ちゆ12歳様


 はじめまして。私は、仮想世界に生きる”囚人の妖精”グェスことゲスといいます。実体を持った女性よりもウンガロが実体化させたキャラが好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。というか、ちゆ12歳様をパクっただけの、JOJOの奇妙な冒険ファンページです。どうかよろしくお願いします。

バーチャルスタンド使い

ゲス22歳




◇ゲス日記◇

平成14年5月14日 マンガフィーバーの感想(ネタバレ含)

今日は、「アディダスマンガフィーバー」を買ってきました。
日本の漫画家と海外の漫画家による、サッカーと熱をテーマにした漫画本らしく、数々の大物作家さんや、荒木先生も(イラストだけで)参加しているようだったので、とても興味があり、つい買ってしまいました。




さて、気になる荒木先生のイラストは…。


ジョルノの体から、アディダスのロゴ入りのサッカーボールが、ウジ虫のように湧いています。


どこらへんが、『サッカー』なのでしょうか…。


サッカーというよりも、むしろボール型のスタンドに体を侵食されているシーンなのかも知れません。 もしくは、マリリンマンソン戦のラストのように、大量のボールを投げ付けられて、体が半壊しているようにも見えるという、 実に素敵なイラストでした。


まさに、荒木ワールド全開です。
どう見ても、サッカーの絵には見えません。



さすが、今週のジャンプのコメントで、
ワールドカップのファンでは全然ないのだが、一度『フーリガン』というものを見てみたいな。これって不謹慎?
…と言っていただけの事はあります。


どうやら、サッカーなんて、興味がないようです。
だったら、イラスト描くなよ、とも思いましたが、
ともかく、フーリガンなんか待たずとも、このイラストだけで不謹慎な気持ちが120%伝わってきました。



流石、荒木先生です…。







…と思っていたら、他の一部の作家さんなんて、サッカーとは、ほとんど関係も無い漫画なんかを描いてやがりました。
一応、外国の作家さんは、サッカーの漫画で勝負していたというのに…。
これでは、外国の先生方が見たら、日本の一部の作家さんが、その場の空気も読めないアレな人だと思われそうで、少し心配です。


しかも、マンガseekの説明によると…。
「アディダスでは「Soccer & FEVER」をコンセプトに、特に若者に影響力をもつメディアである漫画でサッカーの熱を伝えることを目的としてこの企画を立ち上げました。」
…と書いてあるので、

私は、サッカーを中心に描かなければ邪道だと思っているのですが…。
(まぁ、面白ければOKですけど…)


ともかく、荒木先生は、まがりなりにも、サッカーの絵で勝負していたので、たとえ荒木先生がワールドカップを応援していなくても、 ゲスは荒木先生を応援しています。


平成14年5月13日 115話の感想(ネタバレ)

さて、久しぶりのジャンプです。思えば約2週間ぶり、前回の展開を半分忘れてしまったのですが…、


ともかく、今回は冒頭で、エンポリオの血尿や、エルメェスの指が腐っているシーンが描かれています。

その様子を見ながら、リキエルは「始末するのは3人同時だ」と妙に自信満々な発言。
ロッズという限定した生物を操るだけという、DIOの息子にしてはヘタレな、応用力のなさそうな能力なのですが、本人はその能力に余程の自信を持っているようです。

さらに、いつのまにか、周囲にはロッズが、まるで怒首領蜂の弾幕のように、大量に集まっています。





徐倫は徐倫で、数撃ちゃ当たるとばかりに、ロッズの群れにオラオラをかましますが、まったく、カスリもしません。
まぁ当然です。当たらなかったから、危険を犯してまで、わざわざヘリから飛び下りたわけですから、ここで、あっさりと当てたら身も蓋もありません。


そんな、無駄なやり取りをしている間にも…、
徐倫の足が折られたり、エルメェスが調教されたりと、
事態はどんどん悪い方向に傾いてしまいます。






しかし、ここで、一筋の光明が見えてきます。
今まで、血尿を垂れ流しながら傍観しているだけだったエンポリオ君ですが、 自分の体を観察しながら、ついに、ロッズの謎を解き明かします。

