| スペシャルレポート!! ★ グランソネリ・ウルトラ修復作戦 ★ |
最終話 2005年の挑戦
これでようやくグランソネリ機能の修復は無事完了しました。
残るアラーム機能の修復は、ソネリ機能の修復に比べれば簡単な物ですが、
取りあえず今回はソネリだけ修復して完了とする事にします。
さて最後に残るのがケーシングです。
かなり厚みのあるムーブなので、普通のケースではリケース出来ません。

そこで今回は比較的入手しやすいアメリカ18サイズのシルバロイドケースを改造して
厚みのあるムーブを収納出来るようにして見ました。
写真右が通常の18サイズケース(厚さ20o)で、
左が今回作成した改造ケース(厚さ26o)です。



アラーム用のベルは音が悪いので、置き時計のジャンクから厚みのあるベルを調達しました。
綺麗な余韻のある澄んだ音色がしますよ。
ゴング式リピーターはケースを響かせて音を出しますのでケースに穴は必要ありませんが、
ベル式はベル自体から音を発しますので、ケースに穴を開けないと音がこもって良い音がしません。
そこでケース裏側と表のベゼル部分に音抜きの穴を開けました。
ケース裏側中央のポッチは、ベルの固定部です。
ケース内側のムーブメントは、一応ベルでカバーされてるとは言え、
穴を通して外気やホコリに晒される訳ですから、実用には全く不向き。
湿気の多い時期はこのままの状態で置いておくのも不安ですから
出来ればこの後ケース全体を覆うプラスチックカバーを作りたいと思ってます。(Wケース仕様)
★今回御紹介したグランソネリは、一組の輪列とゲザリングパレット/ ラックで、アワーとクォータを打ち分けるタイプで、グランソネリの分類の Aに当たります。ですから 時打ちの仕方は次のようになります。 ● 例えば3時ちょうどの場合。 チン!チン!チン! これだけ。 ● 3時15分では チンコン! ● 3時30分では チンコン!チンコン! ● 3時45分では チンコン!チンコン!チンコン!…とこうなります。 |
と言う訳で、長年欲しいと思っていたグランソネリ機能付きの時計を
ようやく手にする事が出来ました。ヽ(´▽`)ノわは〜♪
今後、また折を見てアラーム機能の修復も手掛けたいと思ってますが、
それはまた別の機会に!!
※今回のムーブメント修復に際し 多くのアドバイスをして頂いたGrantham師匠に この場を借りて厚く御礼申し上げます。m(__)m |