★ 保存版:オニオンウオッチ ★ |
お友達のすこちぃさんから、300年モノのオニオンウオッチの
写真掲載許可を頂いたので、ここで御紹介したいと思います。
(すこちぃさん、感謝!!)
オニオンウオッチというのは、1700年前後に作られた古いバージウオッチのスタイルで、
俗にフレンチ・オニオンと呼ばれます。(フランス製ですから。)
多分玉ネギみたいにコロッとした形からそう呼ばれたのではないでしょうか?
ちなみに日本の大名時計は、その形から饅頭時計と呼ばれました。

オニオンの特徴としては、大きなテンワと半円形に切り抜かれたバランスコック。
そしてその窓からは、振り子状の形をしたテンプの一部が見えています。
この窓の部分にはガラスが嵌めこまれていて、ホコリの侵入を防いでいます。

バランスコックの切り欠きに見える振り子はテンプの一部です。
その下に見える数字は緩急針の目盛り。コックの上にあるのが緩急針調整機です。
ほとんどムーブ径に近い大きさのテンプが特徴です。

1600年代後半〜の懐中のダイアルには、
@金属製の物以外に、
A金属ベースにインデックス部分だけエナメルを施した物や、
Bエナメルダイアルでインデックス部分が盛り上がっている物もありました。
この内A、Bの物はカルトゥーシュ・ダイヤル(cartouche
Dial)という物だそうです。(師匠談)
すこちぃさんのオニオンのダイアルは、見た感じもう少し時代が新しい感じがしますが、
これがオリジナルか、後年換装された物かどうかの判断は難しいですね。
ちなみに金属のシルバーダイアルは、酸化による黒色変化で時間を読み取り難くなるという
欠点がありましたので、後年換装された物が多いのは事実です。

機械の厚みが時代の古さを現していますね。
高さのあるフュージーに萌えるあなたは私たちの仲間!!(笑)
ケースの穴はリピーターのベルの音を響かせる為の物でしょうか?

ただのオニオンでも高価なのに、この時計はリピーター付きですよ。
お値段を考えると・・・((((゚皿゚;))))ガクガクブルブル
左のケース内にベルが見えますね。
ベルリピーターの音を聴きたい方はコチラ!!(褐色時計協会さんのHPです。)

ケースの革張りも綺麗でとても良い状態ですね。
と言う訳でいかがでしたでしょうか?
単純に”超レア”とか、女の腐ったような宣伝文句でしか
プレミアが付かないモノ・・・では無く、
300年という激動の時代を生き残り、二度の世界大戦でも失われずに大切に受け継がれ、
現在でも製作当時と同様に時を刻み続ける時計・・・。
この価値が分かる人にこそ、この時計を持つ資格があるのです。
END
| 写真提供:すこちぃ様 アドバイザー:Grantham師匠 ※尚、写真の著作権はすこちぃさんに帰属しますので、 無断で他のサイトで使用される事は禁止と致します。 |