・Goccha・洋楽/歌手・洋画/俳優・無料レンタル・アフィリエイト・よもやまブログ・サイトマップ・
|
Forsyte Saga (DVD) 財産家― フォーサイト家の物語ヒロインの時代 (国書刊行会)J.ゴールズワージー(著)、臼田昭(翻訳) Forsyte Saga - Complete By John
Galsworthy (英語原文) このドラマを観て、いろいろな作品や映画が思い浮かんだ。例えば、フランシス・ホジソン・バーネット原作の小公女(リトル・プリンセス)、スターウォーズ、ERのエリザベス・コーディ役のアレックス・キングストンなどだ。 クイーンズ・イングリッシュの響きが、シェイクスピアの劇作品と違って生活臭を与えるように聴こえた。英語が得意な訳ではないが、文字で追いながら聴覚と視覚で楽しめたのがストーリーと出演する俳優たちが気に入った以外の収穫でもあった。 原作: ジョン・ゴールズワージー ゴールズワージーの1906年の長編小説は、1949年『フォーサイト家の女』として映画化されている。そのリメイク現代版を観たのだが、すっかり気に入った。 注))ここから下は、ネタばれもあり。 無知だからか教養のなさからか、John Galsworthy (1867 - January 31, 1933) ジョン・ゴールズワージーという近代作家のことを知らなかった。イギリスの小説、劇作家として、1932年にノーベル文学賞を受賞している。 1867年8月14日、Kingston Hill (Surrey)に生まれ、Harrowで修学し New College (Oxford)で 法廷弁護士 (barrister)を目指していたが、執筆に傾倒していった。フォーサイト家物語でも印象づけられる The Man of Property (ドラマでは資産家、富豪といったニュアンスをもった)と上流階級社会や不遇な結婚に苦しむ女性に脚光をあてたテーマで有名らしい。 小説はThe Man of Property (1906)、 In Chancery (1920) そして To Let (1921) の3部作。The Forsyte SagaからSagaを字引でひくと、系図小説 (saga novel)という訳とJohn Galsworthyの名前が作品名とともにあった。 独占欲でもない、物欲とも違う、経済的な不自由などとは程遠い裕福な家庭に生まれ育ったいとこ同士の生き方の違いが、彼らの家族を人間模様を織り成しながら社会と人間を風刺する作品とでも言える。社会的ステータスの型から抜け出せずに生きるしかできないソームス Soamsと、物的に満ち足りた生活を二の次に心に忠実な人生を選んだジョリアン Jolyonの生き様の違いがあった。豪邸を余すところ無く照らす明りは手にすることができるが、心の奥にさしこむ光は社会的地位や経済的豊かさだけではもたらせないどころか、さしこもうとする輝きをくゆらせ屈折させてしまうかのようだ。 ヤング・ジョリアンが妻と娘ジューンを捨て、勘当の憂き目にあっても構わない決意をして家庭教師と駆け落ちる。ビジネスマン的感性よりも絵を描くのが好きという芸術的感性が彼の性格を形成したのだろうか。このあたり原作を読んでみたい。 情緒的豊かさをまわりに感化していくタイプのジョリアンとは対照的に、富と名がこの世のすべてという信念意外では人を評価できないソームス。 おすすめサイト・ページ (一部ネタばれあり) http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/9210/interview5.htm (ルパート・グレイブス) |
合計:
昨日:
今日:
(2004-4-28からカウント開始)