1U ラックマウントサーバーを考察する

Xserve

Xserve

基準は Mac OS X で走る Xserve。 詳細な内容が記された PDF はこちら。 Apple の製品だけあってサーバーまでも気品有るデザインに 仕上げている辺りが流石ですが、その主要なスペックは次のとおり。

以上で御値段が ¥374,800 ナリ。 Web で得られる情報からではなかなか気付かないポイントですが、実際に購入された方の話ではかなり五月蝿いようです。

Sun LX50

SUN が出した話題作、IA32 アーキテクチャのエントリーサーバー、 Sun LX50 は、

といったところで、 \419,000。

……これでも SUN の本格的な SPARC サーバーと比較すると破格なのかもしれませんが ここでの考察結果を踏まえると同クラスの商品と比較すると少々高目の価格設定と言えそうです。

xSeries300

一方 IBM が出しているこのクラスは、 xSeries300 と呼ばれているものが相当し、

……明示的には公開されていませんが、内容からいくとチップセットはおそらく VIA PLE133 のカスタマイズ仕様でしょう。 ちなみに 8472- 52X の御値段は、 208,000円 ナリ。

PowerEdge 350

ラインナップが豊富でメーカー製としては格安サーバーが手に入り易い Dell では果たしてどうなのでしょうか? エントリーサーバー、 PowerEdge 350 の内容は、

こんな感じのスペック。今時(2002 年秋)なんで 440BX?という気もしますが、 僕の個人的趣味の観点からは、 ワークステーションやサーバーでも VIA の安物チップを平気で使う IBM のそれよりはむしろ信頼が置けると言えます。 で、注目の値段は、

の選択で \178,000 でした。

ProLiant DL320

Hewlett Packard が Compaq と共同して出しているエントリーサーバーが、 ProLiant DL320 で、

の構成で、 \262,000。

……ふむ、思ったよりも安くないです。ServerSet 製のチップセットを使っている辺り、 なかなか本格的で嬉しいですが、 Compaq の伝統的なフロッピーディスク BIOS なマシンは僕的には敬遠したいところなので、 新生 HP が ProLiant をどのように仕上げたかは興味がそそられます。

自作環境

さてここからが本題なのですが、ラックマウントの自作を検討。 この辺りはハイエンド向け商品を取り揃えているファナテックが強いのですが、 ベアボーンの Easy5011E を採用して \94,000。 これに

を組み合わせると \126,000 となりぐっと安くなります。

さらにコストダウンを追及し、 SUPERMICRO 19" 2U SC822I-300LP 300WATT RACKMOUNT CASE \52,800 に、

を組み合わせると、 \89,800 若しくは、DDR に拘っても

\93,800 で済んでしまいます。後々 CPU やマザーの交換を考えた時にも、 それに対応したベアボーンや自作パーツなら容易なので長い目で検討すると全体的なランニングコストも 安くつくのでは無いでしょうか。 この \40,000 のケースでは、 合計が \81,000 とさらに出費を抑えることが可能です。

この考察を書くにあたって、以前雑誌かなんかでチラッと見て頭に引っかかっていた記事、 『自分専用の1Uラックマウントサーバの構築と費用の節約方法』 とその原文が Web でも公開されていました。 時代が推移して検討対象となっているスペックに違いは有りますが、 気に入るラックマウントケースが見つかるかどうかが勝負どころ、 という結論は今も変わらないようです。 1U のケースに拘るなら、 これなんかも良さそうですが、いずれにせよ少々値がはりなおかつ故障も多い スリムタイプの CDROM ドライブは必要になります。 色々見るかぎりでは、 1U のラックマウントケースは大体 \40,000 ぐらいが相場のようですし、 周辺パーツのクオリティを落としてコストダウンを図っても、 自作では初期投資八万円から九万円ぐらいにはなりそうな感じでした。

一方、Mac が好きな人ならではのソリューション、 『初代iMacを1Uサーバーに仕立てる。』 流石って感じですネ。

1U 激安モデル

犬も歩けばなんとやら、探せば有るもんで Dual Computer の 1U 激安モデルは、

でなんと \67,800 を実現しており、これはひょっとすると自作ではなかなか難しいかもしれないレベルの値段だったりします(汗)。 このモデルが汎用の ATX マザーを使っているようだと、 アップグレードパスも容易になるので十分検討に値するかも。 ちなみに DOS/V パラダイスのベストセラーモデル、Taurus-1U は、

\77,800 ですからこちらもなかなか魅力的です。

『パソコンも一年たったらただの箱、だったら 398』 で名を馳せたマウスコンピューターも、1U サーバーをラインナップしているのですが、 MDV-Server 2100Ri の主な仕様は、

で、\179,800。う〜ん、内容からすると少し高いような気が……

ラックマウントサーバーとは直接的な関連性はないですが、 日本橋に新設されたテナントにて、適切なデバイスドライバーが インストールされていない一般向け商品を、 最も目立つところに陳列していたのは、ちょっと話にならんです。

お約束のオチ

……先日、日本橋へ行ってラックマウントサーバーの実物を見てきたのですが、 ラックマウントキャビネットも含めて、一般家庭に導入するにはちょっと大げさ過ぎて 現実的ではないように思われました。(設備の整った)研究所にスペースを間借りして 自前のサーバを設置したいという方なら良いソリューションなのかも知れませんが、 家庭に導入しようとしている一般人?にはここが一番難しいところかもしれません。はぁ(嘆
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