ちゆ12歳様


 はじめまして。私は、仮想世界に生きる”菌糸の妖精”ゲスのチョコラータといいます。実体を持った漫画家よりも岸辺露伴が好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。というか、ちゆ12歳様をパクっただけの、JOJOの奇妙な冒険ファンページです。どうかよろしくお願いします。

バーチャルスタンド使い

ゲス34歳




◇ゲス日記◇

平成14年3月14日 エヴァとジョジョ

キングクリムゾンはエヴァの素体にそっくりです。
緑の子供のスタンドは使徒のデザインにそっくりです。
第6部の父親に愛されなかった子供というテーマなどは、まんま、エヴァのテーマと共通しています。

これらは、はっきりいって、『エヴァンゲリオン』のパクりだと思います。
エヴァの登場によって、多くのマンガ、アニメ業界が影響を受けたといわれていますが、きっと荒木も、そのうちの、一人なのでしょう。


しかし、『エヴァンゲリオン』と『ジョジョ』では、全く異なっている点があります。
例えば、主人公の性格でいうなら、
エヴァの主人公が極度にマイナス志向なのに対してジョジョの主人公は常にプラス方向を向いています。 たしかに、ジョジョの主人公たちも異常な性格なのですが、それは、プラス志向、というか健全性を貫いていった結果としての異常であり、エヴァのような、いじけたマイナス志向などは、全く感じられません。
さらに「逃げちゃだめだ」と病的に連呼しながらも、結局逃げ出してしまったエヴァのシンジ君に対して、ジョジョでは「逃げる事」は基本戦術であるという事も特徴です。
ともかく、両者には、まったく共通点がありません。


さらに、どうやら、荒木はエヴァの事が嫌いみたいです。
昔のインタビューでは、荒木はエヴァの事を「本当は戦いたくない心理の主人公がマンガの主人公になっている、というのが理解できない」といっているし、しかも、その後に「あのアニメ、だめだよ……」と、あっさり切り捨てています。


でも、こんなに、エヴァの事が嫌いだと主張しているにも関わらず、自分の作品では、ちゃっかり、エヴァをパクってしまうあたりが、とても素敵だと思ってしまいました。
というか、ここまでくると、オマージュやパクりで構成されているエヴァに対して、逆にパクる事で喧嘩を売っているように思えてしまうから不思議です。


というわけで、ゲスは、言う事とやる事が違う東方仗助を応援しています。


平成14年3月11日 107話の感想(ネタバレ)

今週のジョジョは、街角に出現した「スパイダーマン」に群がる少年たちを蹴散らしながら逃走する、肉体側のアナスイの描写からはじまります。
そして、それを追い掛ける精神側のアナスイですが、相変わらずウェザーには、気付いてもらえません。


そんな、精神アナスイは、うさん臭そうなヒゲと髪型をした、チョコレート屋のオヤジに呼び止められてしまいます。どうやら肉体の方が、チョコレート屋を荒らしまくっていたようです。さらに、背後からは、警官の職務質問を受けてしまいます。


なぜ警官に精神アナスイが見えるのかという些細な疑問はさておき、ともかく、挟み撃ちのかたちで、危機的な状況に陥ってしまった精神アナスイは、ダイバーダウンの能力でチョコレートを顔に埋め込むという、とても体に悪そうな方法で顔面整形をして、なんとか危険を切り抜けます。


その後、肉体の方を追って、店内に突入する精神アナスイですが、店内のTVには驚くべきニュースが流れていました。
どうやら、東京西新宿に「ラオウと呼ばれる悪役ヒーロー」が召喚されたらしいです。
新宿など世界中に能力射程を拡大させる敵の能力も恐ろしいのですが、
ディズニーやロボットアニメに続き、ついに「ラオウ」まで出現させるとは、一体、荒木の暴挙も、どこまで拡大させるつもりでしょうか。しかも、そのニュースの報道では、その後、ラオウは原作通りにケンシロウに倒されたらしいのですが、その戦いの痕跡として、新宿のビル群が無惨にも崩壊した映像が映し出されています。
もう、凄いです、まさに漢の戦い、いや、世紀末覇者・拳王の名にふさわしい戦いを物語っています。


