| はじめまして。私は、仮想世界に生きる”囚人の妖精”グェスことゲスといいます。実体を持った女性よりもウンガロが実体化させたキャラが好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。というか、ちゆ12歳様をパクっただけの、JOJOの奇妙な冒険ファンページです。どうかよろしくお願いします。
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◇ゲス日記◇
| 平成14年10月28日 | 137話の感想(ネタバレ) |
19世紀の英国人作家である、ウィリアム・M・サッカレーの名言に、 『愛してその人を得る事は最上である…。愛してその人を失う事はその次によい。』 という言葉があります。 今週のジョジョは、そんな、徐倫達から愛された戦士、ウェザー・リポートの死が描かれていました。 前半は、ウェザーが死んだ事を知らない徐倫達が、舞い上がる砂埃の中、必死でウェザーを探しているシーンが描かれています。 彼を探している最中にも、次第に弱まっていく風、消滅していくカタツムリ現象などが、ウェザーがすでに死んでしまった事を暗に物語っています。 その砂塵の中、徐倫は、ふいに神父の姿を発見します。 「神父を倒せばウェザーも見つかる!」と 有無をいわさず特攻を仕掛ける徐倫でしたが、 途中で止めに入ったアナスイの手により、その神父は、ヴェルサスがつくり出した偽物だという事が判明します。 すでに、ヴェルサスは、神父によって、処刑ついでに脳を細工され、彼自身が神父の身替わりになるようにプログラムされていたのです。 思えば、以前、神父はヴェルサスと体型が同じだという点に興味を引かれていましたが、その事から、最初から神父は、ヴェルサスを身替わりに利用しようと企んでいたのでしょう。 そう考えると、幸福のために必死に奔走したにも関わらず、神父に利用されて消されてしまったヴェルサスが、とても哀れに思えてきました。 彼の父親が他者を利用して生きたのとは反対に、利用されるだけ利用されて簡単に切り捨てられてしまったヴェルサスには、運命の皮肉を感じずにはいられません。 それはともかくとして、徐倫は、このヴェルサスの死によって、神父がすでに逃げてしまった事を知ります。 徐倫は、神父が去ったあとも、懸命にウェザーを探し続けます。 …ふと振り向いた瞬間、彼女の目に写ったものは…、 腹部を貫かれ、路面に横たわるウェザーリポート…。 まだウェザーの死が信じられないのか、必死に医者を呼ぼうとする徐倫。 エルメェスは「風はやんだんだ」と、彼の死を実感します。 続いてアナスイの「彼はこの数日、幸福だった、ウェザーはすでにすでに救われていたんだ」という言葉…。 その言葉から、彼の死を悟った徐倫は、ウェザーが最後に残していった、自身のスタンドDISCを受け取ると「もう一度話がしたい、あなたと、そよ風の中で話がしたい」と呟き、エルメェスは悲しみの涙を流します。 そして、最後に「ウェザーリポート・死亡」「ヴェルサス・死亡」という一文が挿入され次週に続きます。 そんなわけで、今週は、ウェザーリポートの死のみならず、 呪われた運命を背負いながらも仲間から愛され、最後には幸福を感じ、救われながら天に召されたウェザーリポートと、幸福を求めながらも最後まで救われなかったヴェルサスの死が、天と地のように対比されて描かれていた点も、より一層、哀しみが強調されて感じられた気がします。 ともあれ、さよならウェザー・リポート…。 ゲスは、ウェザー・リポートのご冥福をお祈りしています。 | |
| 平成14年10月24日 | 和→英→和 |
『ジョジョの奇妙な冒険』のセリフまわしは、英文を和訳したかのような、翻訳的な言い回しが多いと思います。 きっと、洋画や洋楽を直訳したら、『ジョジョ』のような感じの言い回しになるのかなーと思います。 さて『翻訳』…といって、ふと思い出したのですが…。 インターネット上には、任意の英文を和訳してくれる、翻訳ページというものが存在します。 英文を和文にしたり、和文を英文にしたりしてくれる、使い勝手のいい便利なページです。 でも、人間の言語体系そのものが複雑であるため、機械を使った翻訳だと、チンプンカンプンになってしまう事も多々あります。 その、チンプンカンプンな誤訳は、真面目に翻訳しようとしている人には、不便以外の何者でもありません。 しかし、ネット上では、このチンプンカンプンさを逆に利用して、翻訳ページを使って適当な和文を英訳し、さらに、それを和訳して和文に戻し、原文とのギャップを楽しむという遊びが親しまれてきました。 