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養老 孟司 著/ISBN 4106100037
Amazon売り上げランキング1,488位
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言いたいことはよくわかる。ただ結局は戯言の部類だった。 これから購入を考えている方にはもう一度購入動機を確かめて欲しい。 本書は帯書きどおり、「話してもわからないものはわからない」ということが書かれており、 「どうすれば通じるのか?」について、解き明かされているわけではない。 本書は「話せば絶対わかりあえる」と考えている方、 また「なんで話してもわからないのだろう?」と悩んでいる方にオススメする。
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宮部 みゆき 著/ISBN 409379264X
Amazon売り上げランキング26,640位
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上下2巻の大冊で読み応えがあり、とにかくおもしろい。うまい。しかし、初期の宮部みゆきを愛読したものから見ると、どうも不満が残る。特に上巻まではイヤな気分。人間の醜さをここまで書かなくてもと思った。後半、宮部お得意の少年と老人のあたたかい触れ合いがあり救われるのだが・・・。初期の作品のあのさわやかな読後感がなつかしいと感じるのは私だけだろうか。
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宮部 みゆき 著/ISBN 409379264X
Amazon売り上げランキング26,640位
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各賞を総なめにした大作。 「これでもか」の書き込み、描き込み。これだけの複雑怪奇な世界を破綻無くまとめあげる宮部みゆき、恐るべし・・・
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宮部 みゆき 著/ISBN 4408534498
Amazon売り上げランキング36,080位
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著者は非常に雄弁で、背景や人物描写に手抜きをしないタイプらしく、どうしても長編化するようですね。 「理由」や「模倣犯」も手応えある大作長編でした。 しかし、本書のテーマ・内容ならもっとシンプルにして本を薄くして、本離れしている人達にも手が届きやすいようにしたほうが商業的には成功かも・・・。 さらに進んで、短編にまとめて、学校の教科書とかに使われれば教育的にも成功かも・・・。 内容は身近でうれしいが、話が短かければもっとうれしかったというダジャレ的評価で☆4つにしました。
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綿矢 りさ 著/ISBN 4309015700
Amazon売り上げランキング4,177位
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この本を手に取ったきっかけは、偉大な賞を受賞していたから。 でも、この本を読んで、思ったのは“え?”っていうことだけ。 話の書き方は、確かにひきつけられる。でも、話の終わりの頃になって、 “山場無いけどこのまま終わっていいの?”と、読んでいるこっちが不安になる。 実際、なんの山場もなく、話は終わる。 主人公の日々をつらねただけ。 なぜ賞をとったのかわからない。売るためにお金を払ってとったのだろうか。
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山田 真哉 著/ISBN 4334032915
Amazon売り上げランキング12位
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かなり早い段階でこの本のタイトルに惹かれて購入した私。 最初に「この本ではこういうことがわかるようになります」「ただしこういう注意もしてください」とあって、内容はそれ通りに(しかも笑える!)進んでいき、ちゃんとまとめもあるという、ビジネス書はこうあってほしい、というスタイルをとっていることに感動しました。 というのも、最近のタイトルが面白い本って、「タイトルと中味があってないじゃん!」「だまされた!」と裏切られた思いになることって多かったんです。 だからこの本を読んだときに、「すごい! これこそ本のアタリマエを守った本だ!」と思いました。 予想通りベストセラーになったようで、「やっぱりなあ」と思っていたら、どうやら最近は売れすぎのせいか的外れな批判も増えているようで…。 繰り上げ返済の効果の否定なんてどこにもないし。斜め読みで、ちゃんと読んでいない人が増えているのでしょうか? せっかくの良書なのに残念です。 本の内容にまったく触れないで、ただ意味のない暴言を吐くだけのものもあるようですし。 もしかしてライバル業者の妨害かなーとも思うのですが。 まあ、良書かゴミかは、実際にチラッとでも読んでみればすぐにわかることですから、いいんでしょうけど。 周りにも「この本を読んで、割り勘の支払い役になるようになった」「節約は万単位で考えるようになった」と実際に行動に移している人が多くて、驚きました。 あんまり、実際の行動に結びつく本って聞いたことないんですよね。 まあ、そういうことが良書の証なんではないでしょうか。
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中野 独人 著/ISBN 4104715018
Amazon売り上げランキング289位
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途中までは感動したが、何か違和感を感じる。 非常に良い流れで進んでいくが、 クライマックスでのやり取りでその流れが止まる。 冷静に読むと全体的に不自然。 たしかに匿名BBSに「真実」を求める方が間違いだろう。 掲示板の住人とのやり取りは「事実」だけど、「真実」はわからない。 でも、「感動したから嘘でもいいじゃないか」ではあまりに想像力がなさ過ぎる。
