| はじめまして。私は、私は、P(パラレル)世界に生きる”SBRの妖精”ゲスといいます。実体を持った漫画家よりも岸辺露伴が好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。というか、ちゆ12歳様をパクっただけの、JOJOの奇妙な冒険ファンページです。どうかよろしくお願いします。 |
◇ゲス日記◇
| 2004年7月26日 | 18話の感想(ネタバレ) |
先週から、ブンブーン一家に磁力の呪いをかけられてしまったジャイロ達の逃走劇は続いています。ひたすら、距離を取るべく逃げまくるジャイロ達。 今週の『SBR』は、そんな2人を、何者かが高速で追い掛けてくるところから始まります。 逃げ回るジャイロ達を、遥か遠方から追い掛ける一騎の馬。パースの効いた絵が、そのスピード感を表しているかのようです。 ジョニィは、追手の操馬技術の高さから、追跡者がブンブーン一家ではないことに気付きます。 その追手を見て「でもなんか妙だな…誰だろうあいつ。しかも あの ヘンテコな帽子の形………」と、警戒するジョニィ。 なんか、言ってる本人の方が十分ヘンテコな帽子な気もしますが…。ジョニィにとっては追手の脅威よりも「ヘンテコな帽子」の方が気になっているみたいです。 さらに続けて「ヘンテコな帽子」を指し「どこかで見たことがあるぞ…」と、のたまうジョニィ・ジョースター。「どこかで」って…第2ステージ開始前に、あの特徴的な帽子を「あんな変な帽子なのにな、気づかなかったと?ガハハニョホ!」と、散々コケにしていたにも関わらず、下の根も乾かぬうちに、すでに「どこかで見たことある」程度の扱いにしているとは、あんた相当性格悪いです。結構、知らぬ間に人に嫌われる性格かもしれません。 まぁ、それはさておき、その特徴的な帽子の追跡者は、恐ろしい速度でジャイロ達との距離を縮めていきます。 距離が近づくにつれ、その正体が明らかになってきました。そうです、彼の名は、イケメンこと、マウンテン・ティムです。 先週、ブンブーン一家に騙されたイケメンことマウンテン・ティムは、ジョニィを殺人犯だと勘違いし、追跡してきていたのです。 猛烈な速度で迫り来るイケメン。 しかし、彼の人間離れした速度に反し、思うように馬を進められないジョニィ達は、妙な異変に気付きます。なんと、ジャイロのみならず、ジョニィとイケメンまでもが気付かぬうち磁石の呪いをかけられ、お互いが、お互いを引っ張りあっていたのです。 突然、馬具の金具が顔面に突き刺ささっていくジョニィ。 「走っているから、わからなかった…」と言い訳していますが、すでに金具が10cmくらい顔面に刺さっているのに、もはや、気付かなかったとか呑気な事を言えるレベルじゃありません。 でも、金属が突き刺さるのなら、ジョニィの変な帽子に着いている、蹄鉄の飾りも突き刺さりそうな気もしましたが、まあ、あの飾りは、磁石に付かない「銅」か何かの飾りなのかも知れません。 それはともかく、その後も、身に付けている金属が、磁力に反応し、次々と2人の体に突き刺さり、ジャイロとジョニィは耐え切れず落馬してしまいます。 そんな磁力の呪いを前に、落馬してしまった2人。…にしても、落馬したのはわかるんですが、落馬したにも関わらず、2頭の馬が飼い主を見捨てて走り去ってしまったんですけど、今後のレースは大丈夫なのかと、少し心配になってしまいました。 しかし、ピンチはそれだけではありませんでした。今、2人の目前に最大のピンチが迫っていたのです。先週のブンブーンの話によると、磁石化した人間が3人集まると、体中の鉄分が引っ張られて、体が爆発してしまうとのこと。落馬した2人の前に、もうひとりの磁石人間イケメンが次第に迫ってきています。 そんな様子を遠方からヲチしていたブンブーン親子。 親父と弟の方は「おう!」とか声を張り上げて、かなりノリノリな様子。手負いで死にそうな兄、アンドレ・ブンブーンのことなど、まったく気にかけていないほどの、はしゃぎぶりです。 