Macintosh フォーマットのフロッピーを有効活用

★Linux で Macintosh のフロッピーをマウント

古い Mac だとフロッピードライブが標準で付いて来てネットワークに繋がっていない環境では重宝するのですが、お洒落ではないと考えられているのか?そういったレガシーな部分は最近の機種では切り捨てられています。

iMac 以降に Mac を触り始めた方によってはフロッピーを使った事もないというケースも多いでしょう。

フロッピーが搭載された Mac が動いている間はまだ良いのですが壊れてしまったりしたらさぁ大変。Windows のパソコンも標準で装備しない端末が増えて来たとはいえ大抵はフロッピードライブが搭載されているのですが、読み取る事ができるのは Windows の形式でフォーマット(区画整理)されたフロッピーのみ。

あなたの大事な Mac で使ってたフロッピーはどんなに頑張っても読み取ってはくれません。

Windows が動いているパソコンで特別なソフトを使って Mac のフロッピーの情報を読んだり、稼動している Mac をもう一台持ってる方なら USB に接続するタイプの外部フロッピーディスクを購入するという手も有りますがそれぞれ 決して安いとは思えませんし、それでは話のネタになりません(笑)

フロッピーディスクが使える(マウント出来る) Linux が使える環境なら追加投資なしにしかも簡単にフロッピー上のファイルにアクセスできます。

フロッピーディスクを Linux から使えるようにするにはたいていのケースでは管理者権限を必要とするので一般ユーザーとしてパソコンを使う場合は管理者にフロッピーのマウントを依頼して下さい。

Macintosh ではフロッピーにも HFS, Mac 基本フォーマットが使われているので

# mount -t hfs /dev/fd0 /mnt/floppy

でマウントします。DOS フーマットのフロッピーをマウントする時とほとんど手順に差は有りません。ただし、DOS とは違って標準では使えない場合も有るので、カーネルから

# insmod hfs

と呼び込む事で使えるようになるケースも有ります。

★ホームディレクトリーにコピーする

マウント状態を確認するためにファイルのリストを表示させてみましょう。

$ls /mnt/floppy

としたときにファイル名が確認できたら成功です。Linux を含む UNIX の普通の設定では一般的ユーザーがフロッピーに書き込みする事は出来ないので、この際ですから自分のホームディレクトリーにコピーしてしまうのが上策です。

例えば、【diary】という名前のファイルをコピーするなら

$cp /mnt/floppy/diary ~/

という感じです。

$cd

もしくは

$cd /home/f3nasa

とホームディレクトリへ移動して

$ls としたあとに

diary が確認できたら成功です。ファイルの内容がテキストならば、

$less diary

で確認できます。

UNIX では Windows のように拡張子を付けなければならないといった制限は有りませんが Mac 程には自由でもないためコピーする際にファイル名には気を配る必要が有ります。機種依存文字を使えないのは当たり前ですが、日本語ファイル名も出来れば避けた方が無難だと思います。さらにアルファベットの大文字と小文字は区別されます。

★アンマウントを忘れない事

僕が Mac を使っていて Mac らしいなと感じるのはデスクトップに浮かび上がったフロッピーや CD-ROM のアイコンをゴミ箱にドラッグ&ドロップしてアンマウントする作法です。最初見た時には衝撃が走った程です(笑)

PC/AT 互換機を使用しているケースでは機械的にプッシュボタンを押せばフロッピーを取り出せるようになってはいるのですが、Linux OS にマウント済みのフロッピーをアンマウントせずに引き抜いたりするとデータを簡単に破壊してしまうので注意が必要です。

アンマウント作業も管理者権限を必要とするケースが多いので利用端末の管理者に問い合わせてみて下さい。

# umount /mnt/floppy


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