そんなわけで、今回は、この翻訳ページ(http://www.excite.co.jp/world/text/)を使って、ジョジョの名セリフを、和文から英文に変換、さらにそれを、もう一度、和文に変換してみたいと思います。 例えば、 おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか? というセリフを翻訳してみると…。 ↓ Do I remember the number of sheets of the bread consumed until now? ↓ 私は、今まで消費されたパンのシートの数を思い出しますか。 という、原文とは、ちょっと変わった言い回しに変換されます。 でも、こんなのは、まだマシな方です。中には、翻訳を繰り返しているうちに、意味すらも変わってしまうことがよく見られます。 ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!! ↓ The trembling ぞ heart! It heats, so that it is burned out!! ↓ 震動するぞ心臓!それは熱くなります。その結果、それは燃え尽きます!! (心臓、燃え尽きてしまうのですか…) ねーちゃん!あしたっていまさッ! ↓ My ね -! It あ and is さ TSU now earnestly! ↓ 私のね―!それ、あ、また今熱心にさTSUである! (わけわかりません) スピードワゴンはクールに去るぜ。 ↓ A speed wagon is last ぜ cool. ↓ 速度ワゴンは最後のぜ涼しさです。 (ていうか、「速度ワゴン」って誰ですか?) 個人的には貴様のことは知らん…。だが貴様の脳を目覚めさせた石仮面に対して あえて言おう。とうとう会えたな! ↓ Personally, it does not know about you -- But the stone mask to which the brain of you was woken is received. I will dare say. It can meet at last and is a shelf! ↓ 個人的に、それはあなたのことを知りません--しかし、あなたの脳が起こされた石のマスクは受け取られます。Iは発言権を試みるでしょう。それはついに会うことができ、棚です! (「棚です!」と言い切られても…) お前は最初から負け犬ムードだったのだ ↓ You lost from the beginning and were a dog mood. ↓ 始めから失敗し、犬ムードでした。 (犬ムード…) 我がナチスの科学力はァァァァァァァアアア 世界一ィィィイイイイ。紫外線照射装置作動 ↓ my Nazis's science power -- AAAAAAAAAA the world's No.1 -- IIIIIII Ultraviolet ray irradiation equipment operation ↓ 私のナチ党の科学力(AAAAAAAAAA、世界のNo.1)IIIIIII紫外線放射設備オペレー?Vョン (シュトロハイムさん、さらに、ブチキレてますか?) 裁くのは俺のスタンドだッー ↓ what is judged is my stand -- & ↓ 判断されるものはそうです、私の、立っている――(&) (スタンドを「立っている」と訳されても) ああうそだぜ。だがマヌケは見つかったようだな ↓ oh, it is a lie -- ぜ It seems that but MANUKE was found. ↓ おお、それは嘘です――ぜ、MANUKE以外のそれが見つかったように見えます。 (意味、逆ですよー。それにしても「おお、それは嘘です―」って外人みたいだ…) 相手が勝ち誇ったとき、そいつはすでに敗北している ↓ When a partner is triumphant, that fellow is already defeated. ↓ パートナーが成功する場合、その仲間は既に破られます。 (はぁ?) 最弱こそが最も最も最も最も最も最も恐ろしいー ↓ just with the most fearful maximum weakness ↓ ちょうど最も恐ろしい最大の弱さで (簡潔ですね) 一度闘った相手はたとえ持ち主が変わったとしても 絶対に絶対に絶対に絶っ対に! 