その、あんまりな、はしゃぎぶりに思わず寒さすら感じてしまいましたが、親父に注意されたので、まぁ、良しとしておきましょう。 でも、なんか傷を負ったアンドレが急に可哀想になってしまいました。 それに対し、アンドレは、最初の戦いでジャイロの反撃に合い、ドテッ腹に開いた傷が悪化したのか、今にも死にそうになっていました。というか、あれだけデカい風穴が開けば、普通即死していると思うんですが…。ともかく、アンドレも相当ピンチなようです。 ちなみに『SBR』から読み始めて「スタンド」を知らない方に説明しますと、『SBR』に出てくる「呪い」は、普通考えられる、貞子のような死霊によるものではなく、生きている人間が使う生霊(超能力)のようなものを指していると思われます(例外もありますが)。そこで、もし兄アンドレが死んでしまえば、超能力も消え「呪い」も大幅に弱まると考えられるのですが、それだけに、アンドレの生死の行方も気になるところです。 さて、場面は再び、ジャイロとジョニィに戻ります。 強力な磁力の前に窮地に陥ってしまった2人、その眼前に、磁力の呪いをかけられたイケメンが迫ってきています。 ともかく、今は、何も知らぬイケメンに、この事を気付かせなくてはなりません。 ジョニィは、必至に声を張り上げるも、蹄の音と砂煙りにかき消され、その声すらイケメンには届きません。 しかも、声が届く距離にまで近づかれたのなら、そのときは既に手後れです。 そこで、ジャイロは鉄球で岩山を砕き、岩の中に含まれている鉄分をばら撒くという強行手段を敢行。どうやら、鉄の小石を爆発させ、全員に鉄の爆発ダメージを与えることで、イケメンにも身体の異変に気付かせようという作戦のようです。 作戦通りに、…というか案の定、鉄粉は凄まじいスピードで3人の頭上に突き刺さっていきます。 にしても、ジャイロも、なんか、もうちょっとスマートな作戦とか考えられなかったんでしょうか。なんかすごい痛そうです。 鉄粉の爆発をモロに浴びたイケメンの顔面も、蓮画像みたいになっててキモかったです。 ですが、そのおかげで、イケメンも「磁力の異常」に気付くことができたようです。 …しかし、時すでに遅し、あまりに磁力が強くなっていたためか、吹き飛ばされたイケメンの身体が、そのまま突っ込んできてしまったのです。 絶体絶命の大ピンチです。 恐怖のあまり叫ぶジョニィ・ジョースター。 その瞬間、信じられないことが起こりました。 なんと、イケメンは空中にロープを張り、自らの能力で、身体をバラバラにして空中で固定していたのです。 にしても、カッコいい表情をしながらも、変態的な体勢でロープに留まるイケメンの姿は、とんでもなくシュールな絵面です。しかも見開きでカッコつけられると、一瞬ギャグでやっているのかと思えてきてしまいました。 ちなみに世間では、イケメンとは「(主に若者言葉で)かっこいい男性。語源は「いけてる(=かっこいい。容姿のすてきな)」の略に「面」あるいは「men」をつけたものといわれる」という意味で使われるそうですが、こんなのとても世間で言うイケメンのする事とは思えません。 というか、洗濯物のごとくロープにぶら下がるイケメンを見ていると、マウンテン・ティムを指して、どこをどうイケメンと呼んでいるのか理解に苦しんでしまいました。 ちなみに「イケメン」の反対語は「キモメン」という言葉なんだそうですが、彼の変態的なポーズを見るにつけ、ティムはイケメンではなく、明らかにキモメンに類するのではないかと、疑わざるを得ませんでした。 まぁ、それはともかく、 ジャイロ達が、信じられない出来事に唖然とする中、 | |
| 2004年7月22日 | RO系VNIになってみました。 |
そんなわけでRO系VNIになってみました。 嘘です。 | |
| 2004年7月21日 | 「呪い」について考える |
