| マラウィ湖で起きている環境問題 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 私自身、所謂ワイルド個体と言うのを去年の秋に初めて手にしました。その時に手にした魚は、エレクトラのディープウォータと言う魚だったのですが、それはそれは、まるで、安岡○也の様な風貌と迫力に喜んでいました。しかし、しばらく飼っている内に、なんか、雄一匹で、回りの魚を威嚇しまくる彼を見ては、1582年に起きた、本能寺の変で、信長と共に散った、黒人奴隷の『ヤスケ』をふと思い出して、ちょっと寂しい気分になってしまいました。 どうも、なんか『ワイルド』と聞くと、『すんごいぞーー!!』と言う気分もさることながら、『異人さんに、連れられて 〜♪ 』と言う歌を思い出し、何となく悲哀を感じてしまうのも否めません。 とは、言っても、私自身、ワイルド個体撲滅を推奨しているわけではありません。 ワイルド個体が輸出されることで、彼の地で必要な外貨も落ちるわけですし、それを100%批判する気もありません。 私自身、北京に96年にいましたが、最近、北京に行って、非常に驚愕することがありました。それは、空気が違うのです。8年前は非常に汚い空気で、町に小一時間、出ると、鼻の穴が真っ黒になる様な環境でしたが、現在では空気が非常に良く、また、緑化も目を見張るものがありました。散々に破壊された環境も、金の力で復活することも出来ると言うのをまざまざと感じました。 つまり、金の力は、工業化などで、環境を破壊する手段にもなりうるし、自然環境を保護、または向上させる力があると言う点が有ることを当然の事なのかもしれませんが、改めて再認識させられました。 そうした中で、はて? 今の買っているお魚さん・・・彼らの来ているマラウィとは、どんな国なんやろう?と『国』に関して、ちょっとづつですが、関心が出てくるようになりました。旅行の本を買っては、情報を仕入れてみたりもしたのですが、たまたま、アメリカのサイトに非常に興味深い内容がでていました。(http://www.cichlid-forum.com/articles/preserving_lake_malawi.php) 今回は、それを訳してみました・・・・ただ、今まで最悪の出来です・・・(笑) 内容が結構難しく、かつ私の翻訳の拙さもあり、分かり難い所があると思います。何卒、ご容赦の程、よろしくお願い申し上げ致します。 |
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| マラウィ湖での将来へ向けての保護活動 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者:ジョシュア ニアムボセ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 漁業乱獲と、経済活動の活発化は、マラウィ湖の魚の全体量へ激減させています。アフリカの3番目に大きい、この湖は、1988年から1992年の間、商業利用される魚の収穫量は、20パーセント以上減少しました。この事実は、マラウィそして、湖周辺諸国の今後の経済問題と環境問題を含くめた重要な問題でも有ります。マラウィ、タンザニア、そしてモザンビークと言った国々が接しているマラウィは22490平方キロメートルの面積があります。この陸地で囲まれたマラウィ湖岸で生活する人々は、とりわけ、湖から、水、交通、娯楽、電力、灌漑用水、そして、最も重要なものとして、魚と言う恩恵を享受しています。しかしながら、昨今の汚染と、乱獲が、この貴重な財産を脅かす形となり、結果としては、環境の悪化が、魚類を減少させている現状であります。 この悪化を防ぎ、再生を行う為に、複数の問題を矛盾無く、調和を持って、解決する政策、対策が求められています。恐らく、解決方法としては、人口抑制対策、教育、学習の機会が考えられますが、更に付け加えるならば、より適切な漁業管理技術を国内的にも、国際的にも推し進め、同時に、経済と社会的な向上を図った上で、貧困を減少させる事だと思われます。 |
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| 【現在起こっている要因】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| マラウィ湖での環境悪化は4つの要因に帰することができます。、『人口増加率の上昇』、『湖への経済価値の変化』、『マラウィ人の湖岸文化の変化』、そして、今なお続く『大量な乱獲』です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【1 : 人口爆発】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 高い人口増加率により、乱獲が促進され、魚類の減少という問題が発生しています。更には、湖の汚染を拡大させる要因になっています。この国では、国民が摂取する動物性蛋白質の70%を湖の魚より得ています。人口の増加にあわせて、魚の消費は必然的に増加していきます。こう言う背景の為に、湖に生息する魚へ負荷がより一層掛かって来ている情況が発生しています。 特に湖の周辺の漁村部においては、人口増加に比例して、タンパク源の需要が高まり、それを満たす為に、人々は、より効率の良い漁獲方法を志向するようになり、また、以前では食卓に並ぶことが無かった魚種が漁獲されるようになりました。 