| はじめまして。私は、私は、P(パラレル)世界に生きる”SBRの妖精”ゲスといいます。実体を持った漫画家よりも岸辺露伴が好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。というか、ちゆ12歳様をパクっただけの、JOJOの奇妙な冒険ファンページです。どうかよろしくお願いします。 |
◇ゲス日記◇
| 2004年6月25日 | ダジャレ |
MRスティールはダジャレ好きです。というわけで、今日はダジャレを考えてみました。 空条承太郎が飯を食うじょー。 徐倫が毛を剃ったジョリン。 ディオはここに住んでぃおる。 ジョージ2世は常人だ。 ポコがボコられた。 シーザーが死んざー。 エイジャの赤石はえぇんじゃ。 ディオのオーディオ。 カーズのおかず。 エシディシの細胞が壊死でし。 花京院はかっこいいん。 ホウィール・オブ・フォーチュンがガス欠だ「スタンド近い?」 アヴドゥルが虫を捕まえた。虻(アブ)取る。 サンは悲惨。 テニールは船長に似てーる。 アレッシーがアレした。 ネーナなんか知らねーな。 カメオを噛めよ。 石仮面は固くて噛めん。 Jガイルがいる。 オシリスのお尻。 康一君、ポジションは好位置。 ザ・ハンドの反動。 音石が落とした。 吉良が嫌われた。 吉良が光った。キラッ。 トニオさんはほんとにオッサン。 辻彩が便秘気味。通じ怪しい。 山岸由花子が踊り狂ったのに汗一つかいていない。乱舞で楽っす。 間田が挟まった。 ミスタがミスった。 アバッキオ。正体を暴っけよ。 イルーゾォがいるぞー。 ペッシがひっぱたかれた。ペシッ。 サーレーに触れー。 カルネは軽いね。 カルネを狩るね。 カルネ儲かるね。 リゾット・ネエロ、早く寝ろ。 ボスが亀をプレジェント。 セッコはせこい。 チョコラータが超怒られた。 プッチが毛を抜いた。プッチ。 プッチが切れた。プッチ。 プッチが潰れた。プッチ。 C-MOONにやられて死むーん。 ケンゾーはふざけない。ふざけんぞー。 ジャイロの好きな色は?「茶``色」 MRスティールがゴミを捨てーる。 ポコロコがボコボコ。 サンドマンが真ん中を直進だ。砂男さんド真ん中。 | |
| 2004年6月23日 | キャラクター | ||
今回から 『SBR』では、新キャラが続々と登場したわけですが、私たちが気になることといえば、この新キャラたちが誰とどういう風に絡んで、どんな展開を見せてくれるのかという点だと思います。 もちろん、絡むといっても男性キャラ同士の名前の間にバツ印をつけるという趣向の絡み方ではなく、物語におけるキャラクター同士の人間関係が、ストーリーにどう影響するかという絡み方です。 荒木先生はインタビューで、『SBR』のストーリーは予測不能で、作者ですら、その先のストーリーはわからないと語っていたのですが、このインタビューから考えるに『SBR』の物語構築は、ストーリーを考えてから、それに合ったキャラクターを登場させるタイプではなく、キャラクターを考えてから、そのキャラクターの関わりに応じてストーリーを考えていくタイプの漫画であることが推測されます。 そう考えると『SBR』はストーリー物の漫画ではなくキャラクター物の漫画だと思うのですが、それ故にキャラクター同士の絡みがより重要になってくるのではないかと思います。 キャラクター物の漫画において、このキャラ同士の関係がいかに上手く描かれるかが、作品の評価につながるといっても過言ではないほど、このキャラクター同士の絡みは重要であるともいえます。 さて、キャラクター同士の絡みといって思い出したのですが、 このキャラ関係の作り方が、よくできていると思うのが、名作漫画『ルパン三世』です。 『ルパン三世』の場合、個々のキャラが、見事なまでに立っていて、それ故に、数人のメインキャラだけで、現在に至るまで数十年の間、数え切れないほどのストーリーが作られてきたのではないでしょうか。 