遺伝子組み替えトウモロコシ反対ハンガーストライキ参加者の声明
(2003年5月20日)
出典:aml
 2003年4月22日、われわれは農業省の前にテントを張り、遺伝子組み替えトウモロコシに反対するハンガーストライキを始めた。今日は、29日目になる。飢えと大気汚染、睡眠不足、夏の暑さと雨、そしてイラク戦争やSARS禍、ミンダナオ島での紛争といったメディアを騒がせる事件にもかかわらず、われわれの行動はGMOバイオテクノロジー・トウモロコシの問題を国中が注目する問題に押し上げ、メディアと大衆の意識に訴えることができた。
 われわれの非暴力行動に触発されたGMO穀物への反対運動が各地に広がり、国内のさまざまな分野、そして世界からの広い支援を引出すことに成功した。
 しかし、フィリピン政府に浸透した遺伝子工学ロビーストと官僚は堅固であり、政府交換はフィリピンの農民と消費者の怒りよりもモンサント社による法的対応を恐れている。
 先週末、二人の政府高官がアロヨ大統領とロレンソ農業大臣(両者とも私たちとの最後の対話を拒否した)にモラトリアムを要求したが、この極度に緊急の問題に関する世論の圧力から逃げるために合衆国に逃げてしまった。
 バイオテクノロジー・トウモロコシの栽培を始めたプランテーションのオーナーに対し、モンサント社が密かにバイオテクノロジー・トウモロコシの種を配布しているというニュースが入っている。この展開により、バイオテクノロジーの毒素遺伝子により地域で栽培されているトウモロコシが取り返しがつかない汚染を引き起こすことを止めることが、ハンガーストライキや種の配布のモラトリアムよりも重要になった。
 われわれは今、各地を回り、地方自治体と農民団体に警告をしなければならない。
 われわれは毒性を持つ種を阻止するために、人間として可能なあらゆる手段を取ってきた。われわれが失敗したのではない。マカパガル−アロヨ政府i失敗させられたのである。
 したがってわれわれは、バイオテクノロジー・トウモロコシの汚染を制御し、他のGMO穀物によるさらなる遺伝子汚染を止めるための行動に参加するために断食を中止することを決定した。
 この国の全農民の身代わりとして、われわれは29日間を捧げた。毎晩、多くの農民と家族が腹を減らしたまま眠りについている。飢えは恐ろしい。すべての人々のために食物を作る人々が飢餓に置かれているということは、不正の極であ
る。
 われわれのハンガーストライキを終えるにあたり、4月22日にハンガーストライキを始めた人々と5月7日から9日に合流した第二陣を含む9人のストライキ参加者は、マカパガル−アロヨ政府とモンサント社に抗議する最後の怒りの断食を行う。彼らは、国中にバイオテクノロジー・トウモロコシを散布する邪悪な同盟だ。ハンガーストライキ30日目となる5月21日の正午、われわれは断食を解いて有機トウモロコシで作ったコーンスープを口にする予定だ。
 国内、そして世界中の支援者に対し、われわれと共に一日の怒りの断食を行うことを呼び掛ける。勝利を手にするま
で、この怒りの断食をわれわれが共に闘争に参加したことの証としようではないか。

 2003年5月20日

 (署名)
ハンガーストライキ参加者: Luisita Esmao, Roberto Verzola, Arma Bertuso, Mark Cervantes, Anne Larracas
Gigie Cruz, Antonio Claparols,Rei Panaligan, Fr. Robert Reyes, Andrew Haralam, Manny








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