マラウィ国家野生動物機構は昨今、チェンバと言われる湖岸に有る、漁業を専らとする部落の調査を行いました。この研究の結果分かったことは、1910年から1992年の間、チェンバの人口は、555人から、4671に増えている事です。そして、この村落の栄養需要を、より効果的に満たす為に、この村では、人口増加に応じた分だけ、漁師の人数が増え、収入と漁獲高、両方の向上が図られたのでした。 マラウィは1964年の独立時に、400万人だった人口が、現在では推定人口950万人の2倍増以上になり、毎年の人口増加率は3.3 %となっています。この事実により、現在、食料需要が満たす事が困難だと言われています。 更には、この国内の人口増加に加えて、推定91万人のモザンビークの難民が、1991年の1年の間に流入しました。 しかしながら、1995年の春までには、国連高等難民弁務官(UNHCR)の成功裏に行われた本国送還策により、全てのモザンビーク難民は本国に帰還することが出来ました。 また、高い人口増加は、農業耕作地域を増大させ、同時に、湖内の農業貯水地も増大することになりました、しかしながら、農業地で使用される、肥料や他の化学薬品は自然のエコシステムを破壊し、更には、開拓地の貯水地域を通じて、湖への汚染を招く結果になってしまいました。 |
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| 【2 : 需要な役割を果たす経済要因】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 国民に蔓延的に広がる貧困は環境悪化の問題において、重大な要因となっています。彼らの日々の生活は経済的に、差し迫った緊迫状態にあり、こうした、貧困で、お腹をすかせた人々に、長期視点にのっとった自然保護の為であると、日々の生活の譲歩を迫ることは、非常に困難ではあります。 マラウィは、世界でも最貧困国に位置づけられ、一人当たりのGNPは1992年では210ドルでした。88パーセントの人々は農村地帯で生活を行っています。皮肉な事に、この貧困とは、エコシステムを破壊し、魚と他の湖に住む動物に悪影響を与えている大規模な工業化によって、もたらされた側面が見られます。 湖の魚は、国内消費だけでなく、小規模な商人、または大規模な企業の広域なネットワークを通じて、近隣諸国へ輸出されており、23万の人々が、直接または間接的に、この漁業産業に従事していると言われています。しかしながら、こうした職業は魚の漁獲量の低下により、現在、脅威にさらされています。 1987年では、商業用に捕獲された湖の魚は88,586トンでした、そのうち、101トンは海外に輸出されました。そして、1991年では、商業用に捕獲された魚は63,000トンで、その年は、わずか3トンしか輸出が行われませんでした。1992年の漁獲高は69,500トンで、その年には、輸出は行われませんでした。 この数字が表していることは、湖での漁獲高の劇的な低下と、そして、ある時点から再び増加してきた事であります。 |
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| 【3 : 高い人口増加率と経済活動がアフリカの湖にもたらす、重い付加】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 湖岸に住み、日々の糧を湖に頼っている、この貧しい経済状態にある漁師達は、魚の需要の高まりと価格の高騰により、不利益を蒙っているのが現状です。 更に、魚の流通機構は、途上地域の平均消費量の3倍をほこる工業地域の消費者の方へ向かうように歪められています。この歪められた流通機構は、栄養失調等の問題を、漁村コミュニティにもたらしています。なぜなら、市場に置いて漁獲産品とは、奢侈品(贅沢品)、つまり、すでに十分に栄養のある食事を摂取している人々の食事に、更に彩りを加える様な補完品としてしての意味合いが強くなっています。しかしながら、貧しい生計の漁師たちは、ただ、魚のみを、たんぱく源としているのでありますが、(*1 市場で高く売れるために、自らが食する機会も失われている現状であります。)付け加えて、マラウィで捕獲された多くの商業利用される魚は、世界食料機構によって、1990年には買い上げられ、増え続けるモザンビーク難民に分け与えられることとなりました。 *** (*1)内文章は訳者補足 |
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| 【4 : 湖岸文化への衝撃】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 湖岸エリアに住む人々は通常、湖に、食料(魚)、交通、飲み水、娯楽、そして、他の日々の必需品を享受しています。湖は彼らにとっては、生活そのものであります。現在、大規模な商業漁業がもたらされたことにより、彼らは、今後、伝統的な生活方法を続けていくことが難しい局面にさらされています。この商業的な漁獲により、幾つかのケースにおいては、生活パターンが、大きく崩壊されてきている情況も起きています。また、人々は、徐々に、代替食料源へと切り替える為に、彼らの文化様式を修正せざるを得ない局面に否応が無しに立たされています。 政府は、乱獲の問題を、貧しい漁民へ、必要以上な制限を、不必要に課して解決を試みようとしています。しかも、一年のうち繁殖期間の魚を保護する為、数ヶ月間、禁漁期間を設けたりするなどの政府の保護政策は、こうした地域で生活している漁民に、必ずしも、理解されるとは限りません。 