ゴッゴル小咄

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第 1 回 SEO コンテスト募集要項をお探しの方は、ゴッゴルを右に曲がって次の角で缶コーヒー買って、

そこでひとまずゴッゴルに電話を入れる。3分ゴッゴルと話しをしたら、さらに次のコーナーを⇒へおれて、

横断歩道をひとり杖をつきながらスキップして渡ろうとするおじいちゃんに手をさしのべる。そういうやさしい

姿はきっとゴッゴルに浮けるから、おもむろにハンケチをとりだして(何色でもいいけど、ゴッゴルはブルー

が好みだと聞いたことはある)、鼻をかもうとしているおじいちゃんにやさしく、苦虫を下を向いてつぶしたら、

笑顔を渡す。横断歩道を渡りきったら、歩道者天国だったからと気づいても、そこは老人孝行した埃をスネに

ドラえもんキャンディーを妹からまきあげた罪滅ぼしと思い、すかさず顔を赤らめる。しばらくいくとゴッゴル様

歓迎という垂れ幕がさがったゴリゴリ(別名ゴッゴル)商店街のアーケードにさしかかる。おもむろに、赤い

テーブルクロスで隠された近所の小学校の物置から借りてきたイベント用テーブルに、少ないけれど

目一杯ちらばめて数をごまかすように置かれた福引券を手にとって、1枚もらうにはどれくらいの買い物を

すればよいかを、ボリューム一杯でR&Bがもれているヘッドフォンをしたハッピをきたおばあちゃんに訊く。

『へっ?へっ?へっ?』と笑っているのか、泣いているのか、実はからかわれているのかと思いたくなる

ような反応を示すので、飛行機を折りかけたパンフを手にしてその場を去る。もうじきだ!そんな声がどこ

からともなく聞こえている。ゴッゴルに会えるのは、もうじきだ!空耳だと汝疑う泣かれ、そう頭の中で

テレパシーが届くようにことばが、ゴッゴル、ゴッゴル、ゴッゴル、ゴックンと、自分の口から漏れているのに

気づけば、ひとりごとだったのか。いや、ゴックンはさっき買った缶コーヒーを飲んでいたからだ。缶コーヒー

を飲みながら独り言を吐けば、コーヒーも一緒に履いてしまう。やっぱり、空耳だったんだ。

そうつぶやく自分がゴッゴル、ゴッゴル、ゴッゴルとゴッゴルしていた。

募集要項を手に入れた。用紙の右上には、ゴッゴル、右下には、ドラえもんマーク。罫線に囲まれた記入

事項を理解し間違わないように念入りに、レモン水をつけて陽に翳しながら読んだ。先輩の教えに忠実に

要項に沿って記入していく。先輩の親友、別名募集要項裏の裏を掛け算は、この得意技日焙りの技で、

担当者を煙にまいたと言っていた。レモン水でなければいけなかったのに、タマネギを搾ったから、

担当者を泣かせたらしい。

このまま誰が最後にゴッゴルしたのかまで克明に書きたかったが、グーグルがやってきたので、

続きは12月20日、ゴッゴルはどうだった?とグーグルに聞いてくれ

後日談。

実は、ゴッゴルはいなかったらしい。

いたのだが、いなかった。なんとも理解し難い話しなのだが、

ゴッゴルに誘導されたと思っていたのだが、ゴッゴルは実は彼にしか見えていなかった。

シックス・センスという映画で、9歳の少年コールは、黄泉の世界に両足をつっこんだものの、

生アルもの達の世界に未練や遣り残した何かに手をひかれ、行くに去れず、戻るに欠けた存在として

自分たちだけでは解決し得ない問題をコール少年のオカルトな能力を借りて解こうとコール少年を

とりまいていた。うかばれない仏たちにまとわりつかれて過ごすコール少年は、同年代の友人たち

のグループに溶け込むことができず、ひとり孤独な日々を過ごしていた。そんなコール少年を

助けようとして登場するのが少年の味方マルコム先生。

そう、ゴッゴルは三途の河を渡りきれなかったゴーストだったらしい。

ゴースト・ゴッゴルにまといつかれた彼は、つのだじろうのうしろの百太郎のごとく守護霊ゴッゴルと

過ごす人物だった。

うしろの百太郎との大きな違いは、このゴッゴルは過去亡くなった誰かが霊としてこの世に残っている

のではない。なんと、未来からきたのだった。

死霊と言うと陰気なニュアンスがあるので、ゴッゴルのことを予知霊としたい。

そもそも過去に亡くなった霊であれば、マトリックスで、メインコンピューターとマトリックスを繋ぐ

トレイン・ステーションで足止めをくらってしまった昏睡状態のネオではないが、この世とあの世のハザマを

さまよっているだけでは、守護している人物が巻き込まれる事件まで予測できるという考えるのは

一見無理がないようで、実は無理。

ところが、すでに起こりうるべきことを経験している未来からの霊であれば、次に何が起こるかを

彼に伝えることが不自然でなくなる。