31/12/2000 Resolution @ Alexandra palace London UK

そしていよいよ20世紀最後の日、どんな21世紀の幕開けとなるのでしょうか?

written by KAMI


12/31朝一でPicaddely CircusにあるTower RecordのTicket Masterにアメリカ人とともに向かうも、ほぼ全てのチケットがSold Out。同じように呆然とするPartyGoer達がうんじゃり。仕方なくNorth LondonにあるAlexandra Palaceという会場で行われるResolutionというパーティーのチケットを54ポンド(!)で購入。
面子は以下の通り。

Live Zone Ian Brown, Primal Scream, Asian Dub Foundation
DJ Zone Liam Prodigy, Steve Lawler, James Lavelle, Luke Slater, Jon Carter
     Layo&Bushwachka, Adrian Sherwood, Craig Richards, The Psychonauts Andrew Curley

個人的にはADFもPrimalもかなり好きなので、まあテクノ&ロック両方見れるというのもお得かなと思ったりしましたが..。

その後朝11時Pubの開店と同時に飲みに入り、アメリカ人との待ち合わせ時間までひたすら飲み(だってイギリスのビールはうまいんですもの)。夜9時30分もうろうとした意識のまま会場へ向かう。

電車、バスを乗り継ぎ約1時間でNorth London のAlexandra Palaceへ到着。
Alexandra Parkという公園のど真ん中に位置するVenueは、その名の通りまさに宮殿のよう。普段はロックのコンサートに使われているとのことです。外は雨ざーざー降り。

ここではさすがにボディーチェックはあり、それを通り抜けると中もまた凄い内装。中世にタイムスリップしたかのような錯覚におちいるほど奇麗な造り。中に入ると大きなフロアが2つ。一つはDJ専用フロア、もう一つはLive Zone。ちょうど大きさ的には先日の幕張のようなイメージ。10時30分時点では人は7割の入りと言ったところ。メインではIan Brownが「どうやったらそんなに音程外せるの?」というくらいのもの凄い音痴振りで熱唱(いつもの通りか..)。同行のアメリカンも「なんじゃありゃ?」とせせら笑い。自然とDJ Zoneへ足が向う。


DJ Zoneでは気持ちのよいMinimalが流れておりみんな淡々と軽やかに踊っている状態。カウントダウンの頃にはかなり満員状態。DJ listがどこにもなく、「Who's on now, mate?」と周りに聞き歩くも「No fuckin' idea, sorry mate.」(イギリス英語で男が男にフレンドリーに話し掛ける時は最後にmateをつけましょう!)ばかり。みんな知らないのねー。ということでいったい誰が回しているかもわからないままカウントダウン。ミニマルで新年を迎えるというのは全く想像つかなかったなー。でも楽しかったので全然OK。皆さんとってもHappyそうでよかった。

しばらくしてLive Zoneへ戻ると巨匠Primalがスタート。実はかなり好きなのでアメリカンとともに前の方へ突撃。まわりはあちらこちらでどうどうと○○○ァ○をすぱすぱしていて、西側の国へ来たことを痛感。目も飛んじゃっている人多し。みんな興奮して入ったままのビールビンをステージめがけてぶん投げていて、僕も一撃くらって頭からびしょ濡れ。まあビールなのでよしとするか(夏のロックフェスだとビールが一回体を通って出て来たものをビンに詰め直してまわりにぶん投
げるのがこの国の風習)。でもステージ上はPrimalなのでそんなことはおかまいなし。古い曲とかもかなりやって個人的には大満足。


その後DJ Zoneへ戻って、しばし踊るも疲れて午前2時ごろフロアで周りの人にまじって大の字でしばし睡眠。しばらくして誰かに肩をたたかれて起きてみると、身長180cm以上ある筋肉質のおっかなそうないでたちのイギリス人が満面の笑みを浮かべて「Happy New Year !!!」と叫びながら握手を求めて来たのですっかり目が覚めてしまう。

Live Zoneへ再び戻るとちょうどAsian Dub Foundationがスタート。あの大男は僕にADFが始まることを伝えに来てくれたようだ..。Nice one Bruv ! うーん、ADF、かっこいい。みんな激踊り。眠ったので体は快適。しばし音に没頭。


特に印象に残ったのは「Free Satpal Ram」(Birminghamで白人サッカーファンに襲われて、正当防衛で相手を刺して、終身刑となってしまったバングラディシュ人のSatpal Ramを釈放せよとのメッセージの歌)で、次々とスクリーンに彼の写真と過激なメッセージが浮かんでいて、何と言うか、ひどい人種差別が日常茶飯事のこの国の現状を改めて思い直されたような気がしました(実際に僕がいた1週間の間にも白人がアジア人を刺したり集団でアタックしたりという事件が数件発生。イギリスに住もうと考えているアジア人である僕にとっては極めて深刻な問題)。


ADFのLiveも終わりに近づき、時計は4時過ぎ。みんなぞろぞろ帰って行くので、(またもや)飛んでどこかに行ってしまったアメリカンを置いてナイトバスを乗り継いでユースホステルへ帰還。


ほんとはMillenium Domeに行きたかったけど、これでも十分よし!すばらしい21世紀の幕開けでしたぞ。