簡単に分析してみると、 『ルパン三世』の場合、ルパン、次元、五エ門、不二子、銭形という5人のメインキャラが登場しています。 その中で、最も登場頻度の多い、ルパンと次元ですが、ルパンが派手な服装なのに対し、次元が黒いシックな服装であるように、一目見ただけで、キャラクターの違いがわかり、性格を見るまでもなく、外見だけでも、相互のキャラの関係が伺えるように配慮されています。 さらに、準主役の、不二子と五エ門も、不二子が流行服のセクシーな性格であるのに対し、五エ門が着物姿のストイックな性格と、それぞれが異化されて描かれています。 また、異化だけでなく、ルパンと不二子のように似たイメージのキャラクターが接近したり、次元と五エ門というシックなキャラ同士が、ひとかたまりに描かれたりと、キャラ同士が離れないように、同化作用にも配慮されている点が興味深いといえます。 他にも次元と五エ門に至っては、互いにシックなイメージでありながら、銃の名手と刀の達人というように、イメージ的には同化しながらも、能力的には異化されているという点に気付きます。 さらには、その4人のルパン一味が、服装で描き分けられたオシャレな泥棒というイメージで同化されているのに対し、そのライバルとなる銭形は、オシャレとは無縁の生活感丸出しの刑事というイメージで異化されているなど、相反する、もしくは似たイメージのキャラクターを接近させ異化させるという、高度な描き分け方がされていることが、わかると思います。 ちなみに図に示すと以下の通り。
このようなキャラ関係は、 お互いに引き立つだけでなく、誰がどう絡んでも、対照的に見えるように設定されていて、自ずと、誰がどう絡んでも、各々のキャラ間のストーリーが、自然に発生するように設計されていると思われます。 また、個々のキャラクターの、違いや類似点が明確化されていることで、たとえ複雑な物語であっても、各々の役割が浮き彫りにされ、理解しやすく配慮されているという点も興味深いと思います。 ともあれ、そのようなキャラ関係の構築は、ストーリーが無限に展開でき、かつ、初心者にも理解しやすいという側面から、長期的な視点で考えた場合、窮めて有効であると考えられます。 さてさて、『SBR』の場合、 荒木は、キャラクターを際立たせる方法として、色づかい、黒服系と白服系のキャラをバランスよく登場させるのですが、絵を見ても、荒木先生のノウハウの中には、インクの濃度差による描き分けを最優先しているという特徴があると思われます。 その点から考えるに、今回登場した「マウンテン・ティム」と「ミセス・ロビンスン」も、マウンテン・ティムが白系の服に対して、ミセス・ロビンスンが黒系の服装。また外見的に相反するだけでなく、片方が正義の紳士として登場したなら、片方は、悪の殺人鬼として登場しているなど、描き分け方も工夫されているということがわかると思います。 通常なら、1週間に2人も新キャラを登場させてしまうと、物語が分かりにくくなって混乱してしまうものですが、このように構造を明確化することで、お互いのキャラが引き立ち、カッコイイの2人もキターと素直に思えたのではないでしょうか。 さて、この2人以外にも、気になるのは、今後『SBR』において、各キャラクター達が、どのような関係に発展していくのか?ということだと思います。 前述の、白と黒の理論でいえば、主人公格の人物でいえば、白系の容姿のサンドマンと、黒系の服装のジャイロは、漫画全体において対照的に描かれていることがわかると思います。もちろん性格においても対照的。服装も片方が原始的な服装なら、片方が荒木先生曰く「近未来の戦闘服的っていうかSF的な魅力も加えたコスチューム」と、対照的です。 また、他のキャラクターでも、前作からライバルとして描かれていたジョースターとディオのように、内容的にも対照的なキャラ達が登場しています。 他にも『青マルジャンプ』のインタビューによれば、帽子の形でも描き分けていきたいと言っていたように、隠し要素的な描き分け方は、数多く見受けられます。 そのような、対照的に異化されたキャラクターが対峙した瞬間、読者の心に沸き起こる感情は、宿命にも似た興奮以外の何物でもありません。 その、キャラクター同士が、どのような絡みを見せてくれて、どのようなストーリーを展開してくれるのか、期待せずにはいられません。 そんなわけで、ゲスは『SBR』のキャラクター達を応援しています。 | |||