さて、今週の『SBR』では「呪い」と呼ばれる特種能力が登場しました。 一見して「スタンド」のようでもあり、考え方によっては「波紋」的でもある。実に曖昧な能力です。穿った考え方をすれば、今までの『ジョジョ』に登場した「波紋」「スタンド」に次ぐ第3の能力だと考えることもできると思います。 そんな「呪い」ですが、 なによりも、気になったのは、能力そのものよりも、その「呪い」という名の奇抜な呼称だと思います。 今まで「スタンド」とか「オーバードライブ」とか、カッコイイ系の名称でやってきたのに、なんでいきなり「呪い」なんだよ。と思われた方も多いと思います。かくいうゲスも、そう思ったひとりです。 しかし、それは、大きな思い違いでした。 実は「呪い」には、隠された深い意味があったのです。 そんな「呪い」について語る前に、まずは、今までの『ジョジョ』で名付けられた能力名について考えてみたいと思います。 今までの、ジョジョに出てきた能力といえば、言わずと知れた「スタンド」と「オーバードライブ」です。 一見、両者は、全く関連性のない能力だと思われがちですし、実際に物語上でも関係のない能力として扱われていました。 しかし、実は、この両者は一つの法則によって名付けられているのです。 第1部、第2部に登場した特種能力の名称は「オーバードライブ」です。これは「波紋疾走」と訳されているように、文字どおり「疾走感」を表す表記になっていました。 これに、対するのは、第3部以降に主流となった「スタンド」という能力名です。この「スタンド」。物語では「側に立つ者」という意味で使われていたのですが、実は「スタンド」には「立ち止まる」という意味が含まれているそうです。 このことから考えると、ジョジョの能力名は「疾走する」と「立ち止まる」という意味になります。つまり、ジョジョにおける能力名は、物体の「運動」に関する名前がつけられていたのです。 「運動」に関する名称。これこそが「呪い」を解釈するキーワードなのです。 では「呪い」とは、一体どういう意味なのでしょうか。 「オーバードライブ」とも「スタンド」ともつかぬ能力。「疾走する」と「立ち止まる」の間に位置する能力名。つまり、その中間に位置する能力名です。 「疾走」という高速運動と「立ち止まる」という停止の中間に位置する言葉。 …それは低速運動に他なりません。 そうです、これで、すべての謎は解けました。 そうです。「呪い」とは、低速運動の意味。 「呪い」とは、つまり「鈍い(のろい)」という意味だったのです。 スタンド編に入ってから、その構成ゆえに一種の停滞感を余儀なくされたジョジョという物語。その物語が、再び、ゆっくりと歩き始めるという意味では、これほど相応しい言葉があったでしょうか。 …と、妄想を書き連ねてしまいましたが、ゲスの頭が呪われているわけではありません。ゲスは「呪い」を応援しています。 | |
| 2004年7月19日 | 17話の感想(ネタバレ) |
今週のジャンプが土曜発売ということを忘れていたゲスです。 そんなわけで、遅れてしまいましたが今週の『SBR』の感想です。 さて、今週の『SBR』は、ブンブーン一家の攻撃から、かろうじて逃げおおせたジャイロ達が描かれていました。 ジャイロをして「超越した」と言わしめるほどの謎の攻撃。正体不明の攻撃の前では、さすがのジャイロといえども対策の立てようなどなく、一度戦闘を離脱して、ブンブーン一家より先に進むことを決意したようです。 ブンブーン一家を振り切って逃げるジャイロとジョニィ。 ジャイロは逃げながら、 「ヤツらから距離をおいて離れたら、ダメージが軽くなって来てるぜ。足の異常が元に戻っていく…完治ってわけじゃあないのかもしれないが…」 と「完治してない」とかいいながら、耳の傷とか、とっくに治っているので、おそらく来週あたりには完治していると思われますが、まぁ、傷口の事はともかく、その原因である敵の攻撃が距離と関係していることに気付きます。 とはいえ、この謎の攻撃が距離に関係していることは判ったものの、攻撃の正体が判明したわけではありません。 