その後5ページにわたって、エンポリオ君がロッズの説明をしたのですが…、
すかさず、リキエルに「小僧…おまえ物知り博士か?」とツッコミを入れられてしまいます。


そんな、エンポリオ君の知識によれば、
どうやら、ロッズは、相手の体温を奪って、局部的に病気にする能力らしいです。
無茶苦茶な説明のような気もしますが、 ともかく、ロッズは体温を食べて生きているようです。





さて、謎が解けたのはいいんですが…、
謎を解かれたリキエルは、ついに、とどめとばかりに、ロッズの群れを一点に集中。相手の脳幹を狙って即死させるという攻撃にうつります。
いかにも、適確に弱点を狙うA級シューターな感じの表情がカッコイイです。


一方の、徐倫は自分の体に火を放って、体温低下攻撃に対抗。
まるで、気化冷凍法に立ち向かったジョナサンみたいですが、拳だけ燃やしたジョナサンと比べ、徐倫は全身火ダルマですから、もう、無茶の度合が違います。
思えば、ついさっきヘリから決死のダイブをしたばかりだというのに、 今度は火ダルマとは…。端から見たら、完全にキ○ガイだと思います。


さすがのエンポリオ君も「な…なんてことを」と素で引いている様子。
また、エルメェスも、ロッズの攻撃で変型した顔面に、さらに驚きの表情まで加え、とても、嫁入り前の娘とは思えない、凄い顔面を披露してしまいます。


その後は、リキエルが、覚悟を決めたとばかりに、攻撃体勢に入ったところで次週に続きます。


平成14年5月12日 「打ち切り」と「延命」

雑誌掲載の漫画では、どうしても避けられない宿命として、 「打ち切り」「延命」いうものがあります。


「打ち切り」とは、
その漫画が人気が出なかったために、単行本数巻分の短さで連載が強制終了されることです。
多くの漫画が、不自然に、時間を消し飛ばしてロケットのように突き抜け終了されるか、あえて「未完」という事にして後は想像におまかせ、という結末にしなければなりません。

逆に「延命」とは、
ラオウ編以降の『北斗の拳』やフリーザ編以降の『ドラゴンボール』のように、
その漫画の人気が出すぎたために、本来の物語を消化したのに終了させてもらえず、永遠にラストにたどり着けないという状況の事を差します。


いずれも、読者が納得できる結末とは、ほど遠いものになってしまいます。



 ※  ※  ※



もちろん荒木漫画にも、御多分にもれず「打ち切り」になった物も、「延命」の物もあります。


「打ち切り」になった漫画の代表といえば、やはり『バオー来訪者』だと思います。
しかし、『バオー』は、今、読み返してみても、とても打ち切られたとは思えない完成度を誇っています。
伏線もキッチリ消化され、各エピソードのバランスも絶妙です。
最初から意図的に、コミック2巻分の長さにしたとしか考えられないような構成力は、無茶な週刊連載作品というより、良作の書き下ろしを読んだという感覚に近いかもしれません。


また「延命」と思われるものは、やはり『ジョジョの奇妙な冒険』だと思います。
しかし『ジョジョ』は、あえて主人公を初期化する事で、長期連載物にありがちなマンネリ化を排除し、常に緊張感や目新しさを求めています。
さらに不思議な事に、本来予定されていなかった4〜6部がなければ、ジョジョという物語は完成しなかったと思えるような構成には、本当に凄いと思ってしまいます。


まぁ、結局は、「打ち切り」になるにしても「延命」されるにしても、それが、ひとつの漫画として完成できるか否かは、作者の構成力に架かっているのではないでしょうか。
(というか、別にキユの構成力が無いといっているわけではありませんので…)



 ※  ※  ※



さて、話は変わりますが…、
そんな長期連載物の『ジョジョ』も人気がなければ、当然「打ち切り」になるという危険性もあります。 特に『ジョジョ』は各部が独立した中編になっているために、打ち切られた場合、物語全体としての完成度にも影響が出てしまいます。