| 2004年6月21日 | 13話の感想(ネタバレ) |
さて、今週の『スティール・ボール・ラン』は、いよいよ暗雲立ち篭める第2ステージのスタートとなりました。 最初のページからジャイロのカットと『視線よし、死線よようこそ』という、よくわからないというか、いささか脱力気味のアオリが書き込まれています。なにやら、編集者サイドも絶好調のようです。続くアオリは『次のレースは完全にヤバい!!』だそうですが、お前の頭の方がよっぽどヤバいです。まぁそれはともかく、視線だけに、そんなダジャレは無視せんと…。というわけで、さっそくページをめくって『SBR』第2ステージを読んでみたいと思います。 さて、前半は、先週起こった殺人事件を、保安官達が調査しているところから始まります。不可解な殺人現場を前に捜査は難航している模様。 そんな事件現場に突然、あの男が登場。 そうです。ルックスもイケメンなカウボーイ!マウンテン・ティムの登場です。 ゼブラ模様のティンガロンハットと、豹柄のジャケットという独創的な服装。なんか昔の浜崎あゆみの真似をしたギャル男君のごときスタイルです。 にしても、てっきり第一話でイケメンの紹介を読んだ瞬間、第6部のロメオ君のような、ダメキャラになると心配していたのですが、しかし、服装はともかく、その堂々たる風貌を見ると、以外や以外、実際はまさにイケメンという通り名がふさわしい伊達男のようでした。今まで見もしないうちからバカにしてました。ごめんなさい。 さらに、保安官達の話によると、このマウンテン・ティムは、信頼のおける人物で、かつての大西部で賞金首を追跡するなどの大活躍を見せていた男。周囲の馬はマウンテンティムに敬意を払って頭を下げ、保安官自身も「私が保証します」と、その腕を高く評価しているようです。それにしても、あんな悪人顔した保安官や家畜ごときに保証されるのもどうかと思いますが、ともあれ、この男、ルックスだけでなくその性格や態度、腕までイケメンだったようです。 そんな、マウンテンティム。今回も参加選手の身でありながら、犯人逮捕に協力してくれるとのこと。 馬の足跡や死体の周辺を調べるマウンテンティム。 死体を見たマウンテンティムは、犯行の残虐な手口に怒りをあらわにしています。先ほど、死体を見ても「私のレースで…」どーのこーのと自分勝手な発言をしていた利己的なMRスティールとは、えらい違いな正義感ぶりに思わず惚れそうになってしまいます。 そんなマウンテン・ティムは、突然インディアンの伝説の話をはじめます。 その伝説によれば、アリゾナ砂漠のどこかに、流れ星が落ちた場所があり、その場所に近づくと『不思議な力』を身につけるかわりに呪われてしまうとの言い伝えががあるそうです。 今回の事件はそれに関わっているのではないかと推測するマウンテン・ティム。 …って、これはジョジョシリーズでおなじみの『スタンド能力』のことなんでしょうか。 第3部以降10年以上もスタンド漫画を読んできた身としては、どうしてもこれがスタンドなのではないかという連想が働いてしまいます。 というか、第5部では太古のケープヨークに落ちた隕石の破片から『スタンド能力』が生じたと説明されていたし、インディアンのサンドマンも『スタンド』のような力を身に付けていることから、『スタンド』と解釈するのが妥当かもしれません。もしくは、スクークム族の生き残り(ry しかし、この流れでスタンドがでたら、ほとんどジョジョ……。 