山岡鉄舟 剣禅話 (タチバナ教養文庫)



山岡鉄舟 剣禅話 (タチバナ教養文庫)
山岡鉄舟 剣禅話 (タチバナ教養文庫)

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剣禅一致の体解

禅の世界では、頭で分かることを「知解」といい、理論を超えて、感覚的に身体で分かることを「体解」という。
「体解」こそが求められるのであって、「知解」はまだ半端な状態であるとされ、場合によっては邪魔だと放下される。鉄舟はまさに「剣禅一致」の人であったので、剣も禅もひとつの如しの心境は、頭で考えて出されたのではなく、体で体得したことであったろうことが、この本を読むとよく理解できる。それと同時に、剣は己を斬る道具でもあるので、己の度合いや、人品骨柄なども、自然と認知されてしまう。その厳しさは、ひとり鉄舟のためだけでなく、この本を読む我々もまた、斬られているのである。
浅い内容

鉄舟の剣と禅について奥深い内容の事が書いてあるのかと
思いきや内容的に浅かったです。
なんと言うか核心に迫ってない感じです。
翻訳した人の程度が大した事ないのが原因だと思います。
個人としての修養

山岡鉄舟についての思想を表した書といってよい。

本書は自身が剣を極めるため、鉄舟がどのような修練・思索を重ねてきたかを窺い知ることができるのである。しかも文章には無駄がなく、読んでいて真に痛快なる思いがする。実践しやすいような表面的なHow toは記されていない。個人として如何なる心持で修養を重ねていくべきか、それを学び取っていくのが本書を読む意義であろう。

この不安定で先の見えない世相ではあるが、このようなときにこそ個人の修養に余念がなく、決して妥協することのなかった鉄舟に学ぶべきではあるまいか。本書はきっと求める人物の一助となりえるであろう。



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