もちろん、漫画は「芸術」ではなく「商品」ですから、売り上げに貢献できなければ、即座に打ち切られるというのもわかります。
先日話題になった、ジャンプのアンケートの仕組みについても、たとえ、アンケート結果が、直接的な原因にならなかったとしても、アンケート自体は、当然、何かのバロメーターに影響してそうですし、安心するわけにはいきません。


まぁ、雑誌連載が、5部ゲーの販促活動を兼ねている以上は、少なくとも、夏までに打ち切るのは、どう考えても得策とは思えないのですが…、



そんなわけで、ゲスは、ジョジョにはなるべく長い間、続いていて欲しいと思っています。 というか、終わる時は、その卓越した構成力で、うまくまとめて欲しいなーと思います。


平成14年5月10日 ディオの人相

ディオは、よく人相が変わります。
第1部登場時に比べ、第3部や第6部では、まったく顔が異なっています。

もともと第1部のディオの顔が、本来のディオの顔、いわば初期設定のディオだと思うのですが、しかし、第3部や第6部で再登場する度に、まったくの別人になっています。



特に、第3部では…。

初期の頃は「影ディオ」という闇の中にいるディオが登場します。露出度の高い服を着て、まさに妖しい魅力全開なディオ様です。
第1部の生意気そうな表情のディオに慣れてしまった初期ファンには、微妙に違和感があったと思いますが、これはこれでカッコイイので、アリだと思います。


しかし、第3部の後半、特にジョセフの血を吸収して、完全になじんでしまってから、急速にディオの顔に変化が起こってしまいます。
わずか数ページの間に、急に髪が短くなったり、メイクも濃くなったりと、まったくのブサイクな顔に変化。微妙な違和感を通り越し、まさに、お前は誰なんだよという感じになってしまいました。



でも、これは、ディオの「邪悪」そのものを描いたと考えれば、成功だったと思います。
最初は美形だった顔が、最後には醜い悪人顔になるという変化は、
もしかしたら、若き日のスピードワゴンさんが言った…、

「出たな!ヤツのこの世のどんな悪よりもドス黒い性格が!これまでの冷静さや、ダンディな態度など単なる仮面にすぎねえ!これがヤツの本性!

という言葉を、見事に、顔面変化で表現していたのかもしれません。





また、第6部になってからは…。
フーゴ似のディオや、ディアボロ似のディオなどが登場します。
こちらは、どう考えても、作者がディオの描き方を忘れてしまったとしか考えられないのですが、
とりあえず、好意的に、20数年の歳月とともにプッチ神父の思い出が美化されているのか、神父の記憶違いだったという事にしておきます。





余談ですが、第3部、コミック13巻の49ページには、不思議なことに、ディオと称して、なぜか「ダークシュナイダー」が描かれています。
炎魔焦熱地獄やら青爪邪核呪詛やらを、おもむろに使い出しそうな雰囲気が、まさに邪悪の化身という感じだったのですが、
しかし、なぜ、ディオの説明シーンで、ダークシュナイダーが描かれていたかは、全くの謎です。



そんなわけで、ゲスは、単行本『ゴージャス・アイリン』の中の、どう見てもディオにしか見えない『魔少年ビーティー』の挿し絵を応援しています。


平成14年5月8日 猫虐待事件

猫を惨殺した挙げ句、その写真をネットで公開したヴァカが、問題になっているようです。
猫たんが可哀想だ…とか、命を粗末にするな!とか、もちろん思うし、そんなバカは許せないのですが…。

ともかく、ゲスは、そんなバカには、然るべき報いとして、狂ったダチョウのような目にあってもらいたいです。


ところで、ふと思ったのですが、そのような、動物を虐待するようなバカがリアルに出てくる度に、
猫の瓶詰めとか、猫バーガーとか描いてる漫画が、不当な差別を受けるのではないかと、 本気で心配してしまうのですが…。考え過ぎでしょうか?

