、ムーブの加工も終わってようやくケーシングです。
0,7ミリ厚の真鍮板をハンダ付けしてドラム型ケースを作りました。



リピータースライド取り付け前です。



スライドレバーを装着して、これで一応完成。
ケース直径67ミリ&厚み30ミリ位。



リピーターのレバーが凄い事になってますが、かっこ良く作ると
構造が面倒になるので、外観無視で一番簡単な構造にしました。
なんか城門のかんぬきみたいですな。(笑)

あとカレンダー送りのレバーですが、便宜上 日車送りレバーのみ取り付けてます。
これが無いとイクエーションの動きを見るのに何日も待たないといけなくなりますからね。
曜日送りとムーンフェイズ送り、それと月車送りレバーはあまり使わないので外してます。



均時差の針に太陽のモチーフを固定しました。
イクエーション時計には、こういう針が付いてます。

というワケで、「イクエーション・オブ・タイム」という機構を
カスタムと修理を交えてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

A・L・ブレゲのマリー アントワネットやパテックのキャリバー89などにも
付いてる機構ですが、普通の懐中時計では滅多に見る事が出来ない珍しい機能です。

ムーンフェイズで月の満ち欠けを知り、またイクエーション針で太陽の動きを知る。
これはある意味、宇宙を表示するアストロノミカル・ウォッチでもあるのです。

さて、今日は 2月1日・・・イクエーションの針は大体+14分を指しています。
と言う事は、今日実際の太陽が一番高い位置に来るのは、12時14分頃と言う事になりますね。

END

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