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宮部 みゆき 著/ISBN 4062127369
Amazon売り上げランキング1,576位
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正直言って、宮部みゆきはそれほど好きな作家さんではないのだが、 なぜか時代小説シリーズだけはマメにチェックしている。 前作「ぼんくら」の登場人物勢ぞろい。 読んで無くても充分楽しめるが、読んでる人には懐かしい名前がさらに楽しい。 前半は短編小説集?と思わせる構成で、各章の作品単独読みきりできてしまうのだが、後半各章がぐぐっと繋がっていく。 宮部みゆきの時代小説はやっぱりいい、と思わせる作品である。
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宮部 みゆき 著/ISBN 4062127377
Amazon売り上げランキング6,710位
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上巻のスピード感のある展開が後半になってだれてしまいました。ちょっと厚い1冊でも良かったのではと思ったのは私だけでしょうか? ぼんくらで人情家の同心平四郎、頭脳明晰、美少年の弓之介、愛想は悪いが面倒見のいいお徳さん、記憶力抜群で愛嬌のあるおでこ等々、登場人物には文句のつけようがありません。 次回作では、緊迫感のある展開とを期待します。
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市川 拓司 著/ISBN 409386117X
Amazon売り上げランキング1,025位
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~この本が賞賛されているわけはわかる気がします。『ほっとするような』お話だから。 忙しい現代人が忙しく生きていくために、忘れ去れていることを題材にしていると思うから。 でも、そのことと話がおもしろいのとは別で、私は『いい話だ』とは思ったけど『すばらしい話だ』とは思えませんでした。 活字中毒で、本を読みあさっている私にとっては、いろん~~な本の中のone of them にしかなり得ません。 しかし、普段読書をまったくしない人によっては読みやすくてそれなりに感じることもある、適切な本ではないか、と想像します。~
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リリー・フランキー 著/ISBN 4594049664
Amazon売り上げランキング11位
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著者が好きで購入。 いつもの様に独自でクールな目線から大事な人への暖かな感情を的確に描いていて、愛情の深さ大きさと失う辛さ悲しさがストレートにきます。 休日前に読破して良かった・・・、泣けて泣けて翌日は瞼が殴られたよう腫れていました。こんなに泣いたのは何年ぶりだろうと思った一冊です。
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桐野 夏生 著/ISBN 4620106909
Amazon売り上げランキング784位
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久々の桐野作品、500頁に成ろうかと思われる実に読みごたえの有る作品でした。内容事態は紆余曲折は有るが50代で夫を亡くした一人の女性が自分という存在を見つめ直し新たな希望をむねに生きていこうとする物語である。 ひょっとすると何処にでも有りそうな作品で、がっかりする方も居るかも知れませんが、とかく自分を見失いがちな現代において、この作品は、これから作中の敏子さんと同じ年代を経過しなければ成らない人々には貴重な道標に成るのかも知れないと思いながら読ませて頂きました。そういう意味で星五つとしました。老いは誰にでも訪れるもの、その時周りに左右される事無くより自分らしく生きたいものです。
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ダン・ブラウン 著/ISBN 4047914746
Amazon売り上げランキング498位
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My father brought this book from America and left it with my wife and I. Frankly, it's reputation had preceded it and I knew that I would never read such a popular book. I mean, my Grisham days were far behind me. The story itself is what you might expect in a fast-paced, made for hollywood type of book. I was never expecting much more. What I wasn't prepared for, and was pleasantly surprised by, however, was the research that went into this book. Much of the research delves into the story of the holy grail and the sacred feminine. Things perhaps which other readers had come across before, yet I had not. After reading this book, I was interested to learn more, which is always a sign of a good book in my view. Men especially should read this book and give many of the ideas some real thought about why our world has become such a male-dominated place.