荒木先生も『ジョジョ』の冠を外した『SBR』において、スタンドそのものは出さないと宣言した以上、あからさまに『スタンド』が出てくるのは考えにくいと思うのですが、物語の中心を担う殺人鬼が『不思議な力』を用いたとあっては『スタンド』を視野に入れないわけにはいきません。 ともあれ、殺人鬼の正体もさることながら、このスタンドのような『不思議な力』がどの程度まで物語に関わってくるのか、思わず気になってしまいました。 さてさて、後半では、いよいよレースの第2ステージが始まります。 ページの上段には見開きで「2nd.STAGE『アリゾナ砂漠越え』」のタイトル。 どうやら第2ステージは危険なアリゾナ砂漠越えになる模様。何があってももういいの、くらくら燃える火をくぐり、あなたと越えたいアリゾナ砂漠越えです。「誰かに盗(と)られるくらいなら、あなたを殺していいですか」な危険な殺人鬼もいます。 そんなアリゾナ砂漠越えですが、ジョニィのお約束の説明台詞でも、サンタナ戦に出てきた髑髏太陽の絵が描かれるほどの凶悪な熱波。参加者達の様子からも、それが過酷なステージであるということは容易に予測できます。 強い日ざしの中、サングラス(ゴーグル)を装着するディオ。そういえば前作では太陽に弱い設定だっただけに、この姿はいささか新鮮です。同じくジャイロもゴーグルを装着します。ところで、ジャイロの帽子に乗ってるアレ…。ゴーグルだったんですか。そういえば、挿し絵には描かれていた記憶があるのですが、こうしてつけてみると、なんか怪しいおっさんみたいです。ジョニィも砂漠越えのため今回は大荷物。見物にきてただけなのにいつの間に用意していたのかという野暮な突っ込みはさておき、そのバックまで星模様でキメるセンスは、なんとかならなかったんでしょうか。 選手たちが出走の合図を待つ中、先週コンビを結成したジャイロとジョニィは、ややマターリムード。 大会のパンフレットに書かれた自分達の人気順位を見ながら世間話中のようです。 自分の人気順位が低かったのを見たジャイロが「見る目ないね世間の一般ピーポーはよォ、どうでもいいけど〜〜」と、軽く愚痴をこぼしたりしています。そういえば、先週のジャンプの巻末コメントで、荒木先生が「今年はよく漫画家に会う年だ。」といっていたのですが、やっぱり会った漫画家さんとジャンプ連載順位の話でもしてたのかと思えるほどリアルな事情を感じさせてくれる愚痴でした。 続いて二人は、参加者の中に、優勝候補のひとりマウンテン・ティムを見つけます。イケメンを見つけた瞬間、 「変な帽子だよな…あいつ」 「踏みつけてやりたいね…まだ頭の上にのっかっているうちに踏みつけてやりたいね」 「あんな変な帽子なのにな、気づかなかったと?ガハハニョホ!」 と、いきなり陰口をたたきはじめます。 イケメンの迷惑も省みず、赤の他人の被っている帽子をネタに勝手な事をほざいたかと思えば、挙げ句の果てにガハハニョホと豪快に笑い飛ばします。 なんか嫌なコンビです…。 そうこうしているうちに、ついにスタートの合図。 長距離レースのために、全員がゆっくり走り出すかと思われていたのですが、ところが次の瞬間、突然ジャイロが猛ダッシュをはじめてしまいます。驚くジョニィ。 チーム戦がメインの対人ゲームの世界では、自分が強いと信じて空気を読まずに突っ走る独断先行タイプの人は『俺様TUEEEEEEうぜえ』とか言われて冷ややかな視線をあびるものですが、まさにジャイロがそんな感じです。 俺HAEEEEEEE全開なジャイロ。 「く…くそっ、どういう性格なんだ…!!あの男!」と頭を抱えるジョニー、いや、まさにその通りです。 「おまえ何やってるんだジャイロツェペリーーッ、スピードはともかく理由を言えーーーッ」というジョニィの叫びが虚しく響き渡っていました。 と、そんなドタバタを繰り広げる2人の背後に、ひとりの男の影が忍びよります。 その男の姿は、角とモヒカンのようなヘアスタイル。KISSのごときメイクをした男。その風体はまさに世紀末。