★ SPECIAL REVIEW


Galneryus  The Flag Of Punishment  2003
1:STILLNESS DAWN
2:SILENT REVELATION
3:ANCIENT RAGE
4:FATE OF THE SADNESS
5:DEEP AFFECTION
6:DREAM PLACE
7:GLORIOUS AGGRESSOR
8:WHISPER IN THE RED SKY
9:THE SCENERY
10:ETERNAL REGRET
11:QUIET WISH
12:FLY WITH RED WINDS
13:UNDER THREAT*
日本のメロスピの2ND。前作同様、超絶ギターを含みあくまでも楽曲主体というスタイルは継続。
前作より大きく成長した点は、まずサウンドの向上、VOの歌唱力、楽曲のバリエーションだと思う。
前作では割とドタバタして輪郭の聞きづらかったサウンドが今作ではかなりクリアで聞きやすい。
YAMA-BのVOも(最頂点部では危なっかしい所もあるが)前作より力みも少なく耳にやさしい。
yuhki作曲の5に代表されるように曲・アレンジのバリエーションが幅広くなり単調に終わらない。
という今作からの要素に加え、もともとのこのバンドの持ち味、syuの練りに練った超絶ギターとキャッチーな
歌メロがのるスピードチューンが満載、という十分満足できる一枚。
1はSE的なイントロ。2はイントロのピアノを含めXの「SILENT JEALOUSY」を思い起こさせる代表曲。
印象的なイントロのリード、中盤の異常にハマってるDREAM THEATER風の展開、引き倒し万歳!な
ソロ、後半のSTRATOVARIUS的メジャーキーのリードなどバンドの代表曲とも言える強烈な一撃。
3は前作と同じタイプに感じられるセカンドチューン。4はメタリカっぽいリフを軸に淡々と進んでいく
マニア向けの名曲。後半のソロは名演。5はキーボードのyuhkiの曲ということでSTRATOVARIUSの
ヤンス・ヨハンソンに近いアレンジもちらほら。中盤の核となる名曲。後半のギターソロは歴史的名演。
こんな感情を表現できるギタリストが日本にいたとは思わなかった。
6はイングヴェイでいう「THE ONLY ONE」や「HEVEN TONIGHT」系。NATIONでいう「YOU'LL SEE」
(知らないか 爆)。中盤でパッヘルベルのカノンが登場。
7は強烈な超絶ギターインスト。これでもかってくらいの引き倒しだが、中盤に出てくる印象的なメロディー
(どうもRPGゲームサウンド風にも聞こえるのだが)のおかげできちんと楽曲として機能させてる点はさすが。
すかさず続く8も名曲で、ホント、曲とテクニックが上手く調和してるなーって感じ。
このソロも出だしの弦飛びから非常に興味深いキメへと続く間に一寸の隙もなく、メロディーとテクニックの
恐ろしいまでの調和を感じさせる。後半のソロまで名演でまるで「YOU DON'T REMEMBER」のあの後半の
歴史的イングヴェイ節の再来かと思わせる(っていうのは大げさかしら)。ハモリも含めてお見事。
11辺りも印象的なチューン。最後の部分はLIVEでの大合唱に期待。
と、ザッと解説しただけでも十分に語れるくらい良い楽曲の詰まった会心作!
ジャケは前作同様FFでおなじみの天野喜孝。


Galneryus  Advance To the Fall  2005
1:MEDITATION FOR THE SAGA
2:STRUGGLE FOR THE FREEDOM FLAG
3:BEYOND OF THE GROUND
4:IN THE DELIGHT
5:REBEL FLAG
6:REQUIEM
7:HOLDING THE BROKEN WINGS
8:CHILD OF FREE
9:FINAL RESOLUTION
10:THE GARDEN OF THE GODDESS
11:UNITED FLAG
日本から登場した質の高いメロスピ:ガルネリウスのファースト。
Syu(G)とYAMA-B(VO)を中心に、大阪を拠点とする5人組。
KEYで参加してるのはARKSTORMなどでおなじみのYuhki。
ストラトヴァリウスやソナタアークティカのような欧州のメロスピ勢に引けをとらない高いレベルの楽曲に
イングヴェイ・マルムスティーン的な超絶技巧のギター、
ハイトーン主体でクセのあるVO、ドラマティックな演出を施すyuhkiのキーボードが乗る、
というのが基本スタイル。どの曲もフックの聞いたドラマティックで良い曲なんだなこれが。
日本のバンド特有の音のこもりとかキーボードサウンドのチープさは感じられるんだけど、
lこれからが期待できる良いバンドだと思う。
あくまでも楽曲主体で印象に残る歌メロってのがあのX JAPANを思い起こさせる。
1はXの「WORLD ANTHEM」っぽい感じの壮大なイントロダクション。
それに続く2はこのバンドのアンセムと捕らえてよろしいだろう代表曲かつ名曲。
1STアルバムの1曲目がバンドの代表曲っていうのがいかにも大物になりそうな予感がして憎い。
それに続く3は、絶対LIVEでもこの流れだなと予感させる名セカンドチューン。
5.11.も同じ「FLAG」というテーマがタイトルに入るキラーチューン。
どちらも(特に11の方が完成度は高い)練りに練った超絶悶絶ギターリックを含む名曲。
ジャケはFFでおなじみの天野善孝。