|
琉球電力公社、今の沖縄電力です。 公社の最初の発電所が、この牧港火力発電所でした。
戦後、民間地域では、米軍払い下げの発電機を使った小電力業者が乱立し、各地に小さな発電所が不安定ながらも回っていました。 1950年、米軍が全島電化計画を発表し、牧港火力発電所を建設、1954年、琉球電力公社と、各家庭に配電をする5配電会社が作られます。 それにより、米軍基地、本島及び一部周辺離島への供給を目的とした琉球電力公社、久米島の久米島電力、宮古島の宮古電力、石垣島の八重山電力の1公社3電力会社体制となり、その他、それらの供給地域から外れた離島や、本島北部の一部地域では、村や地域などの独自の発電所などが電気を供給していた様です。 この牧港火力発電所ですが、米軍が基地内電力供給を目的に建設し、琉球電力公社が運営をしていたものだそうで、本来は米軍向けがメインで、その余剰電力を民間に回していた発電所だそうです。 牧港火力発電所でまかないきれない電力については、他に6機のディーゼル発電機、米軍の発電船ジャコナ号(Jacona)、インピーダンス号(Impedance)の2船がまかなっていたそうですが、需要が増えてくると追いつかなくなり、アメリカから発電列車を2両輸入して、那覇軍港で発電をしていたとの事。そして新しく、金武に火力発電所が作られる事になるそうです。 復帰後、日本政府及び沖縄県の出資する特殊法人、沖縄電力となりますが、1988年、株式を公開し完全な民間企業となりました。
★ジャコナ号(下記サイトの#81) http://www.hazegray.org/mysteries/oldmyst/ansgrp08.htm |