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ダン・ブラウン 著/ISBN 4047914754
Amazon売り上げランキング293位
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My father brought this book from America and left it with my wife and I. Frankly, it's reputation had preceded it and I knew that I would never read such a popular book. I mean, my Grisham days were far behind me. The story itself is what you might expect in a fast-paced, made for hollywood type of book. I was never expecting much more. What I wasn't prepared for, and was pleasantly surprised by, however, was the research that went into this book. Much of the research delves into the story of the holy grail and the sacred feminine. Things perhaps which other readers had come across before, yet I had not. After reading this book, I was interested to learn more, which is always a sign of a good book in my view. Men especially should read this book and give many of the ideas some real thought about why our world has become such a male-dominated place.
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角田 光代 著/ISBN 4163235108
Amazon売り上げランキング241位
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私たちは,なぜ,年齢を重ねるのか? ということを,深く考えさせられる作品です。 細やかな表現によって,主人公たちの歩んで来た道を,自分のことのように感じ,考えます。 そして,これから先,生きていこうとする力を与えてくれます。 それは明確な答えではないかもしれないけれど,それぞれに見つけられれば,いいかな,と思います。
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横山 秀夫 著/ISBN 4062114399
Amazon売り上げランキング2,429位
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本書は警察官、検察官、新聞記者、裁判官、看守と逮捕後に刑務所へ送られるまでに出会う人たちからある秘密を守りぬく犯人を描くという警察小説なのだが、その視点は今までにないものである。 キーワードは「ベルトコンベアー」、悪く言えば「たらい回し」である。実際に読んでみて、後半は後者の感が強かった。謎解きをする人が代わる代わるバトンタッチしていくのだ、謎を解けないまま。苛立つ心を抑えることに苦労する。しかし、最後に謎が解けたときにはそんな気持ちも吹っ飛んでしまうのだが…。 犯人を見てきた各人は犯人の眼に、また権力の壁に謎を解くことを諦めさせられてしまう。随所に驚愕のラストへの布石が散りばめられているのだが、予想を遥かに超える内容であった。電車で読んでいた筆者は迂闊にも涙を溢れさせてしまった。ミステリーファン必読の書といえよう。
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東野 圭吾 著/ISBN 4087746682
Amazon売り上げランキング9,854位
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話の設定・展開・結末…全てが、白夜行に似ています。 本を読むにつれ、それら「似た部分」を敢えて作者が残したのではないかと思うようになりました。 白夜行は主人公を取り巻く人間の視線で描かれた作品でした。 幻夜は、主人公の視点で描かれてる部分が多いです。 その分、葛藤や追い詰められていく様が、まざまざと浮かび上がってきます。 狂気に取り付かれた人間が、どこまで狂うことが出来るのか? 緻密な構成と、切れ味の鋭い文章が作り上げる人間は、恐ろしい存在をもつ女です。 彼女の生き様は、生々しいニュースが溢れる現代を表しているようで、 吐き気がしました。 けれど、人それぞれ異なる感想を持つと思います。 あなたなりの感想を…。
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片山 恭一 著/ISBN 4093860726
Amazon売り上げランキング2,850位