さらに、その後の展開は、荒木アレンジされているにも関わらず妙にカワイイ「子ヤギ」がでてきたり、物語の通りに現実も進行するという説明が挿入されたりしています。
そして、ついにアナスイも、口が裂けて「悪役の狼」に変身してしまいます。そんな、今週二度目の顔面変型をしてしまい、お世辞にも美形キャラとはいえなくなってしまった、アナスイの描写をしながら次回へと続きます。


でも、ともかくゲスは、顔面変型したアナスイよりも、「ラオウ」にYouはShockです。


平成14年3月10日 キャラパロディ

先日、ディズニーランドに行ってきました。
でも、ちょうど『ジョジョ』もディズニーネタが出てきたので、道徳的で品の良さそうなディズニーキャラを見ても、つい脳裏に、アナーキーで下品な荒木風アレンジの妄想が沸々と浮かんできてしまい、いろいろな意味で楽しめました。

そのとき、ふと思ったのですが、
荒木が他のキャラを描く場合、 イエローテンパランス編の「ネコドラ君」や、バオーにでてきた「ペコちゃん」などのように、どう見ても、犯罪者そのもの…というか、性根が腐っているとしか思えない人相をしています。

この事から、荒木がキャラパロディをする場合、元ネタとなったキャラクターが、道徳的であればある程、そのカウンターとして、荒木風アレンジの「毒」の部分が、より引き立っていると思います。
そして、それによって、荒木のキャラパロディは、ギャグと狂気の中間点のような、何ともいえないシュールな魅力を得ているのではないでしょうか。

ゲスは、今後も荒木風アレンジのキャラクターが、たくさん登場することを期待しています。


平成14年3月8日 時間

ジョジョのテーマのひとつは、「時間」との戦いだと思います。

第1部ではジョナサンとディオの少年時代から大人になるまでの「時間」を追ってドラマが進行しつつ、 短命のジョナサンと永遠を生きるディオとの対比によって物語が構成されています。

さらに、第2部では、舞台は次の「時代」という次の時間軸へ引き継がれます。
第2部の敵は数万年という途方もない時間・周期で活動する古代人だったりします。
もちろん、世代とか永遠とか、長い時間だけでなく、戦闘中0.01秒の間にドラマを挿入したりなどの、瞬間を捉えた描写もジョジョの魅力の一つです。

そして、第3部ではついに「時間を止める」という能力が登場します。
その後も、時間停止の亜流である「時間を戻す」「時を飛ばす」など歴代ボスキャラには時間系の能力が備わっています。



このように、作者は、なかば意図的に時間という概念を扱っているのですが、
時間というものは、考えれば考える程、わけがわからなくなる概念だと思います。

たとえ話ですが、ゾウとネズミは、感じる時間が違うらしいです。ゾウとネズミは心拍数などの生体活動のリズムが違うので、ゾウにとっての1時間はネズミにとっては20時間に感じるという話を聞いたことがあります。でも、ネズミの方がはるかに寿命が短いので、当人達にとっては、同じくらい生きたように感じているらしいのですが、このように時間とは、絶対的な軸が定まっているのか、個人個人の相対的な認識に過ぎないのかなど、哲学的なテーマにされるほど、やっかいな概念です。

ともかく、「時間」というものをテーマに扱うには、藤子F不二雄のような、科学・哲学的にも高度な思想が必要だと思います。



第3部以降では、 そんな、やっかいな概念を、こともあろうに能力として登場させてます。
しかし、時間系スタンドの中でも、最もシンプルな「時間を止める」にしても、絶対的に全世界の時間が止まっているのか、DIOが超スピードで動いているだけなのか、などの大きな矛盾や疑問があるのに、
ましてやDIO戦での「時間停止中に時間停止」や、ボスの「時を飛ばす」なんて常人には理解できるはずがありません。

きっと、時間系スタンドが登場した時点で、作者の思想は、哲学的なレベルに到達してしまったのでしょう。もはや、完全に読者の理解を超えています。でも、そんな、わけのわからない概念を、少なくともエンターテイメントとしては楽しめるように、描こうとしている作者の姿勢には感服してしまいました。

