ちゆ12歳様


 はじめまして。私は、仮想世界に生きる”囚人の妖精”グェスことゲスといいます。実体を持った女性よりもウンガロが実体化させたキャラが好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。というか、ちゆ12歳様をパクっただけの、JOJOの奇妙な冒険ファンページです。どうかよろしくお願いします。

バーチャルスタンド使い

ゲス22歳(休止中)




◇ゲス日記◇

平成15年8月27日 ………。

それにしても、第7部は、私たちファンの願望が生みだした幻覚のような気がしてきたよ………。


平成15年8月19日 変人偏屈列伝・腸チフスのメアリー

さて、今月も前回に引き続き、荒木先生の『変人偏屈列伝』が掲載されていると知り『ウルトラ・ジャンプ』を買ってきたんですが、

適当にページを開き、まず驚いたのは「第6回・ウルトラ漫画賞」の告知ページでした。
なぜ驚いたのかというと、この「ウルトラ漫画賞」、ウルトラジャンプが主催する漫画賞の一種らしいのですが、なぜか、その審査員リストの先頭に『荒木飛呂彦』の名が刻まれていたのです。慌てて先月号を読み返すと、どうやら大分前に発表されていた事がわかったのですが、ともかく始めて知った者としては正直驚愕でした。
にしても、なぜ、ウルジャンに連載してもいないのに審査員なのか?、一瞬、もしやウルトラジャンプに移籍か?などと不安にかられ、もし本当に移籍してしまったら、某バスタードみたいに「子供の頃は「竜戦士」がいつ出てくるのか毎週、心トキメキながら心待ちにしていたのに、久しぶりに見たら、今頃になって、ようやく出てきたのかよ、気付いたら大人になってましたよ私」……みたいな扱いになってしまうのは勘弁だよと思いながら、恐る恐るページを開いていたのは言うまでもありませんが、
そんな心配はさておき、今回の『変人偏屈列伝』の雑感を書きたいと思います。


そんなわけで、今回の『変人偏屈列伝』
今回は「腸チフスのメアリー」という人が主人公の、悲しい運命を描いたお話です。
内容の方は、腸チフス菌に感染しているにも関わらず、当人はまったく気付かず、知らないうちに周囲に病気が広げてしまったという内容でした。
なんか、普通に読むと、感動する以前に、ただの傍迷惑な女で終わってしまいそうですが、とにかく悲しい系のお話です。

さて、この「腸チフスのメアリー」を読んで、ゲスは、なぜか最近のSARS騒動を思い出してしまいました。
そういえば、以前、SARSが流行ったとき、同じSARS菌に感染しているのに、常人の何倍もの勢いで菌を撒き散らせるという特異な体質をもった人「スーパー・スプレッダー」なる体質が、SARS感染拡大の原因として注目されていたそうですが、
ちなみに、この「スーパー・スプレッダー」、中国の方では「毒王」とか「超級伝染者」とか呼ばれているらしく、その禍々しいネーミングを聞くだけで、その感染力の凄まじさが伺えるかと思います。
そんな「スーパースプレッダー」は、当人が気付かないうちに移動して感染を広げている場合があるらしく、そういう意味でも「腸チフス・メアリー」に通じたのかも知れません。
そんなことから、今回の「腸チフス・メアリー」を読んで、ふいに最近のSARS騒ぎを思い出したんですが、
でも、そう考えると、もしも荒木先生が、SARS騒ぎを考慮に入れた上で執筆したとするなら、ある意味この漫画は、時事問題を描いた風刺漫画なのかも知れないと、ふと思ってしまいました。…だとしたら、すごく嫌な風刺の仕方ですが。


…と、腸チフスメアリーについての妄想は、この辺にしておいて、
今回、第6回目を迎えた『変人偏屈列伝』が、今冬、いよいよ単行本化されるそうです。
しかも、すでにファンの間では、半ば伝説と化している「ニコラ・テスラ」まで収録されるらしいとのこと。
素直に嬉しいんですが、しかし、今冬ということは、もしかしたら、第7部の連載開始は、それに合わせて告知されるのかと、いろいろ期待してしまった今日この頃でした。