核戦争後の世界でも生き残りそうな程の凶悪な人相です。 キャラクターデザインにおいて凶悪な怪物を描く手法として角などの鋭角的なパーツをつけることは、ヒエロニムス・ボスの絵画を引き合いに出すまでもなく古来より使われていた手法なのですが、この男の人相がまさにそれに該当します。 そして、その馬の足跡は、先ほど殺人現場に残されていたものと寸分違わぬもの。どうやらこの男が殺人鬼の正体だったようです。その名はミセス・ロビンスン。 そういえば、先週の順位表で、ミセス・ロビンスンの名を見たときは、ミセスという名前から、女性キャラ。あわよくば既婚者系萌え路線なんかを夢見ていたのですが、まさか、こんな凶悪な男だったとは…。 順位表からあれこれ想像を膨らませていただけに、予想外の登場にいろんな意味で期待が高まります。 と、ミセス・ロビンスンが現れたところで次週に続くのですが、ゲスは、ミセス・ロビンスンはともかく、今週予想外のカッコ良さを見せてくれたイケメン、マウンテン・ティムを応援しています。 | |
| 2004年6月14日 | 12話の感想(ネタバレ) |
さて、いよいよ『SBR』も2ndステージの火蓋が切って落とされました。 ジャンプの表紙には「闘争(走)、再開」という文字が書かれ、これから2カ月に渡って起こるであろう凄まじい戦いを表しているかのようにも思えます。 そんなわけで、今週の『スティール・ボール・ラン』は、前回のゴールシーン直後からが描かれていました。 1stステージを一位で飾り、堂々の凱旋をする、我らがジャイロ・ツェペリ。金歯のはずなのに真っ白く塗られた歯からも、爽やかな笑みがこぼれています。 にしても、1stで、鉄球とかズルイことばかりしていたのに、このいかにも正々堂々と勝ちましたよと言わんばかりの笑顔には正直どうかと思いましたが、人生勝てば官軍、勝負なんて案外そんなもんかも知れません。 続いては、1stステージのゴールシーンが、フラッシュバックで挿入されています。 トップに続いてゴールした面々も、「大地の俊足サンドマン」やら「黒い彗星ポコロコ」など、もっともらしい通り名で呼ばれ、歓声に包まれています。にしてもポコロコの「黒い彗星」という名前は「赤い」なのか「三連星」なのかどっちかにして欲しいと思ってしまいました。 と、それはともかく、このゴールシーン。最後の直線があまりにも接戦だったために、審判員の間で審議の必要があるとのこと。 ゴールの熱気も冷めぬ中、会場は一瞬の緊迫に包まれます。 当の選手達は、ジャイロに勝てなかったことを悔しがってみせたりと様々な反応を見せています。特にディオ様に至っては「一位じゃあなかった……一位じゃあない……」とブツブツと念仏のごとく呟いたり、かなりヤバイ感じです。その反対にサンドマンは、完全にリラックスして少年マンガの主人公らしく出された料理を大食いしたりと、その反応もまちまちです。主催者のMRスティール陣営も、1着になったジャイロの出身がイタリアだとか、発表に向け選手の情報を調査しています。 そうこうしているうちに、いよいよ審議も終わり1stステージの結果発表に移ります。 しかし、その発表は、多くの参加者達にも、観客達にも、あまつさえ読者にも、予想しえない結果となってしまいました。 なんと、1位でゴールしたはずのジャイロは、途中でのサンドマンへの進路妨害の疑いがあったため、ペナルティで21位に降格されてしまったのです。 その結果を耳にして歯ぎしりで悔しがるジャイロ。 にしても、よくよく考えてみれば、武器がバレてないのをいいことに、最初から、橋を破壊したりとか、木で罠を作ったりと、さんざんなことをしてきたのに、武器がバレて、逆に悔しがるとはあんまりな気もしてしまいますが…、 というか、レース中がカッコよかっただけに、武器がバレて降格というと、とてつもなく情けなく思えてきてしまうのは気のせいでしょうか。 ともあれ、まさかの大どんでん返しに驚きを隠せない周囲の面々。 