どんなトリックを使った攻撃なのかと問うジョニィ。 それに対して、ジャイロは、この攻撃は、トリックなどでは考えられない「呪い」のような代物だと説明しています。 「呪…」…にわかには信じられない言葉に、戸惑いを隠せないジョニィ・ジョースター。 それもそのはず。敵の攻撃が、どんなトリックなのかを聞いているのに、唐突に「鉄をひっぱる『呪い』」だ。などとブッ飛んだ答えを返されれば、八ツ墓村みたいに「祟りじゃあああーーー!!」と叫び出されるようなもので、ジョニィ自身、ただでさえ判らなかったものが、余計に訳が判らなくなってしまうのも無理ありません。 しかし、ジャイロの言う通り、その攻撃が「呪い」としか表現できないほど謎に満ちた現象であることもまた事実。 実際、後を追うブンブーン一家も、この能力は「土地のインディアンが忌み嫌う砂漠の『呪われた山』」で身に付けたものだと説明しています。 もちろん、カラスやコヨーテなど動物や自然物を信仰していたインディアンが語る呪いと、ジャイロが住んでいたヨーロッパのキリスト教世界における呪いとでは「呪い」の意味合いが若干異なると思うのですが、他人に災いが降り掛かるという広い意味で捉えるなら、その攻撃は「呪い」以外の何物でもありません。そんな「呪い」をかけられたジャイロ・ツェペリ。 にしても、「呪い」というと、どうしても「リング」とか「謀図かずおの漫画」とかを思い出してしまいますが、一般に語られる「呪い」は、そのように恐怖を伴っているものです。 そして、その恐怖の呪詛が自らに向けられたとき、それは脅威の刃へと変貌します。 一度、呪われたのなら「『股の間からカラスに向かって石を投げる』…これをやればカラスの呪いから逃れられる」とか、そんな簡単な手段で逃れられるほど生易しい代物ではありません。 ジャイロは、呪いから逃れるべく、ただ、ひたすら距離を取るため走り始めます。 一方、ブンブーン一家は、 「うおおおヤツらが逃げるぞォォォーーッ」と、2人に向け発砲しています。「逃がすかこのブタ野郎ーーーッ」と叫ぶベンジャミン・ブンブーン。相変わらず熱い親父さんです。 鉛製の弾丸だから磁力では当たらないとツッコミを入れる弟、L・A・ブンブーン。 どうやら、ブンブーン一家では弟が唯一の知性派みたいです。 それに対して親父は、「知ってんだよ!!いつからてめーは、物知り博士さんになったんだッ!?てめーごときの脳ミソでわかった風な口きいてんじゃねえッ!」と逆切れ。熱い上にタチ悪い親父さんみたいです。 もっとも、逆切れしても始まらないので、仕方なくベンジャミンは、弾丸にアンドレの血粉をつけ、飛散する血粉でジョニィにも呪いをかけようと画策。 ジョニィにも呪いをかけたところで、いざ2人を追おうとしますが、すかさずL・Aが「でも、あの2人にどうやって追いつくんだい?あいつらに簡単に追いつけないから、こうやって襲撃してんじゃあないの…ぼくたち」とツッコミ。 「出たぞ…我が家のオリコーさんが意見しやがったぞ…。クソ脳ミソがよ…」と反論する親父と兄。なんか、あんまりな反論です。 もちろん、弟の的を得たツッコミに反論するからには、親父とて策がないわけではありません。 親父のいうところによると、ジャイロとジョニィを追跡するのは、さっきから自分達を尾行してきた「うしろのヤツ」にやらせるというのです。 その「うしろのヤツ」とは、あのイケメン、マウンテン・テイムです。 そのイケメンを騙すために、自分の顎に装着していた鋼鉄のプロテクターを使って変装するベンジャミン・ブンブーン。 どうやら呪いの力で、鋼鉄を自分の顔面に埋め込み、無理矢理顔面ごと変型させているようです。 にしても、あの変装の達人クヌム神ですら変身に2コマしか使わなかったたのに、ベンジャミンは、ズブウズブスブズルゥーーーッグボッグボグボッグボボグボグボオメキョメキョメキョメギメギギギギグニョオ、ガギィインと、オンドゥル語みたいな効果音を放ちながら3ページも費やして変身しておられます。