ゲスは変人偏屈列伝を応援しています。


平成15年7月19日 変人偏屈列伝・ウィンチェスター

長引く梅雨に、さわやかな夏空の待ち遠しい日々が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。ゲスです。
でも、待ち遠しいのは、夏空ではなく、むしろ第7部の方が待ち遠しかったりするのですが、
第7部の訪れを待ちわびながらも、コミックス80巻の感想を書いてみたり、そのとき@JOJOさん踊り子さんに捕捉していただいたり、有り難いメールを頂いたりと、ジョジョ禁断症状をまぎらわせ暮らしていた今日この頃です。
そんな禁断症状の最中、『ウルトラジャンプ8月号』に、荒木先生の読みきり『変人偏屈列伝』のエピソード5が掲載されるという OH! GOOD NEWS を知ったのは、いつの日のことだったでしょう。
ということで、今日は『ウルトラジャンプ8月号』の発売日です。閉鎖サイトがレビューするのもおこがましいと思ったんですが、早速レビューを書いてみたいと思います。

さて、この変人偏屈列伝は、
毎回、原作・荒木飛呂彦が、実在した変人を描くという人気ノンフィクションシリーズです。
本来は、作画の方は、エロ漫画家で有名な、鬼窪浩久先生が担当されていたのですが、今回は、ジョジョ休載期間らしく、作画も荒木先生が担当。
仕事が趣味という人なだけに、よっぽど手持ち無沙汰だったんでしょうか。
でも、今までは、絵を別の人が書いていただけに、ほんとに荒木先生が原作やっているのか?とか、本当はゴーストライターが原作書いてるんじゃないの?とか、ゲスな勘繰りもなきにしもあらずだったんですが、今回は荒木絵ということで、名実共に荒木漫画。まさに『死刑執行中・脱獄進行中』のような、荒木の短編漫画という感じでした。



そんなわけで、今回の変人偏屈列伝エピソード5。
今回、スポットが当てられたのは「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」という館の主、サラ・ウィンチェスター夫人です。
さて、このサラ夫人。ちょっと調べてみると、有名なライフル銃を考案し財をなしたウィンチェスター家の未亡人で、その銃があまりにも使われすぎたため、その銃弾で死んだ人の幽霊が祟りをなすという妄想を信じてしまい、幽霊から逃れるために「ウィンチェスター館」という、幽霊でも迷うような迷宮のような館をつくってしまったという、ちょっとアレな人のようです。

侵入不可能の館といって、思い出すのが、館の中に120トン以上のガラクタを積んで迷宮を作ってしまった『変人偏屈列伝エピソード3』のコリヤー兄弟だったりするのですが、
荒木漫画の中でも、ジョジョ第3部のDIOの幻覚の館とか、第1部、切り裂きジャック戦の明かりで照らしても必ず闇ができる迷路とかが思い出されます。 こんなことから、今回の『ウィンチェスター館』では、荒木先生の迷宮的な空間へのこだわりのようなものさえ感じられてしまいました。
しかし、DIOの館や切り裂きジャックの迷路が、計画されて迷宮化されていったものであるのに対し、今回の「ウィンチェスター館」は、偏執狂的に目的なく増改築を繰り返した結果、迷宮化してしまったという印象を受けます。
これは、最近のジョジョのテーマでもある「無意識」の恐怖を象徴しているのか、
はたまた、つじつまを合わせることなく無計画に増築していった結果、異形の館と化してしまったウィンチェスター館の姿が、自身の描く長編漫画のように、だんだん、つじつまが合わなくなり迷宮化していった、ジョジョの世界観と重なったものなのか、
非常に興味深いところでもありました。



と、それはさておき、今回の漫画の率直な感想です。
冒頭では、巻頭カラーで、サラの姿が描かれていたんですけど、風俗嬢のようなピンクのネグリジェを着ているサラの姿や、ピンク色の床や、紫の扉、立ち上る水色の煙なんかを見ていると、やっぱり荒木先生のカラーページはひと味違うと思ってしまいました。
ちなみに、舞台は19世紀後半から。もし第1部を今の絵で描き直したらこんな感じになったのかなと、ふと思いました。

