・Goccha・洋楽/歌手・洋画/俳優・無料レンタル・アフィリエイト・よもやまブログ・サイトマップ・
ピーター・ウィアー Peter Weir 監督。脚本はアンドリュー・ニコル。ロケの大部分はフロリダのシーサイドで一部パナマ・シティでおこなわれた。 ちょっと都会なアイランド、シーヘヴン島で生まれ育ったトゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー Jim Carrey )は、保険のセールスマンとして毎日平均的な生活を送っていた。そんななにげないシーンからこの映画ははじまる。 ある朝、いつものように新聞スタンドにたちよった時のこと。彼が少年の時海の事故で行方不明になり亡くなったと思っていた父親によく似た人物が目にうつった。まさかと思いながら、父親である確信が高まる中、突然あらわれた連中がその人物を連れ去っていってしまう。それまでは、どことなく不自然なムードにつつまれることあっても、あまり気にかからなかったのが、なぜか彼の心のなかでうずめきだしたもやもやが晴れない。次第に、彼はだれかに監視されている予感を強くしていく。 30数年、島に生まれてこのかた一度も島からそとへでたことがなかったトゥルーマンの夢は、大学時代に出会ったローレン(ナターシャ・マケルホーン Natascha McElbone )がいるフィジーをいつか訪れることだった。納得できない出来事が多く重なり起こる中、トゥルーマンはフィジーへの旅を決心する。ところが、トゥルーマンの意に反し、島の外へでるための交通機関がことごとく使用不可能な状況においこまれていく。看護婦として勤務する妻メリル(ローラ・リニー Laura Linney)や親友マーロン(ノア・エメリッヒ Noah Emmerich)にも相談するが、彼の疑問をはぐらすばかりで彼の感じたもやもやは募っていく。少年の頃経験した海での父親の遭難がトラウマとなって水に弱いトゥルーマンに残された手段は、水への恐怖に挑戦するしかなかった。ボートで海へくりだすことに成功したトゥルーマンは、はたしてシーヘヴンからぬけだすことができるのだろうか。 作品の前半は、トゥルーマンがその監視されている予感を現実のものとして彼のおかれた生活空間がすべて舞台の一部であることをみやぶるところまでがストーリーになっている。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 誰かに24時間監視され行動さえ知らずに操作されてしまう恐ろしさは、そうされていることに気づいた瞬間だろう。エネミー・オブ・アメリカでどこまでもおいかけられるディーン弁護士(ウィル・スミス)とレイノルズ国家安全保障局行政官のハイテクを駆使したチェーシングを連想する。トゥルーマンの場合は、生まれた瞬間から全世界のお茶の間のマスコットとして24時間ノンストップの彼の生活がテレビで放映される番組の主役に本人の意思や希望とは無関係なメディアの動物園にいれられてしまった。有名人がプライバシーを守ろうと苦心・格闘するケースがよく報道されるが、やはり人権を無視したショーとしか思えない。現実には世間の同意を得るはずのない架空な物語でもある。こうした架空のものがたりを比喩にさまざまな現実社会のエゴに対する疑問をなげかけている映画とも感じる。 トゥルーマンひとりが何も知らないという設定ではなく、まちごとそっくりある異星人に檻にいれられ記憶を異星人に操作されるという映画もある。島につくりあげた架空の都市ではなく、宇宙に築き上げた人工の孤島の檻にとじこめてしまう話。ダークシティー、ルーファス・シーウェルとジェニファー・コネリーが主演のSFスリラー映画。スリラー映画だけあって、ぶきなムードでサスペンス的ストーリーがすすんでいく不思議な作品。 こうした作品が人気を得るということは、それだけ強迫観念に脅かされている何かが社会に満ちているからだろうか。 |
合計:
昨日:
今日:
(2004-4-28からカウント開始)