当のジャイロ自身も、その驚きを隠し切れない様子でした。 さて、ジャイロが、まさかのペナルティーを食らったことによって、順位にも大きく変動がありました。 主催者の公式発表よると、順位は以下の通りのようです。 1位 サンドマン 2位 ディエゴ・ブランドー 3位 ポコロコ 4位 マウンテン・ティム 5位 ジョニィ・ジョースター 6位 ホット・パンツ 7位 F・V・シュトロハイム 8位 デキシーチキン 9位 ベンジャミン・ブンブーン 10位 アンドレ・ブンブーン 11位 L・A・ブンブーン 12位 ゼニヤッタ・モンダッタ 13位 キャラバン・サライ 14位 バーバ・ヤーガ 15位 ネリビル 16位 ドット・ハーン 17位 ガウチョ 18位 ミセス・ロビンスン 19位 ノリスケ・ヒガシカタ 20位 スループ・ジョン・B 21位 ジャイロ・ツェペリ 22位 ビリー・ホワイト 23位 イグレシアス 1位、2位、3位に、サンドマン、ディオ、ポコロコが入っていたというのは、まあ妥当といったところでしょうか。まぁ、主催者側からしてみれば、サンドマンとポコロコは完全なダークホースだっただけに大番狂わせだとも思いますが、今後『SBR』のレギュラーメンバーとして活躍する上では、この順位は当然だと思われます。 気になるのは、第4位です。なんとルックスもイケメンなカウボーイ、マウンテン・ティムが、ちゃかり4位に入っているのです。着順がハナ差ということで、最後のラストスパートも当然近くにいたと思われるのですが、いつの間に4位になったんでしょう。最後の100mまでは解説者も4騎といっていたので、それ以降に怒濤の追い上げがあったと思われるのですが…。一体どういう脚力なんでしょうか。恐るべしイケメンパワーです。 あと、ゼッケンも付けずに勝手に乱入したはずのジョニィ・ジョースターが5位に食い込んでいます。このまま、どさくさに紛れてレースに参加してしまおうという魂胆なんでしょうか。 そんな具合に順位を読んでいると、7位のところで、気になる名前が目に止まりました。 ………。 つーか『F・V・シュトロハイム』って誰だ!!!! しかも国籍を見ると、なんと『ドイツ出身』!! もしやあのスターリングラード戦線で名誉の戦死を遂げたはずのあの人ですか?ジョジョ史最大の高慢チキな性格のあの人ですか?世界一イイイイィィィィーーーなあの人ですかァァァーーー!? てっきり、連載当初、ガス欠オヤジ、ロッカチュゴ男爵がシュトロだと思ってしまっていただけに、この名前は、幽霊に会うよりもっと奇怪な遭遇!正直感動すら感じました。 さらに下の順位に目をやると、謎の日本人も参加しています。 名前は………。 『ノリスケ・ヒガシカタ』!! 東方!? もしや第4部に登場したあのお兄ちゃんの祖先でしょうか。 もしや子孫がサザエさんみたいなヘアスタイルだから『ノリスケ』!? というか、きっとマゲを馬鹿にされるとブチ切れる性格だったりとかそういうノリを期待せずにはいられないのですが、ともあれ、ここまでくるとその名前のみならず、その容姿や性格まで気にならずにはいられません。 さらに、ジョジョ的な名前でいえば、13位の『キャラバン・サライ』も気になってしまいます。 キャラバンサライとは聞き慣れない名前ですが、公式設定によれば、第3部に登場した刀のスタンド、アヌビス神の本体の名前とのこと。 しかし、第6部で、公式設定で既出のはずの『アース・ウインド・アンド・ファイヤー』という名前を、荒木先生がド忘れして他のスタンド名と被ってしまったという前科があるだけに、なんともいえませんが、荒木先生がこの名前を奇跡的に覚えていれば、それなりの見せ場が期待できるかも知れません。 でも、正直、期待というか、見せ場以前に、シュトロハイムを筆頭に、ノリスケおじさんあたりも、アブドゥルさんの二の舞いにならないことを願わずにはいられませんけど…。 