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「セカチュー」と略され、ノルウェイの森を抜いて、小説史上売り上げ 第1位になった等話題になりすぎた本。 誰もが読んでいて、良い!と言うものを素直に「良い!」と いえなくなる気持ちもわかる。 そういうあれやこれやを取り除いても、ちゃんと良い本だ。 「村上春樹の子ども」と呼ばれる作家が世界中に誕生しているようで、 片山氏もその一人といわれるが、それは状況設定だけで文体や、思想は 「赤頭巾ちゃん気をつけて」の庄司薫の方が近いと思った。 大丈夫。読んで損はない。
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大平 光代 著/ISBN 4062100584
Amazon売り上げランキング34,908位
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私は現在、2児の父である。その私も、実はいじめらられる側であった。いじめについては、いじめられた経験がないと理解が難しいものだと思う。私は、大山さんのように一念発起をして頑張る意欲も今となってはないが、人の父として思うことは、わが子が今後成長していく過程で、できれば無難に成長してほしいと心から願っている。しかし、わが子の行動を観察していると、どうも、いじめられる側に回る可能性が高い。その際、親として何が出来るのか、どのような形での受け止め方が現実に出来るのかと自問したとき、親としての責任を痛感する。「子は親を選べない」のである。「子には責任はない」、正にそのとおりである。人は弱いものである。まして、若年層では特にである。周りの援助がいかに大切であるかは、言わずことがしである。著者は、遠回りをして現在に至っていると、あえて言わせていただくが、子育ての感覚を履き違えているとわが子が大変な状況になってもおかしくないと思えてならない。私は、この本を通して、いじめられている子の心情を改めて理解し、わが子との関わりを確認していかなくてはならないと感じました。
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村上 龍 著/ISBN 434400759X
Amazon売り上げランキング375位
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舞台は2011年福岡わずか9人のコマンドに福岡ドームを占領され、後続の500人の侵入も許してしまう。日本政府は九州を封鎖してしまう。恐怖と混乱に包まれる中ある若者たちが立ち向かう。 私は、村上龍氏の作品を読むのは初めてである。読み終わって感じたことは、 あまり読んだことのないような小説というべきだろうか。いま、会いにゆきますのように心がホットになる小説や、グッドラックのように簡単ながら現代の人に欠けている何かを考えさせる小説、千里眼シリーズのようにハッピーエンドで終わる小説などとは、一風変わった印象を受ける。なぜなら、立ち向かう若者達が何故立ち向かうのかなどが明確になっていないからだ。 世間から外れてしまった若者達が、福岡を占領されて怒って戦うわけでもなく、仲間を助けるために戦うわけでもない(テロを起こすことだけ考えてきた1人は例外) 深い理由を読者に問いかける村上龍氏の考えなのだろうか?私には答えがわからず、混沌とした印象を受けた。 精密な描写は他の作家にはみられないほど素晴らしかった。 思わず爆笑してしまった文章もあり、結構楽しめたので星5にしました。
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村上 龍 著/ISBN 4344007603
Amazon売り上げランキング331位
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結末に従ってどんどんとスピード感が増す小説だと思いました。特に、下巻400ページ目を過ぎたあたりから、何度かうっかり涙ぐみそうになりました。圧倒的な細部の描写は、1人1人の個人に、個々の先頭シーンに、迫力とリアリティを与えています。たとえ『悪人』だ、『敵』だと思っても、その人の人生の細部を知ればその死に、平静ではいられなくなる……そのことがよくわかりました。それから、作者と同年である私が経験してきた平和と安定が、たとえば北朝鮮という『外部』に対する見方をどうつくったのかということもわかりました。目を見開かさせる、『今どうしても必要な問題提起』であるとも思いました。
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宮部 みゆき 著/ISBN 404873444X
Amazon売り上げランキング17,502位
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運命を変えるため、主人公の亘は、幻界へと向った。 旅を続けるうちに、彼は自分自身と向き合っていく・・・。 その姿。その想い。そしてテーマはすばらしいと思う。 終盤では、自分自身と向き合って考えさせられるだろう。 自分は思わず共感し、感動もした。 しかしファンタスティック世界のクセのなさは少し気になるところだった。もう少し真新しさがあってもいいのではないかと。 文体から想像出来る光景は、どうしても世界観それ自体に興味を引かれるものではなかった。ファンタステックの世界に圧倒されなかったというか。 作者は主人公がRPG好きという設定を生かし、わざと突出した個性を宿らせず、やや既視感のある世界観にしあげたのかも知れないが、特にRPGファンでない自分には少し物足りなかった。 物語のキャラクターたちは魅力的で、全編通して読み終わった後には、気に入ったキャラが出来ると思う。 読後感もよく、主人公たちと幻界を旅した気分に浸れるよい作品だと思った。