そんなわけで、ゲスはキングクリムゾンとエピタフを応援しています。


平成14年3月6日 仕事

エンリコ・プッチ神父は職務を放棄した看守に対して「キチッと自分の仕事をしろ」と憤慨されています。
また、杜王町の住人である、東方良平や漫画家やエステティシャンや敏腕銀行員たちも、みんな、それぞれ自分の仕事にプライドを持っています。
これらの描写にも表れているように、荒木先生は仕事というものに対し、 誇りをもっているようでカコイイです。


たしかに、言うだけあって、荒木先生は、自分の仕事をキッチリこなしていると思います。
10年以上も、真面目に週刊連載をこなしていますし、絵も自分の絵柄にこだわっています。
さらに「作者取材のため休載」も、言い訳ではなく、本当に取材に行っているみたいですから驚きです。


「作者急病」という大人の事情で、仕事場からっぽにしているらしい、 冨樫先生や藤沢とおる先生とは大違いです。
まぁ、あいつらは病気だから仕方がないということで、ゲスは健康な荒木先生を応援しています。


平成14年3月4日 106話の感想(ネタバレ)

今回、最も格好良かったのは、フロリダ上空を飛行するマジンガーの姿でした。
このマジンガー、ネコドラくんのような類似品ではなくCマーク入りの本物のマジンガーのようです。
その下で7人のこびとたちが、知能の低そうな会話を繰り広げる光景は、まさにシュールとしかいいようがありませんでした。


今回は序盤で、そんな『ジョジョの奇妙な冒険』とは思えない不可思議な光景を、しばらく堪能した後は、いよいよ、アナスイがピノキオに問い詰めるシーンです。
ここでピノキオの口から「し…知らないよ」と言いながらも『そのキャラの事が好きだった場合、魂が分離する』事や、『ボヘミアン・ラプソディ』というスタンド名などの、貴重な情報を教えてくれたのですが、ピノキオの説明が電波じみていたためか、はたまた、アナスイの理解力に問題があったためか、有無をいわさず「答えになってねえ」と因縁をつけ、ピノキオを瞬殺してしまいます。


まぁ、あの、鉄の城マジンガーの勇姿に比べれば、ピノキオなど、ただの木細工のデク人形に過ぎませんので、解体されるのも、仕方がないという感じでしたが…。破壊される際の捨て台詞も妙に情けなさを演出しています。


さらに、その後、アナスイとウェザーは対策を立てるために会話をしているのですが、ウェザーも星のアザの電波を受信中なので、突然「敵の存在を感じるから移動する」などと、意味不明な事を言い出された挙げ句、その理由を聞いても「知らん」と一蹴されてしまいます。
アナスイにとっては、ウェザーの言っている事も答えになっていないような気がするのですが、ウェザーには頭が上がるはずもなく、ましてやピノキオのように、解体するわけにもいきません。
ということで、アナスイはしかたなく、バスに乗って移動する事になってしまいました。
でも、ここまで、周囲に、まともに質問に答えてくれる人がいないと、少しアナスイが気の毒になってしまいました。


その後も、アナスイは、人狼に攻撃されたり、バスからいつのまにか肉体が落ちてしまっても気付いてもらえなかったりと、悲惨な目に合いながら、次回へ続きます。


平成14年3月4日 カマキャラ

ジョジョの男性キャラはみんなオカマっぽい服装をしています。
特に、アナスイは、初登場のインパクトが災いして読者の間ではオカマ扱いされているし、コミック14巻でのポルナレフ登場時の印象は、『天空戦記シュラト』に出てきたオカマの人みたいでした。
まさに、ジョジョの世界の男性キャラのほとんどは、オカマっぽいといっても過言ではありません。
しかし、それらは、たまたま服装のセンスがオカマっぽいだけであって、その存在自体はオカマとはいえません。


そんな中、第2部では、積極的にオカマ化に挑戦した男性キャラが存在します。
その男の名は、ジョセフ・ジョースターです。
しかし、そんな彼の努力も空しく作中では…
「マヌケッ!ひと目でわかるわーッ、きもちわるいーッ
「おまえみたいにデカくて筋肉質の女がいるか!スカタン
「客観的に自分をみれねーのか、バーカ」
…と、あからさまなザコキャラにまで、酷い言われようでした。
いやはや、オカマへの道は厳しいものです。


