イリノイ・特殊テンプ

(イリノイ・
スプリングフィールド ウオッチ)

え〜?今回はイリノイなの?つまんな〜い。・・・と、お嘆きのあなた。
ウチのサイトで普通のアメリカ時計を取り上げると思いますか?

まずはこの写真を見て頂きましょう。



一見普通のアメリカ様式の出テンプムーブですが・・・



こ、これは?
何だこのテンプはッ??




えええ〜〜〜っ!! 何コレ?



なんか手裏剣みたいですよ・・・



で、ブリッジを外して見ました。

普通のテンプのような天輪が無く、代わりに3本のアームの先に、
ブルースチールのウエイトが付いています。
 
しかし、これはどこかで見たような?

そうそう、球形ムーンフェイズで話題の新メーカー、ドゥ・●トゥーンの
特殊テンプに似ています。

しかし、普通のイリノイの懐中に、何故こんなテンプが付いているのでしょう?

これはもしかして、ドゥ・ベ●ゥーンの試作品か?
もしくは過去にこういう形の

テンプがすでに存在していたのかーーーッ!?


そこで私はアメリカ在住の友人に頼んで、スミソニアン博物館に調査を依頼しました。



その結果、なんとこのテンプは、あのギョーム博士考案による特殊合金により
試作品として作られた物で、現在、現存が確認されているのは
僅かに3個だけだというではないかーーーっ!!

しかもである、この調査を依頼した私に、スミソニアン博物館から
35,000ドルで買い取りたいと言うオファーが来てしまったのです!!



勢い良く振れる特殊テンプ。


しかし・・・しかしである。
折角入手した博物館級の超ミントでエレガントでビックで最高級でEXTRAな時計
国外に流出させるのは耐え難い。

そこでだ!もしこれを欲しいという方が居られたら、今回限りの3万ドルぽっきりで
日本のコレクターの方にお譲りする事はやぶさかでは無い。


皆さん、是非この機会をお見逃し無く!!

END
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・・・・・と言うのは冗談です。ごめんなさい。

今回御紹介したのは、私が冗談で作ったテンプです。



左が元のテンプ。右が自作です。

オリジナルのヒゲゼンマイだと、1時間に1時間半も進みますので、

ヒゲゼンマイをしなやかな物と交換して歩度調整した所、
12時上姿勢で日差3分まで追い込みました。
後は緩急針で微調整を行い、さらに日差を詰めます。

姿勢差が大きいので実用的ではありませんが、卓上時計として
スタンドに提げて使うのならば、日差1分以内にする事も可能でしょう。


END

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