最後のページとか顔面が凄いことになってます。親父気合い入りすぎです。 さて、場面は変わって、殺人鬼と思しきブンブーンを追跡してきた、イケメンことマウンテン・テイム。 そんな、イケメンは、追ってきた蹄鉄の先にある草陰に、ひとりの男が隠れているのを発見します。 sheriffと刻印された保安官のバッチをちらつかせながら「3名のレース参加選手殺害容疑でおまえを逮捕する」と、カッコよく決めるイケメン。 イケメンを前に、ふと、振り返る草陰の男。 その男の顔を紛れもなく、ジョニィ・ジョースターの顔そのものでした。 どうやら、先ほどベンジャミンが変身していたのは、ジョニィ・ジョースターに化けるためだったようです。 にしても、ベンジャミンの方が、ジョニィよりも、明らかに顔面の骨格が大きいのに、一体どう凝縮したらジョニィの顔になるのかと、ふと疑問に思ってしまいましたが、まぁ「呪い」なので骨格が変わるくらいOKということにしておきましょう。 ともあれ、レース上位にいるはずのジョニィが犯人だったことに驚くイケメン。 その一瞬の隙をつき、ジョニィに化けたベンジャミンが、蹄鉄を投げて攻撃を仕掛けてきます。 その攻撃を華麗なロープ捌きで避けるイケメン。 さらに、素早くロープを操ったかと思うと一瞬のうちにベンジャミンを捉えてしまいます。 そんなイケメンですが、あまりに、ロープ捌きがカッコよかったので、ふと、ゲスも真似しようと思い、丁度いいロープがなかったので、手元にあったLANケーブル(10m)を振り回して遊んでみたのですが、なかなか練習が必要なようで、どうも思うように操れません。そんな難しいロープ捌きを自分の体の一部のように操るイケメンは流石だなあと素直に思ってしまいました。 まぁ、それはともかく、自分の首に食い込んだロープを、ナイフで切断しようとするベンジャミン。 しかし、その瞬間、信じられないことが起こりました。 なんと、ロープの先から、突如、イケメンの拳が現れ、ナイフを持つ手を押さえ付けてしまったのです。 これには、流石に驚愕するベンジャミン。 それと同時に、ベンジャミンは、このイケメンも『呪われたヤツ』だったという事を悟ります。 そのイケメンの操る呪いの力は、ケーブルを電気が伝わるように、はたまたロープの上を滑車が動くように、ロープの先に自分の体を移送できる力だったようです。 なんか、すでに「呪い」の範疇を凌駕している気もしますが、恐るべきイケメンの能力です。 そんなロープ捌きで、ベンジャミンの動きを封じたイケメン。 さりげなく、ロープを構え、ウインクするなど、見事なまでにイケメンぶりを発揮されておられます。 よもや、イケメンの勝利かと思われたのですが、しかし、ギリギリのところで、ベンジャミンの顎先からリスキニハーデンセイバーが発動。ロープが切断され、辛くもベンジャミンに逃げられてしまいました。 そういえば、以前、荒木先生は、バオーのリスキニハーデンセイバーのことを素晴しいアイデアだと自画自賛されていたのですが、ベンジャミンの顔面からでたアレも素晴しいアイデアの範疇なんでしょうか。いや、素晴しいとは思いますが、少なくとも、どう贔屓目に見ても「呪い」に見えないのは、きっと気のせいだと思います。 それにしても、ベンジャミンの顔面変型能力といいリスキニハーデンセイバーといい、イケメンの身体移送能力といい、なんでもアリな状況を見るにつけ「一体どういう呪いだよ」と言いたい気もしなくもありませんでしたが、ともあれ、久しぶりに見た能力同士の直接対決に熱くなったのも、また事実です。 まぁ、ぶっちゃけ、ストーンフリーVSメタリカ&マライヤに見えないこともないですが、「スタンド」ではなく「呪い」という19世紀的な味付けをされたことで、スタンドバトルとは少し違った目新しさを味わえたと思います。 さて、そんなバトルに続き、 ブンブーン一家に欺かれたイケメンは、ジョニィを追うために再び馬を進めます。 しかし、イケメンの体には、先ほどの戦いで、ブンブーンの呪われた血が付着。どうやら、イケメンも、磁力の呪いをかけられてしまったようです。ブンブーン一家の話によれば、磁力の呪いをかけられた物同士が3人集まると、先の殺人現場のようにお互いの体を引っ張られて、内臓をブチ撒けてしまうんだそうですが、ともあれ、ジャイロコンビと、ブンブーン一家、そしてイケメンの危険な三つ巴が始まるところで次週に続きます。 | |
