益田競馬場
昭和22年11月開設
コース:右回り1周1000m・直線200m
平成14年8月16日限り廃止「日本一小さな競馬場が廃止決定」…衝撃的なニュースが新聞でテレビで取り上げられた。こうなるといても立ってもいられない。さっそく「益田競馬参戦」の企画を練ると、何と益田優駿当日の6月9日が非番ではないか!私は言わずと知れた「にっぽん全国ダービーマニア」である。だが、果たして東京の多摩ニュータウンから島根県まで日帰りが可能なのか?
時刻表と首っ引きで案を練ると、前日の夜22時に東京駅を発車する、寝台特急「サンライズ出雲」号と特急「スーパーおき4号」を乗り継いで益田入り。帰りは競馬場から徒歩15分のところにある石見空港から羽田行きの飛行機に乗れば、見事にその日の夜には自宅に帰れることがわかった。さっそくプッシュホンで予約を試みると、寝台券も航空券も無事ゲット!(って閑散期の平日ですけどね)。まさに「一念岩をも通す」である。
タイトルの写真は、益田優駿の表彰式の模様。
入り口のすぐのところにあった馬頭観音。拝んだ甲斐あって、この日の収支は、690円のプラス。瀕死の競馬場に鞭打つようで、ちょっと心が痛んだ(?)。
「日本一小さな競馬場」は、パドックの小ささも「日本一」。フルゲートでも8頭だから、大きくする必要がないのです。
それにしても客入ってないなぁ。。。「ダービー」当日だというのに…。
【左】 平成14年6月9日。「益田優駿」のパドック。ここ益田ではエース騎手だった、手前(3番)の御神本訓史騎手は、現在は大井競馬(東京都)で活躍中。その後ろを周回している沖野耕二騎手(青帽)も川崎競馬(神奈川県)で活躍している。 【右】 最後の益田優駿制覇なる!サントゥールワンと御神本騎手。優勝賞金も「日本一」小さく50万円也。2着は沖野騎手のベイビーベイビー。なお、このレースには、現在、浦和競馬(埼玉県)で活躍中の岡田大騎手もシラスタイム(6着)で参戦していました。
かつては中央競馬をはじめ、全国どこの競馬場(はおろか、競輪・競馬・オートにいたるまで)も「連勝はこれしかなかった」存在の6枠連単制だが、金沢競馬の8枠化に伴い、ここ益田競馬場が、その「最後の砦」となっていた。発売馬券は、単勝・複勝・枠単だけなので、ご覧のように「連単」とだけ記されている。マークカードは導入されておらず、左のような手書きの申込用紙がユニークであった。
神業的な日帰り行の立役者、「サンライズ」と石見空港。それにしても翌日の仕事はきつかった…。