「映画の中のClub & Rave

written by KAMI


しかし、クラバー、レーバーの間で映画マニア率が妙に高いのは何故なんでしょう?かく言う私もその一人だったりします。
個人的には、アンチハリウッドだったりします。巨大な船が沈むお話や、かぶり物をした貴族の恋物語などは、かなーり苦手な質(好きな人たち、すんません)。
最近好きなのは割と自分の生活レベルに近い人達が登場するもの、現代社会のお話、何でもない日常を描いたもの。すなわち今の自分と重ねた上で共感ができるもの。これが最近の僕にとっての「良い映画」を決めるファクターだったりします。一般的には、アクションもない、つまらん映画が僕の好みなんですねー。
だから、毎週クラブやらレイブやらに足を運んでいる僕にとって、そういったシーンが出てくる映画というのは、必然的にぐっと親近感が湧いて来てしまいます。きっとみなさんもそうじゃないですか?一般的に「良い」「悪い」は別にして、印象には残りますよね。
ということで、自分なりに心に残った「RaveClubシーンの出てくる映画」をいくつかピックアップしてみました。興味のある人はビデオ屋さんで探してみて下さいな。

 

Go」
Raveを前にして、エクスタシーの売買を巡ってトラブルに巻き込まれる若者達のお話。舞台はLA。よくありがちな「アメリカのteenagerもの」のひとつですが、割と構成が凝っているので飽きさせません。raveのシーンは、わりと倉庫に似たclubのようなところ。中ではワイルドなパーティーシーンが展開されてます。

 

Trainspotting」
ScotlandEdinburghのヘロイン中毒者達のお話。世界中で大ヒット、監督ダニー・ボイルの名を一躍世界に知らしめた名作中の名作。一番最後のシーンに流れるBorn Slippyはあまりにもはまりすぎでしょ。僕はこの映画のこのBorn Slippyでテクノに目覚めました。
クラブのシーンは2つ登場。まず最初はRentonDianeと出会う地元Edinburghの古臭いクラブ。かかっている曲もメローな感じで田舎を感じさせます。もうひとつは、RentonLondonに移住してからBegbieと共に足を運んだクラブ。こちらはしっかりとテクノがかかっております。

 

The Beach」
これまたTrainspottingの監督、ダニー・ボイルの作品。主演はご存知ディカプリオ。もともと、主人公にはユアン・マグレガーが内定していたものの、最後の最後でハリウッド側の圧力に負けて、ディカプリオに変更。残念。
ここで出てくるpartyシーンは、かの有名なパンガン島のFull moon partyの様子。ビーチでファイヤー・ポイを回している姿などが映し出されています。ちなみにこの映画のサントラにはUnder WorldLeftfieldNew OrderMoby等が参加。かなり必聴の一枚です。

 

Blue Juice」
こちらはイギリスの最西端Cornwallを舞台にしたサーファー達の物語。若き日のユアン・マグレガーとキャサリン・セタ・ジョーンズが出演。かなりワイルドなビーチでのraveシーンが堪能できます。ユアンはドラッグディーラー役で登場。レーブでいんちきpillを売りつけ痛い目に会います..。しかしキャサリン、かなりかわいい..。

 

「Groove」
Raveそのものをピュアに扱った珍しい映画。Raveを知らない人が見たら全く理解不能&面白くない事必至。舞台はサンフランシスコ。「自分達でpartyを作り上げることの楽しさ」をストレートに伝えてくれる素敵な作品です。イリーガルなWare House PartyOrganiseする仲間達と、そのraveに参加する人達の人間模様がよく描かれてます。警察とのいたちごっこぶり、party会場の奇麗なデコなど、迫力満点。
最後の最後のにDiggersことJohn Digweedが本人役で登場。強烈な大根役者ぶりを発揮しているのはご愛嬌か。

 

「Human Traffic」
Walesの首都Cardiffのクラバーの日常を追っかけた秀作。週末のpartyだけに全てをかけた労働者階級の典型的な英国のクラバーの生活を垣間見る事が出来ます。冒頭のオープニングシーンでは、レイブ規制法に反対するデモ隊と警官隊の衝突シーン。5人組が向かうクラブAsylumCarl Coxが所有する実在のクラブ。しかもCoxy本人がオーナー役で出演、ドスの利いた好演技を見せてます。続いて豪邸でのHouse Party。さらにはPete Tongのラジオでのトークなども効果的に使用されており、あちらこちらでマニア心をくすぐってくれます。サントラはPete Tongリミックスの2枚組。懐かしの名曲で涙したい人はどうぞ。

 

Loved Up」
こちらはLondonが舞台。明日に希望の見出せないウェイトレスの女の子が、エクスタシーと出会い、Raveへとのめり込んでいくリアルな話。95年当時のクラブシーンや音楽が堪能できる貴重な作品。一方で、ドラッグの怖さをしっかりとアピールしている映画です。さすがBBC。

 

「Everybody Loves Sunshine」

 

ドラムンベースに情熱を傾け、悪事から足を洗おうとするSouth Londonの黒人ギャング達のお話。GoldieDavid Bowieが登場し、しかも2人ともかなりのはまり役。ドラムンのLiveのシーンが出てきます。