| 2004年7月12日 | 16話の感想(ネタバレ) |
『SBR』2ndステージも今週で5週目、そんなわけで、今週はブンブーン一家との戦いが描かれていました。 そういえば、以前荒木は1ステージが10週前後と語っていたので、そろそろ2ndステージも折り返し地点に入った頃かも知れません。なんか、このペースで無事2ndステージが纏まるのか、いささか不安になったのですが、まぁ、そんな先のことはともかく、今週はこの熱いバトルを満喫してみたいと思います。 さて、先週、戦いを仕掛けてきたブンブーン一家。 その攻撃(?)により、ジャイロの足が変型してしまったところから今週は始まります。 その攻撃により、足が磁石のようになってしまったジャイロ。 次第に、その攻撃は激しさを増し、ジョニィの持っている拳銃の部品や、足下に転がっているナイフなどが次々と、ジャイロの足に食い込んでいきます。 そんな敵の磁石攻撃。 どうやら『ジョジョ』でお馴染みのスタンド攻撃のようです。 いよいよ『SBR』も、またまたスタンド物になってしまうかと思われたのですが、しかし、荒木先生は以前、青マルジャンプのインタビューで「(SBRで)スタンドは出てくるんですよね」という問いに対して「それっぽいのは出てくるかな?でも、あの飛び抜けた能力として理論も最初から説明して、新しい視点でやっていくから『またか』という感じにはならないですよ。」と述べていたので、スタンドっぽいものはあるとしても、スタンドそのものという線は考えにくいと思います。 まぁ、どこからどう見ても『スタンド攻撃』にしか見えないのですが、読者の間でもタイトルの違う『SBR』で、まんまスタンドを出すのはどうかと賛否両論の様子だったり、ゲス自身も『SBR』で、スタンドバトルになるのはどうかと思っているので、今回は、やや無理矢理ながらも、スタンドバトルではないと思って読んでみようと思います。 そういえば、大会の主催者であるMRスティールも、若い頃は「口から飲んだ金魚を鼻からポンポン出す」という人間ポンプなる芸で人気を得ていたそうですが、人間ポンプがいるんなら、人間磁石がいても、何ら不思議ではありません。そうです、この攻撃はスタンド攻撃なんかではなく、人間磁石なる芸人の仕業だと、とりあえず解釈しておきましょう。なんか、そういうのを総じてスタンドと言っている気がしなくもありませんが、きっと気のせいです。 にしても、この『スタンドのようなもの』の攻撃。ブンブーン一家の話に出てきた売春婦に例えるなら、本番無しなら『売春』にならないとか、尻穴なら『売春』にならないとか、どこからどう見ても『売春』なのに法的には『売春』にならないからセーフだと自己弁護している売春婦のような理不尽さを感じざるを得ませんでしたが、この攻撃も、どこからどう見ても『スタンド』なのに、荒木先生が『スタンドっぽい』だけと主張しているのなら、きっとスタンドではないのでしょう。 と、勝手に脳内補完して読んでいたら、いつの間にか、ブンブーン(兄)の背後から、人間型のトカゲようなビジョンが出現…。前言撤回。やっぱりこの攻撃はスタンド攻撃だったみたいです。 てゆーか、荒木先生、この攻撃は、幻覚のような「それっぽいの」じゃなくて「それそのもの」じゃん…。という気がしなくもありませんでしたが、まぁ、スタンドであろうとなかろうと、荒木先生ならきっと、賛否含め両者に納得のいく説明をしてくれると思いますし、とりあえず、今のところは「敵の謎の攻撃」程度の解釈に留めておくのが正解かも知れません。 ともあれ、この攻撃。