浦和競馬場

昭和23年4月19日開設
コース:左回り1周1200m・直線220m

 若い頃の一時期、埼玉県に生活拠点を置いていた私にとって、浦和競馬場は「地方競馬デビューの地」である。こぢんまりとしたアットホームな雰囲気、つい最近まで白墨の手書きだったパドックの伝馬表など、1都3県にエリアを広げる南関東の各競馬場の中でも、ひときわ「ローカル色」が漂い、異彩を放っていた。入場者の割に売り上げが高く、つまり一人あたりがつぎ込む投資額が大きいわけで、たとえば、私が浦和で初めて(という以前に地方競馬で初めて)万馬券を獲った1999年7月13日・7Rも、この前日から発売を開始した馬単が4万円なのに対して、枠単が10万を超えるという売り上げの偏り方だった。余談であるが、ここ浦和のコースは内枠有利であり、特に雨の翌日がからりと晴れると、表面だけ適度に乾いて走りやすく、先行馬が走り去った後はドロンコの不良馬場になるという、「薄皮饅頭の法則」がよくヒットする馬場だ。もし機会があったら、「1・2・3・4・5」のボックス買いを一度お試しあれ。
 バブル崩壊期に何度か廃止の噂が出たが、リストラ敢行、場内各所にオーロラビジョンを設置して場外発売時の観客誘致に努める等の経営努力で危機を乗り越えている。

 ※註 この取材をするにあたり、大会本部より撮影許可をいただいております。(撮影日…平成16年11月9日。許可番号…No.11)

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 入場してすぐの左手のところに飲食店が建ち並んでいます。おすすめは「フライ」。コロッケ、メンチカツ、わかさぎ・・・。なんと言っても圧巻は、骨付きの鶏ももを、まるのまま揚げた「ジャンボチキンカツ」。どうです、このダイナミックなこと・・・。これ1個で十分おなか一杯になります。(右写真)

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 3年ほど前に一大リストラが行われ、現在所属騎手は17名、他場からの移籍騎手が多く活躍している点が特徴です。左は平成15年に廃止になった上山競馬場から移籍してきた関本秀幸騎手。右は、生え抜きの女性ジョッキー・平山真希騎手です。



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 直線の攻防を2号スタンド2階最上部より見下ろす。内馬場のヘリポートが物語るように、この競馬場は全国でも数少ない「自前」の馬場なのです。売り上げが即黒字につながるというのは、現場の人の士気向上にもつながりよいことだと思います。これは理想的な姿だとしても、赤字に苦しむ全国の各競馬場も、例えば、「上下分離方式」のような形をとることは検討できないものなのでしょうか。あくまでも「素人考え」の域を出ない発想ですけど・・・。



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 この日のメーンレース・霜月特別の返し馬に臨むテンポウキング号と佐藤博騎手。所属は川崎ですが、このように南関東ではグループ化をして、馬、騎手ともに積極的に交流し、非開催日は他場の場外馬券発売場として、相互の発展に努めているのが特徴です。



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 非開催日は、ご覧のように馬場内の道路が2本、生活道路として解放され、競馬場によって分断されている街が一本につながります。この日は車両通行止でしたが、以前は車も通っていたように記憶しています。祭日なので歩行者天国だったのかも知れません。内馬場には、スポーツ公園などのレジャー施設があり、地元自治体に貢献しています。タイトルの写真からもわかるように、住宅密集地に位置するので、ご覧のように休日ともなれば、家族連れ等で賑わいます。(撮影日は平成16年11月23日=勤労感謝の日)

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