kobito_f.gif (1629 バイト)下痢時の注意 〜乳児期C〜

 下痢は、大腸の蠕動運動の昂進によって食べたものが速やかに大腸を通過し、水分が吸収されないまま直腸まで達するために起こる。大腸を刺激するような条件があった場合、下痢が起こる。

 下痢を起こすような原因には感染症、食中毒、神経症、アレルギー症、消化器(胃、小腸、大腸など)の異常や炎症、腹部を冷やした、消化の悪いものを食べた等が考えられる。食事に注意しながら、食中毒や感染症などの疾患が考えられる場合はその疾患を治す必要がある。また、アレルギー性の場合は原因の食材を除く必要がある。

 下痢になると神経質になって食欲が落ちてきたり、周囲が勝手に食事の制限を行ったりすることによって、栄養失調になりがちである。また、水分が腸で吸収されないため、脱水症状を起こしやすい。これらを起こすと、症状の回復はますます遅くなってしまうので注意を要する。特に脱水症状は乳児の場合危険なので、十分、水分を補給する必要がある。

食事のポイント

 腸の粘膜を刺激しないことが原則。粘膜を刺激すると、腸の水分吸収能が低下し、水分吸収障害が起こる。気をつける点は、

などである。甘味の強い、ジュースなどは腸内で発酵して腸を刺激するので良くない。果汁をとる場合はりんごが良い。りんごに含まれているペクチンが腸内の水分を吸収してくれると言われるからである。かんきつ類の酸や甘い果物の果糖はとりすぎると下痢を悪化させる。

食べて良いもの

避けるべきもの

  • 下痢の激しいとき(水様便

白湯、薄い番茶、重湯、野菜スープ、りんごのすりおろし汁

  • 回復期(軟便)

おかゆ、柔らかく煮たうどん、食パン、薄い味噌汁、じゃがいもの裏ごし、塩せんべい(ベビー用)、ウエハース、りんご

  • 冷たいもの、刺激の強いもの

清涼飲料水、アイスクリーム、牛乳、コーヒー、アルコール、香辛料

  • 脂肪の多いもの

揚げ物、バター、脂肪の多い魚、肉、卵、粉ミルク、牛乳

  • 繊維の多いもの

いも、ごぼう、海藻、菜っ葉、豆類、豆腐

  • 砂糖分

カステラ、加糖ヨーグルト、プリン、ジュース、果物、菓子

ya_l.gif (1277 バイト)大人の食事からの展開 ya_r.gif (1266 バイト)便秘時の注意

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