負けないィィィ ↓ Even if the partner who fought at once changes an owner It is 絶っ対 absolutely absolutely absolutely! III in which it does not lose ↓ 直ちに戦ったパートナーが所有者を変更しても、それは絶対に絶対に絶対に絶っ対です!それが負けないIII (意外に訳せてるかも…) しゃぶれ!俺の剣をしゃぶれ!このドグサレが ↓ Suck! Suck my sword! This DOGUSARE ↓ 吸収してください!私の剣を吸収してください!このDOGUSARE (吸収すんな!) 最高にハイ!ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ ↓ it is high ! って fellow at the highest -- AAAAAAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHATSU ↓ それは高い!最も高いもののって仲間--AAAAAAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHATSU (DIO様、高級品好き?) 無駄無駄無駄無駄無駄無駄 ↓ Useless useless useless useless useless futility ↓ 役立たない役立たない役立たない役立たない役立たない無用 (とどめの「無用」って、ひどい…) あなたたち生きている人間が町の誇りと平和を取り戻さなければ、いったい誰がとり戻すっていうのよ ↓ if you student きている human being does not regain the pride and peace of a town, who really recovers -- っていう ↓ 場合、あなた、学生きている人間は、町の誇りおよび平和(この人は実際に回復する)を回復しません――っていう (いつのまにやら、仗助の能力を説明してる?) だが断る。この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ・・・ ↓ But it refuses. It is refusing with "NO" the fellow who thinks that one of the liking this bank 露伴 is personally strong... ↓ しかし、それは拒絶します。それは「NO」で拒絶しています、性向のその1つをこの銀行露伴と思う仲間は、個人的に強い... (銀行露伴なのか…) 質問を質問で返すな ↓ Don't return a question with a question. ↓ 質問で質問を返さないでください。 (そのまんまですね) おまえはバカ丸出しだッ!あの世でおまえが来るのを楽しみに待っててやるぞ ↓ me -- BAKA -- it is exposed -- TSU It is waiting for me to come in the next world to pleasure. ↓ 私――BAKA――それは露出されます――楽しみへの来世に来るために、私のために遅らせているTSU。 (「私――BAKA――それは露出されます」変態さんですか?) どういう事だ! どういう事だよッ! クソッ!葉掘りってどういう事だッ!ナメやがってクソッ! クソッ! ↓ It is what thing! it is what thing -- よ TSU KUSOTSU 葉掘りって -- it is how いう事 -- TSU NAME -- KUSOTSU KUSOTSU! ↓ それはそうです、どんなもの!それはそうです、それはどのもの--よTSU KUSOTSU葉掘りって--ですか、どのように、いう事(--KUSOTSU KUSOTSU--)--TSU NAME! (翻訳機の方がナメやがってます) …自分でも、何をやろうとしているのか、よくわからなくなってきたので、そろそろやめます。 (なお、原文のまま『ダァァーッ』などを使ったりすると、どう考えても翻訳できなかったので、一部原文とは変更してあります。) | |
| 平成14年10月21日 | 136話の感想(ネタバレ) |
