ノ・ムヒョン政権にプアン核廃棄場の平和的解決のための
住民投票実施を求める二千人宣言文
(2003年11月24日)
出典:NoNukeML
 今日、私たちはさんたんたる心情でこの場に集まりました。核廃棄場をめぐる政府とプアンの住民との対立が、数ヶ月を経ながら、非常に危険で極端な状況へと進んでいるからです。現在、プアン地域の状況に対して、「びん乱」だとか「戒厳」だとかいう薄気味悪い言葉がマスコミに報道されながら、多くの人々が、平行線状態のこの対立の結果を非常に心配し憂慮しています。その間、合理的な決定をとの期待を集めた政府とプアン側の対話機構さえ、「住民投票」方案に合意することができず、再び原点へと回帰してしまいました。しかし状況はずっと悪化し、怒った住民と警察との物理的衝突
が、今や統制できる範囲をこえているようです。こうして予測されるもっと大きな被害を防止し、政府の賢明な解決方案を促すために、緊急に社会各界各層の二千人宣言を発表するに至りました。
 政府が核廃棄場の是非を別にして、葛藤の解決策を提示できないまま、状況が遅遅として進まないのは、4千万国民を代表する政府らしい姿ではありません。政府はただプアン郡守の誘致申請を根拠に押し立てていますが、プアン郡議会の否決と絶対多数の住民が反対しているという現実を認めなければなりません。誘致申請というのは住民多数の同意と支持を前提にしていますから、郡守個人の決定は正しい取り扱いではなく、したがって政府は原点からこれを再考することが当然です。そうであるにもかかわらず、数ヶ月間仕事を放棄し抵抗する住民の苦痛を理解できないまま、過度な公権力に依存し、現在のような破局を招いているのです。特に住民が即時白紙化の主張から一歩譲歩して、住民の総意を確認するという政府の主張を受け入れ、「住民投票の年内実施」を受容したことは、物理力で解決しないという成熟した住民意識にもかかわらず、これを受容しない政府の態度は、非難されなければなりません。現在も、初冬の冷たいセメントの床に座り、ろうそくを手に切に念願している子供達、年寄りたちの心を本当に政府が理解するならば、一日も早く合理的な解決策を提示すべきです。
 また数ヶ月間解決が進展しないことにより、住民が受けている精神的・肉体的苦痛だけでなく、生計がたたず、この問題の解決のために努力している多くの住民の経済的な苦痛も理解されます。平和な村に急に吹き寄せた「核廃棄場」の論議と非難に、共同体が崩壊し生存権を脅かされたプアンの住民は、政府に不信の念をもたざるをえなかったはずで
す。それでも、これ以上の不祥事を防ぎ、平和的に解決しようとするのが、住民全員の心情だと思います。住民が譲歩して「住民投票」を受容するという意思を明らかにした以上、住民にとって警察との衝突による被害のない平和な解決策を
選択するよう要請します。
 現在、事態の緊迫性と深刻さに深く共感して、「プアン核廃棄場住民投票仲裁団」が11月21日に構成され、プアン核廃棄場の平和的解決に乗り出しています。私たちは仲裁団の活動を積極的に支持し、政府が一日も早く住民投票仲裁案を受容し、プアン事態の速やかな終結のために協調するよう求めます。そのために、過度な警察力をただちに撤収させ、住民の意思が平和的に伝逹できる措置を取るべきです。
 今日この宣言に参加した各界の代表たちは、プアンの状況が長期化しながら、予想できない事態が発生することを憂慮して、平和的な解決を心より希望します。
 
 2003年11月24日
 ノ・ムヒョン政府にプアン核廃棄場の平和的解決のための住民投票実施を求める二千人宣言 賛同者一同
 
 以上










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