私からは、市民サービスにかかわる視点で、大きく2つの内容に分けて、ご質問をさせていただきます。
 水道緊急センターは、職員が行っていた宿日直を平成3年11月から外部に委託し、電話受付は財団法人札幌市水道サービス協会(サービス協会)が行っているものの、現地の対応については札幌市管工事業協同組合(札管協)が出勤する体制で、別々に業務を受託し、水道施設の緊急事故対応や給水装置の故障時における現地調査など、夜間や休日を含む24時間365目、応急借景を行う体制を取っております。
 過去5年間の対応実績件数は、1ケ月当たり約100件余りであると伺いまして、予想以上に多いと感じております。
私は水道緊急センターの業務は、電話受付から応急措置まで スピーディにかつ、効果的に対応を行う必要が、あるわけであります。

そこで、一点目の質問ですが、電話応対と応急処置の業務を、別々な組織に委託している現状にあって、今後も委託先を分離していくお考えなのか、お伺いいたします。
続きまして2つ目は、安定した収納を確保する観点からクレジットカードによる収納について、お伺いいたします。
 平成18年度の水道経営プランにおいては、平成21年度までの中期財政収支見通しでは、収益的収入が減少傾向にあると予測されております。
 このような状況下、水道事業の安定的な維持、市民二ーズに応えるためには、水道料金の徴収に係わる経費の削減や収納率を上げる事により安定した収入の確保が不可欠であると考えます。
 しかしながら、収納効率の高い口座振替制は、口座振替目の任意選択制の導入などを実施し、72%の口座普及率を確保しておりますが、全国的にはなお低い状況にあると伺っております。低い理由としては、他都市と比較し、市外からの転出入が多いという札幌の特殊性が考えられますが、私は、本市の口座普及率は限界に達しているのではないかと推察しております。
 そこで、安定的な収入の確保を図るためには、市民ニーズを踏まえた、新たな方策の検討が必要ではないかと思っております。
 その方策ですが、電気・ガス事業者のほか、国立病院等の医療機関にも普及し、利用が拡犬しているクレジットカードによる収納が、安定的な収入の確保につながるのではないかと考えているところであります。
しかしながら水道料金へ導入するためには、地方自治法の改正が必要であり、今国会に開法の改正案が提出されたと聞いております。
 そこで、2点目としてご質問いたしますが、他の公共料金、特に電気やガス事業者における、クレジットカードによる収納の導入状況についてお聞きいたします。
 また、北海道における状況についても、併せてお伺いいたします。
 

【再質問】
 水道緊急センターの業務について、再質問をさせていただきます。

現在、この業務はサービス協会と札管協の2者で運営されている訳でありますが、先はどの答弁で水道局としては、事務の効率化などにおいても効果的な業務形態として、委託先を1本化する考えがあるとの回答でありました。
サービス協会は本市の出資団体でありますが札幌市では昨年の9月16日に 「札幌市出資団体改革プラン」を公表し、民間事業者等他の担い手による事業実施の可能性を含め、積極的に改革に取組むこととしております。
 また水道緊急センターの業務は、水道に関する専門的知識、信用性や継続性など、事業者としての資質が問われてくるものと考えております。
 一方、市民といたしましては、屋内の給水管から水が漏れるなどの故障が発生した場合にあっては、応急措置だけではなく、完全修理も併せて依頼できることが望まれております。
 そこで、1点目の質問ですが、受託者は様々な条件を具備する必要が要求されると思われますが、具体的な委託先はどのようになるのか、また応急措置の内容が変更になるのかを、お尋ねします。

(再々質問)                    
 次に、クレジットカードによる収納についてですが、北海道においては、導入事例がないとのことですが、平成14年の関西電力の導入以降、クレジットカードによる収納が、電気、ガスなどの公共料金にこれほどまで普及拡大している状況は、事業者間の競争もあるのでしょうが、利用者ニーズにかなった収納方法であるからこそ、導入が進んでいるものと考えるところです。
 クレジットカードの最大の利点として、分割払いの機能がありますが、この機能を使うことによって、現在、2か月に一度の請求となっている水道料金を、毎月払いとすることができ、月々の負担の軽減や各種支払いとあわせた計画的な支払いが可能となり、利用者にとって、鏝大のメ
リットになるものと考える次第であります。
 さらに、各種支払いを一枚のカードに集約して管理するワンカード化やポイント還元などの付加価値もあることから、利用者にとっての利便性も高まるものと考えられます。 
 また、水道局からすればクレジットカードによる収納は、請求に対する未納の発生がなく、その後の督促や滞納整理に係る経費が不要となり、収納率の向上や徴収経費の削減が期待でき、従来の口座振替制度と合わせて、安定した収納の確保につながるものと考える次第であります。
 そこで質問ですが、今国会に提出された地方自治法の改正案は、いつ頃施行になるのか見通しをお聞かせ願います。また、法施行後においては、利用者にとってメリットのあるクレジット収納を、水道料金に導入すべきではないかと考えますが、この点について併せて、お尋ねいたします。

【要望】
 ただ今のご答弁から、水道緊急センターの業務につきましては、緊急的な電話受付から現地の応急推薦までは、同一事業者により一元的に管理されるとのことから、市民にとっては、より迅速な対応が効果的に行われるものと期待をしております。
 一方、クレジットカードによる水道料金の収納につきましては、安定した収納の確保という観点から、お聞きしてまいりましたが市民サービスの観点からも全国に先駆けて導入して頂くよう要望をいたします。
 さて、水道局では組織のスリム化か図られ、団塊の世代の退職者も2・3年後にはピークを迎えるものと思いますが、最近では職員が現場で直接バルブを操作することや、洗管作業の実務をするなどの機会が少なくなってきていると伺っております。 しかしながら、水道独特の洗管作業等の現場作業については、今後も誰かがやらなければならない水道技術であると考えます。
 業務の外部委託化に当たっては、今まで培ってきた知識や経験などを確実かつ、速やかに継承される体制の確立が最も重要であると考えており、これらの水道技術こそが緊急時の初期対応においても役立つものと思うのであります。
 水道は市民生活に欠かすことのできない重要なライフラインであり、私達ヽ市民といたしましてはヽ札幌水道の技術が確実に継承されまして、今後においても、より安全で安定した給水が堅持されますよう要望いたしまして、私からの質問を終わります