今週のジョジョも、先週から引き続き、ウェザー対プッチ神父の死闘が描かれています。 すでに出血多量の状態でありながらも、果敢に攻撃を続けるウェザーリポートに対し、 とても盲目状態とは思えないほど、見事に応戦するプッチ神父。 ウェザーの血槍を、神父が逆に利用して攻撃しても、さらにそれを利用し返して神父を拘束するウェザー。 …と、まさに、お互い一歩も譲らない戦いを繰り広げています。 まさに、手に汗握る戦いです。 もっとも、すっかりヤムチャ的ポジションが板についてきたアナスイだけは、いつものように解説役なのですが…。ともあれ、ウェザーと神父の戦闘は、ゲス的にも、かなり興奮してしまいました。 さて、そんな2人の戦いも、いよいよ、クライマックスに差しかかります。 ウェザーが神父を完全に捕らえたのです。 今まで平静を装っていた神父も、絶望の表情で素数を数えはじめています。 そして、ついに、ウェザーは、呪われた運命にとどめを刺すべく、渾身の力で右腕を振り上げます。 しかし、いざ、とどめが刺されるかと思われたその瞬間…。 突然、ウェザー達の戦いの直中へ、一台の乗用車が、突っ込んできました。 どうやら、徐倫達が駆けつける際、先刻の「血槍」のせいでタイヤがパンクし、思いっきり事故ってしまったらしいのです。 周囲には砂埃が舞い、現場は混乱を極めます。 人質になったヴェルサスが必死に言い訳しています。DIOの息子としてのプライドは何処にいってしまったのかと思う程、情けない言い訳です。 近くにいたアナスイも吹っ飛ばされたようですが、この際、脇役なんか知った事ではありません。 そんな、混乱の描写はしばらく続きます。 その後…、 やがて混乱もおさまり、砂埃も消えていきます…。 しかし、その砂埃の中から現れたのは…。 ホワイトスネイクに、無惨にも胴体をぶち抜かれたウェザーリポートの姿…。 …っと、本気ですか、この展開は!! まさか、ウェザーリポート死亡!? かなりのショックです。ウァァァン でも、まだ、お約束の「死の煙」が出ていないので死んだと決めつけるのは、ちょっと早すぎると思います。しかし、今までのパターンからいけば、残念ながら死亡すると考えてしまうのが妥当かもしれません。 でも、これで、もし本当にウェザーが死んでしまったとしたら、残ったメンバーは、エンポリオとエルメェスだけ(アナスイもいるけど)という、なんとも頼りない面子…。 カッコイイキャラ不在のまま、第6部を乗り切るのも、いささか無理があるような気もするのですが…。 ゲス的にも、ここはウェザーの生存を切望したいところです…。 さて、余談ですが、最後の煽り文句が「万歳(ビバ)運命」というのもいかがなものかと思います…。 たとえ、担当者が考えたものとはいえ、著しく場違いだったような気もしてしまいます。 2chのジョジョスレッドでも、 ・ウェザーの死のシーンにふざけた煽りをかました担当に死を。 ・担当は頭がおかしいのか!? ・にしてもマジ大丈夫か・・・担当の頭。 ・スコップ埋まってるんですよきっと>担当 …と、一部で非難されていたようでしたし…。 まぁ、そんなつまらないアオリなんか、どうでもいいんですけど…。 ともあれ、ゲスはウェザーリポートを応援しています。 | |
| 平成14年10月19日 | ちゆちゃん更新に関して思う事 |
ちゆってかっけーなー だけど元祖ちゆちゃんがちゆポータルに移されていった どうなるのだろう | |
| 平成14年10月19日 | コミック文庫あとがき |
ほんとは、昨日、書こうと思ったのですが、 先日の『オインゴとボインゴ兄弟 大冒険』発売と同時に、コミック文庫の第3部・完結巻である、16、17巻が発売されました。 さて、期待していた荒木先生のあとがきですが、今回も、相変わらずイッちゃった事が書いてありました。 幼少時代に、双児の妹とケンカしたとき、妹達がグルになって、一方的に悪者扱いされてしまった事や、学校時代にも、何か事件が起きると教師達から容疑者だと思われてしまった事、 後に、漫画家になって、ジョジョの「スタンド編」を書き始めてからも、当時は周囲から、あまりにも飛躍しすぎた発想が、まったく理解されなかった事など、 周囲の誰からも理解されなかったという、不遇な青春が、荒木自身の口から語られていました。 さらに、花京院のように、人から理解されない不幸は続き…、 荒木のおばあちゃんに到っては、 「ぼくが始めて漫画家として仙台から上京して生活を始めたとき、東京で起こった殺人事件のニュースがあると、犯人がぼくじゃあないように仏壇で手を合わせていた」 …と、荒木が見事に家族から理解されていない様子が語られていました。 