August 2000 Full Moon Party @ Thailand
★タイのビーチで満月の時に開催されているビーチレイブの体験レポートです。
1、Bangkokよりの寝台特急
バンコク滞在にもかなり飽きが入って来たため(同行した同僚と必死でバンコクのクラブを探したものの、まともなものは一向にみあたらず。雑誌やインターネットで調べたクラブは全部行ったものの、どれも小さなものばかりで、せいぜい3,4人のオカマのタイ人が踊っているだけとい始末。音楽は確かにテクノなんですがいかんせん盛り上がりがまるでない..)。
わざわざカナダから24時間かけてやって来た同僚の友人とも合流し、13日の夜6時発の寝台特急にて一路FullMoon Party開催地であるパンガン島のすぐ隣にあるリゾートアイランド、サムイ島へと出発。
2等寝台(エアコン無し!)は完全にFull Moon Partyに向う旅で埋め尽くされており、一種異様な雰囲気。すぐとなりのイタリア人3人組と仲良くなり、酒盛りを開始。聞くところによるとほぼ毎年わざわざFull Moon Partyのために遠路はるばる来ているとか..。とにかくイタリア人は陽気で楽しい人たちです。イタリアでも野外レイヴはしょっちゅうあるそうだが、タイのパーティーに比べればたいしたことはないとか..。結局1時過ぎに就寝(とは行っても暑くてほとんど寝れませんでしたが)。
2、サムイ島
イメージとしてはバリ島から日本人がいなくなったかのような感じ。欧州からのバックパッカーで完全に島は占拠されている状態。
着いた当日は疲れを取るめにビーチで昼寝。夕方になってやっと重い腰を上げてバーへと向う。バーも完全に欧州人に占拠されており、しかもイギリス人の数が圧倒的に多い。逆に北米人はほぼ皆無で、同行のカナダ人2人はかなり心細い模様。
町にはいたるところでばったもんのCDを売っており、スピーカーからはEpic Tranceのオンパレード。まああれだけイギリス人がいて、Full Moon Partyの前日ともなれば当然のことか。
いやおうなしに気分が盛り上がる。12時過ぎにクラブへ向う(とはいってもたいした建物ではないが)。ちょうど徐々にヒートアップしている頃で、フロアも8割の入りといったところ。30分くらいたってからあげあげTranceタイムに突入し、友人と共に大盛り上がりする。ヒット曲のオンパレードで、Trance Nationを聴いているかのよう。たまにはこういうのも楽しくていい。
営業規制のあるタイでは、基本的には2時でクラブは終了しなければならないらしいのだが、この日は3時過ぎでもまだ続いていた。結局泥酔して何時にバンガローに帰ったのもよく分からず..。
3、Full Moon Party当日
4時のフェリーにて一路パンガン島Haad Rinへ。船は当然のごとく満杯。日本人は僕だけ。正直言ってかなり心細い。
結局5時過ぎにパンガン島に到着し、ビーチに向うも人は当然のことながらまばら。同行の2人とビーチを散策し、写真撮影等行う。ビーチ自体は約500メートルくらいで、基本的には10件以上あるビーチに面しているダンスフロア付きのバーが、ビーチに向けてスピーカーを設置している感じ。
7時くらいにビーチでまったりしているところを、イギリスのSouthamptonから来ている3人組と10代のイタリア人3人組みとのグループと(何故か)一緒に盛り上がり酒盛りに突入。このイギリス人3人組みが強烈に面白いおっさん達で、音楽そっちのけで大騒ぎに発展。そのほとんどはここで書けるようなものではないので割愛するが、その他いろいろ話を聞くと毎年イビザやテネリフェに行っているという相当のつわもの。また今回のパーティーについても相当詳しく、「2時過ぎにならないとキックオフしない」「警察は相当厳しく、○○○ァ○一本でも吸っているところを見つかったら監獄行きか、5000ポンドの罰金」「浜辺で寝込んだらタイ人に身包みはがされるから気をつけろ」などとありがたいアドバイスを頂く。
まわりは大ナンパ大会が繰り広げられており、男10人くらいで大騒ぎしているわれわれは相当浮いている状態。僕の同行の2人も途中からナンパに走るがことごとく失敗して、端から見ていてかなり可笑しかった。僕は当然金髪のお姉さん方をナンパする度胸も語学力もないので野郎連中と引き続き大騒ぎ。
1時過ぎに彼らと別れ友人とスピーカーの方へと向う。浜辺からはレイバーを満載した船が続々と到着しており、まさに映画プライベートライアンの冒頭のノルマンディー上陸(だったけか?)を彷彿させる。かなり壮観で大きな感動を覚える。この時間になると、かなりの人間が踊りモードに入っておりいよいよ盛り上がって来た感。
まずはビーチの東端にあるサイケゾーンへ突入。200人くらいが楽しそうに踊っており、僕も盛り上がるが、途中で友人2人に「腹が減ったのでサンドイッチを食いに行かないか?」といわれ急にテンションが下がる。サンドイッチを食べた後、ビーチを東から西へ大横断する。ブースは10個以上あり、それぞれレゲエっぽいもの、ドラムンベース、ハードハウス、ミニマル等などわかれているが、3分の1以上はあげあげTrance。集客もあげあげTranceが圧倒的に多く、どのブースも山の手線状態。
一通り見終わったところで、お手洗いのために海に入り、用を足そうとしたところで何かがバックから水中に落ちる。よく見ると何と30枚近くすでに撮ってあった写るんですではないか!当然防水ものではなく、恐らくお釈迦になった模様。テンション急降下。この後一時間はただただ呆然として過ごす。。。
まあその後はあっちこっちのブースをひたすら行き来。気がつくと夜もそろそろ明けようかというところ。こっちのレイヴだと夜明けがかなり盛り上がるものの、タイではもうかなりの人間がお帰りモード。ちょっと残念。帰りのボートが9時30分なのですっかり日が明けてもとりあえずon and offで踊りつづける。最後のほうはずっとハードハウスブースで踊っていたが、なかなか疲れた体にびしびしとサウンドが伝わってきて気持ちがいい。
結局お腹が空いたのと人もまばらになって来たので8時過ぎに退散。いやいや色んなことがあった一日だった..。帰りのボートでは完全に意識を失って爆睡。サムイ島に帰ってからはよる7時まで体が動かず。結局その後またクラブに繰り出したがさすがにテンションは上がらず(まあ当然か)。
まあいずれにせよいい体験でした。向こうの人間に色々話を聞けたのはかなりの収穫だった。「イビザは一度行ったほうがいい」と何人にも言われたので、次回のホリデーはイビザに決定か?
まああと意外だったのはみんなあまり音楽のこと知らないことかな。「普段はロック聞いてて、こういう音楽聞くのはクラブにいる時だけ」という私のような人間が大多数でちょっと安心。
唯一残念だったのが日本人にほとんど会わなかったことか。いたーと思って声をかけたらタイ人のworking girlでいきなり「一晩2000バーツでどう?」といわれてしまったり(タイ北部出身の人は結構日本人に似ている人が多いです)と、あれだ、と思ってもすでに外人さんのグループに囲まれていて手も足も出ない状態だったり。自国の人間と10日間全く話をできないというのは結構辛い経験なんですなあ。
