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環境にやさしいのはだれ?―日本とドイツの比較
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| 商品カテゴリ: | アート,建築,デザイン
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| セールスランク: | 111227 位
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互いに学ぶところはある
欧州,特にドイツは環境面で日本より進んでいるということが,当たり前のように言われているが,果たして本当にそうであるのか検証している.著者は,かつてドイツの化学会社の研究所に在籍し,現在は日本で教鞭をとり,エコ効率・「物理化学的経済学」などを専門としているFeuerherd氏と,LCAやリサイクルを専門とする中野氏で,日独の比較で論が進められる.
当然のことながら,ある部分では日本は優れているし,劣っている部分もある.例えば,「食」コンシャスな日本人にとってフードマイレージの高さは課題であるし,飲用になる水をトイレや洗車に浪費している問題,ドイツではリターナブルペットボトルやレジ袋などが何度も再利用されている事実は学ぶべきかもしれない.文化や価値観,生活スタイルの違いとは言い切れない取り組みの部分での違いもある.
LCAの観点から,統合的なデータを元に論じられているので,極めてリーズナブルに理解できる.
日本なりのエコロジーを展望する
本書は日本とドイツをいろいろな側面から比較し、日本にあったエコロジーのスタイルを探求した本です。
本書の問題設定は、ドイツは本当に環境にやさしいのだろうか、そしてドイツのやり方をそのまま日本に輸入しても果たして効果があるのだろうか、という点です。自然観や社会観、生活習慣や消費指向、工業製品の質に至るまで事細かに検証して、両国の共通点と相違点を見事に浮き彫りにしています。
本書を読み、日本なりのエコロジーについて深く考えさせられました。同時に、ただ進んでいるだけと言う理由で同じ方法を導入することの危険性も認識することができました。ドイツはドイツなりにエコロジーについて取り組んできたので、日本も日本なりに取り組む必要があります。本書では様々な角度で比較・分析がしてあるので、幅広く考えることができると思います。
環境問題について真剣に考えたい人にオススメの本です。
技報堂出版
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