最近の”ワインの栓”の事情は・・・
やはり、コルクなんですが、イメージが先行している部分も多く、
長期熟成しない方が美味しく飲める、フレッシュな白ワインなどはほとんど
さほど問題ではないようで、コルク栓を使う意味はイメージにある様です。
スクリューキャップの栓を使うとイメージ的に・・・とゆう部分が多い様です。
確かに現段階だとスクリューキャップのワインは安く、手頃なワインに多く見かけられます。
長期熟成をした方が美味しいといわれている赤ワインなどは
硬く、長いコルクが使われていて、
長い時間をかけて、ゆっくり少しずつコルクを通って空気がワインによい影響を及ぼすので、
やっぱりコルクが一番だと考えられています。
長期間、空気がいっさいないとワインは死んでしま可能性もあります。
コスト面
80〜90年のコルク樫から作ると書きましたが、近年このコルク樫が減少しているそうです。
ですから、30〜40年位のコルクも流通している様です。
一度、コルクを取るともう一度コルクを取れる様になるまでに10年かかるそうです。
しかも、1回目と2回目はくずコルクにしかならないそうです。
これだけ時間をかけて作られるコルクですから、やはりコストが掛かってしまいます。
ブショネ、コルク臭
コルクは元々は植物ですから、微生物を含みます。
その微生物をなくす為に消毒、漂白をします。
いろいろな方法があるのですが、どの方法も表面的な効果は得られていても
完璧な効果は得られていないそうです。
そして、消毒、漂白の成分がワインの成分と反応して、カビを発生させ、ブショネ、コルク臭の原因となるそうです。
要するにコルクを原因とするワインをダメにする可能性が大きいと言う事です。
実際にこのブショネの確立は2〜3%位だったと思いますが、
10,000本じゃ、少ない方ですが、仮に10,000本ワインを作っている所があるとしたら
その2%で200本、約16ケースですよ!!
何かで読みましたが、とあるイタリア・ピエモンテのカンティーナが(どこかは忘れてしまいました・・・)
97年のヴィンテージの半分がコルクを原因とするワインの劣化により、97年のワインの発売を全て取りやめたそうです。
そして、そのコルクを作ったメーカーに対して、裁判を起こしたそうです。
せっかく、手塩にかけたワインにコルクはこんな危険性も持っています。
近年、オーストラリア・ワインやカリフォルニア・ワインに
スクリューキャップを採用するワイナリーが出て来ているそうです。
カリフォルニアのワイナリーに
” 5年後、10年後にスクリューキャップとナチュラルコルクのワインを比較して飲んで欲しい ”
とゆう願いを込めて、長期熟成に向くワインのスクリューキャップとコルクのワインの2本セットで販売したそうです。
今、コルク業界ではナチュラルコルクに変わるコルクが作られているそうです。
コルクの上下の所以外のコルクの中心部分にコルクかすを使って作ったディスク・コルク、合成コルクなどが試されています。
自分は今まで、スクリューキャップに偏見を持っていた方ですが、
この感覚を変えていかなくてはいけないのかも知れません・・・