お気に入りたち

Even So / Bonnie Pink

ボニー・ピンクの最新作です。前から本当に大好きな数少ない日本人アーティストの1人なのですが、洋楽を聴いている感覚とほとんど変わりありません。素晴らしい作品を出し続けていましたが、今作は再びトーレ・ヨハンソンとタッグを組み、今までにないかなり新しいサウンドを提示してくれました。PRO TOOLSの利点を最大限に生かし、サンプルの組み換えや切り貼りなどもかなり多用している感じです。アナログシンセなども多用されてますね。トーレがかなり派手にやっちゃったようです(笑)。かなりの問題作だと思います。

1-2-3-4! / The Jeevas

元クーラ・シェイカーのフロントマン、クリスピアン・ミルズが解散後に作った新しいバンドです。3ピースでのシンプルでパワフルなサウンドをそのまま詰め込むことだけを念頭に作られたアルバムですが、ちょっと音は作り込まれてるかなぁ・・・。正直ドラムの音は好きじゃないです。そのかわりこのバンドのおいしさは凝縮されてると思います。そもそもタイトルがかっこいいじゃないですか。「1・2・3・4!で始まるものは最高のロックンロールだ!」というクリスピアンの言葉にはかなり惚れました。ストラトの魅力を完璧に引き出しているクリスピアンのプレイは絶品です。

18 Till I Die / Bryan Adams

「死ぬまで18歳!」、ストレートですね(笑)。決して難しいことはやってません。ブライアンのロックな部分を前面に出したアルバムで、彼自身のこだわりもかなり感じられます。ただし残念なことにセールス的にはイマイチだったようです。アーティストの意欲作って逆に受け入れられなかったりするんですよね・・・。でもそんなこの作品が大好きです。シンプルでラフでかっこいいですよ。今の僕のギタープレイに少なからず影響を与えてると思います。

You Got Go There To Come Back / Stereophonics

もうね、ケリーさんの声が入ってくるだけでため息が出ます(笑)。理想のロックボーカリストの声を持つケリーさんですが、ギターにもかなりこだわりを持っていて、そのこだわりが全開のアルバムです。弾けまくったロックもあり、アコギを抱えてぶっきらぼうに歌う曲もあり、ソングライターとしての懐の深さも思い知らされました。特にオープニングのナンバーが圧巻で、シンプルなコード進行とメロディがずっと繰り返されていく感じだけどアレンジによる曲の展開のさせ方がとにかく上手い!どんどん狂っていくような、特にギターはすさまじいです。これぞロックバンドですよ!

Back In The U.S. Live 2002 / Paul McCartney

36曲中21曲がビートルズナンバーというまるでビートルズの再現を意識したかのような今までの集大成的な意味合いの強いツアーのライブアルバムです。とても60歳を迎えた男の声とは思えなく、むしろここ何回かのツアーよりも元気で、若いサポートメンバーとの演奏をとにかく楽しんでいるようで、今まで以上に激しくなっている気がします。曲については今さら言うことはありませんね(笑)。

Jumpin' East Of Java / Brian Setzer Orchestra

ビッグバンドをバックにギターを弾きまくるなどというとんでもないことを考えた男(笑)が真価を発揮するライブアルバムです。事前のサウンドチェックなしにここまでのライブができるというのは圧巻です。グレッチのギターにベースマンとテープエコーのみというシンプルな組み合わせから出される音はたまらなく、これを聴けるだけで本当に幸せです。理論に裏付けられた完璧なテクニックと弾けっぷりはすさまじいです。まあそんなこと考えるまでもなく単純に楽しすぎて、すぐに踊りたくなります。今考えられる中で最高のライブ、それが凝縮されたアルバムは必聴ですよ。