というわけで、あまり関係ないですが、ゲスは、100万ヒットされた、ネカマアイドルゆきちゃんを陰ながら応援しています。


平成14年3月3日 ブランド

世の中にはファッションに沢山のお金をかける人がいます。
『ジョジョの奇妙な冒険』において、そのような、ファッションにかける値段と、そのキャラクターの感情表現は密接に関係していると思います。


たとえば、爽やかな気分を表すとき、
鋼入りのダンは『晴れた空がクッキリ映り込むようなピッカピカの革靴』に例えています。
また、仗助は『新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のような爽やかな気分』と、パンツに、爽やかな気分を例えています。


流石、荒木は、ファッション関係にも興味を持っているだけあって、気分を服装に例える事は得意みたいです。


でも、 日常的なファッションに対する価値観の差が、つい、あのような台詞に表れているというなら、 同じ爽やかな気分を服装に例えているにしても、革靴とパンツとでは、明らかに値段の差が違います。普通に考えれば、やはり革靴よりも、パンツの方が値段が安いと思います。
各国の価格の差は無視して、パンツの値段が革靴の1/30だと仮定するなら、ダンは仗助の30倍の値段で、同じ満足感を得ていると思います。(かなり無茶な理屈ですが…)


さらに、両者のブランドに対する姿勢は、大きく異なっています。
仗助も一応ブランドものに凝っているみたいですが、ブランドものの靴がドブ川に落ちてしまったとき、目玉を飛び出させるなど凄い表情をしていました。一方、ダンは一流ブランドのデザインにはすでに飽きてしまったのか、無名のアクセサリーにまで興味を示す余裕っぷりです。


まさに、ダンの「感覚が庶民とは違う」という嫌味な性格を感じさせてくれます。


この両者の価値観の差は、直前のエピソードで、オケラちゃんに逆戻りしてしまった仗助と、この時点でディオから前金をもらっているダンの、経済事情の差を見事に物語っています。


そんなわけで、金持ちぶった、鋼入りのダンを『てめーのツケは金では払えねーぜッ!』というセリフとともにタコ殴りにした承太郎を応援しています。


平成14年3月2日 アナスイ萌え〜

近年の漫画には「萌え」という概念があります。

漫画のようなオタク的な文化を考える上で外せないのが「萌え」という要素です。
「萌え」とは、正確な定義は判りませんが、特定のキャラを愛する事で、その要因には「猫耳」や「メイド服」などの記号があります。
つまり、女性キャラに「猫耳」や「メイド服」、「眼鏡」などの記号を添付することで、女性キャラをより可愛くみせ、消費者の関心を触発させるという、オタク向けのキャラクター戦略といえます。



ジョジョの奇妙な冒険にもそのような萌えキャラが登場します。
その中でも代表的なものが初登場時のアナスイです。
確かに、「猫耳」や「大きな目」が見事に萌えの要素を踏襲しています。

しかし次の登場時には筋肉質な男になっていたという、凄いキャラクターです。

3巻で登場してから、7巻で男だという事が判明するまで、実に34話もの間、読者の頭の中にはウェザーと一緒にいた「謎の萌え姉ちゃん」という情報がプリントされたまま、物語をひっぱっていた事になります。
私もあの当時、あのピアノに寝そべっていた、萌え姉ちゃんが、再登場するのが楽しみで仕方ありませんでした。
しかし…。実は男だったという、あの驚愕の設定は完全に読者の度肝を抜かれました。

そればかりか、その後、懲罰房棟に登場したときには、顔も別人になっていたり、肩幅は初期の2倍以上の筋肉隆々になっていたりと、完全に男性キャラになっていました。しかも、最近では億泰やミスタのような、ギャグまでこなすという変化ぶりです。



そんな事から、アナスイは、この変化を見せるために、あえて初登場時には萌え姉ちゃん的なデザインにしたと思われます。そして、読者の大半がアナスイの男性化に驚いていた点から、このような、荒木の「萌え」を逆手にとった戦略は見事なまでに成功したともいえます。


でも、ただ単にパーティの男女比を調整するための無理矢理な設定のような気もしますが…。ともかくゲスは初登場時のアナスイを応援していました。


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