(追記:一部の文章を変更させて頂きました。5/9)


平成14年5月7日 荒木色

ネタばかりやっているのも何なので、グェスも、そろそろ考察系でも書こうと思います(笑)



さて、ジョジョのキャラクターの正確な設定色は一体、どんな色なのでしょうか。
荒木の絵の場合、ページによって、色づかいを斬新に変えているので、人によってイメージする色は様々だと思います。



特に『ストーンオーシャン』などは、カラーページが数える程しかなく、頼りのコミックスの色使いは、徐倫の髪の色が、緑だったり、紫だったり、ピンクだったりと、変な葉っぱでもキメてるような 芸術的な色彩になっています。
さらに、最近の第101話・巻頭カラーの表紙の、プッチ神父は髪の毛の色がピンク色だったりしました。

荒木色に慣れ親しんだファンなら、なんら問題なく受け入れられると思うのですが、
巻頭カラーで興味を持った一般読者さんは、おそらく、「プッチ神父は、あんなパンクな髪の色で、それでも聖職者なのか?」とツッコミを入れられる事が容易に想像できます。




というわけで、キャラクターの色は、そのページによって様々で、つまり、キャラクターの正確な設定色は謎だと思うのですが、では、スタンドの色はどうなのでしょうか。
まぁ「ハイエロファント・グリーン」や「ホワイト・アルバム」などは、スタンド名に色の名前が入っているので、だいたいの想像がつきます。
しかし、色の名前が入っていないスタンドは、全くの謎だと思います。

読者の脳の中では、それぞれ、スタンドに似合った色を想像していると思うのですが、後にフィギュア化やゲーム化された時は、当然、自分の想像とのズレが起こると思います。




そんなわけで、最近、違和感を感じたのが、第5部ゲームの「グレイトフル・デッド」のカラーリングです。

「グレイトフル・デッド」のデザインは、ガンダムの「ビグザム」と悪魔くんの「百目」が二身合体した感じのデザインだったのですが、ビグザムも百目も緑色なので、私の中では長年、「グレイトフル・デッド」は、「緑色」というイメージがありました。
さらに、『JOJO-A-GO!GO!』の中のスタンド集合イラストでも、緑色で塗られているので、完全に緑色のスタンドだと勝手に思い込んでました。

もしくは、「ムーディーブルース」が「ブルース」と「ブルー」を掛けて青系の色使いだという妄想を踏まえて、「グレイトフル・デッド」は「グレイ」と「グレー」を掛けて「灰色」…。仲間の「ネエロ」と「ホワイトアルバム」という暗殺チーム最凶三人衆で、白灰黒の縁起の悪そうなグラデーションが出来上がるとか、勝手に妄想していました。

しかし、5部ゲーの設定色は、薄いムラサキという、完全に予想を覆されたカラーリングです。
まぁ、このカラーも慣れてしまえば素敵なんですけど…。
でも、最初、見た時は、結構びっくりしました。




まぁ、なんだかんだ言っても、ゲスは荒木の色彩が好きなので、たとえ、ゲーム作家さんやフィギュア作家さん泣かせだとしても、荒木カラーを応援しています。


平成14年5月6日 ゲス家事情(3)グェス登場…。

突然ですが、今回からしばらく、変態医師チョコラータのおっさんが再起不能気味のため、しばらくの間、私、ゲスこと、グェスが当ホームページを担当しようと思います。



「ゲス(下衆)」で「グェス」という、かなり無理矢理なネーミングなのですが、「グェス」の元ネタが「ゲス」なので、あえて「グェス」のパロディとしては、まぁそれもアリかなと思います。

そんなわけで、今回、ゲスは34歳から22歳へと低年齢化、さらに2002年現在では、若干13歳?という、ネットアイドル然とした仕様にイメチェンしてみました。

でも、「グェスとキャラが違う」とか「服と帽子の作りが違う」というツッコミはナシという事で…。

あと、リンク張って頂いてる方は、どうせ、すぐ、メインのチョコラータのおっさんが復活してくると思いますので、名称もバナーも「34歳」のままでもOKです。
私も、とりあえず「34歳」のままで突っ切らせて頂きます。



余談ですが、描いてみ気付いたのですが、女の子の絵って難しいですね。
輪郭や目鼻のバランスが分からなかったので、巷の美少女絵を模写して、グェス風に作り変えるというヘタレな手法で描いてしまいました。まぁ、自分の技量もわきまえていなかったために、当然ながら、全くの別物になってしまったのですが…。

なんか、ぎこちないグェスになってしまいましたが、しばらく、ゲス(グェス)をよろしくお願いします。


平成14年5月4日 海外

海外の『ジョジョ』人気は一体どのようなものなのでしょうか?