それにしても、このおばあちゃん、 「犯人がぼくじゃあないように仏壇で手を合わせていた」って… さすがに、それは心配のしすぎかとも思いますが…、 でも、まぁ、『魔少年ビーティー』なんかで、大々的に犯罪者の視点から犯罪ネタを扱ったり、精神的にアレな人を好んで登場させたりした上、 あまつさえ、筆者コメント欄で「ビーティーは僕にそっくりだ」などと、平気でのたまっているようでは、 この、おばあちゃんの心配事も、あながち、的外れとは言えないのかもしれません…。 というか、むしろ、家族の視点に立てば、このおばあちゃんの心配事が、ある意味正しい事のようにも思えてしまいます。 …もっとも、荒木先生自身もあれだけの構想を考えているのなら、そもそも、最初から理解される事なんて望んでないようにも思えますが、ともあれ、ゲスは、荒木先生のおばあちゃんを応援しています。 | |
| 平成14年10月18日 | オインゴとボインゴ兄弟 大冒険 |
本日は、期待していた文庫本「オインゴとボインゴ兄弟 大冒険」を買ってしまいました。 全47ページという極薄の文庫本です。 表紙は派手な色合いで、なんか、小学生向けの英語の教材という感じで、楽し気な印象を受けます。 作者紹介の欄は、荒木飛呂彦の代わりに「ボインゴ」の肖像イラストが載っていました。(まぁ、ここでのボインゴはバーチャルなキャラクターなのでイラストではなく「写真」という方が正しいのかも知れませんが) ともあれ、この肖像、表紙のポップで楽しそうな雰囲気とは正反対に、陰鬱な色で着色されていて、見事にボインゴの暗い雰囲気をかもし出しています。 ボインゴのプロフィールも、 「生年月日、出身地、年齢など一切のことが不明。家族はマンガにも登場する兄・オインゴの存在が確認されているが、他のことは不明。『オインゴとボインゴ兄弟 大冒険』以外の作品も現在発見されていない。」 と、もっともらしい事が書かれていたりと、集英社サイドの遊び心が伝わってきます。 カバーをめくると、原作でボインゴ兄弟が読んでいた予言の書を再現したようなデザインが施されています。これまた、マニア泣かせな装丁です。 肝心の内容は、第3部のボインゴ絵が描いてあるコマを、うまくつなぎ合わせ、漫画としての体裁をとっているという感じでした。 既存の絵をまとめただけなので、少々物足りない気もしましたが、 まとめ方そのものは、9ページ目の「犬が邪魔したので飲みこみはしなかったのです。チクショー」の部分などのように、原作では登場人物の影に隠れていて判読できなかった部分も、なんとかイラストを復元して漫画として読めるように仕上げていたり、ストーリーが繋がらない部分もなんとか補完しようとしていたりと、制作者側のこだわりが感じられました。 そんな感じで読み進めていくと、 30ページ以降は、延々と空白のページが続いていました。 どうやら、未来のページが印刷されていない予言書を再現したシャレのつもりのようです…。 ともすれば、購入者から手抜きにも思われそうな自爆ネタを、シャレのつもりで披露しているあたり、集英社側のネタに対する懐の深さすら伝わってきます。 でも、白紙の落丁本としての返本を恐れての安全策か、空白ページにも、うっすらと、ボインゴマークのロゴが印刷されているあたりは、最後までネタと心中する覚悟のない大手気質のようなものが感じられてしまい、ちょっと残念です。 さて、最後のページの解説は、なんと、岸辺露伴先生によるものでした。 「まず絵がスバラシイ!キャラクターのディフォルメの手法、大胆なコマ割り、ペンタッチなどどれを取ってもスバラしく…」 と、あからさまな自画自賛に始まり、その他、トト神の設定など諸々の解説をされていました。 でも、まぁ、キングオブ健忘症の荒木先生が、岸辺露伴のデビュー時の年齢やら、トト神の詳細な設定などを憶えているはずもないので、もしかしたら、この解説は、編集者などの第三者による二次解説と考えてしまいたくもなりますし、多少おべっかぽいのも気にはなってしまいますが…、 それでもここで、あえて岸辺露伴を起用して、完全に、一発ネタの仮想の本として成立させようとしているスタンスは、流石だと思います。 というわけで、「オインゴとボインゴ兄弟 大冒険」は本自体が一発ネタ。つまりジョークアイテムのような代物でした。 そんな内容なので、ネタをネタと見抜けない人には難しいだけでなく、描き下ろしを期待していた人も素直にムカつける本だと思います。 でも、ゲスは、その手のしょうもないシャレが好きなので、「オインゴとボインゴ兄弟 大冒険」を応援しています。 | |