さて、他のランキングでは、カッコ良さげな名前の他にも、ホット・パンツとか、ブンブーン3兄弟とか、ゼニヤッタ・モンダッタとか、いかにも適当に考えたような、あからさまにヤル気のなさげな名前の方々も名を列ねていて、この先どんなキャラが登場するのか気になるところです。 ちなみに、個々の愛馬の名前も、ジャイロの愛馬の名前が『ヴァルキリー』とか、ディオの愛馬が『シルバーバレット』とか、『ヨーロッパエクスプレス』『ホノオ』などの強そうな名前が並んでいます。その中でもカッコ良かったのはやはりジャイロの愛馬『ヴァルキリー』です。馬を被う装身具のデザインもさることながら、北欧の神話から名前を取るあたりセンスが光ります。というか、むしろ3段変型して「ガウォーク」とかになってほしいです。 さて、選手たちの思いが交錯する順位発表も終わり、会場も独特の熱気に包まれています。しかし、ジャイロだけは、ひとり怒りをあらわにしているようです。 例え自分に原因があるとはいえ、この措置には納得いかないという表情のジャイロ。 並の人間なら、不正行為が発覚した時点で「こんな大事になるとは。まさかバレるとは思わなかった。今は反省している。」と、大人しく反省するところですが、一癖も二癖もあるジャイロのこと、こんなことで反省するほど、できた性格ではありません。 大会側の措置に、逆にブチ切れたジャイロ。 主催者側のパーティー会場に鉄球を叩き付けると、一本500ドルもする高級シャンパンを、すべて吹き飛ばしてしまいまいした。 さらに給水塔(?)を破壊したりするジャイロ。もはやパーティー会場はメチャメチャです。 そんな混乱する会場を眺めて、ジャイロは、 「ちょっと気分は落ち着いたぜ…」とひとこと。 いや、そもそも、自分が人目をはばからず投げた鉄球が悪いのに、逆ギレして、スッキリするとは、あんたどういう性格だよ…。と思ってしまいました。 さて、勝手にスッキリしたジャイロは、いよいよ2ndステージへの準備を進めます。 その準備の途中、ジョニィに出会ったジャイロは、ジョニィに「協力関係を結ぼうぜ」と誘いを持ちかけます。 どうやら、ここへきて、ツェペリとジョースターのゴールデンコンビ結成の模様。 ツェペリとジョースターといえば、古くからのジョジョファンにとっては、翼君と岬君、キン肉マンとテリーマン、ウッチャンに対するナンチャン、高森朝夫とちばてつやのごとく、ツェペリがジョースターを、ジョースターがツェペリを引き立てるゴールデンコンビです。 例え『SBR』のツェペリがズルイ手段を正々堂々と使うアレな性格だったとしても、ジョースターが元クソ野郎だったとしても、このコンビから目が離せなくなってきます。 そんな、ジャイロとジョニィの描写に続き、次はMRスティールの描写に移ります。 会場が束の間の休息で賑わっている中、保安官達に連れられコースを引き返すMRスティール。保安官の話によると、どうやら死人が出たとのことです。 レースの過酷さを考えれば、死傷者が出ることなど珍しくもないと余裕ぶっているMRスティール。しかし、その余裕の表情も、死体を見た直後にはそれが恐怖に引きつっていました。 そこには、馬の走行中に惨殺されたと思われる無惨な死体が転がっていたのです。 その鮮やかな手口は、同時代のヨーロッパを震撼させ、走る馬車の上から馬の首を切り落として御者の頭部にすげかえたといわれる殺人鬼、切り裂きジャックのようであり、手段こそ違えど、その残虐性は、吉良吉影の再来すら連想させるものでもあります。 恐怖に震撼するMRスティール。保安官の話によれば、犯行は自分のレース順位を上げるために邪魔者を殺したということ。「犯人は参加選手の中にいる…」と、金田一少年のごとく言い残したところで次週に続くのですが、 2ndステージでも、1stのような展開が、単調に続くと思われていただけに、この事件をきっかけに、いよいよ荒木漫画らしい展開にシフトしていくのではないかと、かなり楽しみになってしまいました。 そんなわけで、ゲスは『SBR』2ndステージも応援しています。 | |