『ジョジョ』の世界ならば、新手のスタンド使いかッ!と簡潔に説明すれば済むところですが、スタンドという概念など知らぬジャイロは、突然の謎の攻撃に、何かの毒か病気のようなものを感染させられたと戦慄しています。 そんな攻撃の中、ジャイロとて黙ってやられている訳ではありません。 磁石のように鉄を操るアンドレ・ブンブーン。そして鉄球を操るジャイロ・ツェペリ。『スティール・ボール・ラン』というレース名が示している通り、このレースでは『鋼』を制したものが真の勝利者となります。 すかさず、ジャイロは、グループのリーダーである父親、ベンジャミン・ブンブーンに向け鉄球を一撃。 ところが、ブンブーン(父)が、チュイイイイイイイ、ズバァと、気合いをいれたかと思うと、攻撃した鉄球の方が、空中で木っ端のごとく消滅。鉄球は芯だけを残し、あっという間に崩壊してしまいました。 にしても、この父親の必殺技。今までの『ジョジョ』を読んでいると、どう見ても地味な技にしか見えないのに、父親の気合いの入れ方が無駄にカッコよかったので、とてつもなく強い技のように見えてしまいます。 1stステージで、あれだけズルイズルイと騒がれていた鉄球を、いとも簡単に破壊したブンブーン(父)。 男の武器の片方を破壊されたジャイロは、思わず『こいつらは完全に違う…あのミセス・ロビンスン…あんなのとは…!そういうのとは全然別格だ…』と、言葉を漏らします。 …というか、以前、ロビンスン相手に、耳にあれだけの大怪我を負わされたにも関わらず、はやくもミセス・ロビンスンを雑魚扱いしているようです。そういえば、耳の大怪我。いつのまにか治っている気がするのですが、やはり所詮、その程度の敵だったということなんでしょうか。 ともあれ、ジャイロが言うには、このブンブーン一家は、ロビンスンなんぞと違い「『超越する』なにか」を身に付けているとのこと。 「なんのことだ?超越する『なにか』って?」とジョニィが聞き返しますが、…なんか、この話を聞いていると、荒木先生…つい『スタンド』という言葉を言いたくて言いたくて仕方ないような気すらしてしまいました。 そうこうしているうちに、ジャイロにとどめを刺すべく、周囲を取り囲むように走り始めるブンブーン一家。 なんか、マグネットパワープラス、マイナスとかいって、ラリアットでも打ち込んできそうな迫力を見せつけてくれます。 兄、アンドレ・ブンブーンは、ジャイロを襲いつつも、自分の鼻の穴をペッタンコにしたり、ジョルノよろしく耳を耳の穴に入れるなどの奇特な芸を見せる余裕っぷり。ジャイロ・ツッエペリも嘗められたものです。 にしても、そんなアンドレのしょーもない芸に、いちいち「わああスゲェッ!さすがアンドレ兄ちゃんだッどうやるんだ!?」と感動してみせる弟や、それに対して「ボーケ、オメェーにゃあ一生かかってもできるわけねーよ!」と、別に普通の人なら一生かかってもやりたくない芸をひとしきり自慢する兄のやりとりを見ていると、なんか、ドリフのバカ兄弟みたいで笑えてしまいます。 そんなバカ兄弟も、次の瞬間には、ふいに真顔になって、ジャイロに強襲。 絶体絶命のジャイロは、残されたもう一つの鉄球で反撃を試みます。 鉄球は、この一家には効かないだろうと思われたのですが、スタンドなんぞ触れなくても攻撃できるわッ!の要領で、ジャイロは、周囲の岩に鉄球をぶつけ、弾け飛んだ石つぶてで、なんとかブンブーンに一矢報いることができたようです。 さて、そんなところでバトルも一段落。かくして、ジャイロは、残された一つの鉄球だけで、このバトルを生き抜くことができるのか?、仮に生き抜いたとしても、片方の鉄球を失った状態でレースを続けることができるのか?、はたまたブンブーンの背後のトカゲのビジョンが見えてしまったジャイロは、はたして鉄球の変わりにスタンドの才能に目覚めることになってしまうのか?、いろいろ気になったところで次週に続くのですが、 ゲスは今週、無敵の鉄球を破壊したりと妙にカッコ良かったブンブーン(父)を応援しています。 | |