Mac を使う魅力の一つは豊富に揃っているフォントを駆使して印刷をする事に有るのではないでしょうか?アマチュアだったら Perfoma に最初から同梱されているクラリスワークスを使えば、年賀状は除くとたいていの印刷物はカバーできそうです。圧倒的なシェアを誇る Microsoft Office とのファイル互換性が低いのが残念ですが。
僕の Perfoma はちょうど Windows95 の登場時期と重なっている商品で魅力的に仕上げるために様々なバンドル品が付いてきたいわゆるお買得ってやつなのですが。
そのおまけの一つに Apple 純正のインクジェットプリンター、Style Writer 2200 が有ります。
Apple 純正とは言っても Canon BJ-M70 という Windows 用の現役プリンターのそっくりさんである事から察っせられる通り OEM 生産ってやつなので M70 用のインクカートリッジの使用が可能です。
文字だけを印刷するのなら、はっきりいってこれだけでも十分です。しかし、もともと携帯用として設計されているというのも有るのでしょうが、写真も刷るとなると最近の素晴らしいプリンターの出力を見慣れた目にはいささかもの足りません。贅沢だナぁとは思うのですが。。。
Perfoma6210 のシステムディスクをインストールすればセレクト欄から SW2200 をすぐに選べるようになっているのですが、この状態から MacOS8 をインストールすると SW2200 プリンターアイコンに大きなバッテンが付いてしまいます。
どうやら MacOS8 ではドライバーが合わないようです。しかも Apple では SW2200 用のダウンロードドライバーを提供していないのでこの組み合わせで使うのはちょっと絶望的かも(>_<)
と、思っていたらなんと Style Writer 2400 用のドライバーを流用する事ができるようです。Style Writer 2400 用のドライバーは今でも Apple Japan に行けば手に入れる事が出来ますから一安心?ちょっと覗いてみたら五分割されたファイルを、それぞれディスクイメージにして組み込んでいく昔ながらのタイプ。めんどくさ。なんで一括でダウンロードして自己解凍ファイルの形式にしないんですかネェ。時流からいくと絶対その形式の方が有利だと思うんだけど。昔作ったのをそのままほったらかしってことでしょうか。
今や日本人にとって年賀状作成に欠かせぬ存在となった??インクジェットプリンター。高品質でコストパフォーマンスが高い製品がめじろ押しですね。
しかし現在売られているプリンターは iMac 以降のユーザーを前提としているものがほとんどで USB 接続が当たり前。
Perfoma6210 が登場した時代には USB なんてものはありませんから当然、USB 対応のプリンターを Perfoma から使う事は出来ません。
Canon と EPSON のカタログを見る限りでは Canon BJ-465J というのが唯一この古い Macintosh シリアルと呼ばれるプリンターポートに直接接続して使える存在であるようです。
しかしプリンター自体も昔の製品をそのまま生産し続けているような感じ。性能的には一級品とは呼べません。
Desktop Publishing, いわゆる DTP 環境のおいては Mac のシェアが圧倒的なのは皆さんの方がよく御存知だと思います。
Adobe 社の開発した PostScript というページ記述言語をパソコンからプリンターに送り込みプリンター側で用意されたフォントを使って素晴らしい仕上がりの印刷物を生み出していくという流れ。
その流れの源流にはいつも Mac がいるという感じですね。
PhotoShop や Illustrator といった優秀なグラフィックソフトが Mac 用からスタートしている事、そして QuarkXPress という DTP 業界の伝統的標準ツールが Mac 対応品しかでてないのも大きいと思います。
一方、商用 UNIX, 或いはLinux, MacOS X Server といった UNIX 系の OS においても印刷する際には PostScript プリンターが前提となっています。
むしろ順序は逆で UNIX で使われていた PostScript の素晴らしさに感銘を受けたジョブス氏が Mac に PostScript を導入したという話があります。
NextStep 環境ではかなり PostScript が重要なキーポイントになっているところを見ると、この話も頷けますね。
非力な Perfoma に代わってプリント業務を引き受けてくれるネットワーク上のプリンターサーバーを Linux で構築しようかなと思っていたので PostScript プリンターの事を何も知らないでカタログをもらってきたら。。。。。
開けてびっくり。Canon の一番安い PostScript プリンターは LBP-2260PS2 なのですが、そのお値段は¥798,000 なり。勿論フォント自体も高くて一書体¥100,000 なんて珍しくないらしい。桁を間違えている訳では有りません。
う〜ん、とてもじゃないがアマチュアの及ぶ範囲ではないですね。
僕には PostScript プリンターには縁が無さそうなので安くて品質も高い TrueType フォントがちょうど良い感じなのですが、【OSAKA】はあまり好きでは有りません。
Perfoma6210 のシステムディスクの中身を見てみると【本明朝-M】という TrueType フォントが入っていたのでシステムに追加してみる事にしました。
もうばっちりです。とても美しく感じるフォント。こんなのがおまけで付いてくるなんて素晴らしい。
この TrueType フォント、Windows の環境ではごくごく当たり前に使われているのですが、Mac には Adobe との関係が険悪になった時期に Adobe に対抗するため Windows を真似て導入されたようです。
よく Windows95 が Mac の GUI のパクリだといって非難する人がいますが、右クリックの代用としてコンテキストメニューが採用された事や OpenTransport における DHCP の採用等々、逆に Mac が Windows を参考にして成長した部分も決して少なく有りません。
それに使ってみれば判る事ですが、似ているのは表面だけで基礎的な発想はかなり違いますよね。
GhostScript というソフト的なエミュレーターを使って PostScript 対応ではないプリンターを PostScript プリンターとして使えるようになるようです。
コレを使えば僕が望んでいる、【Mac クライアントから ps ファイルを出力してネットワーク上の Linux プリンターサーバーが GhostScript を介し最新のインクジェットプリンターから美しい印刷物を得る】が実現しそうです。
しかも圧倒的な低コストで。Linux 或いは Net/FreeBSD をインストールする予定のマシンが既に有るのなら安くて高性能なプリンターを一台買えば済む事です。
しかしこれには netatalk もしくは CAP という UNIX と Mac をネットワーク上で協調させるためのプログラムをセットアップする必要が有りますし、その他にも色々と壁が待ち受けている事でしょう。
じっくり楽しみつつ目標に向かって邁進していこうと思います。
以下、工事中です。