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宮部 みゆき 著/ISBN 408747349X
Amazon売り上げランキング40,469位
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この作品の特徴は三つほどあるだろうと思う。一つは題材の取り方です。今回はネット上の擬似家族というものが俎上にのせられている。宮部みゆきは現代小説にその時々の社会的な問題になりそうな事象を良く描く。(快楽殺人、模倣犯……)今度もまたネット上の擬似関係が問題になるのかな。 ふたつめはこの作品自体が一つのゲームになっているということ。著者は自他ともに見とめる「ゲーマー」です。いつかは書くだろうと思っていたが、まさかこんな作品になろうとは。気分良く裏切られました。「R.P.G.」とはロール・プレイング・ゲームのことである。これはネタバレとは関係ありません。本の表紙にチャンと書いてあることです。しかし、そうはいっても、話の本質はアナログであるところに宮部の真骨頂があります。 みっつめ。この本が文庫書下ろしということです。私はこだわりがあって、小説の場合は単行本では読まないことにしています。ある程度、評価が定まるまで読むのを待つことで、無駄な読書をしなくてすむからです。でも新鮮なうちに読むというのもまたいいモノです。いい経験をさせてもらいました。まだ文庫になっていない、「クロスファイア」と「模倣犯」の刑事が共演しています。著者は意図していないかもしれないが、二つの本の宣伝にもなっています。しかし(ニヤリ)それでも私は「模倣犯」は文庫になるまで待つのである。
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宮部 みゆき 著/ISBN 4062124416
Amazon売り上げランキング7,580位
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作者は「イコ」が好きだった。 そしてアンソロジーを描いた。 愚昧な作家は脊髄反射的にゲームという名の俗物娯楽に関心を抱くものである。 「時の風化に耐える書物」を産み出す魂を持つ作家が、致命的に日本には不足している。 この女の本は、ただエクリチュールの技術を身に付けただけの本質的腐女子が、大衆に媚を売って自慰をしているだけの実に愚昧なものである。 願わくば、このような唾棄すべき痴愚作家に嘔吐するような魂を持つ者が、文学界から黙殺され、けれど後世から再評価され、時間に名を止めん事を・・・。
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酒井 順子 著/ISBN 4062121182
Amazon売り上げランキング4,304位
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自分のことを負け犬であると定義し、負け犬のつらさや状況を 書いているつもりなのでしょうが、私には自己讃美にしか思え ませんでした。 結局作者が言いたいのは私のような負け犬は頭が良くて、仕事 が出来て、美人で、センスが良くて、異性に持てて、性格も悪 くないということだったのかと思えます。 作者のように、自分に自信を持っている人はいいかもしれませ んが、それ以外の人はどうしたらいいのでしょうか?また、オ スの負け犬は性格が悪いか、顔が悪いかなど何らかの欠陥を持 っているといっているのも、何を根拠に言っているのかさっぱ り分かりませんでした。 何でここまで負け犬か勝ち犬かにこだわっているのでしょう。 すべてが既婚か未婚で決定するわけないのに・・。 全体的に作者の愚痴を、何の根拠もなしにつらつら書いただけ という感じだったので、もう少し統計を取るなど根拠も考えて ほしかったなーと思います。
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宮部 みゆき 著/ISBN 4101369232
Amazon売り上げランキング8,037位
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文句なく面白いですので、このレビューとか読んでる間に 買って読んだほうが時間の無駄にならなくていいです。 「損した!」と思う人はそうそういないかと思います。 私はこの話が宮部作品デビューでした。その後何冊か読んで、 「後になって振り返ってみれば」という感じの後日談を ストーリー進行中に頻繁に盛り込む手法は、他の作品でも けっこうみられることがだんだんわかってきました。 それらの宮部さんらしい進行を最も濃くしたものがこの 「ルポタージュ後日談」方式だった、と私は思っています。 通常の謎解きの過程が好きという方には多少違和感があるのかも しれませんが、私は非常に読みやすいと思いました。 あまり「犯人-警察」という軸は使わずに、事件を中心にして 木の枝のように広がる人間模様を細かに描いているので、 「いかにも推理物」という臭いがしません。ですから 推理・サスペンス系はあんまり好きじゃないという人にこそ お勧めしたいです。 ともかく、この作品のおかげで私の中に「宮部みゆきブーム」が 吹き荒れました。文句なくおすすめです。
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樋口 裕一 著/ISBN 4569635458
Amazon売り上げランキング14位