また、湖のいたるところで漁業を行う事ができる大規模な商業漁船と異なり、貧しい漁師の漁船は簡単な丸木舟の様なものです、この様な船は、湖岸近くの浅瀬でしか漁を行うことができません。しかしながら、皮肉にも、こうした浅瀬と言うのは、まさに、魚が繁殖を行っている場所なのであります。 政府の保護政策は、まさに、こうした浅瀬地域を保護する為に制定されていますが、このことが、政府保護政策と人々との間で、矛盾が生じ紛糾が起きています。つまり、底辺で漁業を行っている人々が、かえって、政府の保護政策と、商業産業機構の乱獲により、一番苦しむ構図となっているのです。こうした構図により、漁民は、彼らの生活の本質が改善されない限り、引き続き、環境問題解決の為のテーブルに座る事を拒否し続ける結果になると思われます。 大規模な漁猟は湖の生態系バランスを変化させ、魚類を減少させ、かつ、魚を食べて生きている鳥などの動物に影響を与えます。多くのアフリカや、南米の国々では、乱獲と、外来魚の導入により、淡水魚の生態系が重大な危機に陥っています。 ビクトリア湖でナイルパーチがもたらされた事により、固有種が絶滅してしまった経験から、研究者や、環境保護活動家は、特にアフリカでも非常に偉大なマラウィとタンガニーカ湖の生態系に関して、非常に危惧している情況です。 |
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| 【解決への提議】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 湖における魚類減少の問題に対しての解決方法は、『人口増加』、『経済発展』、『教育』、そして『問題解決に当っての権力委譲』と言った相互が複雑に絡み合った問題を内含したものであると思われます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【家族計画プログラム】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 政府は、昨今の急激な人口増加を抑制する為に、家族計画プログラムを強化する必要があります。そして、人口問題は、マラウィの貧困問題と密接に関わっていることをを理解することが非常に肝要です。不安定な国家情勢の下では、大家族(沢山の子供がいる)であることが安全であるとの考えが根強い為、出産間隔を設けると言った政府の抑止策や、他の人口抑制対策は、効果があまり挙がってい無い情況です。----
ただ、高い出生死亡率と平均寿命の短さと言う問題もここでは絡んできます。 そして、ここでは、家族計画プログラムが受け入れられる為には、国家全体の貧困レベル、不安定レベルへと話を進めていかなければ成りません。 更に、付け加えるとするなば、この国の高い文盲率は、就業の機会を狭め、そして、女性の出産年齢を早める結果となっています。さらに、留意すべきは、政府が、積極的に、出産間隔を設けるプログラムを実行しているのにも関わらず、この結果は、数年間では数的に成果として、現われて来ないと言う点です。なぜなら、国勢人口調査で分かったことは、マラウィの人口に占める、おおよそ半分は15歳以下の子供であると言うことなのです。 |
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| 【経済発展】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 経済発展は、局部的に、乱獲、種の減少といった問題の解決に貢献することになると思われます。生きていくために止む得ず、漁師が小さな魚を捕らえていると言う事実はそれだけで、もはや、今後、全く望みが無いと考える必要はないでしょう。ただ、政府はこれらの人々が、収入と言う点で、漁猟よりも、満足させるような代替方法を見つけ出す必要があります。現在進行中の貧困緩和政策は、蔓延する漁村部と都市部、または、高所得者と低所得者の収入格差の縮小に力点が置かれていますが、漁村部の人々が、種の保存に貢献した場合、それなりの報酬を受ける必要性があると思われます、もし、こうした、湖岸エリアに住む人々が、保護活動に対して具体的な利益を受けることになれば、彼らの行動に変化が表れる筈です。 更に、乱獲の問題は国際援助、つまり、経済や社会発展に対して援助を行っている互恵援助者の協力と言う事柄と密接に関わってきます。保護活動は、同時に湖の魚に逆効果を与えないような、経済的、社会的な対策を必要とします。 マラウィ、タンザニア、そしてモザンビークの三カ国は直接的に、湖より恩恵を受けています。こうした国は協力して、より良いベターな管理方法と保護策で、湖の魚と其の他の生き物を保護する必要があります。また、国連環境プログラムと他の関連の国際機構はマラウィ湖の保護への援助を検討していただきたいと思います。 マラウィ個の動物相は独特の物で、世界で最も高い多様性をもった生き物が生息している湖なのです。 |
