日本船舶通信ビル
昭和25年(1950)
初めて見たときからずっと、戦前の建築だろうと思っていたらなんと戦後の建築だったのですね。
古典意匠の銀行が全盛だったのは言うまでも無く昭和初期ですが、太平洋戦争を挟んでいるわけで、
もうこの頃には古典主義の建築なんて廃れていると思ったのになあ。オーダーの装飾がなんか愛らしいです。
福岡シティ銀行門司支店
昭和26年(1951)
こちらも戦後の建築です。柱はぺったりしていますが、どっしりと重厚な雰囲気で古典主義の名残が伺えます。
特に角部の曲線が力強いなあと思いました。角地を占める建物のデザインとしては、上手い設計だと思いました。
この風格ならしっかり財産を守ってくれるような気がしますね(笑)。銀行って建物の見た目が本当に大事ですな。
旧門司税関
明治45年(1912)  設計・妻木頼黄、咲寿栄一
門司港の税関として建てられ、役目を終えてからは長らく放置されていたそうですが、内部を喫茶店などに改装して、
残すことにしたそうです。妻木さんの作品は全国に数えるほどしか残っていないので、保存が講じられて嬉しいです。
ファサードは竣工当時の姿のまま綺麗になっていますが、内部は全く別物で新しいです。
国際友好記念図書館
平成6年(1994)   設計・日本設計
中国・大連に現存する「東清鉄道船舶事務所」のレプリカ建築で、内部は図書館として使われています。
北九州市と大連の、友好都市締結15周年を記念して造られたそうです。門司の雰囲気にすっかり溶け込んでいました。
残念ながら僕が訪問したときは休館でしたが(いっつも休館日にあたるなあ)中国の書籍が収蔵されているそうです。

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