理科自由研究


          6年2組 寺嶋 崇
 
1 研究課題「フタホシコオロギの産卵数について」
 
2 研究の動機
   5年生の時に、背骨のある動物について学習した。そのなかで、メダカやカエルは多くの
  卵を産むことがわかった。そこで、背骨のない動物のなかまであるこんちゅうについて調べ
  てみようと思った。お父さんの飼っているフタホシコオロギを使って調べてみることにした。
  ※フタホシコオロギについて
   コオロギ科。別名クロコオロギ。大きさ26mmくらい。生息する場所は、奄美大島・
  喜界島・沖縄島・台湾・東南アジアなどの熱帯・亜熱帯地域。20℃以上に保つと、1年中
  卵を産ませることができる。
 
3 研究の方法         
  大人のコオロギになる前の、オスとメスのコオロギを1ぴきずつペアにして、A〜Jの10
 ケースにわけて入れ、ぬらしたティッシュペーパーの中に産卵させ、毎日その数を数える。最
 後に、10ぴきのメスコオロギの産んだ卵の数の平均を求める。 
図1 ケースの様子
 
  図2 ケースの中のかくれが
 
 
図3 産卵場所のティッシュ
     (2枚重ね4回折り3段)
  図4 えさとすりばち
  
図5 オス・メスを1ぴきずつ分けて ケースに入れた。
  図6 産んだ卵を1日ごとにケースに分けて入れた。
        
                     
                   
4 結果とまとめ
  ティッシュに産卵した卵を1つ1つ正確に数える。
 
 
 〈毎日の産卵数〉                            (単位は個)
   8月










 
  18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 小計
  0   0   0   0   0  86  74  60   0   0  13 205  33   5  476
 41   0   0 153   0 105   1  38  56   0   0 118   3  24  539
 30   2 123   7  40  15  42  51  16   0  18  42  37  21  444
  0   0   0   0   0   0   2  15   6  38  42 303   3  57  466
  0   0   0   0   0   0  24   0   4   0  76   8  23   0  135
  0   0   0   0   0   0   0   2  12   0   3   2  10  28  57
  0   0   0   0   0   0 176   6 122   0   2   0  25  19  350
  0   0   0   0   0   0   3  10   6  25  62   0  88  71  265
  0   0   0   0   0   0  12  54  56  86  44  84  21   0  357
  0   0   0   0   0   0  71   0   0 187  57  26   0  19  360
 9月










 
   1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 小計
  4   0   7   5  16  59  17   8   3  65  60  49   7  43  343
 20  死                                     20
 25   7   0   4   0   0   0   0   0  死               36
 82  83  45 168    0   0   0   0   0  24  30   0   0  41  473
132   14  17   0   0  14  80   0 145    3  93  49   0  94  641
 13  10  33  16  42  27   0  40  37  97  58   0   0   0  373
  3  19  32   8   9  11   8  10   0  15  28   7  13  25  183
 67  32  63  69  45  15  40   0   5   0  49  93  42  26  546
 28  48  64 100   12  13  19   0   0  18  26  13  15   6  362
 18   7   0  19  死                              44
 9月









 
  15  16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 小計
 44 54 9 0 21 64 38 7 4 51 8 8 13 8 329
                                    
                                 
0 0 0 0 21 28 1 1 0 13 0 0   64
0 59 42 24 81 1 50 51 13 24 73 0 0 1 419
35 116 0 3 0 0 0 0 1 3 38 5 15 0 216
35 24 0 36 23 13 0 21 104         256
21 32 13 10 8 5 0 38 2 3 0 0   132
4 41 10 0 22 0 14 2 24 4 24 3 8 0 156
                                      
 9月・10月









 
  29  30  1   2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 小計
0  16 18 33 5 8               80
                                    
                                 
                             
0  0 0 47 14 24 14 43 1 0 0 48 9 0 200
                            
                             
                             
0 14 0 13 0 0 5 16 0 3 2 17 0 7 77
                                      
 10月









 
  13  14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 小計
                               
                                    
                                 
                             
4                           4 
                             
                             
                             
0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2
                                   
 10・11月
      
  27  28 29 30  1  3  4  5  6 総計
                     1228 
                        559
                    480
                    1003
                  1399
                    646
                    789
                    943
0 0 0 0 0 0 0 0 0 954
                      404
                                      総産卵数 8405個

      平均産卵数  8405 ÷ 10 = 840.5 (個)

〈気づいたこと〉
  ・B・Cは卵を産み始めたのに、そのほかがなかなか産まなかったので、8月22日にA・
  D・F・G・H・I・Jのオスを入れかえた。(Eはその日に交尾をしていたので、入れかえな
  かった。)
  ・鳴き方が少なくとも2種類あった。(チッチッチッチッとリッリッリッリッ)
  ・卵からかえったばかりのコオロギは、ケースのはじの方に集まっていた。
  ・生まれたばかりのコオロギは、色が白っぽい色をしていた。
  ・死亡する直前や、寒くなってきてからは卵をあまり産まなくなった。
  ・ふ化に必要な日数は、7〜11日であった。(8月中に産んだ卵のふ化日数)
 
  
 
 
 顕微鏡で観察し、スケッチした。(観察した倍率40倍)
〈まとめ〉
  ・1匹のフタホシコオロギのメスの産卵数は平均すると約840個であった。非常にたくさんの
  卵を産むことがわかった。
  ・1日の最高の産卵数は、Dの303個であった。
  ・Iは53日間にわたり産卵していた。
  ・顕微鏡で観察した「幼虫がかえる直前の卵のようす」では、目のような黒い点が見えた。
 
5 感想とこれからの課題
  ・おとなのコオロギは交尾をすませていたり、卵を産み始めているといけないので、家で卵
  からかえしたコオロギを使った。そのため、卵を産み始めたのが8月18日と遅くなってし
  まった。
  ・10ケース分のそうじとえさくれをすると、1時間以上かかって、大変だった。卵を産むよう
  になってからは、毎日、数を数えることも加わり、さらに時間がかかった。
  ・ワープロの練習もできた。絵や写真はお父さんに入れてもらった。