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| 【教育と学習】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 自然資源を保護する為には国民的な教育が必要であります。これは、マスメディアや、既成の情報手段によって行われることが可能であるでしょう。 また、政府政策をより効率的に実行する為にも、実際に仕事を行っている人々へ、湖の重要性、そして、今後生きて行く事を考えた場合、湖が現在、非常に危機に立たされている事を敏感に意識させる必要があります。特に文化的にも、生活方式も、長年にわたって、湖の魚に依拠している人々にとって、教育とは、とりわけ必須な事項です。政府規制の目的は、彼らから、以前より食していた伝統的な食品を奪う事ではなく、魚を保護し、今後長年にわたって、漁猟を保証するものである事を、彼らは知る必要があるのです。 また、既に、幾つかの文化的に敏感なステップを歩んでいる例もあります。。 例えば、政府は、マラウィ湖に魚類の保護を目的とした国立公園を設立し、かつ、周辺の村落に引き続き漁を行うことを確約しました、それゆえに、その村では旅行業による、資金流入が発生し、彼らの伝統的な生活方式を破壊することが無かったのでした。 教育と学習は、今後、ますます拡大しつつある消費への対応と、次世代への自然財産保護の両者のバランスをとりながら執り行なう必要があります。 |
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| 【権限の委譲 】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 訳注*今まで、政府がトップダウンに執行していた様々な環境保護政策を、国民の自主管理に委ねる事で、ボトムアップの視点 から、環境意識を高め、問題を解決しようと言う意味がこの文章には含まれています。 |
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| 政府は、現在これまでに無かった方法を試してきています。それは、漁村が自分自身の漁業を自律的にコントロールさせる様な方法であります。ここ最近の非政府系の漁業管理機関と食品農業機関(FAQ)との共同声明よりますと、今後、保護政策を、漁業規制の一辺倒から、視点を漁村をベースにおいた漁業資源管理方法に切り替えると言うことでした。また、政府は同時に、今までに食されてこなかった魚と、すでに以前から食されている魚の調査プロジェクトの実行を行い。環境破壊が行われることが無いように、適切な方法と、適切な開発レベルを用いて、漁獲産品の増大を行おうとしています。この湖岸地域に居住する人々の視点に立った新しいアプローチの方法は、今後の漁業保護の意味合いからも期待されています。 今後、政府系漁業部門は規制を直接的に強要することは行わず、技術的なアドバイスを行うのみの活動に留まる事となるでしょう。一方、強行手段と、その直接の管理は、各々の漁師の手にゆだねられることになります。今後、この新しい、アプローチとの成果に期待したいところです。 |
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| しかしながら、やはり、同時に、最も絶滅が危惧される種類の魚において、最も重要な季節に、政府規制をより強化して実施することも、また、必要です。 最良な魚類管理テクニックについて、考える場合、これまでの乱獲と種の滅亡の歴史的な背景を再考することが重要です。マラウィ湖では、人気のある種類の捕獲が減少し、その魚の需要が増大するにつれて、漁師は、必然的に、比較的人気の無い、今までにあまり市場に出回らなかった種類へ捕獲を行うようになってきました。 また、15年前、マラウィで使われていた、魚網の目は89mmまたは、それ以上の大きさでしたでした、その当時は、大きな魚のみを通常捕獲していました。しかし、捕獲量が減少するにつれて、漁師は網の目の細かいものを使用するようになり、より小さく、そして、より広範囲な種類の魚を捕獲するようになってしまいました。この事により、残念なことなのですが、多くの大型魚の幼魚が捕獲されるようになりました。更に、この大型魚捕獲量の急激な低下は、更なる小さな目の網の使用を促進させる結果になってしまいました。こうした、事例では、政府系漁業機構の漁業規制無しに、漁師だけでは、この問題をうまくマネージメントできるとは思えません。 つまり、漁師が自ら、この問題に対して、自らがマネージメントに参加し、決定を下すことも大事であります、それと同時に、政府が、各地方の人々と共に、漁業マネージメントをしていくことも大事であるということなのです。 |
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| 【結論】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 乱獲と種の減少の問題は、マラウィでは非常に重大な問題であります。この問題は、高い人口増加、蔓延する貧困、そして、他の経済要因と複雑に絡み合っています。従いまして、こうした、複合的な問題に関しての有効な解決方法は、様々な、方面からのアプローチが必要です。 もちろん、漁業管理は、この問題の基本中の基本であることには違いないですが、しかし、上記で見てきた様々な原因を、全て包括的に考慮されることが必要です、さもなければ、すべての改善結果は、うわべだけの物になってしまうことは間違いありません。漁業問題での、情況の変化は、湖岸エリアに住む人々、そして、マラウィの主要都市の多くの人々の生活の社会的、経済的な繁栄に影響を与えます。 こうした解決策は、決して単に政治の問題では無いと思われますが、しかしながら、少なくとも、政治判断により、マラウィの未来の世代を犠牲にして、現在の利益を享受する事は避けなければならないと考えます。 |
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