さて、その後のページは、サラの紹介です。
ゲス的には、17ページ目の3コマ目、ダービー似の亡夫に抱き締められるサラの顔に一番萌えてしまいました。

そして、中盤から後半にかけては、いよいよ幽霊との決戦が描かれています。
幽霊とはサラの妄想であり概念的なものなのに、なぜか人間の手のようなものに具現化して襲いかかってくる幽霊。
幽霊というより、むしろリンプ・ビズキットみたいでした。
荒木先生…、何がなんでもスタンドバトルに持っていきたかったみたいです。



ともあれ、久しぶりの荒木漫画を堪能したところで、せっかくなので『ウルトラジャンプ』を読んでみようと、他の漫画のページも読んでいたんですが、次号予告のページを開くと信じられない告知が載っていました。

「BASTARD!!連載再開」

…のところではなく、その隣のページ。
次回『変人偏屈列伝エピソード6・腸チフスメアリー』という一文です。
なんと、翌月も、連続で『変人偏屈列伝』が掲載されるそうです。

ますます、第7部再開が遠ざかったような気もしますが、ともかく荒木漫画が読めるのは嬉しいことです。
「エピソード6」ということで、休載期間中に、そろそろ『変人偏屈列伝』のコミック化でも狙っているんでしょうか。そういえば、短編集だって12年に一度しか出さない荒木先生のこと、この機会を逃したら一生コミックにならないような気がします。

ちなみに、予告のキャッチコピーは「荒木飛呂彦、奇跡の2号連続登場!」
なにが「奇跡」なんだか知りませんが、奇跡には違いありません。
でも、ここまで『ウルトラジャンプ』に登場されると、もしかして、そのうち『ウルトラジャンプ』に移籍されそうな気がして、少し心配ですが…。

そんな心配はともかく、予期しなかったタイミングで荒木先生の新作が拝めるのは嬉しいです。そんなわけで、ゲスは変人偏屈列伝を応援しています。


平成15年7月4日 コミック80巻

早いもので、当サイトが閉鎖してから2カ月がたったわけですが、閉鎖しても、ひとつの心残りがありました。
それは、ストーンオーシャン最終巻の話題です。勢いで閉鎖したものの、最終巻が発売されるまでは、気になって夜もねむれねぇ状態が続いていたのも事実です。
そんなわけで、本日ようやく、コミックス80巻(17巻)が発売。
閉鎖サイトの分際で語るのも、いかがなものかと思いますが、さっそく、最終80巻のレビューを書いてみたいと思います(唐突ですけど)。

さて、ストーンオーシャン最終巻となった80巻。

まず、表紙の方は…、全体的に紫をベースにしていて、登場人物達が左上の月に向かって、巻き上げられているといった感じの絵が描かれています。
14巻からのモノトーンの表紙に比べ、ずいぶんカオスな印象ですが、運命に巻き込まれる人々というか、第6部のカオスすぎる内容を表しているというか、そんな感じの、いかにもジョジョ的な表紙です。

コミックスを、手にとってみると、異様にブ厚いことがわかります。さすが、濃厚すぎる展開が詰まっているだけのことはあります。
ページを開き、作者のコメント欄は「『重力』とは『運命』だと感じるのだ」と、相変わらず飛ばしたコメントを、のたまっておられました。



気になる内容の方はといいますと、もう変更箇所多すぎ。加筆部分も多く、ジャンプで読んだときとは、がらりと異なる印象を受けてしまいました。

まず、神父の最終スタンドの名称が変更です。
ジャンプ連載時には『天国への階段』だったものが、なぜか『メイド・イン・ヘブン』に変わっています。
ゲス的には、『天国への階段』の方が、響きがカッコイイ気もしたんですが、なぜか、クイーンの曲名に変更です。
ツェッペリン側から重力でもかかったのかと、勘繰ってしまいますが…。