最近では、海外での日本の漫画やアニメなどの評価も高いと聞きます。

やはり『ジョジョ』も、荒木の分身である岸辺露伴が「台湾版とヨーロッパ版は出てますよ」と言っている上、物語の大半が海外を舞台にしているだけに、海外でも少しは知られているのかと思います。
さらに、なんでもアリアリアリーヴェデルチ!さんのページでは、海外版のジョジョを詳細に紹介されているので、やはり海外でも(詳しくはわかりませんが)ある程度は読まれているのではないかと思います。



そんなわけで、イタリアのジョジョページを見てみると…、
どうやら、勢い余って、コスプレしている方までいるようです。



いささか微妙な感じですが、本人の嬉しそうな表情が伝わってきて、楽しそうです。


タイランドのコスプレなどは、極彩色でいかにもアジアという感じだし、
イタリアの人なんかは「ウール100%」の制服にも関わらず、 レザーの制服に、こだわっているあたりが、 流石、ファッションの国イタリアだと思ってしまいました。


それにしても、かなり概出ネタですが、以前『世界まる見え』でも紹介されていた、
イタリアの徐倫コスフランチェスカたん…、
http://www.francescadani.it/com/jolynecos2/jolyne.htm
…可愛すぎません?
そりゃ、アナスイも惚れますよ、という感じです。



そんなわけで、ゲスはフランチェスカたんに激萌え…、もとい、海外のジョジョコスの人を応援しています。


平成14年5月3日 ゲス家事情(2)

つい先日、おかげさまで、当ページも、10000HITに辿り着かさせていただきました。

荒木先生や、ちゆちゃんや、VNIの方々など、色々と便乗させて頂いたページなのに、今までわざわざ、足を運んで頂いたり、感想まで書いて頂いたり、リンク張って頂いたり、某所で紹介して頂いたり、本当に嬉しいです。本当にありがとうございます。

また、あるVNIの方には、本当に感謝の言葉では言い表せなかったり、
あと、昨日、巡回中に、ゆきちゃんのTopicsで、某掲示板のニュースにさらにリンクして頂いていた事も、嬉しかったです。

まだまだ、山のように感謝したい事があるのですが、
この場をかりて、皆様、本当にありがとうございました。


平成14年5月3日 ジャンケンバトル

漫画で描かれやすいネタのひとつに「ジャンケン」というものがあります。

ジャンケン…。
思い起こせば、初期『ドラゴンボール』のジャン拳や、最近の『ハンターハンター』のジャンケンネタ、『賭博黙示録カイジ』でも高度なジャンケンネタを扱っていました。

このように、様々な漫画で扱われているジャンケンネタですが、
やはり、ジャンケンは、誰もが知っているネタなだけに、一般の読者にも親しみやすいというのが、ジャンケンネタの人気の秘密だと思います。




そんな、ジャンケンネタ…。
当然『ジョジョの奇妙な冒険』でもジャンケンネタは扱われています。

第4部の岸辺露伴と大柳賢のジャンケンバトルです。

しかし、このジャンケンバトル…。
必殺技を繰り出すようなモーションで、ジャンケンをしたり、
たかだか、ジャンケンで延々と6話も消費したり、
挙げ句の果てに、空中戦に突入してしまったりと、
私達が普通に思い描くジャンケンとは、明らかに異質なジャンケンが展開されています。

特に、ジャンケン中の空中戦は、お互いのテンションが上がり過ぎたため、スタンドとは無関係に、突然、2人がジャンケンをしながら空中に舞い上がってしまったというシュールなシーンでした。
スタンドを使用しての空中戦なら過去にも例はありましたが、素の状態で屋根より高く飛び上がり、さらに、凄まじいスピードと、派手な効果音で拳を突き出し、そのままトラックへ突っ込んでいく、などというジャンケンシーンは、もし、説明セリフがなければ、ジャンケンをしているのかすら判別できません。

