| 言葉だけで説明することって、ほんと難しいです。文章を書いて何回も読み直しますが、
その都度色々な表現方法が頭に浮んでどれが一番良いのか悩んでしまいます。
第二回 リラックス・ライディング
1. いつもリラックスして走っていますか?
リラックスして乗るため、バイクを扱いやすく動かせるように調整しましょう。 自分のライディングポジションに合わせて、ブレーキレバー、クラッチレバー、
シフトペダル、ブレーキペダルの位置を上下に調整し、フィットする位置に合わせます。また、パイプハンドルの場合は、前後に動かせますので自分の体格にフィットする位置に合わせます。
それでもフィットしない場合は、ハンドルそのものを交換するのも手段の一つです。
2. 身体の一部だけが疲れませんか?
ポジションが合わないと疲れてきます。でも、それだけでしょうか? どこか身体の一部に極端な力が入っていませんか?緊張していませんか? 必要以上に力が入っていませんか?ライディングポジションの基本は、下半身ホールド&上体リラックスが基本です。とはいっても、バイクの種類、身長、手足の長さなどの
関係上、同じような乗車姿勢で乗ることはできません。 そこで、どこにどのくらいの力が必要か確認する方法があります。まずスタンドを立て、普段乗っている姿勢で跨り、両手も普段通りにハンドルに添えてください。
ニーグリップをするときは、カカトの内側とくるぶしでバイクを挟みます。そーすると、 内モモ、膝、ふくらはぎ、くるぶし、カカトの内側でバイクをホールドできます。
これがニーグリップの基本です。 で、そのまま上体をぐぐーっと前傾させハンドルから両手を離します。 するとどうでしょう?腹筋と背筋で上体を支えなければなりませんよね。それだけでは
なく、内モモ、膝、カカトにも、これを支えるために自然と下半身全体でバイクを 挟むようになります。この姿勢は、レーサーレプリカなどを操作する時必要な力です。
ここから上体をいつも乗っているポジションまで戻すと、その力が自分のバイクを操作 するときに必要な腹筋、背筋、下半身の力なのです。 なぜ上体をリラックスさせる必要があるのかといいますと、上体がカチコチになって
腕が突っ張っていると、デリケートな操作が要求されるスロットルやブレ―キング、 コーナーリングが上手くできなくなるからです。特にコーナーリングのときは、
バイクを倒していくと同時にステアリングがイン側に切れて曲がって行く動きを 阻害してしまい、上手く曲がれなくなってしまうからです。 しかしながら、ブレ―キングではある程度腕を突っ張る必要があります。
でも、いつもこのバイクを操作する姿勢では疲れますよね。 なので「必要なときに必要なだけの力を使います」となるのです。
3. 必要なときに必要なだけの力をつかいます。
ずーっと腹筋や背筋、下半身でバイクをホールドするのは、とっても大変です。 高速や空いた郊外を走行するときは腕で上体を支えて乗ってもよいですが、
凸凹を通過したり、コーナーリングに入るときには、腕の力をフッと抜いて 下半身、腹筋背筋で上体を支えるスタイルに切り替えましょう。 常に身体が緊張が過ぎると疲れるだけです。
4. 神経ではなく、頭を使いましょう。
ライディングにおいて、「視線」はとても重要です。とくに一般道路を走行するときは 何がおきるか、何が落ちているかわかりません。神経を集中させ見る事も大切ですが、
集中し過ぎると疲れてしまいます。見るだけではなく、ちょっとだけ頭を使いませんか? 今、バイクを操作している状況下で、これから先に起こり得ることを数多く予想します。
予想することにより、咄嗟の反応が早くなるのと同時に、神経負担の軽減もできるのです。 この続きは、「イメージ・トレーニング」にて。
次回は「第3回 自分が行きたいところを見る」の予定ですが、その前に番外として 「マシンコトロールとリヤブレーキ」をお届けしようかなぁと考えています。
2003-05-19
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