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こんなに多くのレビューがあるんなら先に見て参考にしてから購入すれば良かったと後悔しました。 本屋でなんとなく衝動買いしましたが、内容的にはとりたてて読むほどでも。ちょっと題名大げさ過ぎると思います。買ったこちらも悪いけど、これ読んだだけではきっと何も話し方変わらないでしょうね。
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宮部 みゆき 著/ISBN 4404032579
Amazon売り上げランキング98位
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わたしは、宮部みゆきの時代劇が好きだ。反対に現代を舞台にした物語はあまりに心に食い込んでくるのでなかなか読めないでいる。切なすぎるのだ。 おそらく、ひとのこころを直接に感じなくて済むのが嬉しいのだ。だからといってリアリティがないと言うわけではありません。 時代考証にこだわりぬいて、マニアックな輝きを放つようなタイプの作品ではないが、宮部先生の感じさせるひとのリアリティを随所で感じる。それは、日常に根ざした会話であったり、お金に関すること(つまり当時の人の感じるリアルなものへのこだわり)であったり、人情であったり。 そういうものを描かれるからには、敢えて時代物をやる意義がわかるし、いたずらに新作を著作リストに並べていくだけのルーティンワークでないということがわかる。 真実の江戸時代ではないかもしれないが、宮部みゆきの見た江戸時代を感じることができる一作。
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東野 圭吾 著/ISBN 4022579684
Amazon売り上げランキング1,291位
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不良少年達に蹂躙され、死体となって発見された娘の復讐をするため、一人を殺害し、もう一人を追って行方をくらませた父親。 犯罪被害者による、加害者への復讐・報復というテーマは、私が読んだ少ない書の中でも宮部みゆき『クロスファイア』『スナーク狩り』などがあり、比較的多いテーマだと思う。報復を狙う者の葛藤、その報復者を追う側の葛藤、そして、第三者ともいうべき世論・・・といった部分。また、ストーリーの締め方も「お約束」であり、同時にそれ以外を示しにくいテーマでもある。そういう部分で、残念ながら目新しさは感じることが出来なかった。 むしろこの作品で注目したいのは、加害者の仲間であった誠の存在。仲間として悪行を働いていると同時に嫌悪を感じ、それでも、仲間からの報復を恐れるあまり、決別もできないところに生じる葛藤。身勝手さは間違い無いのだが、彼の描写に対してリアリティを強く感じた。 長峰、誠、織部、鮎村、そして・・・。様々な「彼」が登場するわけだが、「彼」らの行動をどう見るかは、帯の通りに「読者次第」なのだろう。
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横山 秀夫 著/ISBN 4022500417
Amazon売り上げランキング480位
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読んで、あ、失敗した!金、損した!と久しぶりに思った本でした。 そもそも、この物語の設定に阪神大震災の設定が必要なのか、新潟地震ではどうしてダメなのか? また、チャプター(シーン変わり)毎に表記されている時刻に、対物語にどんな効果があるのか。 この二点だけでも、作家と担当編集者は恥ずかしくも雑な仕事をしていると自省すべきでしょう。 この作家の本を何冊か読んで、だんだん分かってきましたが、横山秀夫 は長編が苦手なんですね。 そして、女性も書けない。 だからいつも同じ素材を、違う角度で書くことしかできない。 ある警察幹部の失踪、それに始まる警察内部の縄張り争い……この本に書かれたことは、すべてこの作家の過去の著作に散見されるものばかりで何の新鮮さもありませんでした。 警察小説の旗手みたいな言い方をされていますが、その力量、内容の浅さは、高村薫のマークスの山と比べれば一目瞭然。 今回はできの悪い半落ち、または1960年代、高度成長期に流行ったサラリーマン小説みたいな内容ですが、人の好みは様々ですから、それでも読みたいという方はどうぞご自由に。 ちなみに、頭から30ページ、そして最後の30ページを立ち読みしてみるといいですよ。 え、またかよ、ってことばかり書いてあるから。
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宮部 みゆき 著/ISBN 4048734431
Amazon売り上げランキング21,680位
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離婚のトラブルを子供の目で観察すると、両親がこんな風に映るんだと唸ってしまう文章が多々ありました。子供の気持ちをわかってくれているような大人も始末に悪いし、自分の一息つける場所を模索している主人公が、ある不思議な世界に足を踏み入れ冒険の旅に出る、この急展開が醍醐味を感じます。ゲームが好きな宮部さんという作品ですね。 RPGのお約束、期待と使命に燃えて主人公が果敢にモンスターを倒しながら目的を達成していくというストーリーなのですが、現実世界は大人のドロドロとした離婚話に否応なく巻き込まれていく、脆弱で小心ものの小学生。630Pあるんで、結構な量なんですけど、読むのは楽な感じです。
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