まさに、ジャンケンネタの極み。本来分かりやすいはずのジャンケンを、ここまで異質に描けるというだけで、もはや荒木飛呂彦を崇拝してしまいそうです。




そんな、異様なジャンケンを描いてしまう荒木ですが、
でも、ゲスは、アレッシー戦での子供ポルナレフとお姉さんの、お風呂場でのジャンケンのような、お気軽なジャンケンを応援しています。


平成14年5月1日 3ページオラオラ

『ジョジョ』の第3部での、見どころのひとつに3ページ連続オラオラというシーンがあります。


3ページ連続でオラオラをかますシーンは、
最初のページでは正面からオラオラ
次のページでは多方向からオラオラ
最後のページでは下から突き上げるようにオラオラ
…と、様々な角度からオラオラの魅力を語り尽くしています。
叩き込んだ拳の数は合計60発以上という、
まさに、オラオラの真骨頂ともいえる名シーンでした。

また、オラオラとは反対に、
終盤での、DIO対花京院の戦闘では、
3ページ時間停止というシーンもみられます。
3ページの間、まったく同じ画面が描かれ、その中をDIOだけが、ひとり進んでいくという、まさに、「ザ・ワールド」の能力を象徴した名場面です。
初めて「ザ・ワールド」の能力が明かされた瞬間だったのですが、絵だけで、説明不要な説得力がありました。


このような、「動」の象徴ともいえるオラオラと、「静」の象徴ともいえる時間停止。
まったく正反対の能力を、それぞれ、3ページ連続で表現しています。





どうやら、ジョジョでは、インパクトのある能力を表現するときに、「3ページ連続」というアプローチを好んで使っているようです。
1話約20ページという少年漫画の世界で3ページも使うということは、それだけでインパクトがあります。

しかし、3ページ連続で行動する場合、書籍としての性質上、どちらかが2ページ連続の見開きになって、次の1ページが余るというページ分けをしなければなりません。


それぞれの例でいえば、

「オラオラ」の場合は、いきなり見開き2ページで読者にインパクトを与えてから、余った1ページでだめ押しするという構成になっているのに対し、

「時間停止」の場合は、最初の1ページを普通に見せておいて、次にページをめくると、まだまだ2ページ残っているという構成で「延々と停止される時間」という恐怖を表現しています。


このように、それぞれ「動の能力」と「静の能力」で、ページの振り分け方を、使い分けている点が興味深いと思いました。





また、第5部では、これら第3部の名シーンの焼き直しともいえるシーンを見る事ができます。

「3ページオラオラ」はジョルノ対チョコラートの7ページラッシュに引き延ばされ、
「3ページ時間停止」はべネツィアでのボス対ブチャラティ戦の、キングクリムゾン発動で、 それぞれ焼き直されています。


しかし、この数ページ連続攻撃の前後を見ると、両者が非常に似た構成になっている事が見受けられます。

3ページオラオラについては、
(1)敵が人質を取る
(2)しかし、すでに手は打ってあった
(3)ラッシュ
という構成。

3ページ時間停止については、
(1)直前のエピソードで、ヌケサクやブチャラティが、もうひとりの自分を見ていたという謎の伏線。
(2)能力発動後「これが…、ザ・ワールドだ」もしくは「これが、キングクリムゾンの能力だッ!」と、聞こえてもいないのに能力の説明をした後、一撃でとどめを刺すという構成。

…と、それぞれ、非常に似た構造になっています。


このような例を見てみると、唐突に、単純な一発ネタ狙いでオラオラを放った訳ではなく、事前から伏線などを用意した上で、計算してオラオラに至るという、作者の構成力の高さを感じます。





以上から、「3ページオラオラ」も「3ページ時間停止」も、単純に読者にウケるからという理由で3ページ使って攻撃しているわけではなく、綿密な計算と構成力の上で成り立っているのだと思ってしまいました。

かなり強引にこじつけてしまいましたが、少なくとも、決して、作者がネームを考えるのが面倒だったからという理由ではないと思います。

そんなわけで、ゲスは3ページオラオラを応援しています。


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