それはさておき、聞いた話によれば、クイーンの『メイド・イン・ヘブン』というアルバムは、クイーンのボーカルが病気で死んでしまった後、死者の遺言によって作られたアルバム(うろおぼえ)だそうで、そんな意味から、天国からの贈り物、すなわち『メイド・イン・ヘブン(天国製)』という事らしいのですが…、
もしかしたら、プッチ神父も、死んだDIOの遺志から『メイド・イン・ヘブン』という名前にしたのかも知れません。
でも、もし、荒木先生が、クイーン、キングと使ったから次はメイドさんやで〜とか、キレたこと考えていたら、死ぬ程イヤですが…。

ともかく、そんな『メイド・イン・ヘブン』
スタンド表の方では、その能力についての解説が載っていました。
ちなみに、その能力とは、重力と時間は特別な関係があるので、その重力を利用して時を加速させる能力とか…。
『C-MOON』と無理矢理こじつけたように思えなくもない上、正直、どういう原理なのかさっぱりなんですが、説明でも『詳しい原理は、はかり知れない』と、なんとも都合の良すぎる説明が書き加えられていたので、とりあえず良しとしておきましょう。
エコーズみたいに、何の説明もないよりは百倍マシです。

また、もうひとつのスタンド表には『スタープラチナ・ザ・ワールド』についての紹介がされていました。
そういえば、コミックス66巻(3巻)でも『スタープラチナ』の解説がされていたので、2回目の登場です。
でも、この両者…。比べてみると性能が全然違ってるんですけど…。
66巻では「破壊力-A スピード-A 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-A 成長性-完成」だったのに対し、
80巻では「破壊力-A スピード-A 射程距離-C 持続力-E 精密動作性-A 成長性-C
と、若干パワーダウン
持続力が萎えたのは年だから仕方ないとしても、成長性が完成したスタープラチナは何処へ行っちゃったんでしょうか。
それとも『スタープラチナ』『スタープラチナ・ザ・ワールド』は、ACT1とACT2みたいに別のスタンドなんでしょうか…。



さて、話を内容の方に戻すと、変更や加筆された箇所は、もちろん、これだけではありません。
特に加筆箇所が多かったように思えます。

まず、神父の天国の説明が1ページから、2ページの見開きに追加です。
ただでさえ難解だったあの説明も、少しはわかりやすくなったのかなーと思っていたら、全然そんなことはありませんでした。

また、神父の最後のセリフも加筆されていました。
ジャンプ連載時には、
「やめろ、このちっぽけな小僧がぁあああああああああああああ」と、あっさり気味だった、神父の断末魔のセリフが、
コミックスでは、
「やめろォオオオオ知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオオオ、このちっぽけな小僧がああああああああああ、あああああがああああ、ぐあばあぁぁぁ」
…と大胆にアレンジ
プッチ神父…いくらなんでも壊れすぎです。

さらに、神父が倒された後、時間と宇宙の果てを彷徨っていた一匹の蟻が、現世に転生するという描写も加わっていました。
はたして、この蟻の示すものは、もう一度、時が二巡して『アイリン』たちが生まれたという意味なのか、それとも時の因縁から解放されたという意味なのか、解釈が待たれる描写です。

そして、今回、最大の加筆箇所といえたのが、最終ページの見開きだったと思います。
5人を載せた車が、まだ見ぬ未来に向け走っていき、背景には第1部のエピローグのように、徐倫達の幻が浮かんでいるという、感動的なラストシーンでした。
連載時は、ウェザーが駆け寄ってくるシーンで終わっていたので、尻切れで終わってしまった感が否めませんでしたが、
コミックスでは、最後に見開きで締めたため、読後感が良かったというか、第6部が壮大なフィナーレを迎えたという感じで良かったです。

でも、加筆箇所が最終1、2話に集中していたのは、やはり荒木先生自身も、ジャンプという重力の中、やや急ぎ足だったと思っていたからなんでしょうか。



しかし、加筆箇所も含めた上で、第6部を改めて読むと、やはり面白かったと思います。
そんなわけで、ゲスは第6部ストーンオーシャンを応援しています。


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